久しく触れていなかったので実感
「タイトル考えずにサクッと投稿出来るタイプのSNSは、書くときの敷居が低い」
どういう事かと言うと、SNSでもミクシィやはてなは投稿にタイトル付ける事が多い訳ですが、結構これ頭を悩ませるんですよ。
書こうとしていることに対してタイトル付けるの、結構かったるいです。
そこを省略できるFacebook/Instagram やX(Twitter)は思考時間のロスがないのね。
これは以外だったわ
久しく触れていなかったので実感
「タイトル考えずにサクッと投稿出来るタイプのSNSは、書くときの敷居が低い」
どういう事かと言うと、SNSでもミクシィやはてなは投稿にタイトル付ける事が多い訳ですが、結構これ頭を悩ませるんですよ。
書こうとしていることに対してタイトル付けるの、結構かったるいです。
そこを省略できるFacebook/Instagram やX(Twitter)は思考時間のロスがないのね。
これは以外だったわ
いやすみません。
父の三回忌と納骨を終えた+相続手続き(納税部分)が連休の頃に終わって、すっかりの腑抜けになってました。
一応パールボウルは準決勝と決勝。Jrパールは決勝を見ているのですが、完全に腑抜けて書くの忘れました。
秋のスケジュールは関東学生の発表を待って掲載します。
ちょっと前に発表になった話で、結構袋だたきになった奴ね。
具体的には
なお外国籍規定については、従前の通り(国内学校を卒業していても外国籍は外国籍。旧登録規定の国内学校卒を国内選手として登録出来る期間内の登録は、2025年まで猶予)。
冷静に言ってこれは、一番的確な表現とするなら護送船団方式ですわな。
つまり今回の編成変更(別途ふれている)において、明らかに「特定古参チームの切り捨て」を目論んだ上で、X2からX1エリアに引き上げたチームへの負担軽減を狙ったものと思われる。
つまりX1Ariaの上位と下位の実力差がこれ以上広がらないようにしつつ、X1エリアとSuperの間の実力差が広がらないように(※もともと8チームが適正規模だったのを無理矢理12チームにしちゃった都合で、Super入替参加規模とエリア上位の差が出来ないようにする)調整するのが目的だろうと。
これは日本の実態景気に即している話で(GDPだの輸出入終始だの株価だのでは無く、一般市民規模で競技に対する支出が可能かどうかの話)、まず外国籍(かつ海外学校出身)の選手に対する支払いが為替レートの都合で下位チームに不利になる(社員契約にするにしても2018年比で3割増)点、ついでクラブチームがプロ契約する際のチーム体力の問題などがあるのね。
これをもって「リーグ環境が収縮する」とか言うのは早計だし、素直に言って「プロを目指す学生がいなくなる」とか頓珍漢な発言もなんだかな、という気がする
まずね。クラブチームで「満足にシーズン完走できた選手で登録がMAXだったチーム」って、富士通・パナソニック・IBMだけですわ。※コンスタントに出ていない場合を除外します。それに23年は外国籍枠3人に抑えたチームが多かったのよ。
特に元々怪我がちだった選手が登録してややこしいことになったりビザの関係で試合に出られないなんてのはここ10年ずっと続いている(下手したら悪徳エージェントにカモられていたのかも知れないし、善意が裏目に出たかも知れないし、いやさチームの脇が甘いだけかも知れない)話だ。
だったらいっそのこと「在日外国人とか国内在学外国籍とかを登録する方に舵を切ってもいいよね、元々外国籍登録ってそういう目的で制定されたんだから」って話になっても不思議ではない。
プロ契約については上限額が下げられた上に枠が1つ削られたと言う話があるけれど、これって単にサラリーキャップなだけで。抜け道としてインセンティブ上限は規制対象ではない訳だ。
でもよく考えて見てね。
会社の仕事をしないで関係ないスポーツで年1000万持って行かれる訳でしょ。しかも、自社の広告としてたいして訳だって無い人。
それってさ。社長の愛人が秘書登録で年1000万持っていて週1回も出社しない状態と何ら変わらないでしょ。
自分の勤め先がそんなんで、自分の給与上がらないのに、ってなるじゃん普通。
※ちなみに税引き前額面(賞与はインセンティブ契約部分と見做した場合、月額83万)
一般企業の入社4年目から数年間、そんな金額貰えるなんて夢のような話なんだよね。
一般中規模企業(ここで言うのは資本金ので示す中小企業ではなく、経営規模としてトップ500社の下くらいの意味)でさえ、50代で月額50万行けば良い方。関連子会社なら月額35万行くかどうか(いずれも税込み)だからね。
