2015年10月4日富士通スタジアム川崎第三試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 0 10 7 7 24
警視庁イーグルス KE 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 MP 3:58  #8田之上→#22木村28Yar Pass   #99赤津Kick
2 KE 9:18  #56原嶋39Yard FG×    
2 MP 11:11  #99赤津44Yard FG    
3 MP 3:41  #8田之上7Yard Run   #99赤津Kick
4 MP 0:06  #8田上→#80高橋  

3Q終了時点で帰りました。時間的な都合です。(っつか、この試合、日程変更で追加されたものですが、すっかり忘れてました) 
目の前でパイレーツ関係者が無邪気に喜んでましたけど……。
それでいい出来ではない。

警視庁が4Q入るまでQBの松岡が出てないという事実があって、その相手にこの程度の(350ヤード獲得していながら24点というのは少なすぎる。チームの戦力からすると42点くらい取ってないといけない)出来では、喜ぶに値しない。

と、厳しく言っておこう。それだけの(つまりこの場合、ポテンシャルとしてはライスがあたりに互角の戦いが出来るという)期待値を込めて。

2015年10月4日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 0 14 7 14 35
アサヒビール・シルバースター SS 3 7 8 0 18
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 6:33  #1櫻井23YardFG    
2 IB 1:22  #25小林100Yard Int.Ret   #8小田倉Kick
2 SS 4:39  #15ミルズ→#3ウイルソン49Yard Pass   #1櫻井Kick
2 IB 7:02  #3クラフト→#2河合   #8小田倉Kick
3 IB 4:29  #3クラフト→#40スタント1Yard pass   #8小田倉Kick
3 SS 11:23  #15ミルズ→#3ウイルソン 25Yard Pass   #15ミルズ→#11戸倉Pass
4 IB 5:39  #21高木17Yard Run   #8小田倉Kick
4 IB 6:20  #34ブルックス10Yard Int.Ret   #8小田倉Kick

まあ、その、まず2QのインターセプトリターンTDは、ぶっちゃけ「交通事故」だ。
※INTした小林を貶めているのではなく、展開としての話。あれは狙っていたと思うんだけどね。リターンまでは想定外だったんでは。

それを除いて考慮したとき、シルバースターの敗因としてあげられるのは攻撃ラインのスタミナ切れ。そりゃ#34ブルックスと#99紀平(ローテーションで#93佐久間だと思うのだが)の圧力を受け続けた右側は、スタミナ切れますって。しかも、スタミナ切れが目立つとフロント3人にパスラッシュを任せてレシーバーをべっとりマークしていたら、投げられなくなるもの。
したがって終盤にパスミスが集中したのはラインのスタミナの問題。
そして、そうなった要因の一つにRBの使い方がある。
この試合、#33中島しかランプレーしてない(ミルズのスクランブルを除く)。と、言うよりも、昔からの悪癖とでも言うべき「選手の偏った起用」によるリスク回避能力の欠如というべきか(登録上、システムのせいもあるが登録されている6人全員がTBタイプ。しかしそのうちこの試合でフィールドにセットしたのは中島と高松。つまりは他の選手が何らかの理由で出られないという事。もっと悲しいのはTE登録が橋詰一人。ランプレーのリードブロックもパスカバーも、駒が足りないでは無いか)。
ランプレー絶対信者ではないのだが、特に3Q後半からのラッシュのきついときに、ブロックに参加してワンチェックしてからコースに出る選手がいないとか、紀平に2人持って行かれたときにクイックダイブを打ち込むとか、そういう選択肢がシステム上なかったの結果論だけど痛かった。
パスレシーバーもウィルソンが頭を押さえられると、厳しいパスはまだまだという(熟練度の問題)ところで打つ手がなくなってしまった。

