青色は見に行く計画中、緑色はまだ迷っているところ。９日と１６日は、その頃の成績次第です。

一応今年は大阪行く予定でいます。ただ、カードと仕事次第で辞めるかも。

あまりの寒さ(気温の話です)に、３Ｑで退散しました。

序盤の鹿島はすさまじかった。
淡々とプレーしているのに、強烈なラインと的確な走りのランナーと、パスのバランスとがマッチしていた。
本当のところ、どうなるのかと思ったのだが、２Ｑから地上戦に切り替えて時間消耗と相手の消耗を狙ったプランに移行。
結果論として、終盤に行くほどもたついてしまったが、守備が相手攻撃をオーバースキルしていたので、危なげなく勝ったというか。

いかんともしがたいのがオール三菱の攻撃で、QBの出来云々よりもラインが完全に駄目で(いや、鹿島が凄かった事も含めて相対的な話だから)、やはり冷水はレシーバーに置かないと攻撃が一枚も二枚も弱くなる感じ。
だからという訳でもないが、ランに脅威がないから守りやすいというか。安村が落ち着いて投げられない、田がプレッシャーに陥落しがち(とはいえ見ている範囲２プレーでかけどね、出たの)という状態では、苦しいですよ。

序盤はライン戦で完敗していた守備は、往年の「魅惑の超攻撃守備」という呼び方を使うことは出来なくなったとはいえ、その片鱗は随所で見せていた。ねちっこく、諦めず、強く激しくを繰り返していた。
ただ、核がない。強烈な核があれば、もっと相手を追い込めたかもしれない－無くても良い守備ですが－。

結果論として、鹿島の終盤の失速が気になるのである。あれは、今後オービックやオンワードとぶつかるときに、悪い作用を起こすのではないかと。

試合は都合により東京ガス最初のドライブを見ることが出来ず。

試合経過としては、序盤からガンガンに攻めた東京ガス守備が、いきなり岡村をサックしてファンブルを誘い、そのボールがエンドゾーンからこぼれてセイフティ。次のキックオフリターンからもドライブしてFG。
その後、時間のかかるプレーでことごとくプレッシャー負けした反省を活かして早いタイミングのパスでパスカバーの隙間を突いたＩＢＭが東京ガスを振り切って……というのがフツーの書き方。

いや、その、小川のスラントが止められないというのは凄味を感じるのだけれど。あれをイニシャルタックルで止められない方に問題があるという事も判っているのだけれど。

なんかこう、全体の感覚として大雑把感が拭えないのだ。
雑、ではない。個人個人の能力は素晴らしい。ただ、それに依存しているっぽくもない。
システム的にそういう風に見えることがあるゾーンブロックっぽい所もあったせいかも知れないけれど、全般的に大雑把に感じてしまう。
「なんか、このへんでいいかな」
というパス、守備が多い。これはダウンブロックに出たレシーバーでもそう感じることが時々ある。
ところがそれに比較して東京ガスはQB室田を軸にしっかりとしたプレーで大雑把な所を突いていく。
その結果が、途中までの淡泊さとして写り、かつ攻められた原因。

多分、このままでは次節は勝てないだろうなと、そんな感じです。

まあ、４６－０の試合ではない。
富士通の自作自演感が強いなあ。

攻撃は、まあいいのね。あんな雨の中で、フィールドポジジョン考えたら、この攻撃は仕方ない。
(ただし、崩した感の欠如はどうしようもなく痛い。単発と個人技という気がして仕方ない訳ね。あとトラポンは寒々しかった)

問題は守備だね。
唐沢のダイブに何で苦戦し続けるのかな。

基本、ハリケーンズのシステムはヴィアからのクイックオプション。従ってＨＢダイブはプレーの生命線。
判っていて止められない。これは致命傷だと思う。
ぶっちゃけパス投げさせた方が良かった訳で。

最後の最後に手詰まりになったとはいえ、いいフィールドポジションで始められないというのは痛い。

こりゃ、終盤２連敗はあるよ、富士通。

ハリケーンズはねえ。慣れていないQB2枚でなんとか頑張っているという感じ。もしベテラン皆川がいたら、もう少し違った展開になっていた(若手の負担を軽くしてあげられたという意味)かもしれない。

相変わらず菅原が一人異次元を形成しております。
もしかしたらアリーナでスターター取れるかもしれないぞ、と(ＮＦＬはタッパないのでダグ・フルーティーのようによほどのことがない限り無理では)

それはそれとして。今回悲惨だったのはパイレーツ攻撃陣。
厳しい言い方をすれば「コンセプトが全く判らない」中途半端な攻撃で終わったという事だろうか。
ポケットが持たない前提で浅いゾーンを狙うように設計されたシステムだと思うのだが、それがまるで生きていない。水野って、もっと判断早くなかったか？と思うのだけれど。何度となく潰されては話にならない。
ランにしてもＦＢにライン選手を起用しているにもかかわらず前が開かない。