つまり、それでも夢ないのかい? って気がする訳だ。
新入社員としてまは同期の3割増しでスタートしたとして、ほんの数年で基本給でマックス同期の8割増しくらいになる収入だよね。
しかも秋シーズンに限定して見れば夏合宿から実質5ヶ月(プレーオフ1回戦負けの場合)で新卒1年目の年収(だいたい賞与込み400万と)貰ってたら、残りの期間バイトでも派遣でもいいから稼げば、年収なんて600万行くよね。今の時代に年収600万なんてそうそういないよ。
それがアマスポーツにおけめるプロ契約って事なんよね。しかもチームスポーツでは。
つまり「なんちゃってプロ」=「スポンサー企業の契約社員で金銭が自由に設定できる状態の選手」として登録出来る現状において、根本的にプロ契約する意義って何なんだという話がすっぽり抜けているから外野と運営で距離が出来ちゃうのね。
個人的には、Xリーグ関係者の中でも意見が割れているように思うのね。
そしてその関係者(特にチーム運営・チーム主催・チームOB)の中では「ホリデープレーヤーで日本一を目指す」という一種2000年代まであった表層的アマチュアリズムこそ真理としている層が大多数で、本来その枠を受け持つべき実業団(元々製造系の実業団が少ないというもあるんだけど)が存在しないから、プロ化とか海外選手とかそういう事に拒否感が出ているのだと思う。
それを全て切り捨てるとなると、リーグ自体をプロ化してホリデープレーヤーを切り捨てるしかないんだけど、正直リーグのプロ化って失敗すると全部共倒れで、構想とか考えた時に相当経営コンサルとか銀行関係とかが相当叩いてもんで収益プロセスに道筋付けないと駄目という話で、現在のアメフト文化圏では到底無理。
だから護送船団方式にするしかんないのよ。
そこ、判ってない人が多すぎるのよ界隈。
日 | 曜日 | 会場 | 時間 | カード | 対戦チーム | 予定 |
5/3 | 金・祝 | 海老名運動公園陸上 | 13:00 | PB | 富士フイルム海老名×IBM① | △ |
5/4 | 土 | 富士通ST川崎 | 13:00 | PB | 富士通×東京ガス② | × |
5/5 | 日 | 富士通ST川崎 | 11:00 | PB | ノジマ相模原×オール三菱③ | × |
第一カッター | 13:00 | PB | オービック×シルバースター④ | |||
5/11 | 土 | 胎内 | 14:00 | Jr.PB | 胎内×ブルザイズ⑤ | × |
富士通ST川崎 | 13:30 | Jr.PB | 警視庁×BULLS⑥ | × | ||
5/12 | 日 | 富士通ST川崎 | 13:30 | Jr.PB | 電通×三菱商事⑦ | △ |
16:30 | Jr.PB | パイレーツ×ブルーサンダース⑧ | ||||
5/25 | 土 | 富士通ST川崎 | 13:30 | PB | ②の勝者×①の勝者⑨ | △ |
16:30 | PB | ②の敗者×①の敗者 | ||||
5/26 | 日 | 富士通ST川崎 | 10:30 | PB | ③の敗者×④の敗者 | △ |
13:30 | PB | ③の勝者×④の勝者⑩ | ||||
6/1 | 土 | 富士通ST川崎 | 13:30 | Jr.PB | ⑤の勝者×⑥の勝者⑪ | △ |
16:30 | Jr.PB | ⑤の敗者×⑥の敗者 | ||||
6/2 | 日 | 富士通ST川崎 | 13:30 | Jr.PB | ⑦の勝者×⑧の勝者⑫ | △ |
16:30 | Jr.PB | ⑦の敗者×⑧の敗者 | ||||
王子スタジアム | 14:00 | 神戸 | パナソニック×富士通 | △ | ||
6/16 | 日 | 富士通ST川崎 | 10:30 | Jr.PB | ⑪の勝者×⑫の勝者 | ○ |
13:30 | PB | ⑨の勝者×⑩⑧の勝者 |
※学生対社会人(4/28富士フィルム×東大や尼崎ボウル)は除く
今年は5/5に父の納骨式兼三回忌、その後母が実家のメンテナンスと言い張るので5/10にピックアップする関係もあり、5/4と5/5はパス、5/11と5/12は母の調子を確認しつつ、になります。
また、原則隔週で実家で土日を過ごす関係で、5/25・26と6/1・2はどちらかになります。
昨年ちらっと触れたのですが、母が家の中で転倒したあおりで(10/8観戦記で触れた)し、本人は打撲と主張してぐたぐだしていたら、週明けの月曜日に訪問看護の方から緊急搬送の指示が出まして。
結果圧迫骨折してました。
