2015/5/10富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
明治安田パイレーツ MP 0 14 0 0 14
Bullsフットボールクラブ Bu 0 7 2 6 15
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 Bu 0:12  #42後藤 48Yard Fum.Ret   #5奥野 Kick
2 MP 5:35  #99赤津 29Yard FG ×    
2 MP 9:52  #6田上→#23大貫 52Yard Pass   #99赤津 Kick
2 MP 11:58  #6田上→#80高橋 11Yard Pass   #99 Kick
3 Bu 9:36  Safty(エンドゾーン内でサック)    
4 Bu 0:06  #19森→#81高濱 23Yard Pass   #5奥野 Kick×

非情に口の悪い言いぐさになるが、パイレーツの自作自演の試合であった。

いやね。パイレーツのこの試合のスタンスとして「まずは、ランでリズムを作りましょう。相手が脅威に感じてくれたら裏を狙ったパスをしましょう」だったと思う。そういう意味では逆にブルズも似たような印象だったんだけど、1Qは完全にブルズ守備に噛み合っちゃった。その噛み合ったままに2Q最初のプレーでロケットファンブル(そのボールがストライクでブルズ#42後藤の胸に入る)。
実はパイレーツのスポッター席の近くにいたのだけれど、1Q中盤くらいからスポッター席では相手の守備を見破っていたのに、ベンチがまったく対応していないらしく、相当スポッターがじれていた。
そこを修正すると、かなりテンポ良く攻めることが出来た訳で、それが2Q3回の得点機(1回はキック失敗)に繋がった訳である。

が、3Qになると要所で反則になるはファンブルロストのターンノーバーが起きるは、パントで蹴り込まれて自陣10ヤードくらいからの攻撃でスプレッドからロールアウトしたところでセイフティ喰らうは、ばたばたぐだぐた。

決してパスの精度が良くない森にTD決められたのは、まあ仕方ない(あれは森が頑張ってプレッシャーに耐えて投げたし、CBの前に身体をねじ込んだ高濱のコース取りが上手かったし)とはいえ、ねえ。なんかズブズブ。

そういう意味では、両チーム25ヤードの内側でもキック蹴れないというのはどうかと思う。15ヤードの内側なら、では攻めきれないでしょうに(ちなみに敵陣30ヤード以内でFG狙いは赤津の失敗したキックのみで、他は全てギャンブル。それってどうよ)。
なんとも噛み合わないパイレーツと(秋には改善出来そうな感じはするけど)、そこに救われつつ頑張ったブルズ、という、まあドングリの背比べみたいな試合でしたわ。

あと、パイレーツのキッズチアに苦言。
ハーフタイムで出番の終わったキッズチアがスタンド内ちょろちょろするし、家族ごと3Qに民族大移動するのはどうかと思うね。ってか前半もキッズが最前列うろちょろしてるんだよね。
しかも、出番直前には父母が最前列の欄干に群がる群がる。
ああいう「場をわきまえない低いモラル」に対して何ら指導しないというのは、どうかと思う。っつか、キッズは最後まで声出しさせるべきじゃないの?
着替えに戻るって事は、ハーフタイムで上がりで、あとは知らんぷりって事で、フットボールチアじゃなくて単なるお遊戯発表会じゃない。
なんだかね、もうあきれてきましたわ。 

2015年5月3日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
リクシル・ディアーズ LD 3 0 7 17 27
東京ガス・クリエイターズ TC 0 0 3 7 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 11:31  #14青木30YardFG    
3 TC 8:11  #49一木24YardFG    
3 LD 10:33  #22岡部15Yard Run   #29丸田Kick
4 LD 2:06  #14青木32Yard FG    
4 TC 4:09  #8徳島6Yard Run   #49一木Kick
4 LD 7:16  #32前川29Yard Run   #19碇Kick
4 LD 9:59  #30山脇15Yard Run   #7宮本Kick

端的に言うと「東京ガスのスタミナ切れで試合は決した」ということです。
事情はは分からないけれどディアーズはQBを尾林で通したのですが、RB も昨年の新人と今年の新人を軸に使っていました。まあ、ロングパスがお辞儀してDBが先にコースに入ってインターセプト3回(うち1回は相手がインターセプト前にラフプレーしていて帳消し)というのはご愛嬌だけれど、充分チームコンセプトと合致した攻撃力を示せているとは思う。
思うんだけど、ラインが。右サイドが完全にグスグズ。スピードに耐え切れなくてランはロスするしパスはポケット崩れるし。相手にスタミナあったら、終盤危なかったよ本当に。ここは去年もプレー選択でごまかすことでなんとかして来たけど、今年はそうも言ってられないかも。
ただ、RBの出来は悪くなくて。ラインが整備されたら山脇とか堀は充分楽しみな選手。逆にレシーバーの底上げがほしいかな。

