眼底の手術受けてから困った事として、(それ以前からもあったんだけど)Bullsのように「濃い色の下地のユニに、輪沿い隈取りで黒の背番号」というのが読み取れませんでした(泣)。電通さんも白ジャージの時の時の色がもうちょっと濃いと有り難いです。

それはともかく。本当にもう、Bullsというチームは最後まで試合に向き合ってしっかりフットボールするチームである事がこの試合でも遺憾なく発揮されて、すがすがしいくらい気持ちいい。
ぶっちゃけ前半で試合的には決まっていたんだけど、前半の勢いだとトータル70点くらい取られるだろうに、ちょっと弛んだ感を見せたら後半の成績である。
しかもこの成績の立役者が仙台大出身の井上と高澤というところが(そういや昔鹿島に居た佐藤昭一郎も仙台大出身。恐るべし東北学生リーグ)。
逆に言うとそれだけ電通側が「後半入りからゆるんでいた」って事でもあってね。
前半は本当に良かったですよ。ただ3Q入りからかなり難産で……そういう所だと思うよ、本当に。

これはディアーズの独り相撲、と言っていいと思うのだけれど。
最初1Qではハイテンポ攻撃でブルザイズ守備を圧倒したのだが、2Qに#4伊藤にスイッチしてから攻撃が噛み合わなくなって、大和田に戻してもそのまま噛み合わない時間が続いて、リズムが出始めたのが3Q中盤。
何が違ったのかというと、前半は以前加藤翔平がやっていたハイテンポ・ショートパス(つまりは#8石井が引き継いだパターン)で、出だしにブルザイズが泡喰って後手を踏んだときは快調だったのに、クォータータイムでアジャストされるとらから廻り始めたのである。
それをどう修正したのかというと
①伊藤は元々のプレースタイルであろうQBキープを軸にした事で相手が対応出来なくなった。
②大和田の時も伊藤の時もハイテンポ攻撃を辞めて緩急を付けた。
という事である。
ブルザイズは攻撃ラインが耐えきれずにQBを苦しめてしまった感がある。ラインの奮闘を期待したい。