6/17 パールボウル結果

深夜更新ですので、17日カレンダーに出るように時刻調整します。

●本日の苦言お小言
1)富士通側で見ていたのですが、場所取りのあまりの悲惨さにげんなり。あれはみっともない。
2)東京ドームは瓶・缶・ペットボトルの持ち込みが禁止されている(オウム事件以降徹底された。なお基本的に硬質なものは投擲凶器になるので、スタジアムへの持ち込みは厳禁。これ、当たり前)のに、そんな事実も知らな人の強行突破が目立つ。東京ドームが馬鹿なのか(持ち込み禁止品を持った人の出入り口を制限するか入り口の外で移し替え義務づけ)内定者イベントをかました企業の無様な姿を暴露したのか。それともただ自律神経に欠陥を持った健常者が増殖しているのか。いや単にモラルを知らない事が一般人の資格なのだろう。そんな一般人が正しいなら、俺は一般人でいたくはないけどね。
3)東京ドームの音響が最悪なのは当然なのに、全般に音量が大きく不愉快。特にハーフタイムなんて、ボーカルの人がなんと言ってるか聞き取れない。あれは最低最悪であり、ボーカルの人に失礼。ついでに鹿島のチア、ボリューム大きすぎ。
4)終盤富士通のファウルに対して審判をやじる人がいた。あれは最悪。不愉快きわまりなく勝負に水を差し続けた。恫喝してなんとかなるのは自分の下請けだけだと思え。

いやあ、久々に小言が多い。それほどまでに殺伐としたものを見せつけられました。情けないよ本当に。1年休んだだけで、ここまで主催者・観客の質が落ちるとはね。

T E A M       1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
富士通フロンティアーズ(FF)  0 14  0  0 14
鹿島ディアーズ(KD)     10  3  0 14 27
(1Q15分計時)
Q TEAM TIME PLAY
1 KD  6:53 #26鹿島 36YARD FG
1 KD  8:55 #29丸田 1YARD RUN / TFP #26鹿島KICK
2 FF  7:04 #29平澤 1YARD RUN / TFP #10後藤kICK
2 KD  8:44 #26鹿島 25YARD FG
2 FF 12:21 #18出原-#87大矢 18YARD PASS / TFP #1小山KICK
3 FF  5:04 #10後藤 37YARD FG×
4 KD  0:34 #29丸田 2YARD RUN / TFP #10尾崎-#81志田×
4 KD 14:00 #29丸田 11YARD RUN / TFP #10尾崎RUN

結果から言うと、富士通は自爆しました。
鹿島のTD1本目は、パント時のロングスナッパーがホームランスナップして自陣1ヤードで押さえる醜態。鹿島のTD2本目はパントリターンでロケットファンブルしてロスト。3QのFG失敗も痛かった。
それよりもね。

基本、春に見た欠点が修正されないまま決勝に来ちゃったのがありありな富士通と、ごっつぁんで得点した鹿島が時間を上手く使った結果だといえる。

最初のドライブ、せっかく止めたと思った鹿島攻撃陣にランニング・イントゥ・ザ・キッカーでダウンをプレゼント。そこからズブズブに下がる富士通は、正直ライン戦でかなりの負け。
FG返しのドライブで、3アンドアウトになって、パントしようとしたらホームランスナップ。この時だって両タックルが押し込まれてプレーにならない。
結局富士通にプレーらしいプレーが出るのは、#19吉田がスクランブルしてからの事で、それまで進士も平澤も満足に走らせてもらえなかった。吉田のオプションキープとかで守備エンドが攻撃エンドに対してのプレッシャーが弱くなった事で、ガードの負担が減り、その結果走れたという事だと思っている。
富士通守備はこの後3Qまで素晴らしい仕事をしてのける。丸田に走られることはあっても、尾崎のパスをかなりプレッシャーで押さえ込む事に成功した(3サックはお見事)。
ところが4Qになるとかなり左右に振られたツケが出て、丸田を止められなくなってしまった。でもこれは仕方ない。
問題は攻撃の方で、記録で見ると確かに出原のパスは成績が良いのだが、見ている方としてそんな印象が丸でなかった(12/17 132YARD)。要所でパスが浮いているのは相変わらずだし、スクランブル判断は良くないし。
吉田も終盤は走らせてもらえず、結果として負けた訳である。

