2023年1月22日国立霞ヶ丘競技場Japan U.S. Deam Bowl

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 日本選抜 JP 14  20
 All IVY-League IV  0  10  24
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 JP 4:22  #17佐伯 30Yard FG    
1 IV 10:32  #39スミス 1Yard Run   #28フェルキンスKick
2 IV 7:06  #28フェルキンス45Yard FG×    
2 JP 10:54  #17佐伯23Yard FG    
3 IV 2:12  #33マルコム3Yard Run   #28フェルキンスKick
3 JP 4:49  #18高木→#5ジャモー39Yard Pass   #12荒木Run NG(サック)
3 JP 13:10  #2ニクソン1YArd Run   #84近江→#18高木Pass
4 IV 4:06  #1グローヴァー1Yard Run   #28フェルキンスKick
  日本選抜 ALL IVY
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(6-11-1) 20(10-10-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 31-120-1 39-143-3
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 43-21-1-262-1 30-19-1-276-1
Total(ATT-Yard) 74-382 69-419
反則(Att-Yard) 5-35 2-25
Punt(Att-Yard) 6-237 6-217
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 6-0-8 4-0-52
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 5-0-115-0 1-0-63-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 1-0
攻撃時間 26分57秒 33分3秒

まずはこの試合を開催にこぎつけた大会実行委員、来日を快く引き受けてくれたアイビーリーグ関係者、受け入れに尽力してくれたチーム関係者に感謝の意を表したい。
※問題点は別途投稿します。

スタッツを見て戴けばほぼ互角であったことが理解出来ると思う。
最大の違いは「体幹」だったと思う。
1つにはレシーバーと正面から向き合ったときのタックルが、後半はことごとく外されていた所。これなんか後半に粘り腰でタックル外せる体幹とそれをフルに使えるスタミナがあるという事で、まずこれからそこをどう強化するかが課題。
※X1は1Q15分で試合(点差的にもシーズン的にも)になる体制を築いた方がいいかも知れない。
もう1つはバウンズアウトされると対追いできないという事。中央のランプレーはしっかり止めていたが、終盤マシスが負傷して抜けるとQBのカウンタードローに対応出来なかったりRBのバウンズアウトに対応出来なかったりした。
このへんも後半のスタミナという点で課題だと思う。

ただね。重要なのは、攻撃ライン。全員日本人で、サック0回ロスタックルごく少数ライン付近でのディフレクト0回スクランブルも3回くらいと、過去にないくらい絶品だった(ブリッツなどに制限があったとはいえ、だ)と言える。
これはKJBJJBなどアメリカトップアスリートDLと執拗に相対した事でスキルアップした結果だと言えるんじゃね?(KJ:ケビン・ジャクソン/BJ:バイロン・ビーディJr/JB:ジェームス・ブルックス)どこぞの元監督さん、どうよ?(と関学運営を軽くDisって見る)。

次の課題は単発で縦にDBを抜くレシーバーだよね。
そして、次代の日本人QB。

これで肌感覚が掴めたと思う。一番重要なポイントだ。
体験に優る最強の目的設定だ。

適うなら来年も、再来年もこのクラスの選手に来て貰いたいものである。
そして、この結果なら「来て良かった」とIVY選抜関係者に思って貰えるだろう。
願うなら、彼らの中から来秋に1~3名ほど、選手またはコーチとして来日して貰い、この試合が彼らのキャリアパスにとって重要な節目となって欲しいと、願う限りである。

※前回のフル代表で「日本代表なんて意味が無い」とか言ってイキっていた選手が居るそうだが、果たして今この試合見てもそう思うのだろうか。だとしたら「育成」って事は考慮しない非常に自己中心的な視野なんだろうね、としか思わないんだけど。

