メンテナンスの結果、年末年始もサーバは稼働します。

考えてみれば、8月末にサーバ再構築した時に、グラボ追加とかしたから、その時に徹底して掃除したんですよね。

まー、毎年年末の掃除の時に必ずどれか1台壊れるので、サーバとメイン環境が動いたので何より。
……一番問題な「CATV録画ごにょこにょ用」が無事なことを切に願いますが。

というわけで、年末年始は今年もノンストップです。

サーバ停止のお知らせ

年末の大掃除の都合で、28日の深夜でサーバを停止します。

今回、FreeBSD9.1が予定より半年以上遅れてのリリースであり(FTPのタイムスタンプ見ると、12/11には日本のサーバ各所には入っているようですが、いまのところリリースアナウンスがありません)、そのへんの安定性の問題とか使い勝手レポートとかがあがるまではバージョン上げないつもりでいます。
同時に、今回はPC-BSD9.1でやってみようと考えているので、その為のテストも実施したいと思っています。
※もし上手くいけば、PHP+Postgresqlの開発環境サーバとしてテストマシンを走らせようかな。

気がつけば16周年ですが

一番最初が「一太郎のおまけで入っていたホームページ・ビルダーで何となく作ってみて、ただスペースもらっていたからアップしてみました」だったんだよねえ(2010年12月に、14周年で記事があります)。
途中、掲示板荒らされるは、JustNetが身売りする時にドメインサービスの対応メッチャクチャ遅かったわ、光回線に変えた時に(今のプロバイダですが)固定IP貰ったもんだから、つい自宅サーバ作ってみたは、DBすっとばすは……
リストラされるは。

考えてみりゃ、旧『ラウンジ忘れな草』の2~3年目ってのが一番華だったよねえ。
あの頃に比べたら、今のやる気のなさたるや(苦笑 観戦記の当日アップなんて夢のまた夢になりつつある現状)。

まあ、ここはそんなにメジャーなところじゃなくていいんです。
前にもどこかで書いたけど、「自チームLoveな人たちが集まっているところがワンサと盛り上がっているところで、「ふ、ふんっだ、何だその自チーム贔屓って。こーゆー劇辛意見もあるっつう、そーゆーのも見とけおめえら」的な、意固地なじーさん的なサイトがあったっていいやん」というのが基本なんで、メインストリームに出る必要は無いのです。

あと、15年は続けたいなあ。と、最近は思っております。以前は50歳で潮時かな、と思ったんですけど、どーせ気ままな独身貴族だしね。

ちなみに、リストラを連呼してますけど、そこに関わる経緯は、次職が決まって、そっちで定年(あるいは自らの意思でさそこから巣立つ時)を迎えるまで、公の場では語ることはいたしません。
それは、記録に残ると言うこともあるけれど、やはりそういうことを赤裸々にぶつけちゃう人を次職の人が見たらどう思うだろうか、という事を考えたのと、一応解雇じゃ無くて希望退職として割り増し手当を暮れた前職に対する義理立てもあのますからね。

生存証明としての情報発信

実は、先週アタマに、幼なじみの弟が、突然死したそうです。
幼なじみ(小学校と中学校が一緒:ちなみに男性だからね。最近の萌えアニメとか萌えライトノベルの影響で、幼なじみ=異性とかいう図式が出来てる気配があるので、そこは注意せにゃいかんがな!)はもともと鍼灸系の大学に進み、しばらく関西にいたけれど、卒業してしばらくして東京に戻ってきて、その直後くらいに父親を亡くし、長男である彼が母親の面倒を見るために母親と共に実家のある南九州に戻ったんだな。
で、その家は弟が一人で守っていた(結婚しなかったそうだ。結局、三人きょうだいで結婚したのは長男だけ、それも晩婚)のだけれど、非常にまじめな人なのに連絡も無く出勤してこないのは不自然だ、ということで職場の人が警察立ち会いのもとで家に入ると、布団の中で息を引き取っていたそうです。

でね。
今、リストラされてフリー、じゃないですか。
親が心配して毎日スカイプしてくれてますけど(逆に親に何かあったらスカイプが数日途切れる訳で、実家の異常事態はそこで判る)、それじゃあ他の形は、どうよ、と思ってしまうのです。
ここだって毎日書いている訳じゃないし。
かといってツイッターみたいのは「そのときの衝動とか勢いで暴走してしまう」可能性もあるので自己嫌悪のループに入るのは絶対嫌だからやりたくないし。

