ライスボウル改革に関して(6・終)

まず以下に展開される発言は
「ライスボウルは現行のままであるべきだ」ではなく
「今回の決定とそれを歓迎する思考プロセスがクソである」
ということを言いたいのであって、結論が「社会人対学生でなくなる」であってもその本質が「天と地ほど違う」事を理解してお読み戴きたい。

今回の議論はつまり

  1. ライスボウルとは1月3日に開催される日本協会主催のボウルゲームという「主催者がチームを招待して行うイベント」である。
  2. このボウルゲームは、たまたま国内成年男子のトップカテゴリであった「学生」と「社会人」の「それぞれが認定する年間王者」を招待するエクストラゲーム(平たく言って「おまけ」扱い)である。
  3. 年間王者同士の戦いだから「日本選手権」だよね、と安易に冠を付けた。
  4. この結果、社会人は「トーナメントの最終通達点」としてライスボウルを設定しているけれど、特に関西学生は「甲子園が最終目標で、ライスは社会人に付き合ったオマケみたいなもの。無くても関係ない」というスタンスをテコでも変えなかった。
  5. 学生側では未だに「日本選手権」という形式に統一して望めていない(関西とその他で温度差が鮮明である)。同様に「普及」に対する考え方も(関西とそれ以外で顕著に)違いがあり統一感がない。

という実に不幸な前提のまま2.だけをいじろうとしているからなんとも据わりが悪い話になっている。この場合3.の明確な再定義が発生しない限りいつまでたっても国内に於けるアメフトの認知は広がらないだろうし、逆に衰退する方向に流れるだろうと思う。

従って単純に社会人の決勝を1月3日に「ライスボウル」としてやることは出来ない(単純に社会人の決勝は社会人協会の主催試合だからである。ラグビーの場合は大原則として「社学対戦」を実施する中で「日本代表強化の為のスケジュール調整の都合上」シーズンの前後スライドが起き、双方同意の上で「日本選手権」への学生の出場を中断している。よって新リーグ移行後はどうなるかは不明だが、トップリーグと日本選手権(=社会人プレーオフ)は主催が異なるし試合数がアメフトとは違い過ぎる)。

もしラグビーと同じようにするなら

  • X1リーグは12~16チームで、シーズン8試合/チーム以上の対戦が必要である。(試合間隔が今の隔週を維持出来ると思うなという話になる)
  • 社会人王座はリーグ戦1位である。
  • リーグ戦終了後に上位半数によるトーナメントを「日本選手権」として日本協会主催・社会人協会主管で実施する。
  • オープン参加枠は設けるが、日本協会参加のリーグ戦運営競技団体が推挙したチームによる予選トーナメント2試合以上を勝ち抜いたチーム最大2チームのみに与えられる(ちなみに推挙条件は「当該リーグ優勝チーム」に限定し、予選本戦期間内に他の試合への出場は認めない)。
  • 日本選手権の決勝を「ライスボウル」に招待する。

という運営で、学生側の制限である「期末試験期間」には一切配慮しないし、また学齢にも配慮しない(通常期末考査終了で学齢は1上がる。つまり4回生は5回生となり原則出場できなくなる。春の甲子園などに準拠)前提で活動することになる。
重要なのは「このスケジュールをこなすには、予備日程を入れても3週2試合以上の(日本においては)ハイペース」で実施する事と、「雪が降ろうが超低温だろうがアメリカNFLプレーオフなみに過酷な環境でも」試合する事になる。
また、この為にはチームスポンサーが資金潤沢(ぶっちゃけJ1資金下位と同等の年間予算をキープ出来る事-だいたい3~5億/年くらい-)である事と、社会人学生供に試合出場登録メンバーを国際試合と同数(42~45、スタッフもコーチ+フィールドスタッフ20以内うち医療・トレーナー専門で3名以上必須)にしないといけない、等現行より不利になる事を受け入れないといけないのである。

だが、残念な事にこんな踏み込んだ改革は出来ないだろう。それは時間が少なすぎるからだ。そんな結論が出るなら、もっと時間がかかっていて不思議はないし、そういうリークだって見えている筈だ。
でもそれは期待しない。出来る筈がないからだ。

なので、この議論がもっと向上心のあるもので進んで欲しかった事を強く念じてこの項を閉じたいと思う。

ライスボウル改革に関して(5)