それにしてもびっくりしたのは鹿島。試合運びが丁寧だわ。尾崎のパスが「決めうちしか出来ない」面もあるけれど、終盤の時間の使い方はお見事である。

ただ欲を言うなら、「結果として勝ったけど、完成したと思って欲しくない」という所か。もっと攻撃・守備ともに「自分たちが主導権を握る」という為の仕掛けがたくさんあっていいと思うのだけれど。

富士通は、なまじ勝たなかった事で良い方向に向かって行けるのではないだろうか。弱点は露呈された訳で、この悔しさをバネに伸びていけると信じたい。

次節以降の予定

えーっとですね。
パールボウル準決勝は、行けなくなりました。
前の職場の後輩が結婚披露パーティーする事になったので。
順位決定戦も6/7はパスです。
パール決勝は行きますけど。
ええ、会社休んででも。

5/18川崎 第二試合結果

                 1Q 2Q 3Q 4Q Total     
オービック・シーガルズ(OS)     7 12  3 15 37
アサヒビール・シルバースター(SS)  7 10  0  0 23
Q TIME TEAM PLAY
1 1:49 SS #11戸倉 37YARD FG×
1 3:38 OS # 4木下-#18松田 46YARD PASS / TFP # 1金親KICK
1 7:30 SS # 5波木 20YARD RUN / TFP #11戸倉KICK
2 0:43 OS # 1金親 29YARD FG
2 7:42 SS #11戸倉 26YARD FG
2 7:55 OS #22古谷晋 79YARD K.O.R / TFP # 1金親KICK×
2 10:44 SS # 5波木-#88橋詰 33YARD PASS / TFP # #11戸倉KICK
2 11:58 OS # 1金親 45YARD FG
3 6:31 OS # 1金親 27YARD FG
4 0:02 OS #20古谷拓 1YARD RUN / TFP # 1金親KICK
4 1:23 SS # 5波木-#80島野 22YARD PASS / TFP # #11戸倉KICK×
4 6:53 OS #20古谷拓 1YARD RUN / TFP #20古谷拓RUN

いやー、キックチームの差がこれだけ激しく結果を左右している訳ですからねえ。
QBはシーガルズが新人#4木下、シルバースターが#5波木という若手。
しかし、木下はいいねえ。学生時代のプレーブックに近いというのもあるのかも知れないが、非常にいい攻撃をしていたと思う。
翻って波木。パスオリエンテッドなのはシステムの都合だから仕方ないとしても、あれだけいいランナーを要していて、ランプレーが非常に少ない。結果的に自分のスクランブルが稼ぎ頭な訳で、勿体ないなあと思う。

で、勝負の差を分けたのは、キックカバー/リターンチームであると思っている。
基本的に「清水に取らせるな」が常道の対シーガルズ戦。最初のリターンは自陣45ヤード、次がTD、その次も自陣45ヤード、後半開始が自陣42ヤード、次が自陣40ヤード。シルバースターはと言うとキックオフで敵陣46ヤード、次が自陣29ヤード、次がタッチバック、次もタッチバック、またタッチバック、後半最初のリターンもタッチバック、次で自陣37ヤード、最後が28ヤード。
しかも、シーガルズのリターンは一番奥のリターナーではない選手の所(おおよそ25ヤード付近でキャッチ)してから、大きなゲインを許している。殆どがカバーチームの良いブロックに支えられての事だ。
これは攻撃は楽である。
シルバースターとは開始地点で25ヤードくらいの差がある訳だから。

まだまだ雑なところがある(最後のパントのホームランスナップみたいな所とか)が、システムが変わろうとこういう試合運びが出来れば、シーガルズはいい感じなんじゃないかな。
シルバースターはねえ。難しいですわ。これからあわせて行く事になるんでしょうねえ。どういう風になるかが楽しみです。

5/18川崎 第一試合結果

              1Q 2Q 3Q 4Q Total     
富士通フロンティアーズ(FF) 21  3 10  7 41
オール三菱ライオンズ(ML)   0  3  0  0  3
Q TIME TEAM PLAY
1 0:52 FF #18出原-#88河瀬 70YARD PASS / TFP # 1小山KICK
1 4:46 FF #41河瀬 16YARD FUMBLE.RET / TFP # 1小山KICK
1 9:08 FF #29平澤 47YARD RUN / TFP # 1小山KICK
2 1:54 ML # 6植前 32YARD FG
2 8:45 FF # 1小山 22YARD FG
3 5:48 FF # 1小山 21YARD FG
3 9:10 FF #18出原-#17秋山 81YARD PASS / TFP #10後藤KICK
4 0:44 FF #28進士 3YARD RUN / TFP # 1小山KICK

