第6節の結果を踏まえて

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 19  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● ○34-0● ○17-10● 18
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 15  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● ○24-23● ○20-14● 15
3 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 5 19  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ ○24-17● ○33-31● 13
4 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 4 20  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● ○51-0● ●31-33○ 9
5 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 22 SS1-0
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ ●23-24○ ○13-7● 6
6 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 3 17 IB0-1
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● ●10-12○ ○38-8● 6
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 25 飲料1-0
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ ●0-34○ ●14-20○ 3
8 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 2 21 神戸0-1
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ ○12-10● ●7-17○ 5
9 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 27  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ ●17-24○ ●10-17○ 3
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 17  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● ○44-17● ○23-18● 11
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 15  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● ●0-51○ ○24-21● 6
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 14 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● ●17-44○ ●8-38○ 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 18 東ガ0-1
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● ○27-0● ●18-23○ 4
15 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 2 14 警視1-0
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ ●7-10○ ○14-13● 3
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 2 15 名古0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ ○28-13 ●13-14○ 2
16 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 17 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ ●0-27○ ○13-3● 1
17 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 15 名古1-1
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ ○10-7● ●21-24○ 2
18 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 14 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● ●13-28● ●3-13○ 1

※この時点でのアズワンーサイドワインダーズの得点記載は仮(公式が掲載されていないので) です。

この結果を受けてX Leagueのフェイスブックで配信があり、ワイルドカードとクォーターファイナルについて、以下の通りとなりました。

間違いが無ければ
ワイルドカード 11/5 王子
 10:45 エレコム神戸 対 アズワン
 13:00 アサヒ飲料 対 オール三菱
クォーターファイナル 11/12横浜
 11:00 オービック 対 エレコムとアズワンの勝者
 14:00 富士通 対 アサヒ飲料とオール三菱の勝者
 17:00 LIXIL 対 IBM
クォーターファイナル 11/13万博陸上
 12:00 パナソニック 対 アサヒビール
また、セミファイナル西日本の会場がヤンマースタジアム長居に変更されています(多分セレッソのJ2昇格プレーオフの可能性の為)。

……ちょっと待てや。
WCとQFに関する予備スケジュールに関する記載、どこにもないやろ。
あの書き方なら、「西日本のチームがいたら西開催が原則」になるでしょうに。いつから「西が上位なら西で」とかになってんねん。
WC見に行けないだろうが関東人は。
QFなんざ1試合だったら行かないよ(お金の問題もありますが、この時期関西は秋観光のトップシーズンなので、宿もや夜行バスも予約いれづらい。ギリギリりまで待って予約をするのはマジ無理ですから)。
俺いろんな人に「オービックが万博」って言っちゃったよ(関係者の皆様、まことに申し訳ありませんでした)。
→夜行バスの予約はキャンセルしました。QFでのこの結果は費用対効果が薄い為。

本当にファン大事にしとるん? こうなる可能性くらい考えてるん? この後Super-Battle入れ替え戦だってあるんでしょ。西の場合アズワンと飲料が負けたらプレーオフするの? 東野場合オール三菱負けたら入れ替え戦すんの? なんか場当たりに見えるんだけどさあ。ぶつぶつ。
(29日第2試合と30日の観戦記は、このダメージが大きいので、一日時間をおきます。)

2016年10月30日相模原ギオンスタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 0 0 7 3 10
富士通フロンティアーズ FF2 9 0 0 8 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:34  #3キャメロン→#9宜本 4Yard Pass   #11西村Kick☓
1 FF 5:40  #11西村25Yard FG    
2 FF 8:47  #11西村41Yard FG☓    
3 SR 3:00  #98ガードナー1Yard Run   #8出澤Kick
4 SR 0:51  #8出澤32Yard FG    
4 FF 11:38  #29ゴードン13Yard Run   #3キャメロン→#1強Pass

まー、一つだけ言えることは、ライズは新システムの犠牲になったと言うべきか。というより、多分これはチームマネジメントの失敗だよね。
このチームの最大の弱点はOLで、ついでレシーバー。最重要補強ポイントはOLかTE/HB。ここ数年それは判っていなくてはならないはずのポイントだった。
しかし、何故かQBとWRをセットで獲得した。
結果、公式には9サック、実際はパス崩れのプレーを入れたら三倍くらいのパスラッシュによるタックルを受ける結果になった。
OL登録の選手が9人いるが、ルーキー2人と40超2人、これで本当に良いのだろうか? 