そうなると、どうやって生存証明したらいいか、ということになるのですわ。

そこで、思いついたのがFaceBook。Nifty-Serve同窓会用に入っていたので、これで何か情報発信するか、と思った訳です。

で、日々更新出来るもの限定として「非破壊自炊進捗」を書き込むことにしました。
あくまでそれ以外のコメントはしないし、グループに入ってもそういうつもりのものなので、発言はしないと思いますし、フレンド登録も最低限しかしませんので、そういう「生存情報としての情報発信」を試みようと思います。

ちょっとショック

先週放送されたNFLの試合が、Divxにちゃんと変換されていなかった。
音声だけのファイルが出来上がっていた。
原因不明。
お陰で半分駄目になりました。

【12/21 1:31追記】
結果として言うなら、作業エリアの空き容量の問題と思われる。
1TBのHDDを使用して、空き容量520GBでコケたという感じ。
空き容量を630GBにしてみたらスンナリ動きましたわ。
※ちなみに1試合4.2GBですので、1週につき最大43GBくらい。元となるファイルそのもそのが150GBくらいか。
あと、なんかインストール上の都合なのか、まめにリブートしないと熱暴走しがちということもあるらしい。

12/17 Japan X BOWL 東京ドーム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS

7

0

13

7

27

鹿島ディアーズ KD

0

10

7

7

24

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

OS

4:41

 #6菅原→#20古谷 22Yard Pass   #1金親Kick

2

KD

12:06

 #29丸田4Yard Run   #14青木Kick

2

KD

14:40

 #14青木37Yard FG    

3

OS

7:52

 #6菅原→#10森9Yard Pass   #1金親Kick

3

KD

10:21

 #10山城→#81宮本45Yard Pass   #14青木Kick

3

OS

14:29

 #6菅原→#85萩山4Yard Pass   #1金親Kick×

4

KD

3:19

 #14青木47Yard FG ×    

4

OS

10:46

 #21中西3Yard Run   #1金親Kick

4

KD

13:04

 #10山城→#11前田24Yard Pass   #14青木Kick

個人賞 
最優秀ラインマン ウォーリアーズ・アワード 鹿島#75井澤健
JXB MIP 鹿島#21加藤公基
JXB MVP オービック#32原卓門
※個人的感想。MVPを勝者チームから出す、という暗黙のルールに従うならば、守備の最多タックラーである#2古庄なり、ドライブのキープレーヤーかつ最多レセプションの#18木下というのが個人的にはしっくりきます。が、本当にこの試合で活躍していたと言うのであれば鹿島#10山城か鹿島#11前田だと思います。その二人の名前がMIP含めてここにないのは、恐らく投票の締め切りが4Q冒頭くらいだったからではないでしょうか。原君にケチをつけるつもりはないのですが(ってかオービック地上戦では一番目立つ活躍をしていたと思うので-観戦記で詳しく書きますけど-、彼の受賞は納得の範囲ですけれど)、選考の指標が知りたい限りです。

試合前1時間前には到着しようとして、6時10分に到着してたのですが、シャーペン忘れたので後楽園駅側に急遽買い出ししに行きました。が、あっちってフツーのコンビニがなくて、結局後楽園駅の上の丸善まで探しに行きました(かえって、そこだと愛用の0.9ミリのシャーペンが売っていたりしたのですが)。
その上で入場口がよく判らず(20ゲートの所で整理していた人が余計なことを言ったので、シーズンパスは招待券と一緒で22ゲートからでないと入れないのか、と勘違いした)わざわざ22ゲートまで行ったので、いつもの内外野奥は座れなくなってました。座れたのが17番通路とはねえ。これならバルコニー席買った方が良かったかも知れないが、バルコニー席売っていたかどうか判らないしね(それだけチケット売り場も混雑していた。決して、22ゲート前のウエルカムダンスの人だかりだけではなかった!)
最終的には2万3千超という近年まれにみる集客でしたが、だったらファイナルステージとかセカンドステージとか、もっと客来ていいんじゃないの?と思います。
あ、ハーフタイム目当て、ということはなかったと思いますよ。

