サーバメンテナンスの件

気づかなかったのですが、7/18頃にFreeBSD9.3がリリースされていたそうです。(いつもチェックしている後藤大地さんのDaly Topicsが更新されてないもんで気にしてなかった!)

で、スケジュールを見るとFreeBSD10.1が10月下旬リリース予定……まあメジャー版のリリースはここの所数ヶ月単位で後ろ倒れするので、年末に10.1が出回る覚悟でいなさいと言う事なのでしょうが、9.2や10.0の時の遅延っぷり見ていると、10.1はタイミングが悪い(過去の遅れ方からすると年明けの可能性がある。年末で旧版入れて即次版出た、では自分が惨めだ)ので、ここでFreeBSD10で一度構築することにしました。

今回、FreeBSDでは久しぶりにNamedサーバの変更があり(確か6の時だっけ、それまでなかったDNSの強制インストールでbindが勝手に入ってくるようになった)、デフォルトでインストールされるのがDNSキャッシュサーバのunboundになった。ただ、どうもこれではうちのような自宅サーバの処理には向かないみたいなので(ざっくり見ただけなので不勉強なだけですが、mailなど用途別の設定の仕方がどこを見ても判りにくくて……出来の良い解説書がほしい)、多分Bindのままで進める事になるでしょう。

で、次に前回の9.0から変更になっているファイルフォーマットは、前回は昔の設定を生かすため(及びディスク破損時の待避を兼ねてディスクごとに設定したかったので)使ってこなかったZFSを導入します。
※でも多分前回以前も泣かされたSSDの不具合は解消されないだろうから、そこはHDDで行くしかない。

ついでに、どうも最近PHP方面のバージョンアップの為に不具合を起こしていたアマゾンデータ取得を作り直すなどいろいろインストールには手間暇かけたいと思っているので、予定よりも長引く可能性は(毎度毎度で申し訳ありませんが)出てきそうです。

もしかしたらメールサーバをpostfixからqmailに戻すかもしれません(解説本が判りやすいのがqmailなので)。

で、予定としては8/15の夜10時過ぎにサーバーを落として(その為バックアップは前日分までとします。)17日深夜にはWebサービス公開までたどり着きたいと考えています。

秋期スケジュールが出ました

関東一部リーグ戦(関東学生はTop8のみ)を対象にしています。 そのせいか今年はスケジュールに対象の余裕が出来たので、久しぶりに関東学生も数をこなせると思います。
予定の「○」は観戦予定、「×」は見ない予定、「▲」はどうしようか迷っているモノです。
それにしても9/15のギオンス+ドームの別会場ダブルヘッダーにはびっくり、かつ祝日19時開始にびっくり。
さらに9/27のライズ×IBMが当初予定の川崎から八千代市総合に変更になったのもビックリ。出来れば同日別会場は回避して欲しいんだけどなあ。

8/9月 曜日 会場 時間 対戦チーム 予定
8月25日 東京ドーム 19:00 LIXIL × オール三菱
8月30日 仙台市陸上競技場 13:00 IBM × 明治安田
川崎富士見 17:00 アサヒビール × Bulls ×
8月31日 川崎富士見 17:00 オービック × 太陽ビルマネジメント
9月6日 川崎富士見 14:00 ノジマ相模原 × 東京ガス
アミノバイタルフィールド 14:00 明治大学-早稲田大 ×
17:00 法政大学-中央大学
9月7日 川崎富士見 14:00 富士通 × ハリケーンズ
アミノバイタルフィールド 14:00 立教大学-慶應義塾 ×
17:00 日本大学-日本体育
9月14日 川崎富士見 11:00 オール三菱 × 太陽ビルマネジメント
14:00 オービック × Bulls
9月15日 月・祝 相模原ギオンス 12:30 ノジマ相模原 × ハリケーンズ
東京ドーム 19:00 LIXIL × アサヒビール
9月16日 東京ドーム 19:00 富士通 × 明治安田
9月17日 東京ドーム 19:00 IBM × 東京ガス
9月20日 川崎富士見 10:45 明治大学-慶應義塾
14:00 法政大学-日本体育
9月21日 川崎富士見 14:00 アサヒビール × 太陽ビルマネジメント
アミノバイタルフィールド 14:00 立教大学-早稲田大
17:00 日本大学-中央大学
9月23日 火・祝 秋津サッカー場 14:00 オービック × オール三菱
アミノバイタルフィールド 11:00 LIXIL × Bulls ×
9月27日 八千代市総合グランド 13:30 ノジマ相模原 × IBM
川崎富士見 14:00 富士通 × 東京ガス ×
アミノバイタルフィールド 17:00 法政大学-慶應義塾 ×
9月28日 大井第二 11:00 明治安田 × ハリケーンズ
アミノバイタルフィールド 10:45 立教大学-中央大学
14:00 明治大学-日本体育
17:00 日本大学-早稲田大
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7/12がスーパームーンだったそうで