レシーバーにしてもそう。シーズン中に臨時RBコーチにけっちょんけっちょんに言われる(シーズン中にメディアの自分のコラムで言ってしまう中村多聞が一番いけない事は当然なのだが。っかてかこの人何の役にも立ててない訳で、エース2枚が負傷退場してもこの人は何の責任も負わない訳でしょ。ラン攻撃が改善したわけでもないのに何を上から目線で言い放つかなあ。言っている事は決して間違っていないが、指導者としては最低の行為である。オフシーズンにいうならまだしも)マークを外せないレシーバー陣たるや、20傑に3人しか名前が出ず成功したパスの7割がその3人、いやさ6割を上位2人で占めている。リクシルは5人、オービックは6人だぜ。しかも均等なんだよね。
結局、チームの補強・改善ポイントと打ち出した対策がかみあってないって事。

言っちゃあ悪いけれど、今の日本のパス守備に対して、日本のQBでは駄目な理由はないんだよね。外国人QBを連れてきて、周りが成長するというならいいけれど、8月合流だとしたら、今シーズンにそれが適うはずがない。少なくとも春シーズンにスタッフとして合流させてとか、そういう事していかないと無理だよね。その上でラインから改善していかないと。

他にも問題は沢山ある。たとえば4Q最後の所。実際タイムアウトの数を考えるなら、キャメロンがQBドローしてライズ陣15Yardに来た時、残り時間56秒だったんだけど、タイムアウト入れるのに時間かかって38秒にタイムアウトが入っている。しかも次のゴードンの時には速攻タイムアウト。おいおい、20秒近く損しただろうが。その20秒がラストドライブにどれだけ影響与えたか判ってる?さらにここで時間を残すために敢えて得点させるという戦略に出たんだけど、さっきのタイムアウトと併せて、30秒は無駄にしている。
もしFGブロックに行くならキャメロンに走らせては駄目。走らせた時点で即タイムアウト入れて、点を取らせる方向に舵を切らせば良かった。
あの場面、クレバーならゴードンも1ヤードでダウンして時計流してFGでも良かったのだが、そもそも1回ブロックしているライズが心理的なプレッシャーを与えていてTD狙いにさせたのである、同じ事を2度目のタイムアウトの時の指示でやっても良かったかもしれないのだ。

とまれ、結果論は結果論だ。こうなったのは仕方が無い。3-4位順位決定戦で生き残ることに賭けるしかない。

ところで富士通だが、前半ガンガンにプレッシャーをかけていた守備が、後半押し込めなくなっていた。他チームはしっかり押し込んでいたのだから、こが気になるのだけれど。

 

2016年10月29日横浜スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オール三菱ライオンズ ML 7 7 3 6 23
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 0 3 0 15 18
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 4:01  #28萩原 5Yard Run   #87若松Kick
2 MP 3:01  #44赤津 32Yard FG    
2 ML 10:17  #28萩原66Yard Run   #87若松Kick
3 ML 4:51  #41谷澤25Yard FG    
4 MP 0:05  #44赤津25Yard FG    
4 MP 2:23  #33若島 1Yard Run   #2西澤Run×
4 MP 5:39  #2西澤→#80高橋15Yard Pass   #2西澤→#8田上Pass×
4 ML 9:23  #33鈴木4Yard Run   #15谷口→#85祖父江Pass×

いやもう、パイレーツは、初戦の結果一択だったよね。この試合、もう後半の身震いするような守備が、ねえ。
最初のリターンはライオンズ。QBは試合を通して#15谷口。ランとパス使い分け、特にパスで左右に投げ分けてテンポ良く攻めて先制。
返しのパイレーツ。QBは#2西澤で、なんとエースQBの#8田上がSEにセット。もしかしたら前節負傷したのかも知れないが、それと同時に縦に上がるスピードがチーム内でもトップ(QBキープの切れ味はさすが) なので、秘蔵の一手だったのかも知れないが。しかし最初は3回でパント。

