4/29川崎球場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
明治安田パイレーツ MP

7

21

7

10

45

日本ユニシスBulls UB

0

0

0

0

0

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

MP

10:33

 #32松尾 Fun.Rec(守備側がインターセプト後にファンブルしたものをエンドゾーン内でリカバー)   #25山口Kick

2

MP

0:06

 #4広野→#88二宮 16Yard Pass   #8高野Kick

2

MP

6:51

 #4広野→#88二宮 7Yard Pass   #8高野Kick

2

MP

11:05

 #4広野→#17若島 19Yard Pass   #25山口Kick

3

MP

3:14

 #25山口 3Yard Run   #25山口Kick

4

MP

0:07

 #6佐藤→#34紅屋 14Yard Pass   #25山口Kick

4

MP

14:45

 #25佐藤 20Yard FG    

両チーム共に去年の課題そのままの出来。
パイレーツはディープターゲット不足。守備もまだまだ。
ユニシスも世代交代のさなかで、こちらもラインの底上げが出来ていない。

ま、この試合については、ある理由から「見る気が失せた」ので、この程度で勘弁してください。

4/29川崎球場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガスクリエイターズ TC

7

0

0

14

21

警視庁イーグルス KE

0

0

3

0

3

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

TC

9:24

 #17古川 1Yard Run   #7浅野Kick

2

TC

8:29

 #7浅野 35Yard FG×    

3

KE

12:39

 #56原島 35Yard FG    

4

TC

14:54

 #14室田→#15吉川 15Yard Pass   #7浅野Kick

4

TC

14:54

 #6金原 8Yard Run   #7浅野Kick

予想外の接戦で、これはひとえに警視庁守備と東京ガス攻撃がかみあっちゃった結果だと思います。
というのも、最初のドライブのようにちょっとズレた所にランが行けば5ヤード進まれ、パスはかなりの確度で通され、という感じで「あーあ、大量失点モードかな」と思っていたところ、途中から色々東京ガスが仕掛けたところ、そこからの組み立てが見事に空回り、というより警視庁の守備にひっかかってしまい、と言うほうが正しい感じで、試合は推移するのですわ。
ところが、警視庁攻撃が進めない。もっと時間とリズムを良く試合を消化しないと、守備がヘタる。という事で終盤に失点してしまった訳で。
結果として個人能力で互角に引き込めるぶんには勝負になる守備ではあるが、攻撃の方はもうちょっとなんとかしないと。
※厳しく言うなら、ランプレーでの展開の遅さ。相手守備にギャップコントロールされていしまっていては、一部リーグでは厳しいと言わざるを得ない。

公務の間でたいへんだろうと思うけど、もうちょっと風向きがかわれば、それなりにいい試合できると思うんですけどね。

逆に東京ガスは、親身が無いままだったので、逆に不安が出る。何ともいえない歯がゆさが残った試合でした。

4/28川崎球場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アサヒビール・シルバースター SS

0

3

7

13

23

オール三菱ライオンズ ML

0

3

9

0

12

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

SS

7:36

 #16山口37Yard FG×    

2

ML

4:53

 #18松山 34YardFG    

2

SS

14:56

 #16山口 24Yard FG    

3

SS

0:13

 #83林 90Yard K.O.R   #16山口Kick

3

ML

4:32

 #18松山 22Yard FG    

3

ML

10:28

 #27小嶋 3Yard Run   #18松山Kick ×

4

SS

5:41

 #19東野→#83林 25Yard Pass   #16山口Kick

4

SS

12:40

 #19東野→#21播川 5Yard Pass   #16山口Kick
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4/28川崎球場第一試合

 

本日鼻風邪にやられて体調不良で、あまりにも気持ちよい春の陽気にハーフタイムに横になったら、そのまま3Q寝てしまいました。不覚。
ついでにLifeTouchNoteが暴走してまして、タップしたところにカーソルが飛ばなくて入力がきちんと出来ません。
しゃーないですわあ。