2023年1月3日76thRiceBowl東京ドーム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 10  12  29 
 パナソニック・インパルス PI  7  21 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 PI 7:07  #5ビクター=ジャモー3Yard Run   #16佐伯Kick
2 FF 0:08  #5納所44Yard FG×    
2 PI 0:20  #5ビクター=ジャモー73Yard Run   #16佐伯Kick
2 FF 6:37  #5納所30Yard FG    
2 FF 9:59  #2ニクソン12Yard Run   #5納所Kick
3 PI 4:40  #2ヘンダーソン→#15渡邊10Yard Pass   #16佐伯Kick
3 FF 9:11  #2ニクソン1Yard Pass   #18高木Run×
3 FF 11:57  #18高木→#19小梶6Yard Pass   #18高木Pass×
4 FF 8:11  #2ニクソン4Yard Run   #5納所Kick
  富士通 パナソニック
1stDown(Run-Pass-Foul) 21(11-10-0) 19(11-6-2)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 40-237-3 27-198-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 28-17-0-160-1 32-12-2-121-1
Total(ATT-Yard) 68-397 59-319
反則(Att-Yard) 2-25 5-35
Punt(Att-Yard) 3-123 5-179
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-0-10 3-0-8
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 4-0-84-0 5-0-131-0
Fumble(Att-Lost) 1-0 0-0
攻撃時間 27分55秒 20分5秒

MVPポール・ラッシュ杯 富士通#2トラショーン・ニクソン
(ちなみにニクソンはRun:28回188ヤード/Pass:2回15Yard でプレーの約半分キャリー+3TD+獲得ヤードの5割強である。なおビクター=ジャモーはRun:15回135Yard/Pass:2回21Yard/KOR:1回53Yardです。)

えー、冒頭からニクソンの記録を出したのは、一部で「#31髙岡がチームを救う1サック2INTなんだから彼がMVPじゃないの?」という声が出たからで、このニクソンの成績がMVPに相応しくないのかどうか、という点を整備しておきたかったからである。髙岡を否定するつもりはさらさらないが、ニクソンを否定する理由もない、という話だ。

試合はクォータータイムアジャストでパナソニック攻撃にプレッシャーをかけ続けた富士通守備が(その中には負傷後退から入った髙岡の素晴らしいプレーもあった。それは間違いない)粘り勝ちしたという所だろう。先手を打ったはいいが、パナはアジャストされると比較的脆かった。

最初富士通はワイルドキャットから#21三宅のラン、ついで#4グラントのランと、目先を変える(グラントはファンブルしたが)が、前進がままならずパント。
この返しのパナソニックの攻撃は、今季絶好調だったビクター=ジャモーを使わずパス主体で攻めると、富士通陣深くに入った途端にビクター=ジャモーのオープンランを使って翻弄してTD奪取。
この返しの富士通もニクソンのランを軸に組み立てるが、途中#85松井へのパスがカバーがきつかったりラッシュしてきたDLに叩かれたりして難産の中、ギャンブルまでして攻め込むもFG止まりでしかも失敗。
この返しの1フレー目でビクター=ジャモーが一気にかけ出してぶっちぎりで73Yard独走TD。
あっちゃー、と思ったですよ。
次の富士通のドライブもパス失敗がたたりパント。
ところがここから風向きが急に変わる。
#2ヘンダーソンが#97オヌワーに投げたパスがことごとく失敗。転倒したりドロッブしたりカバーがきつかったりと、良いところが全くなくあっさりパント。
これ恐らく、序盤にパスでリズムを作った事に対して、エッジラッシュを強めた事で少しQBに焦りが、そしてレシーバーのマークをタイトにした事でリリースのタイミングがずれた事が影響しているのか知れない。
ここでニクソンのランが出た事で守備がニクソン潰しに比重を掛けた事で#85松井にバスが決まる。最終的にはFGになったが、ここいらへんから流れが変わる。
次のパナソニックの攻撃もレシーバーが落球。ビクター=ジャモーが最初にロスしたあたりから、ライン戦の守り方が変わってきたが判る。
しかもこのドライブ、パントブロックのラッシュが届きそうになったのかパントが短くパナソニック陣内からの攻撃へと転じてしまい、ここからパスを軸にニクソンのランでTDを奪う。
相変わらずオヌワーの調子が上がらない中、パナソニックは攻撃が手詰まりとなるが守備が前半ラストで高木をサックしてキャッチアップを許さない。