自陣26Yardからの攻撃となったライオンズは、途中「フェイスマスクに連続して手を当てる」パーソナルファウルを取られた上でフォルススタートをを犯し、自陣19Yardまで下げられてしまう。ここをラン3回(最後は谷口のQBドロー)で43Yardまで挽回するも6Yard足りず、パントに。ここで谷口がパンターをしている事で必殺のパントフェイキープ。これでダウン更新。
ランプレーを挟んで#85祖父江にパスを通すとそのままゲインした、と思ったらタックルを受けてファンブル、これをパイレーツがリカバー。自陣35Yardからの攻撃に繋げる。
最初にバス失敗するも#33若島のラン、#86紅屋へのパスでダウン更新すると、西澤のスクランブルを挟み#44赤津へのバスで敵陣に侵入、田上へのバブルスクリーンで31Yardまで進むと#22木村のドローで22Yard。(ここから2Q)しかしここからライオンズ守備が堅く1ヤードを取り切れずに4thギャンブルに。ここを若島のパワーダイブで更新に成功する。だが、そこから先が進めず赤津のFGで追撃する。
この返しのドライブ、自陣37Yardからの攻撃となったライオンズは#33鈴木のダイブ、谷口のオプションキープで50Yardまで来るも、両外からスピードラッシュが来て#41蔀がサック。だが続いて#12若林へのパスを決めて敵陣49Yardまで進むと、またしても谷口がオプションキープで34Yardまで進みダウン更新。
しかし、である。次のプレーで#85祖父江へのパスがタイミングが合わず祖父江がはじいた所、マークしていたLBが見事にINTしリターン、パイレーツ陣40Yardまで戻す。
このチャンスをものに出来ずパントとなったパイレーツ、オプションで谷口をマークするとRBに回されるとしいう事で3回連続ラン。ショートヤードが残ったところで全選手スクリメージ配置したパイレーツは、ダイブフレーで一線を抜かれると止めることが適わず、そしてライオンズはこの重苦しい展開を一度楽にする、多分予想外のTDで(前提ではFG止まりでよしだったと思う)突き放す。

3Qは最初にパイレーツがパントに終わると、ライオンズはラン主体で攻め込み、FG。
この返しのドライブで、赤津へのパスと西澤のドローを軸にぐいぐいと進むと、4Q最初にFG。
えっ?と思うでしょ。実は3Qはこの3ドライブしかなかったの! 自陣35Yardからなりふり構わない西澤のキーププレーと、どうしてかそこがポッカリあいてしまう赤津LBゾーンへのパスと、この二つを軸にジワジワとリズムを掴んで7分しっかり時間を使ってボディブロー打ちまくったの!

そして、ここからパイレーツがはじける。
最初はダイブでゲインせず、次のパスは左に流れてのパスだが失敗。さらに次のプレーではスピードラッシュが入り、#41蔀がパスをディフレクトし、これをDLが押さえて敵陣30Yardからの攻撃にしてしまう。
これを最初に田上へのヒッチスクリーン、若島へのスイングと浅めのパスを見せて、田上へのリードパスがストライクで1Yardまで進み、最後は若島がねじ込んで追加点。
ここでTFPで2ポイントを選択したパイレーツだが、ポケットムーブ中に西澤が味方選手の足にひっかかて転倒して失敗。

しかししかしこんな所で終わらないパイレーツ。
次の歌詞のドライブも、パスでムキになって攻めてしまって、#1斉藤へのパスで敵陣42Yard入るも次のプレーで谷口がサックされ、倒れる前に無理投げ(捨てようとした?)がパイレーツLBにどストライクでライオンズ陣33Yardまで進むと、このフレー終了時になんとライオンズがアンネセサリーラフネス。一気に下がって18Yard。これを3プレーできっちり仕留めたパイレーツはTDで遂に1点リード。
TFPは2ポイントを狙うも失敗(個人的には! あれは!守備の! レシーバーホールディングであったと! 断固主張する!)

だが、ここでライオンズは冷静になった、のだと思う。軸に据えたのはオプション。DEがコンテインしている時に、ピッチマンらもQBにも行けず、どっちつかずになった所を谷口が、そしてプレーが読みづらくなったところで鈴木のランで、パイレーツの守備を間延びさせてしまった、結果としてTDで再逆転となる。

結果論で言うと、パイレーツには毎年「ディープに釣るレシーバー」不在が響く。この試合も、不思議と赤津が空くのだが、それ以外はDBにべったり付かれて西澤が投げあぐねている事が何度も見受けられた。結果として動くことに時間が取られてパスが投げられない事態になる。
別にスピードの問題ではない。相手を「はがす」動き、例えばシルバースターの#83林が見せる緩急のフェイントなど、レシーバーが鍛えればもっともっと強くなれるポイントはある筈なのね。そこが整備できたら、道は開くと思うんだよね。

ライオンズは4Q、相手の守備に飲まれていた。よく逆転されてからここまで我に帰れたものだと感嘆する。やはりエレコムに勝った事は相当な自信になったのだろう。

※この時点では、パイレーツは翌日のアズワンが負ければワイルドカードの目が合ったのだが。やはり自力で取りに行けるように頑張ろうね!

