なんだかなあ、という第2号。
公式記録メタメタですわ。何で得点経過でパス投げた芹沢が個人記録に出てないのか。その時点で間違い判るでしょうに。
それにパスキャッチで#50佐藤って出てるけど、これは回数で期にも#2のTEの選手ではないのか？

まず明治は、組み立てが前半ボロボロ。ランとパスの偏りが激しい。実際に効果的だったのはスラントのパスとTEのクイックだったんだけどね。結構パスが偏っている。

日体大は、とにもかくにも攻撃に課題。実はこの試合、クイックスクリーンに明治はことごとくゲインを許しているのに、最初の頃に止められた事を危惧してか、あまり使わない。ディープに吊るパスもそんなにない。

まあ、日体に不幸なのは反則判定で１つが厳しすぎるかなという気もしないでもないが、それとてリズムをつかみきれないままというのはどうなんだろう。こちらも漠然としたゲームコンセプトの欠如を感じてしまうのだけれど。

明治の方は逆にゲームコンセプトしっかりしているのだけれど、攻撃としてはクイックオプションの宿命でリードブロッカーのいない事が多く、それ故ビックゲインがない（比較論の話。抜けるのは個人の力になってしまうという事から、このレベルになるとどうしても千切る事は難しい）。その上でランパスバランスが悪く、後半になってやっといい感じになった（が、時間使う事に終始して決して相手を凌駕していた訳ではない。そのへん日体守備はうまく守れた訳だ）。

ついでに、明治のキッキングは相変わらず一部でも下から数えた方が良い精度。パントはまだしも、相手のキックオフ後の開始地点３０ヤード超３回というのは如何なものか。この試合には風の影響がほとんど無い。
さらにFGの不安定さも。現状、敵陣２０ヤードに入れないとパントかギャンブルしか道がないというのは、接戦を落とす要因となるので困る。

それにしても、多分法政には勝てないと思うのである。運良く勝てたとしても、日大には及ばないだろうなあ、現状。伸び白は感じるんだよね、明治には。日体大は、コンセプトが見えにくいので、なんとも。ただ少なくともこの試合の法政守備の出来であれば、善戦に持ち込めるとは思うが。