で、クリエイターズ。ダイアグラム的にはしっかり相手を止めることが可能で、3Q前半までは実によく出来ていたと思うのね。
けれど、どうしても気になるのは「そこから先の力強さ」とか「ぐいっと相手を押し込むような鬼気迫るプレー」とか、そういうのはなくて。たぶん個人的な力量差・体力差が目立ってるんだと思うのね。ランだって徳島のスクランブル・QBドローが頼りになって来てしまったし、尾花の他にもう一枚、現状を打破するような楔を打つRBがいたら、もっと徳島のプレーも光るように思うんだけどね。
いずれにせよ、ある程度アジャストされ、かつスタミナが尽きた3Q後半からは守備が相手を止められない悪い流れに陥ったので、このままではかなりつらいかなあと言う気がする。

2015年5月3日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 0 7 0 7 14
ノジマ相模原ライズ SR 3 3 0 6 12
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 3:07  #8出澤25Yard FG    
2 SR 1:51  #8出澤45Yard FG    
2 OS 11:30  #6菅原→#81松永 21Yard Pass   #1金親Kick
3 OS 2:52  #1金親46YardFG×    
4 OS 1:34  #29長尾46YardFG×    
4 OS 8:29  #6菅原→#18木下 6Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 10:49  #18荒木→#19松尾13Yard Pass   #18荒木→#25東松Pass×

す、すみませんっ

渋滞で遅れましたっ 
いえ、首都高の山手トンネルが出来たので、東名と都心環状の合流の渋滞が回避出来てスムーズに、なあんて思っていたら、湾岸線が大渋滞。アクアラインからの渋滞と追突事故で大井~東海間がピクリとも動かず。やむを得ず大井で降りたら空港連絡道路も渋滞で。
結果として前半見ることが出来ませんでした。

後半だけ見た感想で言うと、どっちもアレです、伸び悩み中。
まずシーガルズはRBを中西・原・望月で回した(加藤も1プレー参加)が、効果的なプレーになっていなかった。なので、かなりパスを使わざるを得なかったという所か。これはひたすらにラインが仕上がっていないからだと思うけれど、もしかしたらそういう方向性なのかも知れない。
パスはレシーバーの再編中なのか、萩山や木下をインサイドに配置して、ベテランの域に入った阿南や平野を多用。ただし以前ほどの脅威が感じられないのはコンビネーションのせいなのか、はたまたQBの質(今回は登録QBすべて試した)のせいなのか。
QBに関して言うと、こういう起用方法で選手が伸びるのかどうかは疑問だけれど(後半に関して言えば、起用ドライブ数が少ないと思う)

で。ライズ。攻撃ラインが全く勝ててない。いや、スピードラッシュにフロントサイドが機能出来てない。あれではプレーにならない。
なので、現時点ではかなり厳しいと言わざるを得ない(つまり、木下のスクランブルが生命線になる)。ってか、いい加減鴨志田や畠山を引退に追い込める選手層になってくれって感じ。※スタミナが不安なんです、二人の。その穴を平気で埋められる是選手がいるなら、とっくに引退しているはずだし。

結果的に言うと両チームとも守備はメンツ落としたらやられるってことで今のところは引退選手の穴が埋め切れていないという感じか。秋までにどこまで底上げできるかがカギだろうな、という試合でした。

2015年5月2日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 9 0 0 0 9
アサヒビール・シルバースター SS 0 13 14 7 34
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 4:48  #8小田倉22Yard FG    
1 IB 5:01  #24斎藤35Yard Int.Ret   #8小田倉Kick×
2 SS 0:38  #17ミルズ→#3ウィルソン13Yard Pass   #11戸倉Run×(スナップミス)
2 SS 11:48  #17ミルズ→#3ウィルソン 2Yard Pass   #11戸倉Kick
3 SS 2:30  #17ミルズ→#3ウィルソン19Yard Pass   #11戸倉Kick
3 SS 9:38  #17ミルズ→#3ウィルソン 28Yard Pass   #11戸倉Kick
4 SS 6:57  #12高松28Yard Run   #11戸倉Kick