その翌週退院した時に体力不足で家に上がれず無理して這いずって、せっかく安定していた腰を悪化させてしまい(後にケアマネと担当保健師に嫌味言われました)再入院するハメに。
それが12月中旬に退院したんですが、ケアマネから
「ヘルパーの手配がつかない土日は家族で面倒見て下さい」
と言われてしまいました。
それで、原則毎週末(時々隔週)という事態になっています。
だもんで、あんまりこっち更新出来てません。
そんな関係もあるのですが、この5月の連休に、母の怪我で出来なかった3回忌をする事に為しましたので、パールボウルの1週目はお休み、Jr1週目も恐らくお休みします。
※現在日程調整中
また秋はX1Superのみになると思います(ヘルパーさんが隔週土曜日入ってくれるため)。
この2件についてネガティブな意見が幾つかあった。
まあよく考えて貰えば、シルバースターがアサヒビールにスポンサードして貰うようになったのはNFAが現行システム(実業団+東西社会人から東西ブロック)へ変更されるタイミング。
アサヒ飲料がスポンサーになったのはXリーグ体制になった年。
どちらも一世代(30年近く)終えているのである。
そして、どちらのチームもスポンサー企業出自では無いんだわ。
そういうチームにおいてスポンサーって10年単位で換わるモノだよ(サッカーの胸スポンサー見てみれば判る)。
その中でこれだけ長い期間、チームが自力でアピールする事無く(チームとして地域貢献などを、最近までほとんどしていない)支え続けたし、協会に社員として金銭的にも協力してくれてきた事にただただ感謝である。
※コロナ禍より少し前からやたらと両チーム地域活動を打ち出していたので、まあこうなるとは思っていた。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
日本選抜 | JP | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 |
IVYリーグ選抜 | IV | 0 | 3 | 0 | 2 | 2 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | JP | 5:00 | #4グラント29Yard Run | #5納所Kick |
1 | JP | 15:00 | #5納所51Yard FG | |
2 | IV | 4:41 | #97ケネディー26Yard FG | |
4 | IV | 0:11 | Safty(キャリアがエンドゾーン内でデッド) |
日本選抜 | IVY選抜 | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 13(9-4-0) | 17(9-6-0) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 36-146-1 | 42-174-0 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 22-12-1-122-0 | 28-15-1-106-0 |
Total(ATT-Yard) | 58-268 | 70-280 |
反則(Att-Yard) | 6-42 | 5-50 |
Punt(Att-Yard) | 6-261 | 7-279 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 6-0-14 | 1-1-0 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 2-0-41-0 | 2-0-12-0 |
Fumble(Att-Lost) | 0-0 | 2-1 |
攻撃時間 | 25分28秒 | 34分23秒 |
いや凄い結果なんです。凄い事なんです。
なんですけど……
手放しでは喜べないというか……
1つには1Q入ってすぐにゲームクロックのミスに対する対応(2秒戻す、が出来なくてかなり漠然と指試合が止まってしまった)事でなあーーーーーーーーんとなく間延びしちゃって。
その上で、外国人ばかり活躍してという意見はちょーーーーーっと置いておく。
気になったのは「層の薄さ」ね。
正直QBとして見たら荒木は羽判断が遅くてパサーとしては疑問符が付く(※パナのOLが強い上に相手守備が決して超強力では無いのでプレッシャーがかかった場面が少ない)。つまり政本と高木の次が育っていない。
WRも宜本に集中している(若手のブレナンあたりが目立つのは後半)し。