まずリターンを取ったフロンティアーズは2プレー目で、FSとLBのゾーンの切れ目にパスを通して、そのまま独走TD。
ライオンズは2ドライブ目の2プレー目でハンドオフの位置が左右逆(RBが右に走ったのに左をQBが向いた)で、渡すつもりでのばした手に、ラッシュかけた守備選手がぶつかりファンブル。それをリターンして富士通追加点。

そういう試合でした。
はい、ライオンズの攻撃が奮闘していたので、試合が凄く引き締まって見えましたが、実態はロングゲインとかインターセプトとかが絡んでいたりするので、富士通側の攻撃のリズムが悪いことおびただしい試合。

オール三菱は3人のQBを使った訳だけれど、#4安村はキレがあるもののパスが不安定(守備に読まれていたのかも知れないが、プレッシャーがかかって上手くいかない面があった)、#19冷水はキレがないもののプレーセンスは面白い、#5小山はベテランらしいがスピードに欠ける、という所か。
富士通は相変わらず出原のパスが高いしラインは押されてるし、とにかくリズム感が攻撃にはほとんどないのよ。守備はまずまず合格点だけれど。

たまたまロングパス2本と守備のプレーで21点、記録上ランになっている平澤のTDはショベルパスだったし、つまり基本的に「たまたまロングゲインがTDにつながった」だけで、「相手守備を苦しめた」とか、そういう印象が丸でない。
特に出原のパスは、もう少し何とかしないと試合にならない。吉田の場合はスクランブルしたら走るしかない感じだし。

意図を持ってプレーしているとは思うが、もう少し何とかして欲しいです。

5/6第二試合結果

以前からけたたましい「ちょびひげめがね」として、旧サイトで取り上げていたおっさんが、第一試合からうるさくてね。もうちょっと空気呼んで欲しいんだよね、おっさん。

              1Q 2Q 3Q 4Q Total     
富士通フロンティアーズ(FF)  0 10 13 21 44
ロックブル(RO)        0  0  0  0  0
Q TIME TEAM PLAY
1 5:48 RO #10畑木 39YARD FG×
2 7:02 FF #10後藤 35YARD FG
2 10:26 FF #28進士 1YARD RUN / TFP #10後藤KICK
3 1:41 FF #19吉田-#86清水 68YARD PASS / TFP # 1小山KICK
3 6:54 FF #18出原-#44前田 12YARD PASS / TFP #10後藤KICK×
4 4:08 FF #19吉田-#88河瀬 13YARD PASS / TFP # 1小山KICK
4 8:07 FF #88河瀬 12YARD FUMBLE.RET / TFP #10後藤KICK
(パンターがサックされ、ファンブルしたボールを拾い上げたもの)
4 10:56 FF #18出原-#88河瀬 40YARD PASS / TFP # 1小山KICK

正直、久しぶりに「ひどい試合」を見せてもらった、フロンティアーズ。
まず最初、ロックブルを3回で止めた後、パントさせたにも関わらず「12人でプレー」(だったか、無資格選手の参加だったか)で相手にドライブを許す。そもそもこいういのはベンチのミス。
続いてロックブルの3ドライブ目。実にパンターはエンドゾーンの中。カバーチームが奥に行く時間をゆとりを持って待っているパンターは悠々としている。確かにこの試合のロックブルラインは攻守共に素晴らしかったものの、この時誰もパンターに向かって進んでいない(スクランブルをケアしているかのように見えた)。最後に選手がパンターに向かったが、その無気力な感じ(プレッシャーかけに行った感じには見えない)。
2Q入ってすぐのプレーでもパントでカバーにいかない(拾って走ればゲインできるのに)、ヒッチパスに反応しない(手も出さない)というのは、もう如何なものかというより、げんなり。

正直ロックブルの守備ラインは凄かった。たとえ富士通が左タックルをルーキーでローテーションさせて。片方が完敗だった事も影響している事は事実(がんばれ完敗した君。まだ伸びる機会はある筈)。
でも、それを折れ込み済みにしても、かなり進士の個人技に救われている。
出原はパスが手投げでコントロールが定まらないし、吉田は腕の位置が低くてはたき落とされるし、それを避けるとパスは高く浮くし。