ただ、数年前のボロボロで「なんとかメンツを保ったブロック3位」とは違う。練度が上がれば、さらに上に登れる所まで来た、というところだろう。

IBMについては、守備はとにかくフロントの3人に尽きる。こええよ、マジ。
でも攻撃は……相変わらずスタントン以外のレシーバーとのつながりが良くないというか。その代わりランの時のラインがかなり練度を上げてきて、そこへ高木と末吉がいるんで「楔」が打ち込めている。これは昨年よりもいい傾向だと思う。

さて……セントラルの行く末だが。シルバースターがブルズに負けると、ブルズ3位。IBMとリクシルの勝者が1位、敗者が2位。シルバースターが勝った場合、IBMが勝てばIBM1位シルバー2位リクシル3位。リクシルが勝つと、当該チーム間の得失点差で脱落チームが決まる。現在シルバースターが-10、リクシルが-7,IBMが+17。なので、リクシルが12点差以上で勝てばリクシル1位、11点差以下ならIBMが1位。ちなみにリクシルが28点差以上で勝つとIBM3位の目が出る、んだっけ?

2015年10月4日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 14 17 15 7 53
オール三菱ライオンズ ML 0 0 3 6 9
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 4:19  #12畑 3Yard Run  #29長尾Kick
OS 6:04  #12畑→#32原 36Yard Pass  #29長尾Kick
OS 1:36  #29長尾 25Yard FG  
OS 7:17  #12畑→#21中西 31Yard Pass  #29長尾Kick
2 OS 11:48  #12畑→#89森 20Yard Pass  #29長尾Kick
3 OS 6:50  #6菅原→#82高木19Yard Pass   #113高崎→#43望月Pass
3 ML 11:07  #87若松43Yard FG    
3 OS 11:41  #32原89Yard K.O.R   #47丸田Kick
4 OS 10:25  #19高木→#89森6Yard Pass   #47丸田Kick
4 ML 12:00  #15谷口→#81栗原 3Yard Pass   Kick放棄

いやー、まいったまいった。

川崎に車で来て、開始15分前に到着していたのにもかかわらず、その後ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと車でぐるぐる。
上限設定ありの駐車場が全滅で(うち1つは、なんと閉鎖されていた)。1時間以上まわりまわって、市役所裏にやっと見つけて(割高)。
よく調べてみたら、川崎市教育文化会館で川崎市民文化祭の出し物があったみたい。

というわけで、後半のみです。
まあ、試合敵にはこんな物で、というか。
昨年よりさらに「パスハッピー」感漂う攻撃をしているシーガルズだが、どうもなんとも「核になる攻撃」がないというか……破壊力はあるんだけど、「行き詰まった局面を打開しうる必殺のアレ」みたいなプレーがない。で、それがどうも窮屈で散漫で仕方ないんだよね。

2015年10月3日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 7 9 7 14 37
ノジマ相模原ライズ SR 0 3 0 7 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 5]39  #3キャメロン→#87水野 14Yard Pass   #11西村KIck
2 FF 5:05  #11西村27Yard FG    
2 FF 10:53  #35竹内 14Yard Fum.Rec   #4宜本Pass×
2 SR 12:00  #29望月 25Yard FG    
3 FF 00:57   #22宜本→#25成田 19Yartd Pass   #11西村Kick
4 FF 4:36  #3キャメロン→#17秋山 31Yard Pass   #11西村Kick
4 SR 5:52  #14アンダーソン→#83下段 2Yard Pass   #29望月Kick
4 FF 9:50  #29ゴードン 3Yard Run   #11西村Kick

まー、富士通ファンの身として有り体に言うと「先に当たってくれていた、オービック・シーガルズさんありがとう」な訳ですよ。

 ぶっちゃけ攻撃に関しては、「投げさせれば怖くない」し、「走らせてもいいカタチを作れました」というかなんというか、まあとにかくそういう訳で、「攻撃で前進が思ったように出来ないから、そこそこいい場所から攻撃出来たもんで、失点機会がすっげえ少なかった」というオチになりました。