お小言2点。以前も書いたけどドームのBall onや TO GOの表示が遅いです。で、結構間違っている。
もう一つは表彰式。最後のメダル授与はだらけた。鹿島の選手が観客席に挨拶に行った時には客がほとんどいない状態。
ああいうのは、いらないですよ
 

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選挙

まー、想像以上でしたわ。

60年間続いたズブズブの官僚利権体制に4年間で出来ることなんてごくわずかだと言うことが判ってない国民が、コイズミ人気の受け皿として勝手に流れ込んできた民主党に見切りをつけて戻った先が自民党ですか。

そして、自民では目立てないと飛び出した人たちが民主でもまずいと思って飛び出したら、そこは見事に狙い撃ちされて落ちたと。

で、政治家と官僚と御用会社だけが濡れ手に粟がいい、という選択ですか。それが国民の意思と。

だいたい橋本龍太郎より後に、まともな政治した奴おるか、自民党で。みんな自分の利権からみじゃん。派閥の中でもまとめられないし、派閥を超えることすら出来ず、それもあくまで数の理論の為の利権エサにしただけで。
コイズミがなにしたよ。郵政民営化以外、ろくに何もしなかった。それって評価も出来ないじゃん。

野党に転落してからは、政策論争では無く足の引っ張り合いに終始したよね。その為の政治混迷なのに、民主党にだけ責任があるように言う。
そういうのってどうよ。

つまり「政治や施策に興味が無い」人がわんさといるということな訳で、こういう国では二大政党制は駄目ですな。この後民主(多分政権担当政党に戻ること無く消滅するとは思うが)と第三極が、いかに自民を切り崩していくかにかかってますよ。ここから8年間の仕込み(コイズミ直後の自民ボロボロにするところ)が、本当に大切なわけで、地方議会とかからしっかり足場つくって、利権体質を赤裸々にさらすことから始めていかないと、自民の牙城は崩せませんわ。

維新は、国政への準備不足で似たような連中がボロボロ出て足の引っ張り合いを見せた上に烏合の衆としての民主党を見ていた人たちに、思い切り嫌われたという所でしょう。

はっきり言うと、維新は4年早すぎた。4年間のうちに、草の根維新グループを構成し、地方議会を席巻しつつ、徹底して勉強会で意識を統一してコアとなる人を各地に配置して行けば良かったのですよ。
そうしなくて浮かれ上がって国政に出たのが失敗の元(今後のダメージは計り知れない)。しかもよりによって石原とくっついちゃったら駄目でしょう。完全に底の浅さ見せちゃった。

対して未来は、完全に第三極ブームに乗った失敗政党。準備もなんもなく勢いだけで大失敗。
小沢一郎とつるんで大損ということよりも、そもそもこの政党に存在価値ないから。

かくして政治不信は続くのですよ。

甲子園ボウル雑感

録画で見ました。

基本として、畑が怪我する練習ってどうよ、ということを疑念として強く持つ事はともかくとして、そういう事態に備えてもっとしっかりチーム編成してこなかったのかということもさておいといて。

まあ、4Qの関学の攻撃に対して法政がしのぎきれなかったというのは通り一遍な解釈であって、それよりも何よりも、残り1分のあたりから法政は何をしたかったのかさっぱり判らない、というか、引き分けしか考えてなかったのか、という疑念がひしひしと湧いて出るのですわ。

残り3回タイムアウト残っていて、FGレンジに入って、何故時計を止めなかったのか、と。もし厳格に時計を止めていれば、FG蹴られてもリターンととってくれパスは出来た筈だから、最後まで勝つことに執着出来た筈な訳ですよ。
ところが、それはしないで審判批判に終始する監督って、どうよ。
※前回のハーフタイムコメントをぼろくそにたたかれたので、しゃべり方は練習したみたいだけど、本質は全く変わってないということですか。

そーゆー所がこのチームの上限を作ってしまっているのかも。

あ、いやね。選手はとてもよくやったですよ。それは誰も否定し得ないことだし、多分実力+アルファで勝負していたと思う。でも、それだからこそ、タイムマネジメントのあり方、ゲームクロージングのあり方にものすごく不満がある訳です。

 

12/16大井第二 第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total OT
ブルザイズ東京 BT