IBMは全スナップを多川が受けていたが、末吉もいないし、完全に調整練習モード。と、酷評するのもレシーバーの落球率が凄かったから。ジョン・スタントンが五連続でキャッチ出来ないとかに始まり、終盤はスタミナ切れのせいか多川のコントロールが逆リードになりがち。結果として試合は自滅モーとという印象。

さてこの試合のメインはなんと言ってもシルバースターの話題の外国人QBマーション・ミルズ。なんだけど……。
最初のプレーでスラントに走り込もうとして滑って転んだ移籍外国人ウィリアムズが立ち上がろうとしたところに投げ込んでそれが胸に当たって浮いたところをインターセプトリターンTDされるという悪印象スタートであった事を差し引いたとしても、「うーん。なるほどそれほど話題になる訳じゃない選手かも」という印象(秋にはがらっと変わるかも知れない)。
というのも、基本ファーストチョイスがウイルソンで、次が戸倉。後は全く呼吸があってない。これってクラフトがスタントンばかりチョイスするのと同じ傾向だよね。
しかもクラフトが「どの手の位置からでもパスが出せる」肘から先のスナップで正確にコントロールするタイプなのに対して、ミルズは「肩を必ず回して投げる」上に「ボールのリリース位置が肩のラインで、かつ肩に密着している」かなり低い位置でのリリースばかり目立った。実際DLに一度ひっかかっているので、オービックあたりには通用しないかも知れない。
それよりも、シルバースターにとって嬉しかったのはRBの新人を試せたことではなかろうか。特に中央を攻めるのに適した#10柳沢は、身体が出来上がってプレータイミングになれたら、楔のプレーとして使いたくなる存在に見えた(以前ほど松崎や濱田が走れていないことも踏まえて、ダイブバックは必要)。また久しぶりに#12高松がいい走りをしていた(システムの違いもあるので学生時代ほど活躍出来ないかも知れないが、クイックプレーはやはり見事だと思う)。これでラインのコンビが出来上がれば……数は補強していないので、練度上げないとね。
昨年から回復傾向にあった守備は、この試合を見る限りは引き続きフロントの強化に成功して続伸しつつある。ただLBとDBのベテランが抜けた穴が今後どう響いてくるか。なかなか興味は尽きない。
でも、そういう意味じゃ、別にQBは安藤のままでも良かったんじゃない?
 

2015年5月2日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 3 3 14 0 20
オール三菱ライオンズ ML 0 0 0 7 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 3:06  #11西村20Yard FG    
1 FF 6:37  #11西村23Yard FG×    
2 FF 10:45  #11西村19Yard FG    
3 FF 2:06  #20高野橋10Yard Run   #5納所 Kick
3 FF 8:32  #18出原→#81中村 17yard Pass   #5納所 Kick
4 FF 3:47  #5納所 50Yard FG×    
4 ML 6:11  #15谷口→#4田中 15Yard Pas   #87若松 Kick

試合的に言ってしまえば、両チームの攻撃の仕上がりの悪さが、まだ個人能力だけで打開可能な守備側との兼ね合いで、こんなんなりました的な試合でした。

特にライオンズ攻撃は、パスの精度が低い。かつラインがまだまだ発展途上で、特にランプレーで苦戦中。インサイドに楔を打てるプレーが弱いので(大抵はDLでライン処理されるので、LBがかなりフリーで動ける。その為パスラッシュもかげられてしまったりショートパスにカバーされたりしてしまう)。
しかしながら、この時期ではあるが、ライオンズの守備がかなりの猛威を振るっている。最終的には距離をそれなりに出されているとはいえ、途中まで要所を締めて善戦していた(3Q後半からスタミナ切れ+アジャストの結果だと思うが、次第に止められなくなった。)

逆に富士通は、一昨年のプレーブックに戻った感じ。平たく言うとインサイドのパスがない。インサイドのランは2人(高野橋と後藤)で回していたが、相手DLが頑張っているときは期待したほど進めず、となると一気に手詰まり感溢れてしまう(ゴードンなしではそうなるのか、という疑念すら沸く)。
敢えて定番プレーだけやっていた、という事も考えられるのだけれど、そりにしてもちょっとねえ、という印象が残った。
まあこれも、平本が日本代表用の練習をメインにしているとしたら、仕方ないかも知れない。
※久しぶりに宜本兄がフル出場。弟はリターナーのみ。そのへんも関係しているかも。

