2016年5月4日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
LIXILディアーズ LD 3 9 10 14 36
Bullsフットボールクラブ Bu 0 0 0 7 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 Bu 3:39  #42畑木27Yard FG×    
1 LD 8:36  #14青木21Yard FG    
2 LD 2:32  #32前川9Yard Run   #14青木Kick×
2 LD 12:00  #14青木32Yard FG    
3 LD 4:14  #14青木21Yard FG    
3 LD 7:17  #9加藤→#85鈴木60Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 1:56  #12大和田→#27小川5Yard Pass   #14青木Kick
4 Bu 8:49  #4菊池1Yard Run   #42畑木Kick
4 LD 11:05  #39大野13Yard Run   #14青木Kick

試合前の予想では、もっと点差が付く(60-10くらいかなと)と思って見ていたのだけど、春の初戦であるディアーズと、既に一試合終えて手応えを掴んでいるブルズの差、と言ってもいいのかな、この出来の差は。 

ディアーズ攻撃が思ったほど点に連なっていないのは、序盤のパス攻撃が、見事ブルズの守備範囲にはまってしまっていたから、だと思う。
というのも、ここ数年のディアーズの攻撃はヒッチ等を含むクイックヒットで、パスのレンジがおおよそスクリメージから15ヤード以内。実際の所ブルズの初戦はこの後ろのゾーンを攻められてDBがはがされて大量失点だった訳だから、その手前で、試合感が高い状態で立ち向かったら、いい感じに噛み合うよね。
しかも、プルズの特徴として「最後まで諦めないプレー」があって。地力差がある場合でも、最初のヒットがはずれてもかならずタイミングを遅らせるようなしつこいタックルをするし、見え見えの条件に見え見えのプレーをしたら最小ゲインで止めてしまうだけの集散の良さはこの試合でも発揮出来る訳だ。

また、ディアーズはこの試合、若手に出場機会を与えていたので、シンプルなプレーが多かったのかも知れない。

ブルズは根本的に前節と大きく変わるところはないものの、こなれただけにキレが出ていた。スタミナ切れが残念だったが、まだまだ伸びしろを感じる。また、この試合への準備の徹底ぶりもかなり見て取れた。実力は点差以上の差があったとは思うが、フットボールの密度にはそれほどの差が無く、もう少しチームにフィットした人が集まれば、まだまだ伸びると思う。