あまりに月がきれいだったので、デジカメかついで近くの陸上競技場まで行き、そこから撮影してみました。
正直、まだ機能がよく判っていないCanonのSX50HS。いや、ISO選択が可能とは知らなくて、最初はずっとシャッター速度だけで調整していたんですが、いじっているうちにこんなん出来ました。


今年は八月と九月にもスーパームーンがあるそうです。
ただ、その、チャリンコこいで坂のぼった為なのか、いきなりその日の晩にこむら返り起こしまして……。

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Pearl Bowl2014 6/23 東京ドーム

  1Q 2Q 3Q 4Q Total OT
富士通フロンティアーズ FF 7 7 7 7 28 6
オービック・シーガルズ OS 9 0 6 13 28 9
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 6:10  #11西村34Yard FG×(ブロック)   
1 OS 6:38  #6菅原→#18木下 81Yard Pass   #1金親Kick×
1 FF 7:48  #29ゴードン 35Yard Run   #11西村Kick
1 OS 15:00  #1金親 20Yard FG    
2 FF 6:34  #28石田 26Yard? INT.RET   #11西村Kick
2 OS 14:03  #29長尾 46Yard FG×    
3 OS 5:24  #12畑→#18木下 40Yard Pass   #12畑→ Pass×
3 FF 11:34  #29ゴードン2Yard Run   #11西村Kick
4 OS 1:27  #6菅原→#85萩山 2Yard Pass   #29長尾Kick
4 FF 6:09  #3キャメロン→#1強 10Yard Pass   #11西村Kick
4 OS 15:00  #6菅原→#20古谷9Yard Pass   #1金親Kick×
OT OS 1st Top  #1金親18Yard FG    
OT FF 1st Bot  #11西村 39Yard FG    
OT FF 2nd Top  #11西村 43YardFG    
OT OS 2nd Bot  #6菅原 8Yard Run   (キャンセル)

今、月曜日に半日休暇が取れないのでどうしても到着が厳しい(鉄道利用だと水道橋に最速で18:50着)。そこで会社に内緒で車で出社し、帰りに春日通りをブッ飛ばすという手に出た、のですが、それでも入場したらキックオフぎりぎり。(車は最近、小石川後楽園脇のパーキングチケットに入れてます。どんなに遅く到着しても、環境整備の為に300円払ってます)
それというのも長蛇の列が出来ていた為。
いやー、マジ間に合わないかと思った。また、知人に富士通ファンがいたおかげで、なんとかいい位置をゲット出来ました。
うん、まあ、いろいろ言いたいところはあるけれど、とりあえず、いい試合だったというところから。
苦言はやっぱのノイズのあり方で、やっぱりPAの使い方だよね。ドームの場合、客席に反射してそれが反対側に届いちゃうので、相手にイラッとする事が少々。かつ富士通側はけが人でも音が止められないとか、まあPA高い足場に上げてもあんま意味ない(それこそスポッターみたいなところでコントロールしないと駄目かも)。
まあ、途中からそんなんどーでもよくなってきたくらい試合がすごかったので。
(色々あって、順次書いていきます。時間かかってスミマセン 6/29書き上げました)

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W杯サッカーについて(今日までの時点)

いやいや、結局日本代表は内弁慶なまま終わってしまうのかねえ。
コートジボワール戦は遠藤がゲームにフィットしてない中でドログバ投入からバランスが崩れ、遠藤がマークしなければいけないポイントがフリーになったところを起点に放り込まれたボールだったし。
ギリシャ戦は前半に退場者が出たことでこうなることは予想出来た(サイドが中に入りすぎて密集になってしまい、攻め込むことも相手を走らせることも出来なくなった)訳で、残念ながらこうなっちゃうと昔から打開出来ない傾向にあるよね。
これを批判的に言う人たちもいるが、まあ起きたことはしょうがない。

個人的には山口蛍と遠藤のボランチコンビが戴けないので、先発から長谷部と遠藤にしといた方がいいと思うんだよね。

ついでに、釜本黙れ。ガンバの監督時代の無策を棚に上げてえらそうに……。

それよりも、イングランド敗退とかスペイン敗退とか、いわゆる欧州ビック12クラブのチーム上位チームが席巻するリーグの敗退が決まっていくのが楽しくて楽しくて(自国選手の育成が滞っている証拠なんだと言いたい訳ですが)。逆に1ランク下がったところにいたドイツとかオランダとかが好調というのは皮肉だと思いますね。

