実は５月に、今の職場が子会社に業務譲渡する、という発表があって、くぼたさんはそれと全く関係ない理由で別部門に異動が決まっていて（正しくは５月１日より新部門－前職の情報システム部門－在籍中ですが、統合時の業務移管の為に現部門に常駐勤務となっています）、実際には当社期末まで、という話だったんですけど。

希望退職日が期末日時点なんですよね。

でね。

面談したとき、この業務移管でトラブル起きたとき、くぼたさんをバイトで短期間雇う計画もあったけど、とか言われて凄い腹立ちましてね。
※失業保険給付の都合上、短期でもバイトしたらダメという事のようで。

なんで辞めること前提なんだよ、とね。

正直、５月からシステム載せ替えＰＴ始まってたならいいけど、始まったの８月下旬だよ。期末（ええい、言ってしまえ。当社は１１月末決算だ）までに平行稼働して残載せ替えて売掛金と買掛金完全把握して、ってやるんだよ。
うちの部門、そんな事出来なかったじゃないか。
前回のシステムコンバートの時に滅茶苦茶ヘヴィな傷跡残したやん。
そこの実態知ってるの、社内常駐は俺だけだよ。だから６月から細かいところ整備して、いつ突発で来てもいいように備えていたんだよ。

もうね。４４歳でね。VBAしか出来ない人間にね、再就職なんて口は無いのよ。
データ集計とかデータのデバッグとか、分析とか、それだって１０年前ですよ。
今はもう、そんなのMS-Office使ってやる時代じゃないんですよ。
何が「ここで一度リセットした方がいいと思う」ですか、部長。
俺のキャリアパスより、起こりうる最悪のトラブル考えて欲しいよ。

もしね。５月あたまに言われていたらまだ良かったです。
多分そのときなら「じゃあ、１０月から有給消化に入りますから」とか言えたでしょうよ（残り３９日あります）
でも現状、システム乗り換えは引き継げる人材なく（もとより当社にはデータデバッグ能力を持つ人材がいない－それでやってこれたから－し、今から育てる余裕は無い）、その負荷をくぼたさんが一手に引き受ける前提でスケジュール動いているのにもかかわらず、それでも言うか。

…………判ってますよ、それが己の思い上がりだ、って事もね。たいていこういう者は「なんとか動いてしまう」ものだし「でっち上げて何とか出来ちゃう」ものだしね。
正直、スケジュールきついのに、ここでモチベーション下がったら何の意味も無い。
でもね。
１１月末で退職する人が、１１月ヘヴィピークの仕事にモチベーション持って臨めると思う？

……

ふう。

はき出した。

どうなるかは判らないけど、まあ一応「今年は残留」と主張します。
それでもダメというなら、そりゃうちの会社が危険すぎるというだけの話です。沈没する船に、責務を持って残る奴がいてもいいじゃないですか。