ところで、この試合の刮目すべき点は前半のライズDLの活躍による富士通ラン封殺とプレッシャーの凄さ、そして後半それにアジャストしたところ、なんである。
と、言うよりNTにセットしたライズ#44小宮の存在感が凄い。多分この試合でライズが用意した守備プランとして、DLの小宮とLB#12ロウレルのスピード・パワーによるプレッシャーと、特にインサイドに来る宜本兄弟への対処、をメインに据えていたと思うのよ。
実際には宜本ではなくルーキー#87水野がインサイドでは目立ったけれど、それでも中盤からかなりキャメロンがイライラしていたのが判る。それは前半に強烈なプレッシャーを印象づけた小宮の存在があってこそだと思う。
その結果、というかこの試合に於いて、キャメロンと#1強は完全にコンビネーションが狂っていた。
では前回ガルズ戦で目立っちゃったポラマルもどきことナティカウラはどうだったかというと、原則中村(途中から秋山)のマークが多かったものの、かなりディープに気を取られていて、浅いゾーンに上がったのは記憶にない。で、吊られて開いたところをよく狙われたという。

逆に富士通は久しぶりに「走れない」。相手フロントが圧力あるので、いままでのようには行かなかった。そこをキャメロンのパスで切り崩したという点では興味深かったけれど、後半になって相手ラインの圧力が目立たなくなった(アサインを変えたのだろうか)のにキャメロンがかなりイライラしていたのが気になった。本当はインサイド攻めたかったのか、もう1タイミング待ちたかったのか、どっちかだと思うんだけどどうだろう。
守備は特に文句言うことなし。

逆にライズQBアンダーソン。2Qと4Qの得点に繋がるドライブのパス成功は圧巻だったんだけど、それ以外がなんとも。「投げさせれば怖くない」が健在なんだよね、本当に。で、かと言って宮幸のランに偏重する訳にもいかず(というか東松の出番がほとんど無いのは何故?)というお家事情もあるのだろうけれど、「くさび」のプレーが単発なんで、怖いとは思えなかったというのが正直なところ。
ただ、かなり無理しているとは思うんだよアンダーソン。自身のスタイルと違うと思われるポケットにとどまってのパスとか、初戦より精度が上がりつつあるし。
 

2015年10月3日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Bullsフットボールクラブ Bu 7 10 7 17 41
HUrricanes Hu 0 7 6 6 19
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 Bu 4:56  #4菊池 29Yard Run   #14木下Kick
2 Bu 0:53  #14木下 27Yard FG    
2 Hu 10:17  #25佐々木2Yard Run   #3岩崎Kick
2 Bu 11:17  #4菊池2Yard Run   #14木下Kick
3 Bu 6:11  #6藤原→#88吉田 27YardPass   #14木下Kick
3 Hu 7:43  #25佐々木→#9近藤69Yard Pass   #3岩崎Kick×
4 Bu 0:45  #14木下 31Yard FG    
4 Bu 6:11  #6藤原 11Yard Run   #14木下Kick 
4 Hu 10:32  #25佐々木 1Yard Run   #36法官Pass×
4 Bu 11:47  #1猿渡 3Yard Run    #14木下Kick 

この日も(4日第一試合記載内容参照のこと) 駐車場難民で、試合開始直後のハリケーンズのドライブは見ることかなわず。

うーん。相手スタミナ切れとラッキーパンチとで得点出来たハリケーンズ、という印象が強くて。
※ハリケーンズの得点:2Qはバックサイドのラッシュに気付かなかった藤原が足下にヒットを受けてバランスを崩した際にファンブルロストしてハリケーンズ敵陣37Yardからの攻撃。しかも途中4thダウンFG狙いの所をホールダーが横にはじいてしまい、たまたまキッカーの前に転がったのをタイミング良く拾い上げて右スクランブルでダウン更新(狙ってやったんだったたいしたもんだけど)の結果。3Qは左クイックを相手がタックルミスして独走。4Qはブルズ守備の足がそこそこ止まったから進めたと見ているのだけれど……。

