1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | ||
富士通フロンティアーズ | FF | 7 | 14 | 0 | 7 | 28 |
ノジマ相模原ライズ | SR | 7 | 3 | 7 | 12 | 29 |
Q | TEAM | TIME | PLAY | TFP |
1 | FF | 8:09 | #21三宅1Yard Run | #5納所Kick |
1 | SR | 9:49 | #6パランデック55Yard Run | #7竹内Kick |
2 | FF | 1:48 | #18高木→#11木村3Yard Pass | #5納所Kick |
2 | SR | 6:02 | #7竹内22Yard FG | |
2 | FF | 8:22 | #18高木→#85松井24Yard Pass | #5納所Kick |
3 | SR | 1:58 | #6パランデック→#19カニンガム30Yard Pass | #7竹内Kick |
3 | SR | 11:54 | #7竹内46Yard FG× | |
4 | FF | 4:31 | #2ニクソン13Yard Run | #5納所Kick |
4 | SR | 7:56 | #6パランデック→#9宜本29Yard Pass | #6パランデック→Pass× |
4 | SR | 11:12 | #6パランデック→#19カニンガム6Yard Pass | #28吉澤Run× |
4 | FF | 12:00 | #5納所53Yard FG× |
富士通 | ノジマ相模原 | |
1stDown(Run-Pass-Foul) | 22(2-16-4) | 21(8-12-1) |
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) | 17-44-2 | 24-176-1 |
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) | 34-28-1-285-2 | 38-31-0-240-3 |
Total(ATT-Yard) | 51-329 | 62-416 |
反則(Att-Yard) | 4-50 | 7-71 |
Punt(Att-Yard) | 1-66 | 2-83 |
PuntRet(Att-Yarrd-TD) | 0-0-0 | 0-0-0 |
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) | 2-0-27-0 | 0-0-0-0 |
Fumble(Att-Lost) | 1-1 | 1-1 |
攻撃時間 | 24分15秒 | 23分45秒 |
表現は悪いが「運も実力のうち」というか何というか。
いやこれは
「結果を左右したのがオンサイドキックの、ある意味ラッキーバウンドにしっかり対処したライズがすごい」
という話であって、そこまでに至る拮抗した試合とフィニッシュしきった実力あってのことなので、そこは間違えないようにしなくてはいけない。
特にこの試合においてはパランデックがカニンガムと宜本というスーパーレシーバーによって富士通守備(フロントのマシスと宮川がベンチ入りしてなかったとはいえ)を拡散し、そこにRBへのパスをからめて止まらない攻撃を演出した事が大きい。
いや去年なんか特に「投げきれない時がある」「レシーバーを見てしまう」「ラッシュに弱い」といった欠点を持っていたんだけど、特にカニンガムの呼吸がぴったりになった事で非常に小気味よい展開をした事が最大要因。
翻って富士通は、ニクソン無双が無かった(年齢的なものか?)り、OLが少し世代交代に入ったのかライズのフロントにコントロールされて、特に#5田中が自由に動けていて、これは相当研究されたなという(研究したライズを褒めるべきだが)印象で、ランを出す為のパス狙いなのか手詰まりでパスハッピーになったのかは不明だが、例年の富士通と比べていささかバランスが悪い。
それにしてもやっぱりこの試合は「ライズの4Qのオンサイドにつながる一連の攻撃と、オンサイドを決めてから攻めきる一連の攻撃」という実力と、「あのカバーに行った富士通の選手の前で大きく跳ね上がったオンサイドキックと、あたかもわかっていたかのように走り込んでキャッチしたカニンガム」という、殆ど計算された奇跡のようなプレーのコンビネーションが生み出した結果なんだよね。