2022年5月22日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 オール三菱ライオンズ  ML  0  14 
 ディアーズフットボールチーム  Dc  21  42 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 0:54  #13小田78Yard Punt.Ret   #8木村Kick
1 ML 5:50  #8木村46Yard FG×    
1 Dc 8:56  #10加藤→#84井田5Yarf Pass   #14青木Kick
2 Dc 0:08  #10加藤→#11前田24Yard Pass   #14青木Kick
2 ML 6:44  #22中野5Yard Run   #8木村Kick
3 Dc 10:14  #10加藤→#85鈴木9Yard Pass   #14青木Kick
4 Dc 2:16  #34八代4Yard Run   #14青木Kick
4 Dc 5:55  #10加藤→#84井田17Yard Pass   #14青木Kick
4 Dc 7:36  #24田頭22Yard Run   #14青木Kick
  オール三菱 ディアーズ
1stDown(Run-Pass-Foul) 16(8-8-0) 21(5-16-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 32-110-1 26-86-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 41-18-3-130-0 34-21-1-278-4
Total(ATT-Yard) 73-240 60-364
反則(Att-Yard) 0-0 2-10
Punt(Att-Yard) 5-178 6-188
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-0-78 3-0-53
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 4-0-62-0 3-0-60-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 0-0
攻撃時間 28分26秒 19分34秒

素直に言うと、
①加藤翔平の実戦経験を呼び戻す為に1試合使ったディアーズ
②メンバー不足で後半に息切れしてしまったライオンズ
という試合でした。

①は、恐らくQB伊藤の移籍で在京選手のQBの層が薄くなったことで復帰したのではないかと思われる加藤翔平が、実戦感覚に馴染む為(かつ現役時代とほぼ総入れ替えになったレシーバーユニットに慣れる為)の訓練のような所もあったと思うのだ。というのも、序盤はヒッチ系、バブルスクリーン系が多くコールされていたが、後半TEへのクイックでLBゾーンに投げ込むパスが多投されていた為である。
ようするに、生命線のクイックヒットが、強いプレッシャーの中で通用するかという面に考えるとこの組み立てはよく判る。

ただし問題は②に関わってくる。

今日の登録メンバーを見ていたら、オール三菱は51人(試合前に貰ったメンバー表による)た゜が、試合中、守備のサイドラインに立つ(攻撃がミーティングしている時)、交代メンバーがいなかったのである。
攻撃も、バックフィールドは交代要員がいたが、ラインは不在。
試合序盤にDBが負傷していたし、怪我で試合が止まる事が多かった為、試合中の負傷で交代要員が減ったのかもしれないけれど、それにしても3Q中盤から攻守供に失速が激しかった。
が、特筆すべきはそこではなくて。
失速する前である。
序盤はOLがディアーズDLをしっかりコントロールしていた。LBを巻き込んでピックアップして、ブロックによって出来たギャップを3人のRBが積極的に走っていた事は素晴らしい。
なおQB#4江坂は、まだまだ調整中である事と、ラインが疲れてからパスアタックを強いられて成績を落としたものの、以前のライオンズと異なり様々なレシーバーに投げ分けていたし、攻撃的には充分秋に期待が持てる。
守備も元々強固(そりゃ昔「守備だけでご飯三杯行ける」って言ったくらいだしね)だった訳で、疲れるまでとLB守備ゾーンへのクイックパスが機能するまでは互角に組み合っていたのである。

これは秋、また何かしでかしてくれそうな気配がプンプンとしてきた。そんな試合でした。

2022年5月8日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
電通キャタピラーズ DC 7 0 14 14 35
三菱商事CLUB TRIAX MT 7 0 7 3 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 DC 6:24  #40片岡7Yard Run  #6廣田Kick
1 MT 8:28  #32伊藤55Yard Run  #81山本Kick
3 DC 5:53  #40片岡5Yard Run  #6廣田Kick
3 MT 8:17  #32伊藤4YYard Run  #81山本Kick
3 DC 11:30  #27宇田2Yard Run  #6廣田Kickl
4 MT 4:28  #81山本37Yard FG  
4 DC 4:50  #82佐藤85Yard K.O.R  #6廣田Kick
4 DC 11:26  #12宮坂→#81野村6Yard Pass  #6廣田Kick
  電通 TRIAX
1stDown(Run-Pass-Foul) 17(10-6-1) 19(11-8-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 34-185-3 31-181-2
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 18-9-0-84-1 25-15-1-155-0
Total(ATT-Yard) 52-269 56-336
反則(Att-Yard) 9-32 5-24
Punt(Att-Yard) 3-133 1-24
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-6 1-0-1
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 4-1-147-0 5-0-103-0
Fumble(Att-Lost) 1-0 0-0
攻撃時間 24分8秒 23分52秒

