都知事選

まあ、そもそも今回の都知事選は「誰が火中の栗を拾って、元の無風に納めるか」だけがターゲットだったので、ある意味「誰が一番ガッカリしなくて済むか」が選択基準だった、みたいなところがあるんですね。

つまり、「石田純一が出る前に立候補言った人」とか「石田純一がすごすご引っ込んでからバタバタと出てきた人」とか、その程度の低さで減点法しか採用しようがないというのが1つ。街頭演説で「都政を都民に」とか言いながら国政を訴える区議とかダメダメな所は減点とか。
さらに、舌禍で減点。

そうなると、泡沫候補は石田純一より後でバタバタ出てきた以上論外。「とにかく誰でもいい」とかつがれた鳥越氏も論外。石原慎太郎が余計な事を言うし石原伸晃が裏で糸引いたと報道された時点で一歩下がらなかった増田氏も駄目。減点法で小池百合子氏しかいないわけです。

あ、民進党さんが岡田幹事長が次の幹事長戦に出ない事が選挙に影響したとか行っている民進党都議連快調も論外。だいたい岡田さん進退が鳥越さん指示にどう影響するのか。あんだけ失言して準備もなしに神輿に乗った奴に義理以外で投票するお人好しが世の中にいると思っている時点で駄目(小池百合子にダブルスコアなんだから、そもそも持ってないというだけの話です)。
どう考えても「政治」とか「地方自治」とかに興味が無い(国政と偉い人叩きだけ)で、かつ既に表舞台から消えたジャーナリスト風情に票が集まると思う時点でダウト。さらに石田純一にパフォーマンスさせた時点で政党として無能。
そういう自分たちの無力の責任を、国政の連中に向けた時点で愛想尽かされ取るわ。

ぶっちゃけこれからの4年間は、都議から都知事に立候補出来る存在を、どれだけ生み出せるかが課題なんだけどね。