2023年

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 IBM Big Blue IB 20  27 
 胎内ディアーズ TD 14  14 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 TD 4:32   #14青木50Yard FG×  
1 IB 2:57   #22福岡 36Yard FG×  
2 TD 1:49   #0島津 5Yard Run  #14青木Kick
2 IB 3:38   #10ヴィラモンテス→#85鈴木16Yard Pass  #11福岡Kick
2 TD 3:58   #12大和田→#11前田43Yard Pass  #14青木Kick
3 TD 7:29   #14青木46Yard FG×  
4 IB 1:00   #2政本→#86熊井5Yard Pass  #11福岡Kick
4 IB 5:43   #2政本2Yard Run   #11福岡Kick
4 IB 11:17   #37ステュワート98Yard Innt.Ret  #11福岡Kick
  IBM ディアーズ
1stDown(Run-Pass-Foul) 19(5-12-2) 20(12-8-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 17-108-1 32-166-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 39-24-1-243-2 33-18-2-153-1
Total(ATT-Yard) 56-351 65-319
反則(Att-Yard) 3-15 3-22
Punt(Att-Yard) 2-88 3-112
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-0-3 1-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-110-0 4-0-125-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 1-1
攻撃時間 19分46秒 28分14秒

前節絶賛したヴィラモンテスですが、この試合は「ワクワク」しませんでした。
それは明らかにディアーズ守備が対策していい所を出させないようにしたからで、もうバチバチのいい試合でした……4Q入るまでは。

いやディアーズは加藤がスタイルすらしていない中で、大和田が最大限爆発したし島津がすっっっっごくいい味出してプレーしていたし、樋山が戦力として充分活躍できることを示せた(宮幸がスタイルするも出番無し)、半ば順位決定戦(現時点では胎内は次節福岡に勝って、エレコムが連敗、福岡連敗で最終節エレコムが敗戦の時のみ総得失点差で順位決定戦回避と分が悪いが)狙いの試合展開にも思える。
……いや、3Qまでの得点機会(FG失敗とエンドゾーン前のファンブルロスト)得点しとけって話。
今のディアーズは3Qまでに自分たちが攻撃に時間を使ってかつTD4本程度取った状況にしておかないと勝てないという事である。
その理由は、スタミナである。この試合もあきらかに3Q終盤にスタミナ切れを起こしているのだ。3Q終盤にはスタ切れをしていながら気力でカバーしている局面が幾つもあった。

翻ってIBMだが。この試合の収穫は#86熊井の経験値が爆上がりしたことを最大の糧とすることだろう。いやスタントンは別格としてもだ。
それでも欠点は複数有って、例えば時折見られる中央のラン守備が抜かれる場面や、政本とレシーバーの呼吸が後半までフィットしない所、などなど。昨年からの課題も残っている気もしているが、ただそこで折れる事が無いのが今季のIBMの強さという所なのではないか。

 

2023年10月21日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オービック・シーガルズ OS 14  24 
 東京ガス・クリエイターズ TC
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 3:46   #9ローリング38Yard Punt.Block.Ret  #98中山Kick
2 OS  4:24   #17クルカ→#29李 7Yard Pass   #98中山Kick
2 OS 8:49   #17クルカ→#29李 15Yard Pass   #98中山Kick
2 OS 12:00   #98中山 27Yard FG×  
3 OS 8:49   #12山﨑 52Yard FG  
  オービック 東京ガス
1stDown(Run-Pass-Foul) 18(8-10-0) 6(2-4-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 22-105- 20-1-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 29-20-1-166-2 20-9-0-76-0
Total(ATT-Yard) 51-271 40-77
反則(Att-Yard) 1-5 1-0
Punt(Att-Yard) 3-92 9-314
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 5–81 2-2-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 1-0-31-0 3-0-55-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 25分58秒 22分2秒

今期(今秋む)初ガルズ。

なんだけど……

なんか、ひどくなってない?

いやいや、ちょっと語弊がある。
確かに李は凄い。ハフも凄い。QBのクルカは初見だけど、中々クレバーだ。西村七斗もいい。
でもね。スタッツ見て、李+七斗+ハフでプレーの8割締めてるのよ。特に七斗が負傷退場してから、李出ずっぱり(4Qになってしばらくしてから交代した)
池井や有斗の出番(ターゲットになる)も少ない。
つまり、2番手以下が、1番手を脅かすほど成長していないという事なんじゃないかな。
例えばハフが怪我をしたら、李がコロナに感染したら、現状一気に層が薄くなるという事では無いのか。そうした時の為に、経験をませるという思考はないのだろうか。

逆のシチュエーションが、この試合の東京ガスだ。
正直に言うが、この東京ガスは前節ライズに勝った時の東京ガスに比べると桂馬抜きと言うべき攻撃で受けて立った。
というのも、QBはともかく(註:これは若林を高く評価しているからともかくなのだが)RBはエース格の星野・森分がフィールドに入りもしない(※スタイルしているが、星野は最後までヘルメット持たず、森分はヘルメットを手にしてサイドラインに立ったものの、サイドラインの攻撃メンバーと距離を取っていた)というのは、恐らく最終節に全振りしたのだと思うが、結果として控えの成瀬と成田にトップチームとの対戦経験を与える事が出来たのは大きい。

そういう意味でガルズは圧勝しておかねばならなかった相手な筈である。
この先、とても不安である。