0

3

0

3

6

6

警視庁イーグルス KE

0

0

3

3

6

6

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

2

KE

7:13

 #56原嶋 23Yard FG×    

2

BT

14:47

 #11早川 31Yard FG    

3

KE

9:31

 #56原嶋27Yard FG    

4

KE

5:37

 #56原嶋30Yard FG    

4

BT

14:26

 #11早川26Yard FG    

OT

BT

1Top

 #11早川36Yard FG ×    

OT

KE

1bot

 #56原嶋33Yard FG    

この試合でイラッとしたこと2点。
ブルザイズのPA。音がシャープな上にボリュームが大きいから、スピーカー側の耳がクラックラしましたわよ。後半に指導入ってボリューム下げたみたいですが(特に大井第二は屋根で響くのよ)。ついでに楽曲にメリハリが無く、単に順番にまわしているだけなので、全くノれませんわ。たとえば「ツッバリハイスクール・ロックンロール」はキックオフとかパントリターンの時、「セーラー服を脱がさないで」と「ヘビーローテーション」はもっとロングバージョンにしてタイムアウトとクォータータイム、「江南スタイル」はビックプレーが出たとかダウン更新とか、みたいにすることで、「今調子いいぞ」「今やばいぞ」という気合いの入り方が違うのにね。逆に言うと応援しているんじゃなくて、演技のルーチンなだけってこと露呈している訳ですよ(ディレクターの責任ですね、これは)。
次に審判。反則の判定に時間がかかるはレフリーがコールしてからもごちゃごちゃしとるはレフリーの音声場内に聞こえないは、とにかく要改善!試合前半のもたつき感はここにも原因ありますっ!

で、もう試合としては「しょっぱい」っつうか「しおしお」っつうか。もうね。これは言っては悪いけど「トップリーグの座を賭けた試合としてはどうなのよ、ええ!? 悪いけどゼロックスとブルザイズの対戦相手逆ににして欲しいよ」というぐたぐだでボロボロでルーズな試合でしたわ。
結果から言うと「手持ちの駒で最大のパフォーマンスを引き出し、勝つために労を惜しまなかった(けどしょっぱい)」警視庁が「自分たちの基本的な教科書に殉じてフットボールの手順を繰り出してドツボにはまって身動き取れずにズブブフになった(けどしょっぱい)」ブルザイズに勝てちゃったということですわ。
負傷者の都合か、警視庁のQBはなんとDL登録の#97才丸……ええ!?DL登録の、才丸ぅ!? サイドラインには#12荻田の姿はあったけど、プレーせず。
※もし生粋のQBがいたら、去年同様「自分たちのフットボール」に固執したかも知れないけど……

結果として、ラン52回という極端な、というか「飛び道具は無視」という攻撃手段しか取りえなかった警視庁に対して、「特に何か仕掛けた訳でもない」ブルザイズ守備、そして「パスにもろさが垣間見えた」警視庁守備に対して「何故かラン主体のままズブズブに攻撃した」ブルザイズ、というもうどうしようもない千日手に近い状態。
だいたい、警視中は序盤に2回もロケットファンブルしながら、ラッキーカバー。無理して投げたパスも敵陣深くではあるけれどインターセプト。
とにかく1Qは帰ろうかどうか悩むほどしょっぱい展開。
試合が動いたのは2Q4:05。警視庁のパントを、なんとブルザイズがファンブルしてロスト。攻めきれずのFGは失敗するが、なんかこのへんからしょっぱいなりに均衡が崩れる。
12:12の警視庁のパント。
ここからパス主体で攻め込むが、最後に攻めきれずFGで先制。
だが一度グラグラした均衡は後半になるとどうしようもなく崩れ続ける。しょっぱいまま。
後半最初のブルザイズ攻撃を止めた警視庁、途中ファンブルなどもあるが自陣46Yardまで(自陣からのドライブでは最高到達点)攻めると、ここで3Yard残しのパントで、フェイクしてキープというギャンブルに出る。が、これはホールディングで下げられる(ダウン更新したのだが、その先で発生。発生地点から10ヤード下がると自陣43Yard)。
このパントで自陣21Yardからの攻撃で、不用意に投げたプルザイズのパスを、警視庁がINTかまして一気に敵陣17Yard。が、攻めきれずFGだが、これで同点。
さらにぐらぐら崩れる試合の均衡。次のブルザイズの攻撃を止めた警視庁は、リバースからのフリーフリッカーで自陣20Yardから敵陣22Yardまで一気に!(ただのリバースがDL入って崩れたように見えたんだけど、倒れながらのタックルをステップでかわしての見事なプレーでした。ここだけはしょっぱくないっス!)
が、敵陣13Yardからの攻撃でしょっぱくファンブルロスト(そりゃないぜ、いくら不慣れだからって才丸クン、相手を褒めるというより、しょっぱいよやっぱり)。
たがここから4Qに入り(32Yardまで進んだのにホールディングで下げられて)23Yardからのブルザイズのパントが、なんとブロック喰らって25Yardからの警視庁攻撃。しょっぱいけど、俄然両チームスタンドに火がついた。
結果的にはこれでFGになるんだが、ここで警視庁が一気呵成にボールコントロール(しょっぱくないよ、このドライブ! 気合い張った地上戦だったよ!)。
ってか、これを為す術無く5分くらいドライブさせちゃうんだよね、ブルザイズ。
で、残り3分ってところから尻に火のついたようにパスで攻めて、残り36秒でFG。でもこれ、失敗していたと思うんだけど、警視庁がタイミングずらす為の意味アウト入れて、無効。
再度蹴り直して、ブルザイズが薄氷を踏む同点劇!