攻撃も時間的に2Qと3Qはほとんど機能していない(2Q4分半3Q2分半)ということから見ても、つまり高攻撃は「相手の気持ちが切れたトラプルに乗じて先制した1Q」だけだったと言って過言では無い。
いや2年後は惨敗するよ本当に。
それを堪えたのは守備ですよ。今回サマジーがMVP取ったし攻撃では宜本が目立ったけど、実際はDLの奮闘と、後半相手機動力に馴染んでRPOやブーツ系のプレーに果敢にプレッシャーをかけにいったLBの奮闘とか、そっちの方が魅力的だったですよはい。
逆に言うと、サマジー無双させてしまった日本選抜の攻撃バックフィールドはもっと発憤せんといかんのよ。
そういう試合でした。
その他運営についての苦言は昨年同様別途。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
富士通フロンティアーズ | FF | 7 | 3 | 0 | 6 | 16 |
パナソニック・インパルス | PI | 0 | 7 | 3 | 0 | 10 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | FF | 7:18 | #2ニクソン5Yard Run | #5納所Kick |
2 | PI | 5:12 | #42立川1Yard Run | #16佐伯Kick |
2 | FF | 12:03 | #5納所47Yard FG× | |
2 | FF | 14:57 | #5納所34Yard FG | |
3 | PI | 11:19 | #16佐伯36Yard FG | |
4 | FF | 0:53 | #4グラント→#11木村21Yard Pass | #5納所Kick |
富士通 | パナソニック | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 24(8-15-1) | 14(7-7-0) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 38-87-1 | 32-141-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 38-23-1-254-1 | 22-11-0-150-0 |
Total(ATT-Yard) | 76-341 | 54-291 |
反則(Att-Yard) | 4-20 | 3-25 |
Punt(Att-Yard) | 4-157 | 4-214 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 2-0-23 | 3-0-8 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 2-0-37-0 | 1-0-17-0 |
Fumble(Att-Lost) | 1-0 | 1-1 |
攻撃時間 | 35分47秒 | 24分13秒 |
ポール・ラッシュ杯 富士通#4サマジー・グラント
※観客動員20.202人 ただしハーフタイムショーの影響も多少はあるかも。
試合は、パナソニックのリターンで始まる。これをしっかり止めた富士通が返しのドライブであっさり先制した。そう、すっごくあっさり先制した。
ぶっちゃけここでかなり気楽になって見ていたのだが、2Qあたりからパナソニックの守備が色々仕掛けてきた。誰か1枚ブリッツを入れる事でプレッシャーをかける方に切り替えたのである。
これ、ゲインしているけれど手数がかかりすぎている。
逆にパナソニック攻撃は#12荒木を先発させるがどうも載らない。インターセプトから得たチャンスでTDを取るも、どうしてもドライブが出来ない。
※スタッツを見ると3rdコンバージョン成功率がパナソニックが低すぎる。
そういう意味で「いつ繰り出すのか」と思っていたパスプロドローは3Qに繰り出して、これは止められないという焦りを感じていたが、なんか同点においついてから出さなくなったんよね。
※NTが神山から宮川に変わった事が影響しているのか、数プレーで辞めてしまった。
逆に4Q 5:24の追い上げている時の敵陣7Yardでの4Thギャンブル、あれはどうだったのかという疑念が残る。
もしあれがFGだったとしたら、残り9分有るので3点差。結構富士通にはプレッシャーになったのではないかと思う。あれはそれだけ大事な局面だったんだが、富士通のハイプレスに敗れたという感じだった。
それにしても……X(旧Twitter)ひどいな
