2023年8月27日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 ペンタオーシャンパイレーツ MP 16  16 
 警視庁イーグルス KE  7  19 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 KE 8:20   #19齋藤→#1石川 28Yard Pass   #3長洲Kick
2 KE 6:33   #27伊藤15Yard Run   #3長洲Kick1× 
2 KE 12:00   #3長洲28Yard FG  
4 MP 4:32   #2西澤→#0大道96Yard Pass  #2西澤→#7田上Pass
4 MP 11:18   #2西澤→#7田上8Yard Pass  #2西澤→#11日高Pass
4 KE 12:00   #3長洲22Yard FG  
  パイレーツ 警視庁
1stDown(Run-Pass-Foul) 14(3-10-1) 12(7-5-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 14-60-0 28-127-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 30-17-1-222-2 16-10–0139-1
Total(ATT-Yard) 44-282 44-266
反則(Att-Yard) 3-10 2-20
Punt(Att-Yard) 5-151 5-229
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-5 0-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-86-0 2-0-24-0
Fumble(Att-Lost) 1-0 0-0
攻撃時間 20分56秒 27分4秒

※この試合、ゲームクロックが数年ぶりにバックスクリーンのものを使用していました。バックスタンドからは見にくいとは思います(西日が当たって)

一回潮目が変わったんですよ。それがどうしてこうなった……凄い試合だった。

試合そのものは警視庁の支配していた試合で、パイレーツはずっと自陣深くに押し込められたまま、陣地の挽回も適わず前半はインターセプトも含めて警視庁はほぼ敵陣スタート(実際にはほんのちょっと自陣というのもあるんだけど)。完全に為す術なかった。
後半も実際は警視庁がいいペースで試合を展開していたのだが、たった1プレーで流れが変わってしまった。
それはQB齋藤の負傷交代。
厳密に言うと警視庁守備のスタミナ切れも3Q終盤から発生して引き気味になった上に西澤が左右へのスクランブルを解禁したことでラッシュが届かない、誰かがスパイしないといけない、そうするとLBのゾーンが空くのでそこをパスで攻める、という循環が生まれた事でTDに持ち込めた。
ところが齋藤の怪我で攻撃がランのみになってしまった警視庁は時間を流す事も難しく、TD後に齋藤を戻すもパスは無く、とはいえ時間はしっかり削った。
が、やはり左右への動きとスクランブルを解禁した西澤を止められず、遂には残り41秒でTDを警視庁は許してしまう。

だが、2PTでどうてんに追いついたというのに。
どうしてそこでオンサイドを狙わなかったのか。
確かにタイムアウトは無かった。けどあそこで蹴り込むというのは、「勝ちに行かない」選択したって事なんだわ。
結果、警視庁がロングパス決めてサヨナラFG。

まずパイレーツは、
①西澤頼みの構成をなんとかしよう。この試合も西澤を動かさなかったのは怪我させないためで、切羽詰まってから本来の動きになるのはどうなんだという話。
②普通の組み立てでランが出るようにしよう。せっかく持っている手駒が最大の能力を発揮できていない。

警視庁はスタミナですね。