ただ、こんな事を言ってはいけないのかもしれないけど、もし前年秋から勧誘ちゃんとやって春からプレー合わせや基礎トレ出来ていたら、もうちょっと違った結果になっていたかもしれないという気がする。というのも散見されたのが攻守ともに「足が揃って棒立ち」。例えば#49和田が目立ったので例に出すが(前半終盤にいいプレーがあったので申し訳ないんだが)、RBが右オフガート付近に言ったとき、相手守備がラインと拮抗・あるいは守備側が押し込んだときに、進路を変える為に両足揃ってからカット踏むのね。よく格言で言うけど「ボールキャリアは最後まで足を掻け」というのは、常に足のステップを踏むことで次の移動を容易にするという意味で、両足揃うとそこで移動加速度0になってからだから、動いている相手につかまりやすいんよ。(例えばブルズの#1猿渡なんかがいい例だ。対戦相手に凄いいい霊が存在する訳で)。あの2Q終わりのパワーで決め打ちラン見ると「こういう使い方すればもっと破壊力出るのに」と思って勿体なくてね。
※守備でもLBが似たような反応するんだよね。両足揃うの。
そういう基礎をもっと高められたら(そのトレーニング中に膝とか壊さないでよね!)、ここまでの戦績、かなり違うと思うのですよ。

ブルズは、終盤に見事にスタミナ切れしたけど、ここ数年では一番の出来。かなり可能性は薄いけれど(攻撃に比べて守備が弱いので)もしかしたら、もしかするかも……わずかでも可能性は見えるよね。

 

2015年9月22日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 17 17 21 21 69
オール三菱ライオンズ ML 0 7 0 3 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:55  #3キャメロン→#87水野 1Yard Pass   #11西村Kick
1 FF 9:47  #11西村41yard FG    
1 FF 11:47  #3キャメロン→#81中村13Yard Pass   #11西村Kick
2 FF 6:13  #3キャメロン→#81中村31Yard Pass   #11西村Kick
2 FF 10:02  #3キャメロン→#1強36Yard Pass   #11西村Kick
2 FF 11:53  #11西村52Yard FG    
2 FF 12:00  #3小形88Yard K.O.R   #87若松Kick
3 FF 3:00  #3キャメロン→#87水野9Yard Pass   #11西村Kick
3 FF 4:34  #3キャメロン→#89福井23Yard Pass   #11西村Kick
3 FF 9:51  #3キャメロン→#1強 6Yard Pass   #5納所Kick
4 FF 2:52  #32後藤72Yard Run   #5納所Kick
4 ML 7:05  #87若松44Yard FG    
4 FF 8:00  #12平本→#93金本17Yard Pass   #5納所Kick

わはは。すっかり書くの忘れてた(観戦後、ラズパイノートの無線LANがご機嫌斜めになって、その調査ばっかりしていた) 

まあ見てお解りの通り、と言うのが一番簡単なのだが。

誤解を恐れずに言えば「オール三菱守備は、決して消極的ではなかった。攻めていた。どっちかというと問題はオール三菱の攻撃側」というか。
途中から点差の開きなどもあって、我慢出来なくなって手詰まり感出てしまったけれど、狙いとしては決して悪くなかったオール三菱の攻撃プラン。
ただ、どうだろう。谷口のパスのリリースポイントが、いつもよりわずかに低かったように思うのだが。それでディフェンスにひっかかってパス失敗になったというか。
また、よくないことではあるが、どうしてもパスターゲットに偏りが出る。こればかりはマッチアップの力量差も出るので一概にどうこうと言えないのだけれど、もう少しなんとかしないと、手詰まりになってしまう(実際栗原と祖父江しか機能していなかった)。
ブレイクスルー直前でもたついている感じが強く、結果として前進出来ずに時間も使えないまま、という事でこういうけっかになってしまったというべきか。
心のこもったフットボールだけに、現実と気合いがかみあわないままで、勿体ないと思ってしまった。
 