2016年10月29日横浜スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Bullsフットボールクラブ Bu 0 0 6 7 13
ブルザイズ東京 BT 3 0 0 0 3
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 BT 5:28  #15藤野25Yard FG    
1 Bu 8:56  #14畑木47Yard FG×    
3 Bu 3:37  #1猿渡6Yard Run   #6藤原→? Pass×
4 Bu 11:33  #6藤原→#19森 27Yard Pass   #14畑木Kick

試合に関して言うと、まあ「しおしお」な試合で、どっちも困ったときのQBキープが要所で決まって前進するものの、反則だったりでリズムを悪くするだけで。
ハーフタイムアジャストに成功したブルズが東日本最下位決定戦を制したという所、なんだけど、評価に困る試合でした。

それよりも強く訴えたいのがブルズ側のハーフタイム。キッズチアが出てきてずーーーーーーっとハーフタイム中なんかやっていたんだけど、ハーフタイム計時が0になっても何かやろうとしている進行の手際の悪さは「許しがたい」失態でありますな。
当然、ブルザイズ側にまるかぶり。事前に申し合わせていたとしても、かなり失礼。
ってかさ、残り2分で演目終わらせるべきでしょ。 
お遊戯の発表会ではない、という事を肝に銘じておくべき。

ちなみに私がマッチコミッサリーだったら、来年1年間の出禁くらいはいいますけどね。

第5節の結果を受けて

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 18  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● ○34-0● 17
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 16  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● ○24-23● 16
3 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 5 19  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● ○51-0● 13
4 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 4 20  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ ○24-17● 9
5 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 23 SS1-0
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ ●23-24○ 6
6 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 3 18 IBM0-1
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● ●10-12○ 7
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 24 飲料1-0
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ ●0-34○ × 3
8 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 2 19 神戸0-1
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ ○12-10● 4
9 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 27  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ ●17-24○ 3
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 18  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● ○44-17● 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● ●0-51○ 4
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 14 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● ●17-44○ 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 19 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● ○27-0● × 5
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 14 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ ○28-13 3
15 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 18 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ ●0-27○ 1
16 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 16 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● ●13-28● × 1
17 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 1 15 サイ1-1
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ ●7-10○ × 1
18 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 13 名古1-1
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ ○10-7● × 1

いやー。まさかシルバーが飲料に負けるとは……

これによりSuper9の地殻変動がとんでもないことに。
現時点で1~4位が富士通・オービック(負けても3位以内)・LIXIL・パナソニックで確定。IBMと飲料は直接対決の結果で勝利した方が5位。シルバースターは東京ガスに勝てば6位。ライズは負けた時点で9位。
それ以外て最もややこしいパターンが
ライズ○IIBM○(飲料×)エレコム×シルバースター× の場合。これ、直接対決が煩雑すぎで訳がわかりません。S/Sのみで見たら5位以下はIBM・ライズ・エレコム・SS・飲料。
ライズ○飲料○(IBM×)エレコム×シルバースター× の場合。S/Sのみで行くと飲料・ライズ・IBM・エレコム・SS
さらにこの場合はシーガルズ1位で富士通4位。
なお最終節に下位チームが全部勝つと、SSとライズの直接対決でライズ9位確定。

んでもって結論から言うと、あまりややこしく考える必要は無くて、予想通りでいいのではないかと。

このまま行くと……
11/5
 アミノ アサヒ飲料 対 オール三菱(1)
 王子 エレコム神戸 対 アズワン(2)
※順位決定戦を兼ねて飲料対アズワンの可能性もあるが、素直に組むとこうなる。

11/12 横浜
 富士通 対 (1)の勝者(3)
 LIXIL 対 アサヒビール(4)
11/13 万博
 オービック 対 (2)の勝者(5)
 パナソニック 対 IBM(6)

11/26 富士通 or 11/27キンチョウ
 (3)の勝者 対 (6)の勝者
11/27 富士通
 (5)の勝者 対 (4)の勝者

 

2016年10月23日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total OT
IBM Big Blue IB 3 0 7 7 17 6
オービック・シーガルズ OS 7 7 0 3 17 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 3:14  #15ニューハイゼル→#84西村4yard Pass   #49星野Kick
1 OS 7:55  #49星野34Yard FG☓(BLOCK)    
1 IB 9:55  #8小田倉32Yard FG    
2 OS 0:06  #15ニューハイゼル→#85萩山 24Yard Pass   #49星野Kick
2 IB 14:37  #8小田倉18Yard FG☓(BLOCK)    
3 IB 5:24  #3クラフト→#40スタントン2Yard Pass   #11佐藤Kick
4 IB 1:03  #3クラフト→#40スタントン 2Yard Pass   #11佐藤Kick
4 OS 11:28  #49星野 25Yard FG    
OT OS 1TOP  #15ニューハイゼル→#85萩山14Yard Pass   #49星野Kick
OT IB 1BOT  #3クラフト→#40スタントン28Yard Pass   #8小田倉Run☓(ホームランスナップ))