・でたらめな発言:特に「いままで横方向だったのに」とかいうデタラメ発言。国内の試合では横方向(エンドゾーンが3塁←→1塁方向)だった事は一度も無い。適当言うな。
・バックネット裏に行ったらカメラ櫓とボードが邪魔だったという発言。そもそもrtv入ってからそこは縦方向の櫓入っているし、前年も~というならそんな所座る方がおかしいし(縦方向に観たい人なのかと思ったがどうも違うっぽうし)、自由席とかありもしない券種言うし。
・富士通勝って面白くないとか言う。じゃあ学生は関学勝って面白くないと言え。そういう所だそ。
他にも結構デタラメな発言、誤解を招く発言が特に今年はひどかった。気がついたら訂正コメント入れまくって「まるでコミュニティノートみたい」とか揶揄された。
俺が突っ込むより先にみんなちゃんと突っ込んでくれ。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
富士通フロンティアーズ | FF | 10 | 0 | 7 | 7 | 24 |
オービック・シーガルズ | OS | 7 | 0 | 3 | 7 | 17 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | OS | 4:27 | #17クルカ→#5西村(有) 10Yard Pass | #96高坂Kick |
1 | FF | 7:34 | #4グラント1Yard Run | #5納所Kick |
1 | FF | 12:54 | #5納所41Yard FG | |
2 | OS | 10:50 | #96高坂44Yard FG×(Block) | |
3 | OS | 10:18 | #96高坂50Yard FG | |
3 | FF | 13:38 | #18高木→#4グラント6Yard Pass | #5納所Kick |
4 | OS | 8:21 | #29李6Yard Run | #96高坂kick |
4 | FF | 12:43 | #2ニクソン16Yar Run | #5納所Kick |
富士通 | オービック | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 12(5-5-2) | 18(5-13-0) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 22-106-2 | 24-98-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 23-19-0-180-1 | 40-30-0-260-1 |
Total(ATT-Yard) | 45-286 | 64-358 |
反則(Att-Yard) | 5-25 | 2-30 |
Punt(Att-Yard) | 5-219 | 3-124 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 2-0-8 | 3-0-17 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 4-0-43-0 | 5-0-116-0 |
Fumble(Att-Lost) | 1-0 | 1-0 |
攻撃時間 | 26分12秒 | 33分48秒 |
ぶっちゃけ、富士通ファンとしては「負ける気がしなかった」というのが本音。
それはどこで感じたかというと、2Q3:49の4th1Yard、Ball on 9Yard のスニーク失敗の時点である。
いやぶっちゃけあそこはFGで良かったのよ。どうしても攻めたければQBスニーク2発ではなく、七斗か李のブラストにすべきだったのよ。
つまりかなり「切羽詰まった感じ」になっていた訳。
次のFG失敗(ブロック)にしても、一つ前に攻めきれなかった事で中央が押し込まれる事が見えてしまった感も出ていた訳で、この2つの得点機会損失が、試合の趨勢を決めてしまったと言って過言では無い。
というのも、守備の方はまずニクソンをかなり抑えていた。
……スタッツで100Yard越えてたけど、実際には「あれ、止められている」という印象が強い(ビックゲインが1回だけで、16回キャリーしてこの値は彼らしくない)。これは特に外側のプレーが押し込まれていたという事に起因してる。
最終盤に思い切ってインサイドを突いて力業に出てTD取ったとは言え、かなり苦戦していたのは事実なのである。
