2025年5月24日富士通スタジアム川崎第一試合(PerBowl交流戦)

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 OrientalBioシルバースター SS 10  17 
 富士フイルム海老名 Minerva AFC FM 10  10 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FM 1:56  #10石田32Yasrd FG×  
1 SS 6:14  #4梅垣41YardFG×  
2 FM 1:54  #10石田30YardFG  
2 FM 8:20  #37篠生2Yard Run  #10石田kick
2 SS 11:23  #4梅垣43Yard FG×(Bock)  
3 SS 10:13  #6佐々木→#15フィリップス37Yard FG  #4梅垣kick
4 SS 6:40  #4梅垣25YardsFG  
4 SS 10:37  #3岩田2Yards Run  #梅垣kick
  OrientalBio 富士フイルム海老名
1stDown(Run-Pass-Foul) 19(10-7-2) 9(3-5-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 42-143-1 28-55-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 15-9-2-177-1 20-8-1-114-0
Total(ATT-Yard) 57-320 48-169
反則(Att-Yard) 3-35 5-31
Punt(Att-Yard) 1-27 4-118
PuntRet(Att-Yarrd-TD) 4-22-0 2-1-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-23-0 4-0-80-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 0-0
攻撃時間 26分31秒 21分29秒

どっちも課題多すぎる試合で、収穫があったのは富士フイルム。シルバースターは収穫以上にダメージが大きかった。

まずシルバースターのだめだったところ。ほぼすべて。スタッツ的に優位に見えるがこれは3Q後半から富士フイルム守備が勝ち逃げ狙いのプリベント守備に入ったためで、その間隙を縫うようにフィリップスが非常にいい動きでDBを完全に外してしまった(DBが併走しているにもかかわらず選手を見失った)ことで攻め込んだからである。
何より主戦QB2名(アイソン軽傷→安藤担架退場→アイソンハードヒットからのおそらく脳しんとうで退場)というのは、完全にOLの来の悪さ。あれだけラッシュかかったら怪我するわさ。佐々木が運良く(本当に運良く!)大事に扱われてしっかりプレーコールで対処できたのが儲けものという程度だと思う。
守備にしても富士フイルムのQB吉田が負傷退場したことの影響であって、決して褒められたことではない。

富士フイルムは基本としたいランプレーが全く機能しておらず(ってか2年続けて基軸のプレーが出ないなら思い切ってスタイル変えるべきなんだけど、関口さんはそれができなそうなタイプだからなぁ)、その中でパスに活路を見いだそうとしているんだけど、どうにもQBが。
吉田は判断がいいけどテンポが遅い(鈍くさいとかではなく、動きが大振りなので動作に時間がかかる)、相馬は制球難(多分プレッシャーがかかった時に肘か手首の回転が雑になってコントロールが乱れる)なので。どちらかが一皮むけて初めて対等かな、他チームと。
守備は腰が引けるのが早すぎた。あとフィリップスもそうだけど、外国人レシーバーの微妙なチェンジ・オブ・ペースに対応できないと上位との対戦は厳しい。
ただし3Q中盤までの守備は見事の一言である。