まず以下に展開される発言は
「ライスボウルは現行のままであるべきだ」ではなく
「今回の決定とそれを歓迎する思考プロセスがクソである」
ということを言いたいのであって、結論が「社会人対学生でなくなる」であってもその本質が「天と地ほど違う」事を理解してお読み戴きたい。

さらに宜しくない老害ファンの言動について触れておく。
おおよそにおいて彼らの脳内は「ライスボウル開始以前」あるいは「東京ドーム開催以前」で思考停止しているので、現代において全く意味を持たず、はっきりいって「競技人気が衰退しているのに、提示される意見が30年前への回帰」というのは、どうしたものかというより「お前らがポックリ逝った後どれだけ新しくファンが流入してくるんだよ」という疑問しか湧いて出ないのである。

90年代を転換期として「サークルイベントとして定番のスポーツ観戦」「ゼミでのイベントとしての定番のスポーツ観戦」というブナかは途絶えて久しい。実は六大学野球なんかはもっと早い段階で人気が衰えたが、かのラグビー対抗戦の早明戦も、90年代後半からガクンと人気が落ちた。
一つには「個の時代」の蔓延(集団行動を忌避する流れ)がこの頃から発生しだした事、就活においての楯の繋がりが無くなってきた事(前半はバブル期における「就労形態の多様性」、後半はバブル崩壊による就労支援削減。さらにITバブルによるベンチャーブームが拍車をかけている)など、対人関係の変化と狭小化が発生している事。
そしてもう一つは「1つのブームは10年を超えられない」という現実である。つまり「10年前に始まったブームはその世代のもの、10年後にブームを担った世代が卒業した後、新しい世代は前の世代の価値観を否定して新しい価値観に乗り換える」という価値観の変容プロセスそのものである。
よく考えてみて欲しい。16歳高校1年生のころに流行ったものに対して10年後26歳になってまで興味を維持出来るだろか?ミドルティーンが結婚適齢期むになるんだぜ。当然卒業しちゃうでしょ。
じゃあ自分たちが16歳の頃、26歳の人たちが熱狂していたものに夢中になれただろうか? かなりの割合で「古くさい」という事で忌避してきただろう。

その事を踏まえて考えて見て欲しい。

  • かつてのように東西オールスターにすればいい
  • 社会人なんて企業に特化して強化しているセミプロ・ノンプロなんだから
  • もともと社会人が強化すれば学生が勝てなくなるのはわかりきっていたんだからやらないのが正解だった

2つ目なんていつの話だっつうの。実業団スポーツそのものに「新規参入」する企業なんて限られている。現時点で一番多いのは「企業チームが撤退するのに伴いチームを引き受ける」であって、それも結構「地元に還元したい」という意識のもので、ゼロから立ち上げるケースは皆無。現状社会人チームに多いのは「クラブチームとして選手スタッフが集まり、そこに企業がスポンサーとして支援する」ケースで、この場合選手がチームorスポンサーとプロ契約するか契約社員として登録するパターンだ。つまりいつでも撤退できる体制って事(この間のDeNA陸上部がこの典型例。東京五輪までスポンサーになったが駅伝で思った効果が出ずに個人競技に切り替えた挙げ句2020年で完了。このパターンが多い)。またクラブチーム化しても元企業がスポンサーに廻らないが為に行き詰まるケース(パナソニックのバスケ部はBリーグ化せずスポンサーにもならず、で解散)というご姿勢である。社会人アメフトでも「シフトの融通」はあっても「勤務時間内の練習」なんて今はないし、それなりの選手は引退後同期との出世格差に悩んで退社すると聞いている。それを、一体いつの話してるんだか馬鹿じゃない?
3つ目も馬鹿な話で、というのも「統一団体がない」「ルールが統一されていない」「全国大会が存在しない」スポーツなんて、その当時からアメフトくらいだったし、その状態で助成金が出るとは思えないし、もっと言えば「アメリカン・カジュアル」の一端としてブームになっただけの競技の人気が維持出来ると思っているのだろうか?
プロセス上必要な大会である事、プロセス上この結果になるのは当然の帰結である事、そして「思った以上に社会人のチームが地域的に広がってなかった事(故に福岡サンズは維持しなくてはいけない団体である)」計算外を含めても、日本のアメフトの発展には欠かせない存在だったのである。