※公式記録上TRIAXの#86ビディンガーのパス記録があるが、これは試合中に#9山際のユニフォーム破損による番号変更、の筈。
両軍シーズン初戦と言う事で、色々試しながらの試合だったと思うが、ちょうど噛み合ってしまった感があって良い試合になってしまった……という感じ。

まず電通の攻撃陣だが、エースの柴崎を移籍で失った穴を、Deersから獲得した伊藤で埋めようという意図(そしてワンポイントで坂梨を使うのが去年までと同じ流れ)、そして伊藤の機動力を生かす事を前提として#40片岡のランを主軸にするという試みをしていた。
していたのだが、序盤はこれが全く機能しない。機能しなかった理由は、両タックルが相手DEにいいように処理されてラッシングレーンが出来なかった、あるいはその裏のLBの動きでホールが潰されてしまっていた為である。
さらに、伊藤のパスが中々呼吸が合わず、短めのパスしか決まらない(長めのパスは何度となくインターセプトされそうになっていた)。この苦境の中、先制したのは守備のインターセプトから敵陣スタート、しかも伊藤のカウンターキープが効いたからである。
だが前半は本当に苦戦していた。これが改善したのは、中央へのランで、走るタイミングを少しずらすことで縦のギャップ(タックルが押し込まれたBギャップに対して持ちこたえたCとGの所に空間が出来てそこにLBが巻き込まれているとロングゲインが出来る)を使うようになってからである。

逆に守備は如何ともしがたく、両エンドがOTにいいように処理されてしまい、そこを#32伊藤にいいように狙われてギャップを抜かれる事が多く、かつその時にLBのサポートが遅くてタックルできないなどのミスが重なった事で結構攻め込まれた。ここは昨年と大きく変わっていない。
さらにこの事に焦ったのか、やたらオフサイドが多かった(試合終了後の挨拶で主将が「オフサイド、ごめんなさい」って謝ったからね。多分実感してたんだと思う)。

TRIAXの方は、攻撃がまだまだ練り込み足りない感じがした。というのもパスを投げる先が殆どインサイド(いわゆるポケットフレームの幅)で、相手のラッシュが弱いことが救いのような所があってタイミングパスが通ったものの、もう少し安定してパスの手数を広げていかないと、手詰まりになりかねない。ランにしても伊藤頼みではなく色々なパーソナルによるチェンジオブへースが出来るようにならないとシーズン通して何かするのは厳しいと思う。

が、この時期に仕上がりまだまたの両チームがぶつかったにしては、実に競り合った面白い試合でした。両チームの奮起により秋季シーズンが面白くなることは間違いないと思います。

これはないわあ

元々は河口正史さんが5/7のグリーンボウルトーナメント「パナソニック対アズワン」の試合結果に対して辛辣なツイートをした事に対し、関西学連の公式が以下のツイートで対応したのですが……

いやもうなんというか……ひどい。

個人のアカウントでこれを言うのは一向に構わないんです、それは個人の自由ですからね。

これを公式アカウントで言うか?

なんだこの上から目線の傲慢な姿勢は?

これが関西学生連盟の本音か。

なんだこの選民思想、自分たちだけが良ければそれで問題ないという上位リーグの思い上がりは。

それをリーグ公式がやったら、自らの下位リーグのチームを切り捨てることを意味するし、地方に「廃れろ」といっているのと同じだ。

それ、普及に繋がるのか。普及ってなんだ。人気チームに人もモノも流れ込む事が普及なのか。底辺を広げる努力を無視するのか。そうかそうか。

じゃあもう、関西学連は日本協会から脱退していいよ。独立リーグで自分たちの気持ちの良い環境でやっていればいい。
その結果が現在の人気低迷(確かに他地区に比べたら最終戦の観客数は段違いだが、関西学連の思い描いていた以前ほどの動員は出来ていないし、その人気は急落したままだ)だという自覚も無いまま、徐々に細っていけばいいのである。

……という訳で、以前にも増して関西学生に興味が無くなりました。

2022年度社会人秋季リーグの答え合わせ

X1リーグが新たなリーグ編成へ X1 Superは12チームに拡張

……という事で、秋に向けての発表です。
今回は丹念に掻かれていますが、状況を整理します。

  1. X1Superは6チーム同士の2ブロック制で実施。
  2. X1Superはブロック内の5試合で順位を決定し、各ブロック上位4チームがプレーオフトーナメントに進出する。
  3. 下位2チームは他ブロック下位2チームとたすき掛け対戦(つまりAディビジョン5位対Bディビジョン6位、Bディビジョン5位対Aディビジョン6位)し、その敗者チームがX1Ariaとの入れ替え戦に進出する。
  4. X1Superは毎年、ブロック2位と4位が入れ替わる。なお下位2チームのたすき掛け対戦の勝者は5位扱い、敗者チームは6位扱いで「抽選により」ABの所属が決まる。
  5. X1Ariaは8チームにより7試合で順位を決定する。1位と2位がX1Superとの入れ替え戦に出場する。