これからの時代、どんな監督を連れてきても効果を出せるようにするには、実は外国人監督や外国人ヘッドコーチを投入するべきはU-16とU-19(U-21ではなく。U-21の一つ手前の世代ね)なんじゃないかな。その為にはそれなりの人を特にU-16以下のコーチのを育成するために、外国人指導者を用いた一貫した戦術講習やら技術講習を行っていくべきなんだろうね。

そんな感じを抱いた前半戦でした。

全試合録画しているけど、HDDの容量が追いつかなくて、大半の試合の大半のところで30秒スキップ入れてます(汗)

サボりました

なんかずーっと居眠り昼寝だったよーな……

決してワールドカップのせいじゃありません(まだ録画したぶん見てないし)

というわけで、パールの交流戦はお休み。来週の日曜日も諸般の事情でお休みです。

2014年6月7日川崎富士見球技場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
u富士通フロンティアーズ FF 10 7 0 28 45
リクシル・ディアーズ LD 0 0 0 28 28
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 10:50  #11西村30Yard FG    
1 FF 13:07  #3キャメロン→#81中村 7Yard Pass   #11西村Kick
2 FF 14:28  #3キャメロン→#81中村26Yard Pass   #11西村Kick
4 FF 0:09  #3キャメロン6Yard Run   #11西村Kick
4 LD 1:07  #9加藤→#11前田 77Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 5:47  #9加藤→#11前田 54Yard Pass   #14青木Kick
4 FF 6:39  #3キャメロン→#1強 25Yard Pass   #11西村Kick
4 LD 10:24  #29丸田1Yard Run   #14青木Kick
4 FF 11:54  #29ゴードン26Yard Run   #11西村Kick
4 LD 12:18  #9加藤→#25岩井2Yard Pass   #14青木Kick
4 FF 14:43  #29ゴードン5Yard Run   #11西村Kick

さてこっちは 、前半と後半、もとい3Qまでと4Qで全然違う試合をしているというか、フロンティアーズ守備の気持ちの切れ方というか、まあそういう印象になっちゃう試合ですよね。
この試合に関して言うと、#3キャメロンのすごさが改めて判ったというか、まだまだ彼の本領が発揮出来ていないというか(見ている限り#81中村とはかみ合うが、それ以外はまだまだという感じか。宜本兄弟ともフィットしているようにも見えるが、彼らの勝負ゾーンにディアーズの強力LB陣がいたせいか、苦戦していた)。一部の人が言うように、確かにクラりんとは格がちょっと違った、という感じか。
RBも高野橋とゴードンがかなりいい感じで来ている(そのせいか金と神山の出番がない……)。
だが、守備はどうよ。
DLのプレッシャーがかかる間は良かった。4Qになってちょっと緩むと、LBゾーンで前田に勝負されて捲り差し状態になり、そこがあれよあれよとノーガードの打ち合いになって。
おいおい勘弁してくれよ状態。
なんか、これまでのチームのイメージそのまんまな守備だったように思う。それ、ここでやっちゃだめでしょうに。
そんな感じの終盤しょっぱい試合でした。

2014年6月7日川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 7 3 0 0 10
オービック・シーガルズ OS 7 7 7 0 21
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 3:27  #3 佐久間121ard Int.Ret   #16出澤Kick
1 OS 10:30  #20古谷 8Yard Run   #1金親Kick
1 SR 14:55  #16出澤30Yard FG×    
2 SR 9:53  #16出澤 25Yard FG    
2 OS 14:36  #6菅原→#85萩山 24Yard Pass   #26長尾Kick
3 OS 13:00  #6菅原→#85萩山7Yard Pass   #1金親Kick