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB

28

28

21

6

83

ハリケーンズ Hu

0

0

0

0

0

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

IB

0:15

 #81栗原 85Yard K.O.R   #3クラフト Run

1

IB

6:29

 #3クラフト→#17小川 8Yard Pass   #8小田倉Kick

1

IB

9:34

 #3クラフト→#80瀧 19Yard Pass   #92諸星(?) Run×

1

IB

13:40

 #3クラフト→#17小川 70Yard Pass   #8小田倉Kick

2

IB

1:38

 #29原田 15Yard Run   #8小田倉Kick

2

IB

4:09

 #81栗原 47Yard Punt.Ret   #? Pass×

2

IB

7:39

 #3クラフト→#39仲濱 13Yard Pass   #92諸星Run

2

IB

13:55

 #24中野 1Yard Run   #8小田倉Kick

3

IB

2:22

 #14多川 25Yard Run   #8小田倉Kick

3

IB

3:46

 #3クラフト 45Yard Run   #8小田倉Kick

3

IB

8:25

 #14多川→#83松尾 12Yard Pass   #8小田倉Kick

4

IB

6:16

 #24中野 5Yard Run   #? Pass×
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鹿島ディアーズの活動収束について

まあ、「やぱりそうか」だった訳ですけど。
噂の中で、数年前から鹿島建設本体が某住宅建築会社に買収されるのではないかという話が出ていたので、そういう噂が流れる所まで来ちゃったか、という感じだったので、そう遠くないうちにこうなる事は判っていた訳で。
チームとしての今後が不明瞭という事だけど、まあ、選手の皆さんが進みたい道にうまく進めれば良いですね。
※勤務シフト等の問題もあるので、多分日産のように「退社してフットボール」か「社業に専念」か二択になるだろうし、ベテランやコーチは同期に差がつけられている場合もあるだろうし、むずかしいけどね。

まあ、リストラ経験した人間として言わせてもらえば、社内スポーツで億単位の経費をかけるなら、グラウンドを売って少しでも「リストラされる人を減らして欲しい」と思うし、強豪と言われながら日本一2回しか取れない上に特定地域の娯楽に特化されているんじゃたまらない、というのもあるから、しかたないっちゃあ仕方ない。

もっとも、個人的には鹿島よりもシルバーの方に危険感を持っていたので、そういう意味では意外っちゃあ意外。

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やっと今更ですか

以下、関東学生協会公式サイトから転載

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☆法政大学処罰公示(2013.03.22)

本日、法政大学アメリカンフットボール部に対し、次の処罰を科しました。
関東学生アメリカンフットボール連盟  理事長 神戸一成

処罰内容
1.連盟罰則規定第3条②戒告処分をアメリカンフットボール部に適用する。
2.同第3条⑦資格の剥奪処分(登録の抹消)を監督に適用する。
尚、資格の剥奪期間は2013年4月1日から2014年3月31日までとし、この間、チーム役員としての登録、活動は出来ない。

理由
2011年度並びに2012年度の関東大学選手権で不正なフォーメーション(スクリメージ・ライン上に50番から79番の番号を付けた選手が4名しかいない)の使用、更には2012年度全日本大学選手権甲子園ボウルでの、監督の審判団への誹謗中傷発言が有った。
これらは何れもフットボール綱領に違反し、かかる行為はフットボールに関わる資格に欠ける行為であり、又、大会並びにフットボールの価値を貶めた。

以上、2013年3月8日の理事会に於ける審議の結果、決定した。

☆法政大学処罰公示(2013.03.22)

当連盟は本日、連盟罰則規定に基づき、法政大学体育会アメリカンフットボール部及び同部の監督に対して、以下の通り罰則を科しました。
関東学生アメリカンフットボール連盟  理事長 神戸一成