2015年9月21日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 14 14 7 7 42
東京ガス・クリエイターズ TC 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 6:48  #10末吉 6Yard Run   #21高木Kick
1 IB 9:52  #21高木46Yard Run   #21高木Kick
2 IB 2:19  #3クラフト→#81栗原 80YardPass   #21高木Kick
2 IB 10:37  #21高木 63YardRun   #21高木Kick
3 IB 4:19  #3クラフト#81栗原2Yard Pass   #21高木Kick
4 IB 3:10  #10末吉35Yard Run   #21高木Kick

こっちの得点の少なさは、IBMのレシーバーとの呼吸が噛み合っていないことと、守備がかなり雑(反則が多すぎる)事が原因。さらにこちらも後半出てきた控えメンバーが、やっぱり噛み合わない。

ただ、その相手の敵失を全く生かせていないクリエイターズの方もかなりイタい。

※実はメモを忘れるは予定外の所でラズパイノートのバッテリーが切れるはで、ざっくりとした感想しか書けません。ごめんなさい。

2016年9月22日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アサヒビール・シルバースター SS 21 23 0 21 65
ハリケーンズ Hu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 2:16  #15ミルズ→#83林 65Yard PAss  #1櫻井 Kick
1 SS 4:30  #15ミルズ→#81中村20Yard Pass  #1櫻井 Kick
1 SS 7:54  #15ミルズ→#83林 99Yard Pass  #1櫻井 Kick
2 SS 3:18  #15ミルズ→#3ウィルソン 18Yard Pass 

 #1櫻井 Kick

2 SS 7:21  #15ミルズ→#3ウィルソン 1Yad Pass   #櫻井1 Kick
2 SS 9:03  Safty(パンとスナップのホームランスナップ)    
2 SS 10;41  #2高松 12Yard Run   #1櫻井 Kick
2 SS 12:00  #1櫻井 51Yard FG×    
4 SS 1;45  #31松崎 3Yard Run   #1櫻井 Kick
4 SS 5:30  #33中島 1yard Run   #1櫻井 Kick
4 SS 11:45  #47佐藤 20Yard Fum.Ret   #1櫻井 Kick

※到着が遅れたので、見始めたのは2Qでからです。

控えがしょっぱい試合をしでかしたシルバースター、という感じ。 QBの安藤と東野のパスのリリースポイントが不安定すぎて、それが3Qの結果なんじゃない?
なんとも、攻撃側は消化不良。
※途中、東野と安藤のドラゴンフライがありましたけど、機能してないよなあ。

2015年9月13日相模原ギオンスタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total OT
オービック・シーガルズ OS 3 0 6 8 17 0
ノジマ相模原ライズ SR 7 3 7 0 17 3
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 4:58  #14アンダーソン→#32金子10Yard Pss   #29望月Kick
1 OS 8:10  #29長尾23Yard FG    
2 SR 2:11  #29望月47Yard FG    
OT OS 2:24  #12畑→#20古谷17Yard Pass   #29長尾Pass×
3 SR 4:36  #6ティナカウラ40Yard Int.Ret   #29望月Kick
4 OS 4:10  #43望月2Yard Run   #6菅原→#85萩山Kick
OT SR 1Bot  #29望月27Yard FG    

正直に言ってしまうと、ライズは勝っていない。負けなかっただけ。
ただし、シーガルズは負けた。
そういう表現が正しいんじゃなかろうか。

というのも、アンダーソンの率いる攻撃について言うと、2Q後半以降ほとんど機能していなくて、全く怖くない。
これはおおよそプレーを入れているコーチ側にも責任があって、実際この試合に関して言うと、シーガルズのDTのところは宮幸がかなり距離を稼いでいた。従って序盤はそこを軸に、ブーツレグやネイキッドといったランパスオプションが効いていた。にも関わらず、後半そのプレーを封印、ひたすらに左右に動くかポケットにとどまるパスかの二択。結果としてDEのパシュートやラッシュに追い詰められてゲインが出来ずに自分を追い詰めてしまっていた。

