2016年11月26日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 14 28 14 13 69
東京ガスクリエイターズ TC 0 7 0 0 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 8:13  #98ガードナー→#19松尾4Yard Pass   #8出澤Kick
1 SR 11;29  #32金子31Yard Run   #8出澤Kick
2 SR 2:13  #98ガードナー→#84吉田3Yard Pass   #出澤Kick
2 SR 7:10  #98ガードナー→#15出島54Yard Pass   #8出島Kick
2 TC 8:22  #1中本→#13笠原46Yard Pass   #10金親Kick
2 SR 8:51  #98ガードナー8Yard Run   #8出島Kick
2 SR 10:33  #98ガードナー→#85八木71Yard Pass   #8出島Kick
3 SR 6:31  #41増山29Yard Int.Ret   #8出島Kick
3 SR 10:21  #98ガードナー15Yard Run   #8出島Kick
4 SR 2:51  #10藤本→#19松尾18Yard Pass   #8出島Kick
4 SR 6:21  #18荒木→#19松尾51Yard Pass   #8出島Kick
4 TC 9:57  #10金親45Yard FG☓    

 本当はライズはこういう攻撃をしたかったんだよね、というかそれでもなんとなく消化不良な試合でありました。
厳しく言うと、持っている手駒の組み合わせと目指している攻撃イメージと補強・育成がかみあっていないという事なんだろうなあと。

恐らく須永さんがやりたいのは、自分が学生の頃の日大の、「ディープを抜けるスピードあるSE」と「その手前で引っ張れる切れ味のあるSB」のコンビネーションのパスと、フロントを混乱させる破壊力のあるQBを含めたランアタック、なんだろうなあ。
でも、ディープを攻められてない(というより守備システムの時代的変遷と、相手DBの質が変わってきている事にレシーバーシステムが対応できてない)のと、レシーバー側のDBに対するアタック能力の欠如(ようはDBの足を止めさせるフェイントと、それと連動する自分がスピードを落とさないでいられる技術、の欠如)が原因で、かつ当時に比べて守備フロントのルックが複雑化しているのにそれを考慮していない、あたりかな。

だからどんなにいいQBを引っ張って来ても、システムがかみあわなければ話にならない。

そういう事だと思うのであります。

尤も、本来なら前年までのシステムなら、ここまで負けが込む筈がなかったとも言えるので(弱いところと当たりつつ不具合を修正する方法が採れた為)、一概に攻撃システムだけを攻める訳にもいかないのであるが……

ちなみに東京ガスは、途中で#8徳島が退いてしまった事で思うような攻撃にならなかったという所もあるが、敵陣に入ったら有無を言わさず4thギャンブル、みたいな意味不明な攻撃に価値があるとは思えないんだよね。
もっと言うと、「来年Super9でプレーオフのシード獲るぞ」というモチベーションも見られなかったし、どうなんだろうなと思ってしまう。
※目の前の敵に勝つという気持ちは見えるが、それもなんか「内から湧いて出て来る」インパクトに欠けたなあと言うか。