ま、ぶっちゃけな話、層の厚さという面において、 ライズが見劣りしたというべき結果なんだろうなあ。
見所は、「ライズOLがどこまでシーガルズ守備のプレッシャーに勝てるか」と「シーガルズOLがどこまで仕上げてくるか」だった訳で。
そういう意味では前半はライズ守備がシーガルズOLを圧倒し、シーガルズ守備がハイスピードプレッシャーに行けなくて、という展開だったと言える。
最初、ライズがリターン。しかしこれは敵陣41Yardでパント。敵陣に入ってからパスがやや手詰まり。
その返しのドライブ、シーガルズは#12畑が先発。しかし2プレー目、右サイドのパスをDBに読まれ、フックした瞬間にその前に入り込みINT、そのままリターンTD。
次のドライブもポケットが壊されたり潰されたり(サック1回)散々な畑。
しかしまあ、ライズもみっともないことをしでかす。それは1Q9:03、パント。この時シーガルズのイリーガルフォーメーションとライズのホールディングがあり相殺、再度パントとなったのだが、この時の風雨のせいかライズのリターナーがボールを確保出来ず(とれると思ったんでしょうが)それをシーガルズが押さえて、ここからドライブして同点。
と、ここでライズに異変が。タンデムで起用されていた#2宮幸がサイドラインに下がったまま、#25東松がテールバック単独で連続起用になる。
そのせいというより、オーソドックスなプロIの多用でレシーバーがタイトカバーになったのが原因だと思うが、パスの精度が下がるライズ。
しかしまたここで、畑が木下に投じたパス、ダブルカバーしていた DBがパスコースに入り込みINT。ライズは敵陣36Yardからの攻撃となるがフォルススタートなどもあり攻めきれずFG、これが失敗。

2Qに入るとお互いにパント。そこかせ5:34から自陣14Yard開始のライズのドライブが、とどまるところを知らずに攻め込む。途中ギャンブルに出たところをシーガルズのホールディングに助けられ、また開いてオフサイドに助けられ、という展開だが最後の最後で攻めきれずFG。
次のシーガルズのドライブからQBを菅原にスイッチしたシーガルズ、しかしその菅原も相手プレッシャーに押し込まれあっさりパントに。しかしその返しの攻撃をシーガルズ守備が止め時間を残して菅原の攻撃。相手の交代違反もあったがサックもされるなど、ライン戦の攻防で「これはこのままでは」と思った瞬間、この日それまで全く目立ってなかった萩山へのパスが決まり(いや、本当に狙い澄ましたかのように決まった)、シーガルズ逆転。

この後、後半に関して言うと、出島を怪我で欠いてしまい、かつ東松も負傷して少し下がってしまったのだが、その事で攻撃に迫力がなくなったライズは、後半になってハイプレッシャーに出てきたシーガルズ守備を止めきれず攻撃ラインが半壊状態になり、追撃が出来なくなる。
逆にシーガルズは、得点こそTD1回となったが、相手守備ラインのプレッシャーを受け流すことが出来るようになり、比較的安定した試合運びが出来るようになっていった。
だからこの試合、実際に収穫があったのはシーガルズの方だったと言うことになる。よもや実践でここまで仕上げられるとは、というところか。
ライズは、エース・ナンバー2までは揃ってきたものの、その次が出てきてない。レシーバにしても井本・出島・大滝・出澤と駒は揃ったが、その次のターゲットがまだ弱い。RBも宮幸と東松はいいとして、その次あるいは違うタイプのRBを戦術的に投入出来ていない。
秋までに改善出来れば面白い結果を生むことも可能だが、さて……。

とにかくあの雨の中、選手の皆さんご苦労様でした!

2014年5月31日川崎富士見球技場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 14 10 7 14 45
IBM BigBlue IB 0 0 7 7 14
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 2:32  #12畑→#18木下 44Yard Pass   #1金親Kick
1 OS 10:16  #21中西 2Yard Run   #1金親Kick
2 OS 4:16  #1金親 37Yard FG    
2 OS 9:25  #1金親 38Yard FG×    
2 OS 14:22  #6菅原→#18木下 20Yard Pass   #1金親Kick
3 IB 6:58  #3クラフト→#83松尾 2Yard Pass   #8小田倉 Kick
3 OS 9:38  #6菅原→#10森58Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 3:24  #6菅原→#18木下 4Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 10:45  #43望月21Yard Run   #1金親Kick
4 IB 14:47  #10末吉4Yard Run   #8小田倉Kick

あっちこっちでいろいろ盛り上がっていましたが、案外あっさりと決着ついてしまいました。
はい、クラりん独り相撲で空回り轟沈、それを諫めることも視点を変えることも出来ずにズブズブ行ってしまったIBMのチームマネジメントの敗北でした。