ロックブルはどうだったかというと、こちらはいいレシーバーを川上・山本・川崎とそろえた上で、QBの度胸の座ったパス、どっしりしたラインで積極果敢に攻めてきたし、何より守備ラインがQBにプレッシャーかけまくり。
結局富士通の守備ラインが2Q途中でアジャストした事で攻撃が消耗し、終盤はパスが乱れて進めなくなった事もあって、ロックブル攻撃は得点出来ず。それでも守備は3Q中盤まで十分富士通を苦しめたと思う。

富士通は次節のオール三菱戦が鍵です。正直今年はいまのままではパールは予選敗退、リーグ戦4位だと思う。

5/6第一試合結果

一塁側で見てました。
シーガルズはこの秋「東京ドーム一万人計画」というのをやるようですが、正直物販がチーム券引換所の横でしかやっていない(前日の鹿島は場内だった)という時点で「身内のみ対象」という事で、我々一般人は蚊帳の外ですか、というしらけた感情を持ったのも事実です。
こういう活動をする事は大変良いことなのですが、囲い込まれたがらない人もいるのでそこを配慮して欲しいですね。

              1Q 2Q 3Q 4Q Total     
オービック・シーガルズ(OS)  0 13  7 14 34
ハリケーンズ(HU)       0  0  0  0  0
Q TIME TEAM PLAY
1 7:19 OS # 1金親 44YARD FG×
2 1:50 OS # 1金親 21YARD FG
2 5:16 OS #83清水 92YARD Punt.Ret / TFP # 1金親KICK
2 11:57 OS # 1金親 26YARD FG
3 3:17 OS #36白木 22YARD RUN / TFP # 1金親KICK
4 1:49 OS #12藤澤-#85萩山 15YARD PASS / TFP # 1金親KICK
4 8:17 OS #12藤澤-#18永田 5YARD PASS / TFP # 1金親KICK

見ていて思ったことを率直に言うなら、「シーガルズの攻撃プレーが雑」。
シンプルであるとか、慣れであるとか、それ以前のところで雑。リーグ初戦で5ファンブル3ロスト1インターセプトってどうよ。
だいたい2プレー目でスクランブルしてファンブルロストってどうよ。
1Qでは他にも攻撃のインターフェアとか無資格レシーバーダウンフィールド(ただ、HBの選手がそう言われていた訳で、そこの解釈がいまいち判らない。なにかその選手も飲み込めてないのかも)という事で、せっかく敵陣深くに攻め込んでもFG狙いとなり、しかも失敗。
※あと、個人的には後半に取られたパントリターンのインターフェアは、かなり厳しすぎる。従って30ヤードほど判定に泣いた感がある。

翻って、ハリケーンズは、とにかく攻撃ラインが押せてない。で、しかも超高機動ディフェンスのシーガルズ相手に、クイックヒットはかなり厳しい。ただ、レシーバーが落としているプレーがいくつもあったので、実態はもっと進んでいた可能性もある。

とにかくドライブ出来ない。
シーガルズのドライブは相手のリターンカバーのまずさも手伝って、かなり良いポジジョンからスタートしているのだが、その割にハリケーンズ守備に手を焼いていた。
これは私見なのだけど、シーガルズはかなり個人のスキルが高い。だから何となく突破出来てしまうような印象がある。でも、それ故に細かいところが雑な気がするのだ。
(まあ素人意見だから、気にすることはないと思うのだけれど、最初の日本一の頃は、もう少し細部までしっかりしたプレーをしていたと思うのですが)
だから、大味な試合でなんとも気が抜けている。そんな気がする。
なんか、守備でオーバースピードされるかオーバーパワーされると淡泊に見えるのは、こういう所なのかも知れない。

5/5第二試合結果

突然この試合から寒くなりました。
          1Q 2Q 3Q 4Q Total     
鹿島ディアーズ(KD) 17  7  0 14 38
FUJI XEROX AFC(FX)  0  0  0  0  0
Q TIME TEAM PLAY
1 3:32 KD #10尾崎-#18前田 82YARD PASS / TFP #26鹿島KICK
1 8:57 KD #26鹿島 28YARD FG
1 10:47 KD #10尾崎-#15大谷 70YARD PASS / TFP #26鹿島KICK
2 9:21 KD #11曽根 5YARD RUN / TFP #26鹿島KICK
3 6:20 FX #47平岡 32YARD FG
4 2:11 FX #47平岡 27YARD FG
4 9:31 KD #29丸田 3YARD RUN / TFP #26鹿島KICK
4 11:49 KD #16仲田-#15大谷 8YARD PASS / TFP #19西口KICK