さらにパスカバー。グラントに7回も、という印象があるかも知れないけれど、本来目立つ筈の柴田や小梶がこの記録である。かなりタイトなカバーをしていたし、かなり四苦八苦していた印象が強い。
その上で攻撃のスタッツも良い値を出している。今季は李がスロットにセットすることが多いけれどそれは七斗が素晴らしいからであり、ショートパスの脅威として李を生かす選択をしたからだ。この試合では思った程キャッチ出来てないが、その代わり有斗とジャマールがそうとう目立っていた。
これは決して負けていないしむしろ本来はもっとゾクゾクと富士通ファンの背筋に脅威を感じさせる無いようであったと言って良い。
だがしかし、だ。
やはり2Qの攻撃の判断ミスが、そうさせなかった。
そしてなんと言っても「得点に至るプレーの、プレー数対獲得距離の比率で、手間取っている感じが強い」というのもある。
だから、これは「社会人とクラブの差」とかそういう話では無い。明らかに戦略ミスなのである。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
胎内ディアーズ | TD | 7 | 10 | 0 | 0 | 17 |
オール三菱ライオンズ | ML | 7 | 14 | 7 | 3 | 31 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | ML | 2:37 | #5ギブス→#89長岡14Yard Pass | #8木村Kick |
1 | TD | 7:37 | #24川村7Yard Run | #14青木Kick |
2 | ML | 1:34 | #25中野1Yard Run | #8木村Kick |
2 | TD | 4:49 | #9加藤→#88樋之本5Yard Pass | #14青木Kick |
2 | TD | 9:17 | #14青木22Yard FG | |
2 | ML | 11:36 | #5ギブス→#7土屋7Yard Pass | #8木村Kick |
3 | ML | 4:11 | #5ギブス→#84奥瀬40Yard Pass | #8木村Kick |
4 | ML | 1:25 | #8木村25Yard FG |
ディアーズ | オール三菱 | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 14(9-5-0) | 18(2-16-0) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 23-157-1 | 25-80-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 27-12-3-158-1 | 28-20-2-316-3 |
Total(ATT-Yard) | 50-315 | 53-396 |
反則(Att-Yard) | 5-20 | 7-53 |
Punt(Att-Yard) | 3-109 | 4-138 |
PuntRet(Att-FC-Yarrd) | 3-0-41 | 2-0-13 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 6-0-116-0 | 4-0-81-0 |
Fumble(Att-Lost) | 1-1 | 0-0 |
攻撃時間 | 21分25秒 | 26分35秒 |
いやなんというかその。
今季のディアーズを象徴する試合だったなあと。
スタッツ的にそんなに差が無いんだけど、インターセプトもファンブルロストも地味に響く内容で、後半に相手がアジャストしてしまうと打つ手がなくなるのも大きいし。
何より記録のあるレシーバーにエース級の名前が無い(つまりは怪我などで層が薄い)から、現在の台所事情では厳しい試合だったのだろう。
逆にオール三菱はよく堪えた。何に堪えたのかというと、じれったさに対してである。
実際の所、前半はギブスのキープを多用したけれど、相手が食いついてくれると2Qから徐々にキープしなくなる。だが相手もしっかり食らいついてくるという中で、無理をしたくなるじれったさがあったにもかかわらず、自重した。
決して無謀な事はしなかったのが勝因だろう。
ただ、現状のデプスではかなり来季は厳しいので、何らかの対策を-特にOLの層の厚さをなんとかしないと厳しい-講じないといけないだろう。
ディアーズは、もうこれはフットボール・スタミナの問題。1試合通じて肉体的精神的かつ知略的に相手を圧倒する力が備わらないと駄目だろう。厳しいなあ。