というのも、シーガルズが先制した後、クラりんは一度もランプレーをコールせず、パスだけで局面打開を目指し、ムキになってパスばかりコールしてました。よってIBMの前半の攻撃は、アップテンポなノーバトルのまま単調になってしまい、自分で泥沼にはまってしまったのであります。
ってか、クラりん潰すのは戦術(方程式)としては比較的簡単なのです。
有り体に言ってしまえば、#40スタントンと#17小川をベタマークするかショートでパスさせて即タックルに仕留められるようにして、あとはスピードラッシュで潰せばいい。今年のメンツで言うと、クラりんのターゲットとして機能するのはこの二人(去年は岸がいたが)。そこをつぶして時間かけなきゃクラりんの選択肢はとても狭まる。
その為にこそ、守備のプレッシャーを弱めるためにはランが必要だったはずなのに、 前半は全く機能しない。秋への伏線なのかそれともここまでなのか、ちょっと考察が必要かも。
さらにそこをBJの幅広い守備範囲にやられまくり(ってか、BJの別名はたぶん「習志野のボラマル」で、ポジションは「前めのボラマル」に違いない)という事になってしまった。もう一つ上に上がりたいなら、そこが肝なんじゃないかな。

シーガルズは#12畑が先発。そつなく1Qこなしてましたが、正直このバックフィールドのメンツで、そこそこ能力のあるQBだったら、楽しくて仕方ないだろうなあ(畑がそこそこ、なのではないので誤解なきよう)。
ちなみに、そういう中で前半ライン戦は見所たっぷりだったのに、紀平が負傷退場するとライン戦は面白みがなくなり(シーガルズ圧勝)、3Q後半からラン主体になってしまった(まあ、INT誘われたプレーが幾つかあったので)ので、守備側の戦力差・能力差がまざまざと見せつけられてしまった感がある。
現状の菅原の欠点は、#18木下がいると第一オプションが木下になり、かなりの確率で木下に投げる。だから誘えばINT狙える(この試合で1本とられた)確率が跳ね上がるのだ……木下の裏をかくことが難しいのでかなりのギャンブルになるんだけど。

2014年5月31日川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アサヒビール・シルバースター SS 13 24 22 6 71
ハリケーンズ Hu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 3:22  #7安藤→#23秋山 19Yard Pass   #11戸倉Kick
1 SS 10:36  #7安藤→381中村 16Yard Pass   #7安藤→#11戸倉Pass×
2 SS 1:13  #7安藤→#85渡辺2Yard Pass   #7安藤→#31松崎pass
2 SS 5:39  #7安藤→83林12Yard Pass#   #4濱田Run
2 SS 9:55  #7安藤→#83林9Yard Pass   #4濱田Run
3 SS 3:35  #3有馬39Yard Run   #3有馬→#17古川Pass 
3 SS 7:44  #4松崎26Yard Run   #3有馬→#83林Pass
3 SS: 13:37  #3有馬→#83林9Yard Pass   #35神代Run×
4 SS 4:53  #13高橋→#11戸倉 20YardPass   #13高橋→#83林×
4 SS 8:40  #4濱田21Yard Run   #7安藤Run×

素直に言うと、シルバースターが迷走しているという印象である。
というのも、言っては失礼かもとは思うが、すっごく雑なんだなあ、もう。

というのも……
・最初のTD以外のすべてのTDで2ポイント。
・最初のドライブから敵陣深くなると全部4thギャンブル
・5回のオンサイドキック(うち成功は2回だけ)
・ギャンブルや3rdロングを更新すると、たいてい次のダウンでつまらない反則やエクスチェンジミス
・後半になるとレシーバーの落球が目立つ

正直、キッカーが#11戸倉なので、キッカー負傷によるTFP戦術上の問題、という事はない。
明らかにTFPとギャンブルの問題は、何らかの指示による(というか、ベンチからの声で「こんなんで富士通やオービックに勝てるのか」という声がかかってからのチョイスだったのだが……)ものであり、なんともものすごく後味の悪いプレーだと思えて仕方なかった。
いやね、確かに戦力差考えてロングドライブの実戦練習とか言うことを見るとオンサイドで攻めさせて、というのもなくはない。なくはないけど、それって公式戦で点差がついてからやることかな。
全部2ポイントした意味ってなんなのかな。戸倉以外のキッカーの育成とか、ラインの育成とか、出来ることはいくらでもあったと思うのだけれど、これってどうなんだろう。
攻める気持ちは判るけれど、かえってそれなら反則なんか全くいただけない。というより、その反則(フォルススタートなど)が出ること自体がチームとしてシナリオが出来てない(心がかみ合っていない)証拠だと思う。
せっかくレシーバーが好調だったのに、評価がすごく下がってしまった。

で、そういう事をされたハリケーンズ。守備でLBとDBの間がパックリ開いてしまい、そこを徹底的にパスで狙われ、中途半端に下がると今度はラインのサポートが出来ずランでごっそり。
攻撃が攻めきれない以上、守備の負荷が高くなるのは仕方ないにしても、もう少し何か手を考えないと……。