後半に入ると、パナソニックはヘンダーソンを左右に動かす事で富士通守備を攪乱。これが対策するとビクター=ジャモーが走り、またラッシュが薄くなるのでパスが効果的に出るようになり、遂にはTDまで至る。
この時点で実は見ていて心が折れかかった。
ところが、この後富士通はリバースプレーを挟みつつ一気にエンドゾーンまで近づく。さすがにパナソニック守備がしのぎにかかるも、ニクソンが右オープンスイープでボールをねじ込みTD。
ここから見ていて少し気が楽になったのは、次のドライブからヘンダーソン対策がしっかり出来てきたからで、次のドライブで#19小梶(彼はシーズン中も松井がカバーされている時にエース級の活躍をしていた)をターゲットにする事で松井もフリーになるようになり、遂に小梶へのパスが決まり、リードを奪うことに成功。

パナソニックも即座に追撃に出て、パスをオヌワーやビクター=ジャモーに決めてゲインするが、何とも詰めが甘くプレッシャーがかかってコントロールを乱したパスが、レシーバーの前に入った#31髙岡に胸にストライクINT。
この返しはパントになったが、次のドライブでヘンダーソンに対してブリッツに入った髙岡がサック、10ヤード下げてパントに追い込む。
その返しのドライブでニクソン責めが炸裂して、パスが間に2回入るもニクソンのランでTD取って遂に8点差。

最後に「TD取って2ポイント取れば同点」というパナとプリベントでビックゲインを許さない狙いの富士通。だがプリベントは失敗でヘンダーソンのランパス無双でグイグイ推進する。
これは駄目かなと冷や汗かいた所で、パスを一気にエンドゾーンに運んだところ、そこでまたしても髙岡がインターセプト。これで勝負あり。

パナソニックが1Qをプラン通りに進めれば2Qに富士通がアジャストし、ハーフタイムでパナソニックが対応すれば3Q後半から富士通が対応する。逆に富士通が落ち着けばパナソニックはニクソンをコントロール出来ず(逆に松井を抑えられたが、ニクソン対応をすると小梶が空き、小梶に対応すると松井が空くという展開)、守備にもう一段ギアが必要だったように思う。

最後、富士通の社長がスタンドに挨拶するときにパナソニックにも敬意を、と言った事がとっても印象的だった(いままでそういう事を言ったオーナーはいなかった)。

ライスボウル座席販売に対する疑問

図は12/31朝の予約状況、1階3塁側なんですが。

どう考えてもいびつな感じがします。実は12/21頃はもっと不自然だったんです。
これを過去の傾向とか漏れ伝わる範囲での動向とかとあわせるとこうなるんてすよ。

企画席っていうのは、ハーフタイムの出演者のファンクラブ向けの席(パールボウルでは外野席によく設定されていたやつ)と思われる場所。スポンサー席は協賛企業招待枠向け。どちらもオーロラビジョンに向かって見やすい位置という事。この場所は実際、12/21からこの形で開いています。
バックネット裏は例年開放していません。

そして一番不自然だったのはチーム券エリア。去年までは「スタンド前列(スタンド通路より前)」で横に7ブロックほどキープされていた筈(上段は一般開放)なのに、今年は21日の時点で綺麗に売り切れなんです。
今まで、空席あり(場所取りもあるのは認めますが)でポツポツ空いている(しかもチームが決まって2~3日で完全に売り切れる程人気があるとは思っていない)筈なのに、である。
つまり綺麗に売れている場所は、最初はチーム券枠のみ確保、そして徐々に内野寄りに拡散(隙間にチーム券、および新聞社招待券で発売分キープ)しているという事ではないかという気がしてならない。

こういう売り方は、そもそも値上げしまくった今回の販売と合わせて、既存ファンの心をへし折る見事にチープな展開だと思うので、来年以降この価格でこの販売方法だったら、もっと客離れすると思った方がいい。そのくらいの覚悟でやったんだろうな、と釘を刺したい。

ちなみに今回2階席をチョイスしなかったのは、階段を降りるときに転落してスタンドから転がり落ちそうな恐怖感があるので。
※今回はバルコニー席食事つき。以前パールボウルなどで会った時の倍の値段なので、そろそろドームでの開催は困難なのかな。

