2016年10月30日相模原ギオンスタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 0 0 7 3 10
富士通フロンティアーズ FF2 9 0 0 8 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:34  #3キャメロン→#9宜本 4Yard Pass   #11西村Kick☓
1 FF 5:40  #11西村25Yard FG    
2 FF 8:47  #11西村41Yard FG☓    
3 SR 3:00  #98ガードナー1Yard Run   #8出澤Kick
4 SR 0:51  #8出澤32Yard FG    
4 FF 11:38  #29ゴードン13Yard Run   #3キャメロン→#1強Pass

まー、一つだけ言えることは、ライズは新システムの犠牲になったと言うべきか。というより、多分これはチームマネジメントの失敗だよね。
このチームの最大の弱点はOLで、ついでレシーバー。最重要補強ポイントはOLかTE/HB。ここ数年それは判っていなくてはならないはずのポイントだった。
しかし、何故かQBとWRをセットで獲得した。
結果、公式には9サック、実際はパス崩れのプレーを入れたら三倍くらいのパスラッシュによるタックルを受ける結果になった。
OL登録の選手が9人いるが、ルーキー2人と40超2人、これで本当に良いのだろうか? 

レシーバーにしてもそう。シーズン中に臨時RBコーチにけっちょんけっちょんに言われる(シーズン中にメディアの自分のコラムで言ってしまう中村多聞が一番いけない事は当然なのだが。っかてかこの人何の役にも立ててない訳で、エース2枚が負傷退場してもこの人は何の責任も負わない訳でしょ。ラン攻撃が改善したわけでもないのに何を上から目線で言い放つかなあ。言っている事は決して間違っていないが、指導者としては最低の行為である。オフシーズンにいうならまだしも)マークを外せないレシーバー陣たるや、20傑に3人しか名前が出ず成功したパスの7割がその3人、いやさ6割を上位2人で占めている。リクシルは5人、オービックは6人だぜ。しかも均等なんだよね。
結局、チームの補強・改善ポイントと打ち出した対策がかみあってないって事。

言っちゃあ悪いけれど、今の日本のパス守備に対して、日本のQBでは駄目な理由はないんだよね。外国人QBを連れてきて、周りが成長するというならいいけれど、8月合流だとしたら、今シーズンにそれが適うはずがない。少なくとも春シーズンにスタッフとして合流させてとか、そういう事していかないと無理だよね。その上でラインから改善していかないと。

他にも問題は沢山ある。たとえば4Q最後の所。実際タイムアウトの数を考えるなら、キャメロンがQBドローしてライズ陣15Yardに来た時、残り時間56秒だったんだけど、タイムアウト入れるのに時間かかって38秒にタイムアウトが入っている。しかも次のゴードンの時には速攻タイムアウト。おいおい、20秒近く損しただろうが。その20秒がラストドライブにどれだけ影響与えたか判ってる?さらにここで時間を残すために敢えて得点させるという戦略に出たんだけど、さっきのタイムアウトと併せて、30秒は無駄にしている。
もしFGブロックに行くならキャメロンに走らせては駄目。走らせた時点で即タイムアウト入れて、点を取らせる方向に舵を切らせば良かった。
あの場面、クレバーならゴードンも1ヤードでダウンして時計流してFGでも良かったのだが、そもそも1回ブロックしているライズが心理的なプレッシャーを与えていてTD狙いにさせたのである、同じ事を2度目のタイムアウトの時の指示でやっても良かったかもしれないのだ。

とまれ、結果論は結果論だ。こうなったのは仕方が無い。3-4位順位決定戦で生き残ることに賭けるしかない。

ところで富士通だが、前半ガンガンにプレッシャーをかけていた守備が、後半押し込めなくなっていた。他チームはしっかり押し込んでいたのだから、こが気になるのだけれど。