罰則の内容
1. 法政大学体育会アメリカンフットボール部に対して
連盟罰則規定第3条② 戒告
2. 法政大学体育会アメリカンフットボール部の2012年度の監督に対して
連盟罰則規定第3条⑦ 資格の剥奪(登録の抹消)
 但し、この資格剥奪は2013年4月1日から2014年3月31日まで1年間に限るものとし、この期間中、同人は、同大学体育会アメリカンフットボール部の一切の役職員として、登録、活動することができないものとする。
罰則適用の理由
1. アメリカンフットボール部に対する罰則適用の理由
2011年度及び2012年度の関東大学選手権の公式戦において、複数回に亘り、不正なフォーメーション(プレー開始時にスクリメージ・ライン上に50番から79番の番号を付けた選手が4名しかいない)からのプレーを行ったため。
2. アメリカンフットボール部監督に対する罰則適用の理由
①2011年度及び2012年度の関東大学選手権の公式戦において、チームに、複数回に亘り、不正なフォーメーション(プレー開始時にスクリメージ・ライン上に50番から79番の番号を付けた選手が4名しかいない)からのプレーを行わせしめたため。
②2012年度全日本大学選手権甲子園ボウルにおいて、審判団への誹謗中傷発言があり、大会及びスポーツとしてのアメリカンフットボールに対する信頼を貶めたため。
なお、上記①②の事実は何れもフットボール綱領に違反するものであり、かかる行為(①については、指導者として選手にこれを行わせしめる行為)はアメリカンフットボールに関わる資格に欠ける行為であるといわざるを得ない。

以上、2013年3月8日の理事会に於ける審議の結果、決定した。

                                       以上
---------

まあ、1/3が終わってから月2回程度の打ち合わせで決まった、といえば遅くは無いと思うけれど、それ以前に「理由1」は2年連続でしょ。これってもっときちんと手を尽くさなくてはいけなかったんじゃないの? 審判等を含めて。ま、これが戒告という事なんでしょうけどね。(だから、こっちはオマケだと思うのですが)
ってか、現監督になってから審判批判・運営批判はずーっとマスコミを通じて行ってきた訳だから、もっと早くに処分されてしかるべきだったと思うし、大学側がブランド維持のためにマスコミ対策をしなくちゃいけなかった筈であって。しかも、確か学校法人の職員でしょ。

いい運営者(学生主導であるが故に、指導者とは言わない)として他校のお手本として見られていた筈の人だけに、もっと早く手を打てなかったのか法政OB会とか父母会とか。
それに、今回はかなり細かいところまで暴露しちゃった(反則のミスを別の機会に相殺する、と審判が言ったとマスコミにリークする行為)けれど、前からでしょこの人。
協会ももっと早く手を打つべきだったと思うのよ。
このタイミングだったら、もしかしたらアンチ法政の策略と勘違いされる可能性もあるでしょ。

これを期に、そろそろ「指導者・運営者の品格」ってものに踏み込んで考えた方がいいと思うのよ、各大学も。

個人的には、甲子園で負けたときのこの人の聞き苦しいいい訳を今年は聞かなくて済む、という一点のみ以外は何もメリットが無いのでこれ以上は申し上げません。
ただ、「他人にどう見られているか」という事も、チーム及び運営母体の学校は、真剣に考えた方がいいと重いのですわ。