でもタイブレークのコイントスで負けて表の攻撃となったブルザイズ、ダウン更新出来ずFG失敗。裏の警視庁もダウン更新出来なかったが、FGは決まって、勝負あり。

いやー、救いがたくしょっぱい試合をしたブルザイズ。主将が最後「僕が外して負けました」って絶叫したけど、そうじゃないんだよ。相手の出方に合わせることが出来なくて負けたんだよ。
チェスマッチにならなかったんだよ。キックの責任じゃ無くて、明らかに「勝つための取り組み」になってなかったことが原因ですよ。
正直パスカバーゆるくしてでも警視庁のオプションを止めることに専念すべきだった守備。もっと相手がパス守備で苦戦していることを見抜いて攻めるべきだった攻撃。
そういう所が届いていないんだよ今回。
今年、メンバーの大半を入れ替えたことにより、チームの核がぼけてしまったのかも知れない。第一試合の2チームと違って、なんて言うか、魂が感じられなかったのですよ(勝手な言い分でごめん。でも、明らかに、勝ちたいという姿勢が感じられなかったです。勝ちたいという気持ちは感じたけど、それが姿勢につながっていない)。

逆に警視庁は、QB不在で、もう思いっきり割り切って「出来る中で最大限のことをする」ことに徹した訳です。退屈に見えたけど、それでもそこまで割り切って愚直に取り組んだ結果がこの勝利だったと思うのですよ。
ただまあ、補強が思うように出来ないというのもあるのでナンですが、これで1部で満足に戦えると思ってもらっては困るのですわ。ってか、ボロ負けする覚悟でいないと話になりませんわ。それほどまでに1部中位との実力差は大きいと思いますよ。

あと、シーズン中にサミットとか重大事件とか起きなければいいんですが。

12/16大井第二 第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士ゼロックスミネルヴァAFC XM

0

13

0

0

13

ハリケーンズ Hu

7

6

0

7

22

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

Hu

4:12

 #7鎌田1Yard Run   #4畑木Kick

1

XM

8:46

 #70高見沢Kick×    

2

XM

3:33

 #3前川 4Yard Run   #70高見沢Kick×

2

HU

8:36

 #7鎌田→#99高見 14Yard Pass   #20唐沢→Pass× 

2

XM

14:10

 #3前川7Yard Run   #70高見沢Kick

4

XM

9:10

 #70高見沢24Yard FG ×(ブロック)    

4

Hu

11:40

 #83桜内55Yard Int.Ret   #4畑木Kick

正直、前半は両チームの守備がズブズブだったのに、後半にある程度立て直してからは、ゲームとしてはゼロックスの支配下にありながら、インターセプトで決まってしまった試合、と簡単に言えばそうなる。
ただ、両チームともに怪我人を抱えて苦心惨憺試合を構成したのが判るだけに、特に核となる選手の熱い魂の咆吼が聞こえる好ゲーム(但し、あくまで見ている分には、という話である。ちょうど戦力レベルの均衡した試合であったということだからね)であった。