2022年12月10日富士通スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 otonari福岡SUNS FS 14 
 PentaOcanパイレーツ MP
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 FS 6:30  #11西山→#2城代18Yard Pass   #19高木Kick
2 MP 12:00  #44赤津40Yard FG    
3 FS 11:54  #11西山→#7横山83Yard Pass   #19高木Kick
4 MP 1:31  #47水村502Yard FG×    
4 MP 5:59  #2西澤→#0大道26Yard Pass   #2西澤→ Pass×
  otonari福岡 パイレーツ
1stDown(Run-Pass-Foul) 15(7-8-0) 11(4-6-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 29-88-0 23-66-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 21-13-0-227-2 23-14-0-138-1
Total(ATT-Yard) 50-315 46-204
反則(Att-Yard) 4-30 0-0
Punt(Att-Yard) 3-115 5-196
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-5 1-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-16-0 2-0-100-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 26分59秒 21分1秒

この試合で一番印象に残ったのは

「え?どゆこと?」

目の前で観戦していたパイレーツの選手のご家族らしき、ギャルい美人なお姉さん(いや社会人のスタントではギャルいお姉さん希少種なんですよ。美人さんは多いですけど、ギャルい美人さんはインパクトありますから)が振り向いて聞いてきた時の発言。

いやいや、4QにパイレーツがTD取った直後にオンサイドキック見事に成功させた時なんですがね。普通、スタント全体が「うおおおおおっ」て盛り上がる所じゃないですか。
ところがスタンドはビミョーな空気感。
おもいきり「え、オンサイドでしょ、決まったでしょ、決まったよねえ」と騒いだ私が馬鹿みたいでした(スポッター席もそんなに盛り上がらなかったけど、あれは自信の表れと見た)。
そしたらお姉さんからの一言。

ああ、皆さんオンサイドキック知らなかったのね。

ところで試合は互いに守備が奮闘して得点が入らないいい試合。サンズはここまでパスハッピーだったものが、怪我人などの都合から#17益田のランを軸に展開すると、これが前半に強烈なリズムを作り出して試合を支配する。
しかもパイレーツで今年キープレーヤーだった(AREAのラッシングリーダー)柴田を完封し、パイレーツのリズムを崩してしまったのだからお見事というほかない。

が、それでも14点しか取れないところがサンズの致命的な弱点で、今季通して「核となるランプレー」が無いというのが最後まで響いた感じもする。たとえパスハッピーでも楔のランがないとどうしようもないからね。

パイレーツは「2の矢」が無かったのが痛い。いいチームなんだけど(個人的には電通より上だと思っているのだが)。
故に来季は何らかのバージョンアップが必要になるかもしれないが……選手の世代交代のじきだものなあ。

2022年12月10日富士通スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オール三菱ライオンズ ML 12  15 
 電通キャタピラーズ DC  14  14  28 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 2:31  #8木村39Yard FG    
2 DC 2:20  #11伊藤7Yard Run   #6廣田Kick
2 DC 9:29  #11伊藤5Yard Run   #6廣田Kick
3 ML 4:48  #5ギブス→#19吉田4Yard Pass   #5ギブス→ Pass×
3 DC 5:06  #18エリス→#80河波48Yard Pass   #6廣田Kick
3 DC 9:28  #18エリス→#83小貫24Yard Pass  #6廣田Kick
3 ML 12:00  #5ギブス→#19吉田37Yard Pass   #5ギブス→ Pass×
  オール三菱 電通
1stDown(Run-Pass-Foul) 20(2-16-2) 14(5-8-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 23-69-0 33-113-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 40-22-2-317-2 17-13-0-200-2
Total(ATT-Yard) 63-386 50-313
反則(Att-Yard) 6-70 2-24
Punt(Att-Yard) 1-37 4-167
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-0-17 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 5-0-111-0 4-0-65-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 2-1
攻撃時間 22分56秒 25分4秒

ギブスの自作自演で幕を閉じてしまった、といったら言い過ぎか。
これまで勝利に貪欲で試合中にもOLのブロッキングの指示を頻繁に行い、最後の最後まで闘志を燃やし続けたギブスであるが、最初に躓いたのは2Q、TDを許した直後のドライブで、電通陣2Yardまで攻め込んだ時だ。この時左パワースイープのフェイクでQBカウンターを狙ったのだが、この時手が滑って(まるでカウンタースイープのトスのようだった)ボールをファンブルしてしまった。ここでケチがついたか、この次に廻ってきた攻撃で、エンドへのパスが読まれて最初のプレーでインターセプトされてしまう。
さらに3Q最初のTDで2ポイントを選択して失敗。
そのTD後にリターン中でパーソナルファウルで下がってTD取られ、その返しのドライブで電通陣26Yardまで進むもサックされてファンブルロスト。さらにこれがTDに繋がる。

