帰ってまいりました

お通夜は自宅で。
隣組の皆様にはお世話になりました。

朝早くから焼き場に行き、お骨上げ。
寒かったなあ。その後本葬で斎場に。

びっくりしたのは、お寺の和尚様(通夜に来たのは息子で、ここで言うのは住職さんの事)が祖父の葬儀、14年前のことを覚えていて。
「おばあさまが、おじいさまの旅支度の物を拒んでうっちゃったで、気をつけなさいよ」
と和尚様に言いつけていたとか。
さらに典礼さん(葬儀社の社長。祖父の時は、社長の父がとりしきってくれた)も覚えていてくれて。
「会長(社長の母親)、駄目じゃないか。おばあちゃまはおじいちゃまが大好きだった歌を三番まで歌ったんだから、その曲をかけてやらにゃ」
あわてて「あざみの歌」のテープをひっくり返して探してくれて流してくれて。
弔辞も、仲人した中でももっとも慕ってくれた旅館の女将さんが素晴らしいのを頂戴できて。
これもおじいちゃんの人徳(注:祖母はきつい性格だったので、一応祖父をたてます)、おばあちゃんもいい想いで旅立てたのではないかなあ。
おじいちゃんの命日が26日で、おばあちゃんは28日。父が挨拶で言ったけど「もういいから、寂しいからこっちおいで」とでも言ったのかも知れません。

でも。だからって帰る日にこれはないでしょうに、これは。
目が覚めたら大雪。
中央道は諏訪~小淵沢、相模湖~八王子が通行止め。
仕方ないから中津川までチェーンつけて、東名から帰ってきました。
おばあちゃん、いくら帰ってほしくないからって、こういうのは駄目だよ。

かなりグロッキーです。これから色々片付けて、寝ます。