なーんか、繰りあわせかも知れないけど、大味な試合で、途中で帰りたくなった。
鹿島の1Qの得点が、ロングパスでDB千切ったのと、マンマークのギャンブルディフェンス外したら前に誰もいなかった的なので。

ドライブして欲しいんだよね。
で、途中で変わった池野がゼロックス相手にかなりプレッシャー喰らっている。要所でパスに行けないのではどうしたものか的な。
そういう「どうした物か」視線だと、鹿島の攻守ラインはものたりないと思う(全盛期見てるからなおさらなのかも)。

ゼロックスの方は、QB帆足の能力でなんとか試合になっている感が強い。ランで所々でロングゲインをした#3前川にしても、ラインが押し込まれると進みきれず、時折の見せるドローで守備選手とすれ違いになったのでロングゲインしている状態。

ところがどうしても、試合が間延びするのね。
これは鹿島側が早い段階で「今期のテスト」に移行したように見えたし(尾崎は1Qで退き、4QでTDドライブを演出した時だけ出てきた)、まだチームとして基礎がかみ合っていないようにも見える。
という事は、かみ合ったら怖いんだけどね。
でもその間延びした試合では、どうなのかなという所だ。今後は厳しくないかな。

5/5第一試合結果

メインスタンドが混んでいたので、バックスタンド側で見てました。
                 1Q 2Q 3Q 4Q Total     
オンワード・オークス    (OK)  6 17 13  7 43
オール東京ガスクリエイターズ(TC)  7  7  0  0 14
Q TIME TEAM PLAY
1 8:24 OK  #13冨沢-#31杉澤 8YARD PASS / TFP # 1西村KICK×
1 8:38 TC  #33桜井 92YARD KOR / TFP #85鈴木KICK
2 2:05 OK  # 1西村 35YARD FG
2 9:11 OK  #31杉澤 13YARD RUN / TFP # 1 西村KICK
2 10:24 OK  #13冨沢-# 7井本 11YARD PASS / TFP # 1 西村KICK
2 10:37 TC  #33桜井 85YARD KOR / TFP #85鈴木KICK
2 11:57 OK  # 1西村 37YARD FG×
3 4:17 OK  # 4菅原 13YARD RUN / TFP # 1西村KICK
3 11:48 OK  #20杉原 39YARD RUN / TFP #80吉野RUN×(ホルダーのファンブルからのキープ)
4 6:52 OK  #16本間-#11井上 82YARD PASS / TFP # 1 西村KICK

コイントスで勝ったオンワードが後半のチョイスを選んだので、東京ガスのリターンから試合開始。
オンワードは#13冨沢を前半、#4菅原を3Q、#16本間を4Q。東京ガスは#14室田。
一言で言うと、「個々の能力ではオンワードが圧倒している」訳で、点差的にもそういう試合である事はよく判るわけで。
でもすごく見てておもしろい試合でしたよ。
というのも、オール東京ガスが最後まで真摯にプレーして、精度の高いプレーをしていたから。
最初の頃はパス主体だったオンワードに対して、ゾーンだったのかやたらとミドルレンジでフリーになる選手が出て、冨沢のパスもいい精度で距離を稼ぐ。でもTD後のTFPでディレーするのはいただけないし、それが結果的にキックブロックになったのはさらにお粗末。
それに対して#33桜井のリターンでTDを奪いあっさり逆転してしまう。
その返しのドライブも比較的調子よく(キックオフの際にキックの距離が出なかったことでいいポジジョンから始められたこともあるが)進んだのだが、TD狙いのパスがインターセプトされる。
このへんから、パスカバーがマッチし始めたのか、QBへのプレッシャーが届くまでレシーバーを捜すようになる。
ただ、オール東京ガスの攻撃はラインがどうしてもDLを止めきれない。室田はどうしてもプレッシャーがかかるとパスが乱れ、ここというところでパスが決まらない。
また、2Q2:22のショベルパスのように、押し込んだDLの所に渡してしまう(あの場合、ショベルパスではなく捨てた方が傷が浅かったと思う)上にDTがそれを弾いてDEにINTされてしまう。
ここから2ドライブ連続でTDを奪った訳だが、3Qからまた攻撃がオーバーパワー。
これは、セットバックからのトラッププレーで守備を上手くビックアップした所にオークス自慢のRBがぶいぶい言わせる訳だから仕方ない。
それでも、最後まで心が切れていなかったから、見るに堪えられる試合だった、と思う。
やはりオール東京ガスはライン強化が必要。室田は少し余裕があればいいプレーを連発していたのだから、もう少し辛抱出来れば伸びると思うのだけど。
オンワードは、もう完成されたパターンの中で試合しているからねえ。余計な反則がいくつかあった(ディレーの事です)のを改善しないとね。