なお今回、引退したパンター吉田の代わりは強が務めていた(終盤から新人の納所が担当)。全般的に富士通のK/Pは高さが出せないと厳しいかな。
またオール三菱はキッカーの松山が引退したので若松が勤めていたが、今後ロングレンジをどうするのか見てみたいと思う。
※決め手を欠いたときにロングレンジの安定したキッカーがいるのは、チームにとって心強いし相手からしたらプレッシャーだから。

2015/4/18富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Bullsフットボールクラブ Bu 8 13 13 6 40
Hurricanes Hu 0 0 0 6 6
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 Bu 7:03  #5奥野 40Yard FG×    
1 Bu 11:33  #6藤原 20Yard Run   #18太田 Run
2 Bu 5:54  #5奥野 37Yard FG×    
2 Bu 9:45  #35北島 28Yard Punt.Block.Ret.   #5奥野Kick
2 Bu 11:15  #1猿渡 5 Yard Run   #19森Pass×
3 Bu 1:26  #33菊池 33Yard Pass   #19森 Pass×
3 Bu 6:19  #19森→#81高濱 43Yard Pass   #5奥野 Kick
4 Bu 3:25  #1猿渡 6Yard Run   #5奥野Kick×
4 Hu 10:36  #59小笠原 Fum.Rec.   #10木下Kick×

こんなこと言っちゃなんだけど……ハリケーンズ、どうなのよ。

いやね。選手13人、チア3人。選手はほぼ全員両面(ラインの選手が1名、ほぼ出番なし。怪我人が出て守備に入ったが、押せていない)。なんでも「春はこの13人で頑張る」のだそうだ。
万が一重篤な怪我人が出た場合、試合出来なくなる人数でしょうに。有料試合に参加するチームとしての責任という点から考えると、どうなんだろうね(意気は買うけど、出来れば16人くらいいて、両面でも「戦術的な入れ替え」くらいは出来るようになって欲しい)。
善戦したとは思うけれど、なんともなあ。
あと、これは個人的な見解だけど、QB#25佐々木を育てるというなら、このレベルの相手(格段に地力が違うオービックやらIBMやらではない、という意味で)であれば、貴重な実戦経験の場としてガンガンにパス投げさせてもいいと思うなあ。彼のショートパスはスピードもタイミングも魅力的だから、中・長距離の感覚を実戦の中で磨かせてあげる、いい機会だと思うんだよなあ。
特にクイックヒットのランが主軸のチームなんだから、守備を後ろに押し下げるロングパスが精度良く決まれば、より攻撃にリズムが出ると思うんだけど。

ブルズの方は「しおしお」感がダダ漏れというか。多分もうちょっと「ゲームを圧倒的に支配した」感じが欲しいんだけど、ぐだぐだっという感じがして仕方ないんだよねえ。特にキッキング。最初から2点コンバージョンとか、ちょっと違わないかな、というか。
また、ターンノーバー4回を褒めるべきか叱るべきかといわれたら、叱る方だと思うけどね。
まあ、それも春の初戦と割り切ってしまえばいいのかも知れない。伸びしろがない中でのグタグダな試合では無く、 これからかみ合わせが良くなれば、まだまだ見込みはあると思うなあ。

2015/4/18富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
明治安田パイレーツ MP O 0 0 0 0
警視庁イーグルス KE 0 0 O 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 KE 10:37  #56青木 31Yard FG×    
4 KE 12:00  #56青木 55yARD FG×    

大変厳しい物言いになるが「ぼろぼろのなまくら刀がそこそこの楯と戦ったらこうなる」という試合でしたわ。
はい、伸びしろは感じるんですが、その表現より「ボロボロな攻撃」「しょっぱい守備」が「バックスクリーン側から時折吹き付ける突風に翻弄されて」こうなった というかなんというか。

特に警視庁側に有利に、明治安田側に不利になったのがパント。追い風時に警視庁は風に乗って敵陣深くに飛び(何度もリターナーの頭の上を越えた)、明治安田は風が凪ぐ。逆風の時明治安田は高く上がりすぎてボールがお辞儀しまくり、警視庁は低い弾道でありながら失速した事でカバーが間に合う。
そんな関係で、まあブリッツ多用してきた明治安田の攻撃に苦戦して、何度もセイフティの機器がった筈なのに、何故か、本当に何故か徳俵で残ってパントに行けてしまう警視庁と、攻め込んでギャンブルをことごとく止められてしまう明治安田と。