そういう意味ではもう独り相撲も良いところであるが、実際問題これはチーム運営の問題でもあって、根本からすると三菱グループとしてアメフト部をどうするかという難局に来てしまっている感すらする。

そう、ちょうどグループで統合する直前の三菱銀行センチュリアンズの頃のように、選手は入らないチーム関係者の意地で踏みとどまっていた頃のようである。
※あの時はバブル崩壊による公的資金投入で、銀行勢がバタバタと廃部していた頃。多分現状の三菱グループがそういう状態な可能性が透けて見える……。そういう意味ではwithコロナ世相のダメージを一番受けているチームかも知れない。

このまま来年昇格できなければ規模縮小=廃部の危険もあるだろうなあ……
(チームOBが偉い人になったとして、その人が定年を迎えたり役員退任したら、ばっさり切られる流れはオンワードという先例があるので)

ただ、来季電通が活動できるかどうかは、例の五輪汚職問題とかがあるから微妙な気もするんだよねえ。

X1リーグ戦終了とパワーランキング

11/27にてX1Areaのリーグ戦が終了したので、X1Super第一ラウンド(全チームが試合をした)終了とあわせてパワーランクを作って見ました。
ただしSuper6試合Area7試合と歪です。

PT(パワーランクポイント)は、そもそも前年度「全国1部リーグパワーランキング」から、対戦相手と自分のチームの値を取り出して、当年の試合得点率で案分したものの試合平均を、当期成績で補正した値になります(従ってSuperとAreaでは持ち点にそれなりの差があります)。

どうしても大敗が続くとランクが下になる傾向がありますが、この結果で見てもるしSuper10チームArea8チームが試合規模として適切だと言う気がします。

そもそもPTは勝敗、総得点、総失点(いわゆる規定の得失点差ではない)を使用していますので、PT差×0.65くらいが最大点差、うまくはまればパイレーツがノジマ相模原に最大TD3~4本差、上手くはまれば勝つチャンスがありそうな感じがする差にはなる訳です。
ましてや今季はコロナ禍によるフットボール環境(就業環境・支援環境・選手の経験値の喪失など)体力が削られていた所があるので、5~6年かけて再構築すれば、もうすこし上下の差はなくなるんじゃないかなと。

そういう意味で今季+4チームにしたのは「あんまり上手くなかった」という事かもしれません。

2022年11月20日横浜スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 21  14  10  53 
 アサヒビール・シルバースター SS
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 1:26  #2ニクソン3Yard Run   #5納所Kick
1 FF 4:54  #18高木→#85高木5Yard Pass   #5納所Kick
1 FF 10:29  #30高口2Yard Run   #5納所Kick
2 FF 1:29  #21三宅31Yard Run   #5納所kick
2 SS 5:24  #2梅垣40Yard FG   
2 FF 11:09  #18高木→#81坂本14Yard Pass   #5納所Kick
3 FF 1:06  #99高橋27Yard Fum.Ret   #13高津佐Run
3 SS 3:48  #2梅垣47Yard FG×    
4 FF 1:55  #5納所48YardFG   
4 FF 8:39  #21三宅31Yard Run   #5納所Kick
  富士通 アサヒビール
1stDown(Run-Pass-Foul) 19(7-11-1) 6(3-3-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 29-189-4 28-62-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 31-18-1-242-2 25-4-1-52-0
Total(ATT-Yard) 60-431 53-114
反則(Att-Yard) 1-5 4-15
Punt(Att-Yard) 4-145 10-355
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 7-1-3 3-2-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-9-0 7-0-75-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 1-1
攻撃時間 23分58秒 24分2秒