 なんかね。もうまとめるのに困っちゃう、いい試合だったというのもちょっと違うというか、とにかくあのオチはいたたげまへんなあ、という所しかまとめることが出来ない。

なので、まずは気になった試合に直接関係の無い問題から。

1.IBMはコーチの人格をなんとかした方がいい。
まあ外国人コーチ含めてなんだけど。スポッター席での言動がそうとう「ガラの悪いヤンチャな中年」。つられて近くで見ている元関係者も相当ガラが悪い。あれでは新規に獲得できた筈のファンも二度と来なくなる(前節までの話ではあるが)。
もっと酷いのはヘッドコーチ。あんだけ試合中にタイムアウト申告以外でサイドラインを越境する反則行為(厳密にはノンコンタクトファウルの対象で2度目の警告から5ヤード罰退に出来る)を平然と繰り替えする派あんただけだろうが。
酷すぎるので、シーガルズ側で見ていた時に指摘が複数出ていた。

2.川崎の芝生席にテントを持ち込んだ輩がいた。あれ許可取ってないだろう。ポールだけならまだしも、芝生に金具打ち込んでただろ。
走れ廻る子供達に対する危険行為でもあるし、混雑時に迷惑過ぎる。たまたま混まなかったから良いのではなく、そもそも「論外」なのではなかろうか。
こういう親が、大挙して小学校の運動会でバーベキューしたりする愚劣ぶりを発揮するんだろうと思うと、なんとも情けなく悲しく思うのである。

まず試合前確定情報として#34ブルックスが前節に引き続いて欠場(スタイルすらしていない)。#2ライキームは前節2度のパーソナルファウルによる資格没収だったので、前半出場できないかと思ったら出ていた(一発退場の人が次の試合前半の出場停止だったらしい。誤報で迷惑をおかけしました)。オービックは#14藤本がスタイルせず。
試合はシーガルズが後半の選択をチョイスし、IBMがリターンで試合開始。
IBMは政本を先発に送り込むが。あっさりパント。
シーガルズは#15ニューハイゼルが先発。2プレー目に#18木下へのロングパスが決まり敵陣に入り、2プレーでTDに。
次のIBMk攻撃は#10末吉のランで前進するも#14政本のスクランブでロス、さらに#21高木のランであろうことかファンブルロスト!なんとIBM陣28Yardからの攻撃となり、ここをショートパス2回で19Yardまで進むが、#21中西のランを止められ、そこでワイルドキャットから#37加藤のダイブを試み、ギャンブル成功。
ただ、このギャンブル入り前と直後にタイムアウトを消費してしまっている。さらに効率が悪いことにパス失敗、ラン、パス失敗でFGになり、かつはじかれて失敗。
この返しのドライブ、3プレー目にすたんとんへのヒッチパス。これをスタントンが一気にポストに投げ込む。そこに#21高木が走り込み、敵陣15Yard。ただ、そこから攻撃が出ない。結果はFG。

ちなみに、この試合IBMのキックオフはスカイキックばかりで、攻めてない。
FGの返しのドライブ、3ブレー目でニューハイゼルカら萩山へのミドルのパスが通り、そこから萩山が大きくゲインし敵陣33Yardまで進む。パス2回続けて、仕上げは萩山へのパスでTD(これが2Q最初のプレー)。
ここいらへんかで両チームともパントを一度づつ蹴る。両方とも守備ラインが強烈で、これまで好調ょキープしていた政本が為す術なくプレッシャーに屈していくのは、ちょっと残念だったのだが……
続いてのIBMの攻撃で、遂に#3クラフト登場。が。ここから巣およしのラン3回でダウンを更新すると、地下気のランを一度挟んで末吉2回のラン、高木のランで敵陣侵入。もう全くリズムもテンポも違う攻撃にシーガルズ側スタンドも騒然。とにかくまあこうも変わる者かという軽快な攻撃で敵陣に入るととたんにスタントンや栗原にパスを決め、なんと1Yardまで攻める。だがここでシーガルズもプレッシャーを与え巣およしのランは止めるしパスは失敗に追い込むはで、FGにまとめさせた所でまさかの、この距離このハッシュで、まさかの、まさかのFGブロック発生。結果、前半は10-3でシーガルズのリードで折り返す。

後半最初のシーガルズ攻撃はイリーガルフォーメーションがあったりして、結局あっさりパント。そのリターン中にレイトヒットがあり敵陣22Yardからの攻撃となったIBM、スタントン中心に責め立ててTD、追い上げムードになる。
ここからシーガルズはパス中心、というパスハッピーな攻撃スタイルでぐいぐい進めるのだが、敵陣3Yardから木下に投げたパスを、なんと読み切ったDBが前に入ってインターセプト、一気にシーガルズ陣49Yardまで戻してしまう。(ここで4Q)いや、あっさり書いてますけどね。これシーガルズの後半2ドライブ目ですからね。いかに両者の攻守の密度か高いか。