久々に「これは見る価値なし」と、途中で昼寝をしたくなった(いたたまれないからです)試合である。

持論としては「１Ｑ２本程度、だいたい最大７本差の試合を超えると興行価値なし」なのだけど、見事に引っかかってます。
もうちょっと、下位チームは努力しないと。

こと明治安田は日田と二宮という、当時の関東学生を代表するレシーービングＴＥ２枚持っているのだからさ。

しまりのない試合しやがって、情けないぞフロンティアーズ！

という試合でした。
正直、攻撃はムラがありすぎるし、守備は後半迫力に欠けてるし、帆足のリズムが出てきたら、かなり行かれていた訳で。
まあ正直このくらいの差はある試合ではありますがね。

最初のキックオフがオフサイドで蹴り直しとなって、それがリターンでいきなりTD。
返しのドライブで相手が止まり、フロンティアーズも出原が3回パス失敗して、4thパントの時に#19吉田がパス。で、その後罰退したのロングパス決まったりともたもたしつつ最後は森本でTD。しかしTFPは失敗(低くてはたかれた)
次のドライブでパントになったら、いきなりパントブロックされ(ボールがスクリメージ超えてないと思うのですが、公式記録はパントリターンなので、超えたのか？)、次のドライブでもインターセプト。

まあ正直試合は決まりましたよ。しかし、正直に言うけど１Ｑの攻撃ドライブは１回、それも森本のTDのドライブの時の、あのパントフェイクがからむドライブのみ。
２Ｑ最初のドライブはクリッピングで下がってしまい、１プレー目のみダウン更新したものの、パス投げられずスクランブル１回とパス失敗１回でパント。次のドライブではリターンがよく敵陣４１ヤードからの攻撃をランのみで攻め、TD。正直１ドライブで2回もオフサイドしてしまうゼロックスも問題だけど(１回はディクライン)
次のドライブで帆足のスクランブルからリズムに乗りTDまでかなりあっさりドライブされた感じがある。
残り時間で何か貼りアップオフェンスのテストでもガシガシせめてTD取ったけど、なんだかなあ感強し。時間残すのどうよ、みたいな。
※残した事で残り１秒でインターセプトとなったのだが、取ってくれパス失敗に終わる。
3Q入って２プレー目で相手パスINTするも、２プレー目でファンブルロスト(ただ、最初のプレーがロングパスなので敵陣深くから。で、パントになる)。
ころへんからレシーバーがフリーのパスをポロポロ落とす。これどういう事？特にBall on 17yardの4thギャンブルなんて、スラントのパスをフリーで、しかも前がオープンな状態で、河瀬が落球したのはおかしいでしょ、絶対。
この返しのドライブてインターフェアしたりレイトヒットしたり、結局ゼロックスがイリーガルフォワードパスして下がったからいいけど、自分で首を絞めている。
さらに返しのドライブでイリーガルブロック取られる(ただ、施行は納得してない。コーチングカンファレンスしてましたが…あとでルールブックで確認します)。ここは吉田が落ち着いてパスラッシュをかわしてダウン更新につなげて、次に出原が一気にロングパスを決め、どフリーな清水が一気に走りきる。

で、この後正直試合が決まったので気持ちを楽にして見ていたのだけれど、振り返って言うなら雑ですね、富士通の試合運びが。
反則１３回９８ヤードって何さ。(ただゼロックスも13回54ヤードだから、褒められた話ではない)
点差ついた４Ｑに、バレバレの中で本日2回目のパントフェイクからのパスってどうよ。
試合のカタがついてるのにハリアップオフェンスして相手に１分近く時間を与えるってどうよ。
パスも雑、ブロックも雑、でもって守備も寄せきれない(プリベントというにしても、だ)。
終盤のプレーは、悪い頃のシーガルズのそれと同じ。

なんかもう、正直言って見てるのがしんどかった。ラフプレーしたいなら、プロレスでも行ってやって欲しいわマジで。

こういう状態で上位に当たるなら、勝てないと思うよ。雑なんだもん、とにかく。

オープニングシリーズ屈指の好カードだった筈である。
今期の行く末を左右する試合だったはずである。
フットボールの魅力をみんなに伝えうる試合だったはずである。

なんだいこりゃ。

シルバースター一方的な敗北である。点数だけ見ているとシルバースターの立ち上がりが固くなっていただけで、あとは互角ではないか、という意見もあるだろうがそれはとんでもない話。