じゃあ逆にシーガルズの攻撃はどうだったかというと。
昨年来のパスハッピースタイルに磨きがかかっているのはいいんだけれど、ざっくり言うと「パスルートが単調」。出来の悪いラン&シュートがドツボにはまった印象で、要所で守備バックがベタマークしかけた時にコンビネーションルートで引きはがす事が出来ない(OTのインターセプトはその典型例で、投げられず無駄に時間がかかってパスプロが崩れて当たられながら無理投げしたらボールがお辞儀した)。
その上でさらに意図的にヒッチスクリーン(バブルスクリーンを含む)でワイドにしようとした時に、結構ブロッカーを置かない方に投げる事があり、3Qのインターセプトはそこを見破られてのもの。そりゃあんだけ時間がかかるパスなら、潰しに行ってプレーを切り替えられても仕方ない。
いやさ、あのプレーはそこを読み切ったティナカウラを褒めるべきで。もうマジポラマルもどき。君のツイッターアカウントは「fake_polamaru」に違いない。(余談だが、ツイッターアカウント「fake_jobs」の訳が「偽ジョブズ」というのは日本語センスがなさすぎで、「ジョブズもどき」と訳すべきだと思うのは俺だけかね?)
さらにQBに選択権があるパス攻撃の時、菅原は確実に木下→萩山の順で見る。だから木下にベタ付き萩山に密着が出来れば、多少はがされてもパスカットが狙いやすい(実際対ミングが少しずれても、捕球時に当たられて落球しているプレーが両名に限らず全般に多い)。
ノーハドルとかアップテンポ攻撃とかもいいけど、そのプレー開始のタイミングを早めたり遅くしたり(それこそクラフトのプレーみたいにね)して相手の心理的な勇み足を誘えないと、単に単調で逢わせやすいプレーに成り下がってしまう。

ただ、ここで一つだけ注意が必要なのは、ライズ守備のスタミナである。今までは3Q終盤になると一杯一杯でプレッシャーもかからずカバーもゆるくなりがちだったのが、この試合は終盤までしっかり対処出来ていた。
これはある意味驚異である。今までプレッシャーがかかった状態で無理してスタミナ切れ、という傾向が強かったので、相手チームは焦らず左右前後に振り続ければ良かったのだが、これからはそれだけでは厳しそうだ。

ともあれ。シーガルズは久しぶりに9月で敗れ、ライズは現チームとなって初めてシーガルズに勝った。
ここで立て直せるかどうかがシーガルズのキモであり、富士通戦まで引っ張っていけるかどうかがライズの鍵である。

2015年9月12日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 21 28 21 28 98
警視庁イーグルス KE 0 7 0 0 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:56  #3キャメロン→ #22宜本 28Yard Pass   #11西村kICK
1 FF 6:36  #3キャメロン→#2佐藤2Yard Pass   #11西村Kick
1 FF 8:25  #32後藤1Yard Run   #11西村Kick
1 FF 10:42  #3キャメロン→#81 中村四六Yard PaSS   #11 西村Kick
2 FF 5:56  #30金 4Yard Run   #11西村Kick
2 FF 7:50  #29ゴードン16Yard Run   #11西村Kick
2 KE 11:04  #2迫田3Yard Run   #72原島Kick
2 FF 11:43  #12平本→#81中村46Yard Pass   #11西村Kick
3 FF 0:14  #22宜本94Yard K.O.R   #11西村Kick
3 FF 2:13  #29ゴードン8Yard Run   #11西村Kick
3 FF 5:28  #30金44Yard Run   #11西村Kick
4 FF 0:08  #32後藤19Yard Run   #11西村Kick
FF 3:59  #18出原→#30金 14Yard Pass  #5納所Kick
4 FF 7:07  #32後藤 27Yard Run  #5納所Kick
4 FF 8:39  #16ニクソン 26Yard Int.Ret  #5納所Kick

こちらも得点通りスタッツ通り。
正直「攻撃で時間減らして、相手の攻撃回数削る」戦術は、ここまで差があると通用しないという事になりました。