さらにここでスタントンへのパスの後末吉のラン2回で一気に14Yardまで攻め込むと、スタントンへ2回パスを投げ、2回目がTDにつながり、遂にIBMが逆転する。
もうね。こっから両チームの守備がもの凄い濃密なプレーで試合を支配するのよ。
返しのドライブでハーフウェーまで攻めたシーガルズは4th1Yardのギャンブルを攻めきれず、その返しの2プレー目をシーガルズがインターセプトで仕留め。この攻撃をパントで終わらせ、さらの返しのドライブで敵陣20Yadまで攻め込んだIBMを、KJがサックした上にファンブルロストに追い込み。
これはもう現場にいないと判らない、この奇妙な興奮。
ファンブルからの攻撃を、相手に阻まれながらパスで繋いでいったシーガルズは、最後攻めきれずFGで終わるも時間を使い切って同点、ついにタイブレーク突入。

タイブレークは1回表がシーガルズ。やはりパス主体で攻撃して、TD。
1回裏のIBM。こちらは相手守備が激しいプレッシャーをかけてきて全く進めず、ついにはギャンブルに。ここでも強烈なフレッシャーの中、クラフトがサックされかかりながら左エンドゾーンに殆ど見えてない状態ではパスを。そこにはスタントンが。
サイドラインギリギリ。この時、多分DBが少し気を抜いた。多分外で捕球と思ったに違いない。しかし、スタントンが捕球した。サイドラインギリギリで。

うそでしょおおおおおおおおおおおおおお!? あれ獲るかよおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
奇跡ですよ、必然かも知れないけど、すごいもん見たですよ。こんなのアリエナイェェェェェェェェェェェ!

一応、全神事先例を持って感嘆しています。驚愕しています。呆然としています。本当に、本当にそれだけ素晴らしい、本当に素晴らしいプレーだったんです。

しかし……TFPでいきなりホールディングでもりさがる。いや一気に盛り下がった。そこで、冒頭のヘッドコーチの傍若無人な態度(ちゃんとタイムアウトしてから指示しろよ)につながり、結末が、結末が……ロングスナッパーのホームランスナップ……

うそでしょおおおおおおおおおおおおおお!? こんなのアリエナイェェェェェェェェェェェ!

もっと見ていたかったよ。もっとしびれさせて欲しかったよ。これはないよこれはないよこれはないよ。

……

……

一応ちょっと冷静になろうか。
IBMの守備は、特に#2ライキームに尽きる、ようの思えるけれど(いやこれでジェームズいたらどうなってたか判らなかった)、実はこの試合、DB、特に新人#42宮川#37坂梨が、時折負けてはいたものの、よく相手の全日本級(主に木下だが、西村にも付いていた)のレシーバーをタイトにカバーしていた。比較できIBMのCBは他のポジションに比べて格が下がっていた印象があったが、フロントのプレッシャーの助けがあったものの、実に試合を引き締める効果を上げていた。実に素晴らしい。
またIBM攻撃は、シーガルスの誇るKJ/BJのスピードラッシュに対抗するためにクラフトの早撃ちに賭けた。4Qまではそれが功を奏していたのも事実。

それに対してシーガルズ守備。基本カバー2だと思われるのだけど、あの素早いパスをよくあそこまで耐えきったというべきか。
シーガルズ攻撃のパスハッピーはどうかと思うが(市愛鳥に原が負傷していたので、ますますパスハッピーだと思うが)、それでもこの接戦を、制したのは素晴らしい事だと思う。

あーーーーーーーーー、でもやっぱりこの終わり方はねーーーーーーーーーーよなーーーーーーーーーーー。
IBMの次の試合での激闘に期待したい!

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本日までの結果を受けての予想

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 19  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● ○34-0● 18
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 15  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● 15
3 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 5 19  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● ○51-0● 13
4 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 4 19  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ ○24-17● 8
5 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 4 17  
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● 8
6 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 23  
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ × 6
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 23  
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ ●0-34○ × 2
8 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 28  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ ●17-24○ 3
9 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 1 20  
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ 1
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 18  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● ○44-17● 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● ●0-51○ 4
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 15 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● ●17-44○ 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 19 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● ○27-0● 5
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 15 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ 3
15 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 18 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ ●0-27○ 1
16 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 16 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● × × 1
17 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 1 14 サイ1-1
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ ●7-10○ × 1
18 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 13 名古1-1
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ ○10-7● × 1b