まずQBなのだが、#5波木は年々悪くなっていく。組み合わせが単調で、プレーが崩れたときの対応が悪く、初めから走る可能性を入れてるとスクランブルするが、縦に上がる判断が遅すぎるし、パスに固執したら投げることだけ一生懸命で、あっさりサックされたりとんでもないパスしたり。
時々いいパス投げるも守備にベタ付かれしているレシーバーは為す術無くはたかれる。
かくしてラインももたない(あるいは、ラインが持たなくても相手に脅威を与える術がない)まま、2Q8:42にブーツレッグした際DEのパシュートにもパスにこだわりスクランブルする機会を逸してしまいサック、その時負傷しアウト。
交代で出た東野はハンドオフフェイクにしろポケットからのスクランブルにしろ、良いタイミングで抜け出す判断にしろ、スピードやカット能力よりも「判断速度」が全てであるという事を証明しているのが興味深い。

問題は、守備フロント７。
有望なＬＢを加えた事とＤＬの神様佐々木康元の引退を受けて、および相手が常にパスコースに４～５人を出すスタイルという事もあるのだろうが、３－４体型で挑んだ。
ところが、プレッシャーは届かない、カバーは甘い、29回24成功349ヤードという公式記録の前にどんないいわけも通用しない訳で。
守備バックも苦戦しているが、もうひたすらに届かないDL(#90阿部などは、何度となく相手を振り切ったとたんに足が止まる。それだけ相手にやられていたのだが、ふりきった時の勢いでパシュートしていればプレッシャーになった場面が幾つかあった。残念である)と、そのサポートが出来ないＬＢに、どうしても責任が行ってしまう。

いずれの場合も、このチームの悪い点が過去ずーっと連なっていて、いま正体がバレた(まあ昨年からバレたって事でもあるが)ようなものである。
ベテランに頼りすぎて、世代交代が失敗している。その結果、選手が伸びずに引退する。
QBにしても安斉、中村と関東屈指のパサーを持ちながら、金岡に頼り切りのシステムの中でレシーバー転向させて浪費してしまった(内外に移籍しての安斉の活躍は、誰も文句が言えない。それだけの逸材を飼い殺しと呼ばれても仕方ない状態にしたのだからねえ)ばかりか、ラインもベテラン中心で若手が出てこなかった。
システム云々より、運営のあり方なんじゃないかと思うのだけれど。そもそも東海を引退させた時と同じ事を金岡に出来なかったのは何故？「近くにいると頼りすぎるから」って理由はどこにいったんだ阿部さん。

ただ、一応フォローすると、オークスの守備フロントは今がピーク。かなり強い。ＤＬは当たり負けしないしフォローに入るＬＢもスピードあり判断良し。ＤＢも味のある選手がそろっていて、普通じゃ勝てない。そこをなんとか拮抗した点差に持ち込めたのは東野のクォーターバッキングのお陰である。

また、この日オークスの#4菅原は、学生時代からのセンスの良さが爆発している。久しぶりに一人で３００ヤードたたき出した選手を見たぜ、と言う感じ。冨澤や小島がかすんでしまう活躍である。プロテクトもしっかりしているし、レシーバーも極上で、いいランナーが沢山いる現状で、彼を止める事は困難だと思う。いや、イーストでは止められないだろう。電工かシーガルズくらいだろ、多分。

もう、それくらいの格差が目立つ試合でした。
再建のためには、思い切った手を打たないと駄目だろうね、マジで。

困ったことに、この試合は「学芸大がよく頑張った」と同時に「あっさり切れてしまった」試合である。

そもそも、この試合において学芸大攻撃は為す術無く轟沈しているが、もっといろんな手があっただろうという気がしてならない。

それをここまで引っ張ったのは、守備である。
というより、スポッター席で前半は早稲田の攻撃をことごとく言い当てて、プレーもほぼあたりだったのだ。
故に、タックルミスから失点したものの、後半途中までは非常に見応えのある試合だった訳だ。

ところが。攻撃は進まない。
どうもスポッター席との通信機能に問題があったようなのだが(スポッターがじれてキレまくっていた)、どうもサイドラインとスポッター席の意思疎通が出来ていなかったという事のようだ。

っつうかガラの悪いスポッター席のコーチの方が、実に適切な判断と指示をしているのに、サイドラインが生返事だったり次回送りにしたりして、そこを突かれて次第に穴を見つけられたような気配。

その上で攻撃がファンブルロストして失点につながっては、やってられないだろうというのが正直なところ。

個人的に一つ。現在のシステムで良いので、もう少し積極的にクイックパスを投じられなかったのかな、と。

早稲田は・・・・・・・・これじゃ駄目でしょう。特に攻撃。途中ジレてじれまくって、相手が自滅してくれなかったら早稲田が自滅という展開だった訳で。
かなり気合い入れないと駄目でしょう。