もうね。2Q途中から4Q中盤まで、睡魔に襲われてうたた寝しましたよ、あの雨の中。
※一緒に見ていた4人のうち3人がうたた寝したと言っていた。

原因はシルバースターの無策ぶりというか。無策と言うよりもあまりの差にどうしようというくらいの凄惨な出来の悪さ。
メンツ的な面から言えば「ここまで酷くなる要素はなかった」筈。ここまで堕ちるのは完全にチームとしてのベクトルが崩壊しているとしか言えない。
なんかもう、順位決定戦に出てて欲しかったわシルバースター。一度坂道を転げ落ちると止まらないんだね本当に。

2022年11月20日横浜スタジアム第三試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オービック・シーガルズ OS 21 
 ノジマ相模原ライズ SR
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 3:33  #37佐藤26Yard FG   
1 SR 6:43  #37佐藤26Yard FG×    
1 SR 9:00  #37佐藤39Yard FG    
2 OS 8:53  #6スミス→#84西村10Yard Pass   #96高坂Kick
2 SR 11:23  #37佐藤41Yard FG1    
3 OS 8:11  #6スミス41YArd Run   #6スミス→#81中村
4 SR 0:07  #37佐藤45YardFG×(Block)    
4 OS 4:27  #96高坂37YardFG    
4 OS 9:16  #96高坂36YardFG    
  オービック ノジマ相模原
1stDown(Run-Pass-Foul) 13(7-6-0) 13(4-8-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 30-87-1 26-39-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 27-17-0-134-1 31-17-1-204-0
Total(ATT-Yard) 57-221 57-243
反則(Att-Yard) 6-39 6-25
Punt(Att-Yard) 4-136 3-117
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-0-13 2-0-5
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-71-0 2-0-74-0
Fumble(Att-Lost) 2-2 1-0
攻撃時間 24分4秒 23分56秒

ちょっと評価に困る試合ではあるが、結論から言うと「どちらも本来の軸であるランプレーが殆ど機能せず」という中で「守備がどれだけふんばれるか」という所にかかってしまった訳で、ガルズ守備が自陣25Yard以内で完封してしまったというのが何にも増して凄い事だったと言える。
いやもう一回富士通と当たったとき、この守備からTD取れる気配ないもの。
ライズ守備も素晴らしかったとは思うが、いかんせん攻撃が流れを持ってこれない。これはしんどいよお、マジで。
天候うんぬんは同等の条件で、両チームの守備が必死の努力で相手の勢いを殺しまくったという意味で好ゲームだったと言えるんだけど、両チームのOLの出来が決して良くないという事実が横たわっている訳で……パナに勝てるかなマジで。

2022年11月20日横浜スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 IBM BigBlue IB 15  25 
 エレコム神戸ファイニーズ KF 14  14  35 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 KF 6:21  #24白神1Yard Run   #16谷川Kick
1 IB 9:44  #11丸山44Yard FG    
2 KF 7:11  #28前田1Yard Run   #16谷川Kick
2 KF 10:35  #5ピンデル→#7内田48Yard Pass   #16谷川Kick
3 IB 3:53  #26プレスリー2Yard Run   #11丸山Kick
4 KF 0:09  #5ピンデル→#1フィリップス14Yard Pass   #17谷川Kick
4 IB 2:14  #2政本11Yard Run   #11丸山Kick
4 KF 5:59  #5ピンデル→#1フィリップス22Yard Pass   #16谷川Kick
4 IB 7:51  #26プレスリー1Yard Run   #2政本→#85鈴木Pass
  IBM エレコム神戸
1stDown(Run-Pass-Foul) 13(7-6-0) 23(15-8-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 22-159-3 44-175-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 17-12-1-117-0 21-16-0-214-3
Total(ATT-Yard) 39-276 65-389
反則(Att-Yard) 10-53 3-8
Punt(Att-Yard) 2-67 1-34
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-3 1-0-11
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 5-0-61-0 5-0-57-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 15分46秒 32分14秒

正直、IBMは白神のランを潰せばエレコム攻撃の飛車角を落とすくらいの状態になる、というのは富士通戦で露呈していたし、エレコム攻撃の詰めが甘いのは東京ガス戦で露呈していたので、機運はIBMかな、と思っていたのであるが……あるが……!!!!!!

