ライオンズは#4安村先発、途中#17木目田。ハリケーンズは#7鎌田先発で途中から#9皆川。

で、最初のドライブで安村がいいパフォーマンスを見せて先制。返しのドライブもインターセプトしていい感じ、だったのだが、INT後のドライブでホールディングしてからおかしくなる。
特に３シリーズ目から出た木目田の出来がグタグダで、目を覆ってしまった程。後半には改善したのだが、狂った歯車は元に戻らない。
結局前半攻めてもINTで終わるという悪循環にはまり、守備も唐沢に走られてFGを許したり(反則がらみあり)、と空回りしてどうしようもない足踏み。
３Ｑは木目田が普段のレベルまで戻るも、お互い時間を消化して実りのないドライブ。ただ、この状況に自信を深めているのが判るハリケーンズと、かみあわない歯がゆさが感じられるライオンズ。

そして4Qに入りすぐのハリケーンズは、皆川のオプションキープを足がかりに立て続けに攻め込み、4THギャンブルでTDしてしまう(決して気が抜けていた訳ではないライオンズ守備の間隙を縫うような鮮烈なパスで、あれあれあれと言う間にTDしちまいました)。しかし、トラポン失敗。
そしてこの返しのドライブを安村が冷静に率いていたと思った３プレー目、パスに出て、相手ラッシュが届きそうになって左外にスクランブル。しかし姿勢の良くない（パスに行きにく姿勢という意味）所にパシュートして来た選手がおり、パスを投げようと無理な姿勢を取ったところでサックされ、ボールをファンブルロスト。ライオンズ陣24Yardからの攻撃権を渡してしまう。
そこをＦＧに結びつけられて遂に逆転。
この後自陣34Yardからのキャッチアップを見事に進めるも、最後のＦＧに失敗（触られたか？飛び方がおかしかった）してライオンズ初戦黒星。番狂わせ達成であった。
 

まあ、慢心した訳ではないと思うのだが、ライオンズが噛み合っていなかったのは事実。逆に昨年からプレーの型をほとんど変えていない分だけハリケーンズは有利だったか。
でも、本当にうれしかったんだろうな、ハリーケーンズ。正門前のお見送りの時のはしゃぎ方、本当にうれしかったんだね。
もう少し補強をすれば、３位も夢ではない、かも知れない。
逆にライオンズは、ユニシスに喰われかねない。気をつけないと。