さらに呆れるのが「東西学生オールスターとして昔の形式に戻す」である。
カレッジボウル終盤を思い出して欲しい。
オールスターの場合、出場選手に怪我をさせてはいけないという前提から花相撲的な扱いになる。結果「ファンが喜ぶ組合わせ」は出来ても「一見さんが見てのめり込むきっかけ」にはならないのである。
これはJリーグのオールスター戦が無くなった事、プロ野球の交流戦が始まってからオールスターの人気が激減したこと、NFLのプロボウルが廃止議論にずっと晒されている事など、複数の事例が存在している。
平たく言ってしまえば「クリープを入れない珈琲みたいなもの、誰が見たいか」なのである。
ファンが想像するファンのためのイベントってのは、大抵ファンだけがはしゃぐのよ。それを見て外野は辟易して遠巻きにして近寄らなくなるのよ。

再三方々で取り上げているけど、確かガンダム25周年の時かな? BS1で劇場版一挙放送した時に富野監督のインタビューがあって、あの人は貪欲だから「アニメ映画でブームを起こすことが最終目的」と言った際だ。NHKの高山アナが「え、でもガンダムでもの凄いブームになったじゃないですか」と返した時の富野監督の言葉が忘れられない。
呆れたように「ふっ」と笑って「だから、あれはファンが騒いだだけなの」「見てごらんよ『マトリックス』を。一般のなんでもない人たちがみんな見にいくじゃない。ああいうのがブームっていうの」
他の所で富野監督は「ファンが騒いでいるだけではいずれ衰退する」と言っている(オタク批判として)。
それと掛け合わせたらわかりそうなものだろう。オールスターに普及活動への未来がない、という事を。

もし新しいファンを獲得してなら、自分たちの好きな物が認められたいと願うなら、インサイドに向いた思想ではダメなのだ。いやもっと言うと「内側の人の都合の良い想像で描き出した妄想上の外部の人」を相手にしてはいけないのである。

そこがダメダメな議論となっている事に気付かないのである(そりゃSNSで100くいいねは付くだろうけど、所詮その程度で終わる話だ)。む

ライスボウル改革に関して(2)

まず以下に展開される発言は
「ライスボウルは現行のままであるべきだ」ではなく
「今回の決定とそれを歓迎する思考プロセスがクソである」
ということを言いたいのであって、結論が「社会人対学生でなくなる」であってもその本質が「天と地ほど違う」事を理解してお読み戴きたい。

今回の報道でよーーく判った事がある。これははっきり言って絶望的な事だ。

日本のアメフト化関係者にとって「日本選手権」という肩書きは電信柱の張り紙広告程度の重みしかない価値だった、という事である。

つまりライスボウルに「日本選手権」の名を冠しているのは他競技団体とは程遠く、単に「国内で最も規模の大きい2つの団体のトップチームが試合をするのだから」という程度のものだった訳である。

※そもそもアメフトには全国を統括する団体が無く、ライスボウルを運営するために日本協会と日本学生協会が設立されたという経緯がある。普及のために必要なルールの統一や医療基準といった部分が東西大学連盟という個別団体がそれぞれに行ってきた為に、こと関西学連の独自思考は相当に頑なな物がある。

だいたいにおいて日本選手権とは、その競技を日本国内で統轄する団体の、成人カテゴリーの頂点を決める試合の事を示すのだ。従ってサッカーやバスケットの天皇杯・皇后杯、格闘系の全日本選手権は国体で言う「成人A」「成人B」を包括している。
この原点は戦前からの「中等教育満了(6年生中学校修了を示す)してからは一般社会人」という実態の中で「競技に専念できなくなる年齢が大学卒業後3年(大学院修士終了までと同等)というモラトリアム期間」を捉えると同等の実力だったわけである。
※現時点でも大卒前提の競技というのはアメフトぐらい。ラグビーが進学率の関係でだいぶ変化したが、新日鉄釜石の7連覇の当時は高卒がメインだった。

故に他の競技の場合、日本選手権という看板は限りなく重い。これを上回る認知度を得ている競技は数少なく、陸上の駅伝(関東の一強化試合である箱根駅伝が、国際的には全く見向きもされない競技の1ローカル競技会が、商業的に全国中継されることによっての認知度が上がった程度である)くらいなのだ。
残念な事に、こうやって昭和40年代までに日本選手権がブランド化されたからこそ、綱引きだろうとカバディだろうと「全日本選手権」が成立しているのだ。

