VMPlayerにFreeBSD10を入れてみる(2)とりあえず仮想ディスク作成から

前提として、今回は最終目的が「サーバ用PCにゼロからインストールする」という事なので、VMWarePlayerには「isoイメージからインストール」という手段もあるのですが、今回はDVDに焼き込んだものを使います。

※いやフト思ったんだけど、最近CD-Rすら使わないよなと。USBメモリからにしなかったのは、ディスクからの方がなれているからなんですけど。自宅の在庫がないのにビックリしてしまいました。

以前のVMWarePlayerはどこかから仮想ディスクファイル拾ってこないといけなかったのですが、いつの頃から作ってくれるようになってました(情報古っ。ってか超漢字V使わなくなってからVMもバーチャルPCもとんとご無沙汰だからなあ)。

1.VMWarePlayerを起動し、「新規仮想マシンの作成」を選択。

2.ここでドライブにインストールディスクをセットします。

ちなみに以下のように既知のOSのインストーラーを見つけてくれれば標準的な設定を自動で割り振ってくれます。isoイメージの場合はイメージファイルのパスを選択。

3.仮想マシンのファイル名と保存場所を決めます。

4.容量を決めます。ま、もっと小さくてもいいかな。

ちなみに「仮想ディスクを単一ファイルとして格納」のまま。これテスト用なので分けるメリットがわからないのです。

5.設定をいじります。

後で直してもいいですが、(1)で触れたように、ネットワークアダプタはブリッジにしておくように。
その上で保存します。

6.設定ファイルをいじる
(1)参照のこと。
5.と6.はやっとかないとパッケージ入れる時に話になりません。

でもって次からはインストール編。

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VMPlayerにFreeBSD10を入れてみる(1)まず事前情報。

本番インストールの際にトラブルで立ち上がらない事を回避するために、Windows7上のVMWarePlayerにFreeBSD10をインストールしてみる。

意外とあれこれ手間取ってしまった(汗)ので、記録として残します。案外機知の事柄として上がっている事が多くて、まとまって書かれた事ないみたいなんですよ。くぼたさんみたいなすちゃらかシステム屋には、ちと厳しいです。

事前情報としてまとめます。

1.結構ディスクアクセスで遅延するっぽい

実際コマンドプロンプト状態でネットワークに遅延が発生するし。
結論から言うとVMWarePlayerインストールで出来上がる、2つのネットワークアダプタVMnet1とVMne8を「使用しない」事でネットワークの遅延は回避。

さらに、仮想ディスクと仮想メモリの設定が、ある程度値が大きくなると、キャッシュ取りに行く為か遅くなる。
少なくともメモリの割り当ては256MBくらいの推奨値前後が一番落ち着くようである。
さらにVMXファイルに
 mainMem.useNamedFile = "FALSE"
 MemTrimRate = "0"
の2行を書き添えると良いらしい。
なお、さらに念を入れてCDROMは起動時に接続しないでおく。(かなり意味なくアクセスしてました)

2.Logitechの一部の無線マウスは、ホイールにセンターボタンが割り当たらず、両ボタン押しに割りついていた

これに気付くのにイラッとしっぱなし。ちなみに有線マウス(ロジクール製ではない安マウス)ではそんなことがありませんでした。

3.Xが通常ではフルスクリーンにはならない。

それを気にするかどうかによりますが、気にするならVMWarer-Toolsを入れましょう。

4.固定IPの場合はNTA接続ではなくてブリッジ接続で。

逆にDHCP使う人はNTAの方がいいようで(試してません)。
でも、今回の設定のせいで、超漢字VはこのPCでは使えなくなりました(VMnet8必須の為。まあここ3年くらい使ってませんけど)

では次回からスクリーンショットと元に。