4/26大井第2 第二試合結果

私は声を大にして言いたい。
「ついに公式パンフなしかよっ、メンバー表は各チームのコピーかよっ」
なさけねえぞごるぁ

                 1Q 2Q 3Q 4Q Total     
IBM BIG BLUE  (IB)  7  7  7  7 28
オール東京ガスクリエイターズ(TC)  3  0  7  9 19

Q TIME TEAM PLAY
1 5:24 IB  # 2片岡 3YARD RUN / TFP #11井田KICK
1 9:27 TC  # 1一木 42YARD FG
2 7:52 TC  #85鈴木 40YARD FG×
2 11:26 IB  #15岡村 – #83サンプル 11YARD PASS / TFP #11井田KICK
3 2:45 TC  #12田 1YARD RUN / TFP #85KICK
3 11:09 IB  #15岡村 2YARD RUN / TFP #28崔KICK
4 2:45 TC  #85鈴木 24YARD FG
4 8:56 IB  #24中野 1YARD RUN / TFP #28崔KICK
4 11:28 TC  #14室田 14YARD RUN / TFP #14室田 – #87中島 PASS×(#22中山INT)

天候的には雨が降ったり、風か冷たかったりしたのですが、試合は後半に盛り上がりました。
先発QBはIBM#15岡村(4Qから#10柴田、ラストドライブのみ#16春日部)、東京ガスが#14室田(負傷時のみ#3原、後半は#12田、最終ドライブはまた室田)。
前半はIBMリターンで試合開始。
だいたいIBMの組み立てはショットガンからクイックのアウトとか、縦に釣った手前とか、比較的浅いゾーンでのパスが多くて、そこに時折ドローを入れる程度。シンプルなんである。
前半は東京ガスCBがクッションとりすぎて、その手前でLBが両方カバーする羽目になってしまい、ここぞというところでパスが通されてしまう。
対する東京ガスはオプションとQBのロールアウトを織り交ぜるが、どうしてもランが思ったように出ないし、パスも不安定。
結局決め手を欠いて両チーム前半終了。特に2Q中盤から岡村が投げられない場面多数というのは、完全にカバーされた時に、誰かか個人の力で打破するという所に乏しいから、なのか。
東京ガスの後半で、#12田が出てくると、攻撃が一変する。最初のパス(失敗)が効いているのか、DBが下がる傾向があり、そのせいか(ついでに田にオプションさせても怖くないというのあってか)スプリントドロー系のプレーとそのプレイアクションでぶいぶい言わす。
もっとも、終盤には押し込まれてどうしようもなくなった面もあるのだけれど。

両チームを総括すると、IBMには圧倒的な存在感が不足している。リクルート(現オービック)の中野・河本のような「絶対的なディフェンスブレイカー」がいないというのが原因だろう。
東京ガスは攻撃ラインが見劣りする。もう少し堅く(QBを守ってあげるという意味)スタミナが持てば、今回のようなシステムで機能するだろう。逆に、今から底上げが望めないなら、最終版に見せたショットガンというのもアリだ。見ていて存在感があったからね。東京ガスの守備はもうすこし早く相手攻撃をアジャストしていたら、このこの試合で勝てたかも知れない。

いずれにせよ、ライン強化は必要かな。

試合には関係ないが、相変わらず大井第二のメインスタンド中央通路は立ち見の客がうようよ居て、邪魔。これは完全に欠陥スタジアム。なんとかしないと駄目だ。
だいたい、芝生席が雑草畑だし(駒沢第二は、土の露出が多いけれどちゃんと手入れされてた)、エンドゾーン裏の柵は壊れてるし。

4/26大井第2 第一試合結果

明治安田パイレーツの防具が到着しなかった為、棄権となりました。

詳細はパイレーツのブログに掲載されていますが、運送会社が配送時間を間違えた為との事。

まじめに考えれば、パイレーツはペナルティが待っています。
でも、この損失に関しては、運送会社に損害賠償請求すべきでしょう。
そして、同時に他人便りにするのではなく、自分たちが2トンをレンタルして搬送するような、そんな方法を考えないと駄目でしょう。

しかし、Xの公式サイトにはなーーんも出てないんだよねえ。