翻ってアメフトはどうだ。たかたがか半年・6回くらいの会合で簡単にひっくり返るアイデンティティの無さは何だ。
(ワーキンググループの方々がどれほど苦労されたか、はさておくとしても、その後のあり方まで議論が済むにはあまりにも「軽い」としか言いようがない)
つまり価値が根付かなかったのである。

この結果が響いてくるのは10年後だ。すなわち「日本選手権王者の看板が得られないとなった時、この金喰いスポーツに投資してくれる大学がどれだけ残ってくれるのか」という至極当然の問題である。
ラクビーはいい。高校で都道府県大会が開催出来るだけのチーム数があり、結果として進路としてのネームバリューは維持出来る。その上で実業団に就職チャンネルが維持出来るきっかけでもあり、投資する事で大学のブランド強化が計れる。
ところが実業団は実質三社+4公務員団体、ほとんどが就職支援無のクラブチーム、高校もごく限られた数しか無く大半が付属系列校で割りこむ余地も無し……なんか投資するメリットあります?
実際篠竹さん最晩年の日大はそんな感じで箱根とラクビーに投資したでしょ(学内派閥闘争みたいなもんだったのか、今は以前ほどそっちに投資していない)。法政も一時期ラグビーにフォーカスしていたし。
結果としてあの時以上の投資減少が発生すると思っている。その上で現在計画がある箱根駅伝のオープン化が実施されれば、まず間違いなくアメフトから陸上に乗り換える学校が地方でも出てくるだろう。

現時点ではそこまで学生側が深慮していとは到底思えない。そこまで考えていたらこんなネガティブキャンペーン許しては居ないからだ(関西学連内にWG作ってちゃんとした提言を上げる筈。ただ嫌々言うだけでは済まない)。

續々・チケット狂想曲参

11/21のX1のチケット、確かに人気カードではあるけれど、はっきり言って「ふ ざ け る な」だった。
午前0時待機ログインした時点で「残席少数」なのは仕方ないにしても(ミリ秒差で負けたと言う事)、座席選択でいい席選択出来て会計情報(カード情報)入力して「次へ」クリック(この間1分半くらい)したら503エラー(混雑によるシステム処理不能)で、リロードした際に入力情報キャンセルされて、一からやりなおし。

以降、0時40分まで一度も空席表示されず(一度は選択した途端に「最新の状態を読み込みなおして下さい」で以降空席なし。リロードの結果残席少数が出て「おまかせ」でアタックしても「席が確保されませんでした」)。
 

この予約システムの仕様で「明確なキャンセルでない場合、入力時未確定の座席は15分間ロックされてから開放される」なんだけど、入力に手間取っての15分タイムアウトとシステムエラーの果てに「完売扱い」から15分待ちになるのとでは、はじかれた人の気持ちは全く違うわな。
※それともコンビニ決済の方が早く処理できるのだろうか?
 
これって所謂即売会・物販系で「事前待機禁止、開場と同時に早いモノ順」で販売して、会計か引き渡しでパニックが発生して暴動寸前になったから「はいじゃあリセットで」と言われて屈強なガードマン(ジャンルのこともイベント界隈のことも全く関知しないタイプ-まあイベントに忖度しないという意味では正解な人選だわな-)が力任せに最初の順番無視して再配置した結果横入りされた人に取られた、のと一緒でしょうに。
 
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結局中央最前列が奇跡的に取れたんだけど、やっぱり「あり得ない」と思うよこれ。
やはりシーズンチケット購入者に優先抽選さすべきだったんじゃないのかな。
ってか、正直ジャニタレとかAKBとか坂道のチケ争奪してるんじゃないんだから、こんな所でダウンすんなって話でしょう。

実家の話

一応目処がついたので。

8月末から母が時折「腰が抜けた」状態になって、身動き取れずに固まる事が発生しまして。
8月末の時は姉が「いつも電話があるのに来ない」という事で夜10時頃に連絡があってあわててすっ飛んでいったら「庭から上がる段差が上がれない」という状態。
9月の連休初日に今度は台所で腰砕け。
結果連休明けに訪問看護師の説得で緊急搬送され、主要因が「右足の傷から雑菌が入った事による炎症」だと判明。
その週末、父が転倒して額を切って血が止まらない状態(まあプロレスの流血と同じで浅い傷でも血が出る奴)。所が父会社に行きたがらずかつ2階に上がりたがらず(後で判ったけど階段を降りていて踏み外したらしい)、結果としてショートステイを利用することに。
※この関係で介護保険の等級を変えたり大変でした。
結果として母が22日に退院しましたが、父の生活環境を整えるのに時間がかかるのでショートステイ先を変更する事になりました。
で。22日にケアマネ・包括支援センター・訪問看護などを集めて今後の方針を決めまして。
場合によっては実家同居も覚悟していたのですがそれだけは回避となりました。
父はどの部屋にするかで母が一人ぐずってしまい纏まらず、2週間程度はステイすることになりました。
ただ、ステイ先での上げ膳据え膳が気に入ってしまい「もうここに居るしかない」とのたまったのでそこをどうするかかが悩みの種です。