ちょっと意外だったのが、サイドワインダーズが名古屋に勝ったこと。
パナ対LIXILは、今節の結果を踏まえたもの(デュプリーと頓花不在が次節にも響くという前提。次節復帰した時点でほぼ互角の予想)。
現時点でSUPER9の成績では富士通の2位以上が確定(最終節に相模原に負けてもS/SでLIXILを、直接対決でパナを抑える)。
という意味では来週のIBM-オービックはランク決めでかなり重要なカードとなる。もしオービックが負けた場合、最終節に富士通が負けてもS/Sの都合で2位どまり。自身がエレコム神戸に負けると4位になる(S/SとIBMに負けたことが響く)。
Battle9になると、オール三菱の今節の勝利でワイルドカード確定(直接対決で明治安田に負けても、S/Sの関係でアズワンを、直接対決の結果で東京ガスを、それぞれ上回る)。アズワンは最終節の勝利とともに、オール三菱の勝利と東京ガスの敗北が絶対条件とっなっている。
明治安田は自身の勝利の上に、東京ガス敗北が必要。
こっちのほうが盛り上がっていますねえ。

2016年10月16日キンチョウスタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
パナソニック・インパルス PI 6 0 8 10 24
ノジマ相模原ライズ SR 14 3 0 0 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 PI 5:43  #8高田→#2岸本13Yard Pass   #11佐伯栄Kick☓
1 SR 9:46  #98ガードナー→#17志水1yard Pass   #29望月Kick
1 SR 11:08  #98ガードナー→#13ギャロン6Yard Pass   #29望月Kick
2 SR 6:38  #29望月28Yard FG☓    
2 PI 11:15  #11佐伯栄44Yard FG☓    
2 SR 12:00  #29望月33Yard FG    
3 PI 0:15  #1ドレイバー95Yard K.O.R   #33横田Run
3 PI 11:10  #11佐伯栄44yard FG☓    
4 PI 7:19  #8高田5Yard Run   #11佐伯栄Kick
4 PI 10:01  #11佐伯栄42Yard FG    

まず最初忘れてはいけないのが、この試合のパナソニックはデュプリーと頓花が出ていない、という事。逆にライズは伊倉が途中治療退場。
結論だけ端的言うと、敗因は攻撃、それも3Q後半における選手起用のあり方だ。

というのも、毎試合この時間になるとガードナーが熱くなって試合を制御できなくなる。原因はラインが疲弊して相手のラッシュを強く受けるが、その裏のプレーがない(というよりチームとして信頼していないというべきか)になって、最後にはギャロンばかり探して誘われて投げてカバーが厚くて失敗するかインターセプトになるか、なのだ。
そこを守備がずーーーーーーっと伊倉を欠きながらねばって粘って耐えているという状態だったのが、この試合では最後に高田にしてやられたという、そういう試合なのである。

明らかにガードナーが試合をコントロールできなくなっている時に、一度サイドラインに下げて、プレーとして出なくてもいいから、ランで時間と距離を少しでも有利に持ち込み、その上で今一度4Q中盤に立て直す、という選択肢があっても良かったの筈なのだ(従ってその間、ラインもスターターを下げるだけの覚悟が必要ではあるが)。
結局、後半に試合を落ち着かせることが出来なかったライズの自滅である。

2016年10月16日キンチョウスタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アズワン・ブラックイーグルス AB 0 0 0 0 0
LIXILディアーズ LD 10 14 17 10 51
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 2:26  #32前川1Yard Run   #14青木Kick
1 LD 7:53  #14青木37Yard FG    
2 LD 2:13  #9加藤→#85鈴木1Yard Pass   #14青木Kick
2 LD 10:55  #9加藤→#15呉田33Yard Pass   #14青木kick
3 LD 3:27  #14青木44Yard FG    
3 LD 5:47  #2中川54Yard Run   #14青木Kick
3 LD 11:20  #43小野里7Yard Fum.Rec   #14青木Kick
4 LD 2:43  #12大和田→#15呉田32yard Pass   #14青木Kick
4 LD 8:04  #14青木40Yard FG    

前半の試合展開を見ていたならば、「あれ、どうしていつの間にこうなった」という試合だったわけで。これを見事に要約するなら「ハーフタイムアジャストと、その後の対応」だと思うのですよ。
ぶっちゃけ話、前半に関しては「攻撃は決して悪くなかった」し「守備はまずまず」という展開で、正直に言えば「上手くいけばTD2本は返せるな」と思ったんですよ。
後半攻撃のメンツ落とされるは、守備も3本目主体になるは、かつどちらにもいいようにやられているのではねえ……。
これは、前半キーになった#10田中と#5山本を押さえ込まれた為で、その後の対応に手を打った感じがなかったから。
逆に守備は前半から「正面衝突は止まるけれど、ちょっとねばられてずれると大穴」という事がかなり致命傷。いいようにラインがピックアップされているという事でもあるけれどけ。
そんな訳でLIXIL側では怪我人が出た事が怖いけれど、それを除けば特筆する箇所もなく。 