※2013/3/24追記:公示が訂正されましたので、元文章を取り消し線で消して差し替えました。

※2013/3/28追記:
時々疑問に思うのだけれど、どうして関係者は故意に誤読して舞い上がっているのだろうか。
学連は「2年続けて不正なフォーメーションをやらかしたこと」について「競技ナメんなよ」という、所属団体としての閥を与えた、と言っているのに、大変多くの人が「試合中に反則を見逃したのをここで罰した」として、連盟たたきに躍起になっている。
もしそうだとしたら、よくNFLでラフプレーに対する出場停止や罰金を与える行為も、フィールド内にいるレフリーの独断でやることになる。
いや、実際の試合中にある「ラフプレーで相手を殴った」事に対しての制裁措置はそのフィールド内だけで済ませて良いのだろうか。この場合ラフプレーはパーソナルファウルで、15ヤード罰退と、せいぜいその試合での出場資格の没収だけである。
これは、「試合進行上の」措置であり、ラフプレーを毎回のように繰り返す選手に対する制裁措置を競技団体が下さない限り、やりたい放題出来る訳だし、チームもそれを止めなくていい訳だ。
上記のような問題を解消するために、後日追加でチームなどに制裁を科す事は、こりゃ当然のことである。それと同じ事をしているのに、何故そうまでして「偉そうな大人」を攻撃して溜飲を下げたがる?
そういう低い意識の関係者が大手を振って歩いている現状に、ものすごく萎えるんですけど。いや、もっというと幻滅するんですけど。
このところこの話題で検索して飛んでこられる方が多いので、あえて苦言を呈しておきますが、
試合での反則の有無と、今回の連盟の処罰は、次元が違うのであります。それを理解できていないというの事は、かなり恥ずかしい事だと思います。
今度土曜日に2011年のあずまボウル(去年のはデータ化に失敗して残っていない)を検証してみますが、もし反則を審判団がしっかり取っていたら、連盟や審判を非難した人たちはどうやってその非礼を詫びるつもりなんだろう。詫びずに素知らぬ顔していけしゃあしゃあと開き直ってしまうなら、その方が遙かに罪深いと思うんですけどね。

パールボウルのスケジュールが発表になりました

いやいやいやいや。久しぶりの「完全トーナメント」で、しかも久しぶりの「一部のみ」のトーナメントですわよ。

4/28(日) 川崎球場 11:00 IBM × ハリケーンズ (A)
14:00 アサヒビール × オール三菱 (B)
4/29(月・祝) 川崎球場 11:00 明治安田 × 日本ユニシス (C)
14:00 東京ガス × 警視庁 (D)
5/11(土) 川崎球場 11:00 富士通 × (C)の勝者 (E)
14:00 オービック × (D)の勝者 (F)
5/12(日) 川崎球場 11:00 ノジマ相模原 × (B)の勝者 (G)
14:00 鹿島 × (A)の勝者 (H)
5/25(土) 川崎球場 14:00 (E)の勝者 ×(F)の勝者 (I)
5/26(日) 川崎球場 14:00 (H)の勝者 × (G)の勝者 (J)
6/24(月) 東京ドーム 19:00 (I)の勝者 × (J)の勝者  

この他に、5/19(日)に相模原麻溝競技場(註:SC相模原の本拠地)でエキシビジョン1試合、6/9(日)に川崎で交流戦2試合の予定あり。
 

恐らく、5/19はライズと4/28OR29敗者1チームと、6/9は5/12・13の敗者チーム同士の試合なのではないかと予想。

いやー、プータローのまま観戦かなと思っていただけに、今年は感慨もひとしおですなあ。

ってか、それよりスタンド、片方だけでも完成してんのかな。

スーパーボウル47雑感

いや、ログ見てたらnhk.or.jpから「bunzaでググった」人が来ていたらしいので、多分こっち系だと思うのであわてて更新します。

うん、だって「電子書籍で検索」っぽいとは思えないでしょ、「bunzaでググった」って事は。絶対誰かアメフト関係者が「あそこに勘違いして書いてるおバカさんいるから、反面教師として見たらおもしいろよ」とか言ったに違いないのよ。うん、多分そうだ、そうにちがいない(元がネガティブなだけなんですげと)。

それはさておき。

やっぱ停電ですよねー。生沢さんがしゃべりかけたら突然音声飛ぶは、しばらくしたら照明落ち始めるは、しばらく何が起きたか判らなかったけど「あ、停電だ」。
実家で見てたんだけど、49ersファンの父が会社時代の仲間と麻雀が入ってハーフタイムで外出、母は近所の葬式で停電中に外出。
で、停電空けから流れが変わったという……うちの両親が原因ですか?