お陰で色々心労が重なりましたが、どうにかアメフト観戦には耐えられそうです。

GoToキャンペーン

ぶっちゃけ、平時の景気低迷時期なら効果あるんだろうけど、この時期に強行する意味は全くなくて、どちらかと言えば日観連とか地域観光協会加盟店舗に月100万~1000万(事業規模による)を給付した方がいいのである。

①まず旅行会社を経由したものとしなかったもので対象金額が違うからどうこうという話
ぶっちゃけ「旅行会社の旅行クーポンで決済した場合」は、ホテルや土産物店には仕入原価満額が旅行業者から支払われる。公共交通機関は定められた気長膜を支払うのでGoToで旅行会社が儲かる事はない。
※ちなみに街の旅行会社の殆どは大手から卸売りなので、彼らは大手からのキックバックしか入らない。
クーポン券は金券と同等。
②大手旅行会社を使ってクーポン処理した方がいい理由
申請処理の事務を施設では無く一括で処理する事務処理の枠組みが存在する為、施設側の負担が減る。確実に、事務の負担が減る。
※この枠組みは既に地域商品券の処理を受託している経験が生かせる。
さらに現地払いの場合、施設側から代理店にキックバックが発生するので、今回については凄い面倒くさい。
③団体旅行での若者と高齢者の除外、がえっらい難しい理由
基本、JRでは団体を「15人以上が一定の区間をまとまって移動する時」と規定されている。だがそんなものが単一団体で頻繁に行えるわけが無い。
その為に鉄道・バス・飛行機共に「募集型団体旅行」を設定する。つまり「15人以上の座席をキープしてそこにバラで申し込んだ人を当てはめていく」という方法である。この場合、「最低催行人数」という奴が採算限界点である。
※最低催行人数が小さい場合、それは募集型では無くホテルの客室のみ買い上げのツアーである。
これに家族で参加した場合、適齢の両親(だいたい35~55くらいか)たけが対象になるが、そこを切り分けて扱うなんて客に負担かかかるは処理が大変だわ(多分入金時にGoTo助成金は値引きで登録する事になるが、個人ごとに分けて処理するのでオペレーターが死ぬ。さらに精算審査部門が死ぬ)。
④東京発着を厳密に管理できない
例えば、くぼたさんは東京都稲城市民ですが、一駅隣の若葉台駅およびそこから最寄りの黒川駅は神奈川県相模原市で、横浜線で移動して橋本駅から乗った場合すぐに神奈川県相模原市ですわ。
また、くぼたさんの実家が東京都東久留米市ですが、実家から200メートルも移動すれば埼玉県新座市(バスが東久留米駅・清瀬駅と和光市駅に向かって出ている)で、もうどこだか判りません(ちなみに出身中学校の私立東中は体育館だけが埼玉県新座市にある。道一本隔てただけ)。
これ、統制出来ますかね。
いやさ羽田からディズニーランド行くのも東京通過してるでしょ。これを避けるには茨城空港と成田空港使うしかない訳です。
東海道新幹線で来たら東京を一切かすめずに鉄道移動は出来ない訳で、どうせいっちゅうんねん。

こんな面倒くさい説明しないといけないことが国交省が判らないはずが無い。国交省は官邸からごり押しされて突っ走らなくちゃいげなくて無理矢理ひねり出した案に違いない。
それを大臣が責任逃れして言っちゃダメだって。

過去データの部分復旧について

2019年に過去データを飛ばしてしまってから、随時保管しようと思いつつ眼底出血だどうだこうだとありました関係で遅れてしまいましたが、

2017年3月頭のバックアップがありましたので、そちらを復活させました。

ただし、まあそれも過去何度か飛ばした末の物なので、ご愛敬という事でご容赦くださいませ。

新型コロナ対策に対する私見

どうも報道で不満を感じてしまうのだが。
いったいこの病原帰任に観戦すると、どんな症状になるというのだろうか?