2016年10月15日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オール三菱ライオンズ ML 14 10 3 17 44
東京ガス・クリエイターズ TC 7 10 0 0 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 1:18  #33鈴木56Yard Run   #41谷澤Kick
1 ML 6:13  #15谷口11Yard Run   #41谷澤Kick
1 TC 8:26  #8徳島→#88岩越38Yard Pass   #10金親Kick
2 ML 0:04  #41谷澤48Yard FG    
2 TC 4:21  #8徳島23Yard Run   #10金親Kick
2 ML 6:35  #33鈴木37Yard Run   #41谷澤Kick
2 TC 12:00  #10金親21Yard FG    
3 ML 3:00  #41谷澤44Yard FG    
4 ML 0:05  #41谷澤41Yard FG    
4 ML 7:22  #15谷口→#81栗原27Yard Pass   #41谷澤Kick
4 ML 9:35  #33鈴木12Yard Run   #41谷澤Kick

この試合は、よく言えば「ライオンズの粘り勝ち」であり、悪く言えば「終盤に競り負けた東京ガス」という構図なのかもしれない。ある意味ゲインを許しても凌ぎきったという点でライオンズ守備陣の健闘をたたえたい……とはいえ進まれすぎやねん。

最初のリターンはライオンズ。ここで初っぱなにキックのアウトオブバウンスがあって膝かっくんだったが、そこから3フレー目で#33鈴木の中央のランが止められず一気に持って行かれてライオンズ先制。
東京ガスは最初3回のランを#22尾花に託したがパント。これが東京ガス陣までリターンとなってオール三菱が#7佐伯へのパスや#28萩原のランで攻め込むと、最後は谷口のキープで追加点。
#44吉島へのパスを足がかりに、なんといつもはオプションプレーヤーの#8徳島が積極的にパスをからめて#88岩越にパスを決めてTD。

ここからライオンズはランパス配分よく攻めてFGで加点。
だかここから徳島のランと#14室田からのパスでテンポ良く進むと、徳島のキープで追加点をゲット。すぐさま3点差に追いつく。
すぐさまライオンズもパスで責め立てると鈴木へのオプションピッチでTD。あっさり突き放す。
さらのこの返しのドライブで手詰まりになった所での室田のパスがアクセントとなって責め立て、最後にはTDも狙えるかという位置まで来て、惜しくもFG止まり。

後半最初のドライブで、振り返ってみればこれが一番重く仕掛かるケツか担ったプレーなのだが、パントミスが発生する。
弾道が低く、リターナーにダイレクトでキャッチされ、カバーが間に合わないうちに東京ガス陣32Yardまで戻され、そこから攻撃はダウン更新を許さなかったもののFGを許す。
この後東京ガスがパントとなり、その返しのドライブでライオンズがパス主体で攻め込み、それでも最後は東京ガスがしのぎきってFG。
次のドライブも互いにパントとなるが、その次のドライブで自陣深くでのギャンブル失敗が痛かった。さらにここで#81栗原に一発で決められるとは……(最初にランプレーが入るものの、実質このプレーだけだよね)。

この返しのドライブで、尻に火が付いたかのごとく果敢に責め立てる東京ガスだった(パス中心の、それは剣が峰を綱渡りのような勢いで走りきるル瀬戸際のプレー打破会ったが、それでも素晴らしいプレーだった事は間違いない)、最後の詰めが甘く、浅いアウトのパスをDBが狙い澄ましたかのようにパスコースに入りINTどころかそのまま独走。最後に追いつかれたものの東京ガス陣12Yardまで進み、なんとなーく気が抜けた(あるいは時間を残すために敢えてそうしたのかも知れないが)守備を切り裂いて鈴木が追加点。
その後攻めたる東京ガスだが、最後にTDを狙ったパスをDBにINTされて万事休す。

ちなみにこのインターセプト、4thギャンブルだったのではたきおとせばもっと有利な地点からだったとのだが、よくよく考えたら叩く方向にカバーされていたとは言えWRが居たので、下手に叩いてアシストしちゃいけないという心理もあったかもしれない。
結果としてオール三菱は見事に勝利を収めたのであった。

両チームとも決して悪いプレーはしていないので、これはこれで良かったと思う。
それにしても、谷澤をゲットしたライオンズは、実にいいピックアップをした。これで弱点が減った。
確かにトップ6チームくらいとやるには厳しいけれど、FGレンジまで持ち込めば、いい食らいつきになりそうである。

東京ガスは次節シルバースターに勝った場合、アズワンが連勝しなければオール三菱が勝った時点でプレーオフ決定。ちょっと厳しいけれど、まだ道はある。

ライオンズは、今節アズワンが負ければプレーオフ確定。