震災に伴うあれこれ(2)

.諸外国は原発事故に過剰反応しすぎである。
確かに経験値がチェルノブイリとスリーマイル島しかないのだから、そりゃビビるのは仕方ない。けれど、あなたたちは逃げられても私たちは逃げられないのである。逃げられない私たちから見たら、多少のことで政府と東電を責めるのはおかしいと思うのである。まあ、逃げたければどうぞ。
なお、多くの誤解を生んでいるが、今回の原子炉事故は震災ではなく津波災害である。地震そのものに起因していない事を注意して議論せねば、おかしな話になる(耐震性に疑問が過去に指摘された、という週刊誌及び産経新聞の記事タイトルは、従って明らかな誘導記事である)

2.茨城南部、千葉太平洋岸、千葉東京湾岸の被害の報道がほとんどない。確かに一番ひどいところに集中しがちなのは仕方ないが、被害を受けた所は均等に紹介すべきだと思うのである。

3.プロ野球セリーグの開幕がすこしだけずれた。出来れば4月からにして欲しいが、まあよく判断したと思う。
ただ正直に言えば、4月にずれたからと言って経済的影響がどれくらいか、という試算もなしに権利だけで正当化しても誰の理解も得られないと思う訳で、やはりセリーグの没落は空気の読めないマスコミが親会社というのが3球団もある所から始まっているのかもしれない。

4.なお選手会はストライキやボイコットをしてはいけない。あなたたちまで泥をかぶる必要はない。

5.いやそれにしても菅さん、谷垣さん入閣打診、なんてあんた何を考えて。閣外協力でいいじゃないですか。