武漢で死者が出たとか治療法がないとかいうのは初期の報道であったんだけど、そこから先が全くないので、じゃあどすればいいのかとかそういう事がさっぱり判らない。

もっというと、日本国内では老人ばかりが死亡例なのだが(老人:60歳以降)、体力の無い人が死ぬというなら幼児の死亡率はどれくらいなのか。
そういう情報が殆ど無い。
いやさ一番大切なのは「感染者数に対する発症率」なんだよね。でもこれ、母数が不鮮明だからさっぱり判らないわけですよ。

だから「危機がある」と「それほどでもない」派がぐちゃぐちゃになる。

実際問題、都市部の学校がクラスター化しても被害は少ないように気がする(老人との接触機会が少ないので感染後の被害が大きくないから)し、結論的に「初期治療で体力があるなら甚大化しない」という節もある訳で、この流れで行けば「それでもない」派の方が正論めいて見える。

無論、完全を喫したいなら「危機がある」派の意見の方が正当なんだよ。でもそこまで完璧である必要、ある?

これは国民皆保険(実際には国保に加入してない人は対象外らしいが、その率があまりにも低いという意味)である日本のセイフティネット能力が高い事を考えると、非皆保険であるアメリカや中国と同列の対策である必要は無いと思うのね、

その上で言うけど、ここまで政府が自粛を要請したなら、政治家は報酬を出し合って救済基金作って中小飲食店に給付すべきだし、政府は非給与所得者に対して一律月額7~8万の給付を実施すべきだし。そういった事に全く配慮がないのは政治家の大半が「世襲か徒弟制の政治屋家業」だからなんだろうと思うのでありますよ。

まあもうここまで来たら、全て新型コロナのせいですませけばいいんじゃない?

 

本日は自宅観戦です

すいません。左目がまだ本調子ではなく、横浜スタジアムの傾斜のきつい部分を上り下りする自信がありません(遠近感が狂っているので、降りるときに転びそうで怖い)。

ただ、それでは面白くないので、ライブ配信見ながらいつものように試合観戦メモとります。

退院しました

結局、白内障の手術と網膜にへばりついた膜をひっぺがし、はがれかけた網膜をレーザーで固定した上で定着化させる為にガスで圧迫させる手術を1.5時間くらいで終わらせ、そこから一日の殆どをうつぶせで過ごしました(ガスの浮力で眼底に網膜を押しつけるため)。
入院当日に喉が軽く腫れていたもんで、軽い風邪だったんでしょう、肩こりと寝汗に苦しみました。
苦しんだと言えば、同室。
最初の4日間は合併症持ちのじーさんが、看護師にかやかやうるさい。※結局土曜日の夜に移動した。
ついで土曜の晩に緊急入院できた未成年。こいつがどうしようもない。
会話の端々からすると
・元も関西の出らしい
・ランウェイ系のモデルと自称している
・扁桃腺が腫れて呼吸できなくなり自力で入院。
・そんなもんだから箸もコップもないのだが(今、箸と茶飲みコップは自弁)、それを知らずに看護師に駄々をこねる
・食事の間隔が速いとこぼす(通常8時前、12時前、18時前)
・面会者が面会時刻を過ぎても帰らず、消灯時刻になって退出を促されても居残り、11時くらいにつまみ出されるが、写ルンですでストロボ炊きまくり。
・彼女も面会に来たが、彼女と事務所関係者が病室でスマホガチャガチャやりすぎ(テレビもイヤホン付けて見てくれと言われているのに打話)。
・食事についてこぼしていたが、実際の所消灯後とか極事後とか間食取り過ぎなだけだった。
・自己との都合で29日に退院させろと周囲がやかましすぎ。
・医者の悪口平気でいい過ぎ。
一応面会者が騒いだ翌朝である月曜日の朝に看護師にクレーム入れたけど、面会に来た母親がそれを子供に注意した痕跡もなく。別の白内障の患者さんもこのままなら部屋変わって欲しいと訴えた程だった。
どんな仕事か知らないが、扁桃腺やって呼吸苦しくなるような自己管理の出来てない奴で、社会常識が無い仲間で、しかも事務所の管理者が筋通してない訳だから、お里が知れるってもんだ。
ああイライラした入院だった。

ちなみこ視力は回復していません。徐々に戻っているけれど、未だ左目はダメですね。1日6回の目薬点眼が必須です。