ってか、多分後半から49ersの守備が機能し始めたんだと思うのですわ。
そこで守備時間が短くなった事で攻撃がリズミカルになって来たんじゃないかな。(まだ録画で検証してませんけど)

後半、停電空けパント後の49ersは、相手キープレーヤーをレイ・ルイスにして、そこを徹底カバーして潰していたように思えますが。確かにリードオプションはサッグスをキーに展開していたけど、ブロッキングアサイン的にルイスを遅らせる事が一番な作りだったように思うです。
だから逆に中途半端な距離になった4QのFG狙いの所とか、ナータ不在で中央緩くなった所でもあったのに、ルイスの差ポートが入った事でパス狙いになった、んじゃないかな?

それにしても、最後のレイブンズ「蹴らないで時間使ってセイフティ」ってのは見事。ってか、カバーチームはそれを予測してなかったのかね。時間かけずにセイフティ取るという選択はなかったのかな。
※セイフティだと20ヤードからのフリーキックなので、あのボールオンから蹴るより、24ヤードほど前で、ノープレッシャーで蹴れます。あの位置からパント蹴ると多分レイブンズ陣45ヤードから残り数秒だったんじゃないかな。

まあ、停電の有無は別として、後半はムッチャクチャ面白い試合でした。

ハーフタイムのビヨンセは……センターで渡辺直美が踊っていたら最高だったんだけどなあ。どおってことないや。英語わかんないし(MTV製作時代の方が、アーティストの迫力が出ていたような気がする)

 

ちなみに。ここを見に来る不思議なアカウントさんとしてはsoumu.go.jpさんとかsagamino.jp.ibm.comさんとかsharp.co.jpさんとか、全く身に覚えのないドメインがあるんですよね。まあ、それがどうしたの世界ですけど。

言うねえ、鳥内さん

Touchdown誌最新号を読んで思ったのがこれ。

ってか、FirstDownで試合の詳細戦術解説しちゃったのを受けて、本誌の内容がないよう……になりつつあるなあ。

そんな中での鳥内さんのインタビュー、「学生チームがここまでできるのだから、社会人チームはもっとできるはず。がんばりが足らなかったのではないか」という発言がちと気になりました。

いえね。ぶっちゃけ、「ラスト1試合」と「次がある試合」では全く違うのですよ。
はっきり言って「ラスト1試合」である関学は、「自分が怪我してもいいプレー」というより「相手が怪我してもかまわない」プレーになっても仕方が無い環境でプレーした訳です。
乱暴なことを言えば、「来年梅雨頃までに自分の怪我は治ればいいや」の下級生と、「これを過ぎたらプレーしないかも」の4回生がやるプレーと、「試合翌日に仕事がある」社会人とでは、やはり「心のブレーキ」が違うと思うのですよ。

ましてや「オービックだけじゃない」環境、少なくとも社会人は3-3-4-4-4(2013年度の場合上からオービック・鹿島・パナ-富士通・ライズ・飲料-IBM・シルバー・アズワン・オール三菱-東京ガス・ユニシス・ファイニーズ・パイレーツ-ハリケーンズ・警視庁・サイクロンズ・ブルーインズ)の階層化がなされる訳で、「ラスト1試合」以外で現行2ステージ制の中で対戦しても、そりゃどこか「心でサイドブレーキ引いた状態」になりますって。

だから、オービックに勝ったとしても、その後がなくなる可能性は高い訳ですよ。そこで無理したら、自分の人生棒に振る訳でしょ。

それとこれをいっしょくたにするのは、どうかなあ。

それに、JXB見て、本当にそう思うのかなあ。あの壮絶な試合を見て。

そんな風に感じました。

1/3 Rice Bowl 東京ドーム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
関西学院大学ファイターズ KG