まあ春の仕上がりの悪い時期としてはこんなもんでしょう。
ただねえ。キッカーの精度が上がらないときついと思うよ、これから。

マクドナルド再浮上の引き金は

テレビ報道では誰も指摘しないけど、マクドナルドの業績悪化の最大の原因は、何を隠そう「全面禁煙」だった、という説を読んだことがある。

その通りだと思う。

分煙でいいじゃない。

大型店舗は分煙、かつ深夜営業の廃止による店舗メンテナンス時間の拡充。

これだけで充分です。

※どうしても24時間味わって貰いたいというなら、深夜は自動販売機で対応すればいいのだ。

 

アルバイトの時給1500円、の過ち

元はアメリカのマクドナルド従業員の賃上げの話だったものを、そのまま日本のあるユニオンが持ち込んだもの、らしいのだが……
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150415-00000072-mai-soci

なんか前提が違うような気がして仕方ない。

というのも……
時給1500円×一日勤務時間8時間×一ヶ月標準勤務日数21日=252,000
月25万って、正規労働者員と同等の賃金だよね。
ぶっちゃけ、派遣社員でも時間単価1200円~1400円だよ?
アルバイト(短期補充を目的とした雇用形態の労働者)にそんだけ出したら契約社員や派遣社員(中期的な専門知識活用を目的とした雇用形態の労働者)はもっと高くないと職務に対する対価が低くなってしまう。
そうなると正社員はもっと高くないと、雇用先に対する忠誠(秩序義務とも言うべきか)が保てなくなる。
するとその部分を埋める為に物価が高くなる。

そういうしくみを無視して「内部留保を下げろ」と言う暴論で計算して数字が揃う事を誇示するのはどうなんだろうねえ、と思ってしまう。

そもそも、言っては悪いが、アルバイトによる収入は「家計を支える」ものではなくて「家系を補助する」ものだと思うのだよ、私は。
つまり「せいぜい6年(4年制大学を2年留年する間)で入れ替わるのが当然の雇用形態」で「家族の将来をまかなう」計算をするのが根本的におかしい筈なのね。

これは平たく言うと「17歳からのライフプランニング」や「20歳からの人生設計」の話な筈で(その中にはリストラも当然入っていなくてはいけない)あって、一生涯をマクドナルドのアルバイトで生計立てる馬鹿がどこにいるか、という話で無くてはいけないのに。

いやいや、一歩譲ったとして「時給1000円で生活出来ない大都市圏の物価・税制問題」という所に何故行かないのかね?

正直に言ってしまえば「時給1500円のバイトが駄弁ってるマクドナルドに行くくらいなら、時給870円のレジ打ちがいるローソンの方に行くよ」と言われてしまう訳だ(※マクドナルドに限らず、日中バイト単価が1500円以上のバイトがいるような飲食店なら、はっきり言って「価格、ボッタクリっしょ」と思うね。あの味で1500円のバイト、雇えるくらいの利益率出すのかよ、と)。
それならコンビニで色々まとめ買いした方が安くていいよ、となるからね。

まずね。アルバイトは16歳~28歳までの「自分のお小遣い+α or 生活費」のグループと25歳~55歳の「結婚家庭の生活の補助」のグループと、45歳~72歳の「終活に向けてのやりがい」と、2つの世代に別れているべきなのね。ところが就職氷河期の影響で最初の世代後ろの年齢がズルズル下がってしまっている訳だ。それも、妙なプライドで仕事をえり好みする事でズブズブになるパターンも。

そこの問題を無視して、労働単価だけて言っても、なあんも意味が無い。いやむしろ「じゃあ、労働コースで分けますけど、日中単価1500円の人はコース作るけど雇い入れ枠小さいから。本当に使えそうなのはバイトから廉価社員(地域採用って奴)に取り立てるけど、高い単価の人は単年契約でかつ再雇用なしね」と言われて骨抜きになるだけだよ。

ぶっちゃユニオンが本当になすべき事は「収入が上がることは大切だけど、支出構造がどうなっているか再確認を。漏水が激しい水道管にどんなに水を流しても、蛇口に届く前に抜け落ちたのでは意味が無い」ということな筈なんだけどね。

そういう訳で、経済構造を無視した今回の要求は、世界標準というより「無知による誤認」だと思うのであります。

よせやいそれはたちがわるいぜよ

いやね。寝る前にちょっと自宅のファイルサーバに接続しようとしたらね。

……いきなり繋がらないの。

再起動直後には見えるのに、しばらくすると見えなくなるの。

今日の日付からして「しゃれにならん」四月馬鹿だ、と思ってあれこれいじっていたら、途中にあるHUBが壊れていたらしい。

LANケーブルのつなぎ方変えたら、その場で立ち直った。

※数日間様子見です。