ことゼロックスはQBが#7市川のみで、その市川も頻繁にサイドラインに下がっては、#3前川のワイルドキャットQBプレー(パスなし)でのオプションに命運を託して攻める。これがどうしても止められないのだが(前川一人で145ヤードである)、要所でパスが通らず。
試合展開としてはハリケーンズの#7鎌田が操るオプションを全く止められないでホースカラータックルやオフサイドを犯して相手に有利にしてしまうゼロックス守備がズブズブ下がり先制を許す。
その返しのゼロックスは#7市川がパスを投げるも6プレー中4プレーが#3前川のワイルドキャットプレー。結果としてFG失敗だが、このままノーガードの打ち合いを予感させる。
実際、その後も両者オプションがなかなか止められず、時間をじっくり使いつつ、それこそ前川のランが出るたびに魂の咆吼が鳴り響くかのようにゼロックスが追い立てるのである。
それでも追いつくはずのTFP失敗が響いている。逆にここで突き放しにかかったハリケーンズはTFPに2点コンバージョンを狙うもHBバス失敗。これで実にゼロックスは同点に追いつくことが出来たのである。

ところが後半は両者アジャストしてしまい、ゲインがだんだん単発になる。ましてやハリケーンズは途中鎌田が負傷交代(後にプレーするが)すると手詰まりになってしまい、ゼロックスは途中クイックスクリーンを読み切ってINTするも、リターン中にファンブルロストしてしまうなど、優勢に進めつつも相変わらずパスが駄目。というか、市川が#14星野としか呼吸が合わないのか、星野がカバーされると全く駄目。逆にスロットのポストなどは要所で通す。
それがフリだったのかカバーを外すためか、残り4分を切って得た攻撃、自陣40TYardからの攻撃で#3前川のQBカウンターで敵陣に入った直後、この試合多分初めてショートハンドサイドへのクイックヒッチを狙ったところ、この試合怪我人の都合かCBに入っていた(確かエースWRだよねこの人)#83櫻内が狙いどんぴしゃでインターセプト、そのまま無人の荒野を疾走しTD。
思わず見ていて「なんと、まじかよっ、うおおおっ」と(どっちを応援するということでは無く、プレーそのものにたまげた)絶叫してしまった。

だが、それでもゼロックスは執念の追い上げを見せる。残り3分切った状態で得た攻撃で、しかも交代違反で自陣35Yardから(この試合ハリケーンズは1本を除き全部スクイブキックで、このキックオフも40Yardからだった)となったのに、ランとパスで前川にボールを集め敵陣45Yard、続いて#14星野にパスを通して29Yard、市川スクランブルで18Yard。
次のプレーでパス失敗(DBがナイスカット)するが痛恨の、両チームにとって痛恨のラフィンザパサー。9Yardまで進んだゼロックスだが、市川が負傷で時計を止めてしまいアウト。少なくとも1プレーは出られない。
ここで前川が2回連続キープするも、さすがにこの状態では前川マークである。穴がない。
最後のタイムアウトを入れて市川を戻すも、3ヤードラインにめがけて投げたパスはオーバースロー(カバーがきつくて前川に投げたのか、前川のキャッチを期待したがカバーがきつくて投げ捨てたのか不明)。
運命のギャンブル。エンドゾーン奥を横切る星野へのパスを、星野がキャッチ。しかし、足が、出ていた。パス失敗。

そりゃ、泣くよ。悔しいだろうよ。
前川、泣いていい。吠えていい。その資格が君にはある。君の、獅子奮迅の活躍は、見る者の魂を打った。間違いなく、今日の、この試合のMVPであり、誰がなんと言おうと、君は輝いていた。
でも、それだけでは駄目なのだ。まだ、周りがついてこれなかった。届かなかった。
でも、判るよね。直さねばならないところは、見えたよね。あと、どれだけ今以上にフットボール馬鹿になった仲間と、どれだけ進めるか、だよね。
君の魂の走りを、また見たい。来年、帰ってこい!待ってるぞ!

ハリケーンズは選手層だよね。鎌田アウトのあと、がくんと手詰まりしちゃったもんね。でも、ベテラン#20唐沢のクイックダイブ健在。櫻内を守備に廻しても要所でパスを決め、怪我人で矢尽き刃折れても最後まで相手の喉元に喰らい付き、相手を自由にしなかったのは、執念しか言えないよね。でも、守備的にはザルなんだけど(400Yard弱は行かれすぎである)ね。
改善ポイントは多々あるけど、とりあえず、おかえり、ハリケーンズ!