0

7

0

8

15

オービック・シーガルズ OS

7

0

7

7

21

Q TEAM TIME  PLAY  TFP

1

OS

6:39

 #20古谷 1Yard Run   #1金親Kick

2

KG

14:41

 #28鷺野→#43望月3YardPass   #27堀本Kick

3

OS

2:02

 #6菅原→#18木下 20Yard Pass   #1金親Kick

3

OS

7:53

 #1金親 45Yard FG×    

3

KG

13:07

 #27堀本 37Yard FG ×    

4

KG

12:00

 #43望月1Yard Run   #18畑→#43望月→#87小山Pass

4

OS

14:50

 #20古谷1Yard Run   #1金親Kick

MVP ポール・ラッシュ杯 オービック・シーガルズ#6菅原俊(史上最多受賞)

まず試合開始一時間前にドームについて、びっくりした事が2点。
1.バルコニー席が完売していた事。例年社会人側は余裕があるのだけれど。
2.一時間前に入って、3塁側の見やすいいい場所は全滅だったこと。一昨年ですら入れたのに、である。
やむを得ず、ほぼバックネット裏で観戦することに。ちなみにドーム内の映像は、民放制作の画像(つまり三塁側からの撮影画像)でした。

個人的にはホームフィールドが一塁側である以上、前年勝者サイドを一塁側にすべきだと思うのですがね。ユニフォームの色ではなく。

試合開始10分前になって2階席解放。一塁側はもの凄い勢いで埋まり出すが、それでも観客動員は2万7千。立命や関大の時は3万5千なので、それを考えると、去年もこぼしたけれど、現状の学校の意気込みの差が出てるような気がする。
つまり、「ライス出るぞっ」って言った時の、OBの意気込みとか、現役学生内におけるブランド力とか(よし、それならドームまでいてこましたるかっ、的なノリの話で)、なんだかそういう所に勢いが、ちょっと足りないかなという印象。
確かにシーガルズがクラブチームだから、企業チームほどチケットで人を呼べない、という意見はあるとは思うけれど、立命-オービックの時の人数に対して説明つかないし。見ていて3塁側はほぼ毎年同じようなレベルだし。
……もしかして、朝日新聞系の招待券が少なくなったのかな?

でも、近くで見ていたギャルッぽいおねーさん(オービックの守備の選手のご家族と幼なじみ、なのかな?その選手のご両親と思われる方もいた)二人が終盤抱き合って「やったやった!」と叫び、「アメフト面白いね~」と言い、その他にもかえる人波のそここから「いや、アメフト面白いわ。今度リーグ戦見てみたい」という声が出ておりましたので、この試合が凄い試合(すみませんが「いい試合」とは申しません。理由は観戦記で)であった事が判ると思います。

でね。今年から地上派消えたわけですよ。正直に申し上げてBS波放送とかCS波放送って、「自分たちが見たいと思った人が見に行く」所であって、ザッピングの対象ではないわけです。世帯普及率6割と申されましても、集合住宅の共同加入とかケーブルテレのセット加入含めての話であって、実際はダラ見ザッピング出来ない環境なので、「フットボールをしっかり見る」人たちにとってはいい事ではあっても、普及という面から行くと一歩後退だな、と思います。

あと普及という面で言うとですが、厳しいことを言うと「学生が勝ってこその普及」という人がいるのに呆然。だって、社会人に勝つ学生、という団体競技がどれだけあると思う? それはすなわちピークが学生である競技で、その競技に未来はないって事を知らしめる事じゃないですか。ぶっちゃけ学生が勝つと、「へー、マイナー競技の象徴みたいなもんだ」と言われるし、やはりそれは競技として成熟した文化になっていないと指摘されてしまう訳ですよ。(10年くらい前に当時の川渕三郎JFA会長が「京大が日本一を取るという事はおかしいと思う」みたいな事を言って物議を醸したけれど、その意図は競技として成熟していないという事だった、と記憶している。違ったとしても、世間の目は、そういう目であるという証拠になるのだけれど)。
だからぶっちゃけ、社会人は勝ち続けなくては成らないのです。接戦であっても、奇跡であってもいいから、競技の成熟のためには常に代表が入れ替わったとしても(というか、ある程度の変動が無くてはならないのだが)、社会人チームは勝たなくてはならないだと思います。

※6日深夜というより7日明け方になりましたが、書き終えました。

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