この試合、1Qは守備プレッシャーがピンデルにもう一歩という所までかかったところで逃げ切られてスクランブルパスやキープを許したあたりからIBM守備が廻らなくなってきた。
2Qあたりから、プルアウトを多用してブロッカーの人数的に勝つ試合展開に持ち込んだ事で白神が自由に走るようになったあたりから、スタンドがざわつき始めた。
※元々DBが弱い側面があったので、クッション取り過ぎた傾向もあるんだけど。
翻ってIBM攻撃はと言うと「プレスリーのランが出てしまったので、そこに前半拘ってしまった」という印象で、以前からのパスハッピー的な展開が全くなくなり、なんかモゾモゾしてしまった。
これが結果的に悪いリズムから脱却できなくなった要因だと思う。攻撃は3Q4Qの破壊力が高かっただけに、特に2Qのリズムの悪さが悔やまれて仕方ない。
また、3Qのエレコム攻撃で時間を使い潰されてしまったのも痛い。修正が全く出来ていなかったというべきか。

ただなあ。次節エレコムは富士通との再戦でしょ。どうなんだろうなあ。

2022年11月19日横浜スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 胎内ディアーズ TD 13  14   41 
 otonari福岡SUNS FS 14  30 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FS 6:26  #19高木40Yard FG    
1 TD 9:33  #9加藤→#7小川3YardPass   #14青木Kick
2 FS 0:43  #22ワイス2Yard Run   #6吉野Kick
2 TD 2]51  #14青木37YardFG    
2 TD 5:52  #9加藤→#85鈴木37Yard Pass   #14青木Kick
2 FS 10:05  #22ワイス1Yard Run   #6吉野Kick
2 TD 11:44  #14青木52Yard FG    
3 TD 6:20  #24川村3Yard Run   #14青木Kick
3 FS 9:53  #11西山→#7横山33Yard Pass   #6吉野Kick
3 TD 11:23  #12大和田3Yard Run   #14青木Kick
4 FS 2:27  #11西山→#7横山30Yard Pass   #6吉野Kick×
4 TD 7:28  #12大和田→#13杉田22Yard Pass   #14青木
  ディアーズ otonari福岡
1stDown(Run-Pass-Foul) 20(6-13-1) 19(2-12-5)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 35-67-2 20-54-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 37-24-1-408-3 42-18-2-240-2
Total(ATT-Yard) 72-475 62-294
反則(Att-Yard) 14-101 2-11
Punt(Att-Yard) 2-68 2-74
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 0-0-0 2-0-2
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 6-0-133-0 8-0-187-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 2-1
攻撃時間 26分33秒 21分27秒

壮絶なシュートアウト合戦をディアーズが制してX1Super残留を決めた訳だけれど、非常に迫力有る試合だった。
試合の趨勢を大きく分けた1つは「青木の52Yard FG」だったと思うのね。あれで溶く点滴だけでは無く精神的にもディアーズが優位に立てた、と思っている。
そしてもう1つ大きかったのは「後半にQBが変わった、かつプレー選択も変わった」という事。
前半は両QBともにパスハッピーなスタイルで攻撃していのだが(はっきり言って加藤はムキになってパスに固執しているように思えた)、後半ディアーズは思い切ってQBを大和田に変更した。これが怪我によるものなのかどうかは不明だが、これが一番効いたかもしれない。
というのは加藤の場合ハイテンポクィックスローなプレースタイルであるが故に手詰まりになると沼から抜け出せなくなることが多いが、大和田の場合スローテンポ(歯切れが悪いとかのろま、という意味ではない)で序破急がしっかり生まれる事、ベースがランプレーである為に緩急の付いたフェイクが使える事など、前半の対応に揃えていたサンズが虚を突かれたようにゲインを許してしまっていた。
逆にサンズはランがほぼ機能していない。西山のパスに頼り切ってしまったことで(いやまあ通んだよね確かに)、アジャストされるとパスが通らなくなり、後手に回る。控えQBの伊藤は今のところ入ってもランのみだし、アクセントが無いのである。
それが終盤に手詰まりになってしまったのだろう。
※とは言え、あの青木のFGが無ければ見事にぴったりくっついていた訳で、本当にあのFGが精神的に支えになっていたと思うのでありひやひやものひやひやものだったんだから。

なお、この試合後の抽選でオール三菱が12位(エリア1位と対戦)サンズが11位(エリア2位と対戦)になる事が決まった。