2015年5月3日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
リクシル・ディアーズ LD 3 0 7 17 27
東京ガス・クリエイターズ TC 0 0 3 7 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 11:31  #14青木30YardFG    
3 TC 8:11  #49一木24YardFG    
3 LD 10:33  #22岡部15Yard Run   #29丸田Kick
4 LD 2:06  #14青木32Yard FG    
4 TC 4:09  #8徳島6Yard Run   #49一木Kick
4 LD 7:16  #32前川29Yard Run   #19碇Kick
4 LD 9:59  #30山脇15Yard Run   #7宮本Kick

端的に言うと「東京ガスのスタミナ切れで試合は決した」ということです。
事情はは分からないけれどディアーズはQBを尾林で通したのですが、RB も昨年の新人と今年の新人を軸に使っていました。まあ、ロングパスがお辞儀してDBが先にコースに入ってインターセプト3回(うち1回は相手がインターセプト前にラフプレーしていて帳消し)というのはご愛嬌だけれど、充分チームコンセプトと合致した攻撃力を示せているとは思う。
思うんだけど、ラインが。右サイドが完全にグスグズ。スピードに耐え切れなくてランはロスするしパスはポケット崩れるし。相手にスタミナあったら、終盤危なかったよ本当に。ここは去年もプレー選択でごまかすことでなんとかして来たけど、今年はそうも言ってられないかも。
ただ、RBの出来は悪くなくて。ラインが整備されたら山脇とか堀は充分楽しみな選手。逆にレシーバーの底上げがほしいかな。

で、クリエイターズ。ダイアグラム的にはしっかり相手を止めることが可能で、3Q前半までは実によく出来ていたと思うのね。
けれど、どうしても気になるのは「そこから先の力強さ」とか「ぐいっと相手を押し込むような鬼気迫るプレー」とか、そういうのはなくて。たぶん個人的な力量差・体力差が目立ってるんだと思うのね。ランだって徳島のスクランブル・QBドローが頼りになって来てしまったし、尾花の他にもう一枚、現状を打破するような楔を打つRBがいたら、もっと徳島のプレーも光るように思うんだけどね。
いずれにせよ、ある程度アジャストされ、かつスタミナが尽きた3Q後半からは守備が相手を止められない悪い流れに陥ったので、このままではかなりつらいかなあと言う気がする。

2015年5月3日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 0 7 0 7 14
ノジマ相模原ライズ SR 3 3 0 6 12
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 3:07  #8出澤25Yard FG    
2 SR 1:51  #8出澤45Yard FG    
2 OS 11:30  #6菅原→#81松永 21Yard Pass   #1金親Kick
3 OS 2:52  #1金親46YardFG×    
4 OS 1:34  #29長尾46YardFG×    
4 OS 8:29  #6菅原→#18木下 6Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 10:49  #18荒木→#19松尾13Yard Pass   #18荒木→#25東松Pass×

す、すみませんっ

渋滞で遅れましたっ 
いえ、首都高の山手トンネルが出来たので、東名と都心環状の合流の渋滞が回避出来てスムーズに、なあんて思っていたら、湾岸線が大渋滞。アクアラインからの渋滞と追突事故で大井~東海間がピクリとも動かず。やむを得ず大井で降りたら空港連絡道路も渋滞で。
結果として前半見ることが出来ませんでした。

後半だけ見た感想で言うと、どっちもアレです、伸び悩み中。
まずシーガルズはRBを中西・原・望月で回した(加藤も1プレー参加)が、効果的なプレーになっていなかった。なので、かなりパスを使わざるを得なかったという所か。これはひたすらにラインが仕上がっていないからだと思うけれど、もしかしたらそういう方向性なのかも知れない。
パスはレシーバーの再編中なのか、萩山や木下をインサイドに配置して、ベテランの域に入った阿南や平野を多用。ただし以前ほどの脅威が感じられないのはコンビネーションのせいなのか、はたまたQBの質(今回は登録QBすべて試した)のせいなのか。
QBに関して言うと、こういう起用方法で選手が伸びるのかどうかは疑問だけれど(後半に関して言えば、起用ドライブ数が少ないと思う)

で。ライズ。攻撃ラインが全く勝ててない。いや、スピードラッシュにフロントサイドが機能出来てない。あれではプレーにならない。
なので、現時点ではかなり厳しいと言わざるを得ない(つまり、木下のスクランブルが生命線になる)。ってか、いい加減鴨志田や畠山を引退に追い込める選手層になってくれって感じ。※スタミナが不安なんです、二人の。その穴を平気で埋められる是選手がいるなら、とっくに引退しているはずだし。

結果的に言うと両チームとも守備はメンツ落としたらやられるってことで今のところは引退選手の穴が埋め切れていないという感じか。秋までにどこまで底上げできるかがカギだろうな、という試合でした。