……はっきり言って、今回の制度改定は「6チーム×3ブロックを無理矢理維持せざるを得ない中で発生した戦力不均衡を解消するために適切な規模へシュリンクする」事が主題として、「6チーム×2ブロック化・東西ブロックの廃止」というのがお題にあるというのは見て取れる訳だけれど。

つまり「遠征コストを少なくするために、東西2拠点でのセントラル開催」に固執せざるを得なかった為に、西地区の上位3チームとそれ以外の戦力差が開く一方なのを改善できず、かつ実業団が多かった東日本地区の廃部自動昇格による戦力不均衡を、結果として是正できずX2以下がグタグタになった東日本のバランスの悪さを、ラグビーのトップリーグのように整理したという事。と、同時に他の球技のように「普及のための地方開催」といった事も視野に入れる事が出来るようになった訳である……形の上では。

想定していた中で「一番悪い手」を取ったなあというのが感想。
正直、過去セカンドステージ制とか戦力均衡のための対戦形式とかで、レギュラーシーズン7試合制を採用してもう20年近くになるのに、ここで5試合制に戻すというのは、明らかに退化、だと思う。
プレーオフにしても全体の2/3が進出できる仕組みでは、上位になる価値を下げているよね。
※プレーオフトーナメントそのものは肯定するが、その価値を考えた場合には、あくまでリーグ戦参加チームの半数以内が参加すべきであると言う姿勢。

正直に言うと以前あったセカンドステージ制の方が、固定ファンは盛り上がっただろうね(上位・下位チーム同士で対戦していない相手と2試合する仕組み。上位プレーオフはその結果の上位4チーム、入れ替え戦は最下位2チーム)。

そして、何が一番良くないかというと、日程である。
今回の改訂でシーズン最大8試合になって、かつ1/3という最終戦の日程が固定されている。
そうすると、隔週開催である以上、純粋に遡れば9月第4週開幕になる。
それって現行より1ヶ月遅れで開幕という事でしょ。
しかも、このスケジュールは基本として「1日1会場で3試合は消化する覚悟(開催地による変動有り)」で廻す事が出来ての話。(さらにこれはX1Superの話であって、Ariaが7節ある事も忘れてはならない)。
さらに、恐らく要望があったであろう幾つかの調整期間を考慮すると、右のようになる。
※セミファイナルからライスまでの間をもう1週間オフを追加する。この事によって、日程上甲子園ボウルと被る事も無くなる。
なお、もう1つ想定されるのは「熱中症対策として、第1節と第2節を2週に渡り開催する」という奴がある。(以前のシーズン5試合制の時にあった)。
但しこのスケジュールではX1Ariaに日程上の恩恵は受けられない。
もう1つ考えられるのは、ディビジョンAとディビジョンBを隔週で開催し、第5節を3週分散で両方実施し、プレーオフに入るパターン(実際に一時期やっていた)だ。

ただ、いずれの方法も、はっきり言ってしまえば観客目線で言えば間延びするのである。間延びしない為の日程としては、今回の素案のものが恐らく最適解になると思われる。
……でも、折角今まで築いてきたものをマイナス方向に振るような改革が必要だったのかといわれると、疑問しか湧かない。
※チーム数の問題では無く、試合数の問題ね。
ようするに、最終戦開催がJXBより2週間後ろに倒れたメリットは完全に潰しちゃった日程なんですよ。
他の球技が「オープンウィークありだが、毎週試合」という形で観客の気持ちを暖めて日程を消化し、1月上旬にピークをもって来る作りだというのに、ね。
選手の健康状態を考えたら、隔週というのは間違っていない。あとはチームがどれだけ観客の気持ちを暖められるか、なんだけど、多分現在の各チームの姿勢を見ると、そこまで考えが廻るとは到底思えない(そこまで手が回らないチームの方が多い)。

有り体に言えば、昨今の経済情勢で各チームのスポンサードが今まで以上に削られている事が影響しているのは想像に難くない(実際問題として、アサヒ飲料がメディア露出を強めているが、大抵こういう動きをしているときはスポンサーが身を引きつつある時なのである)。

そういう意味では、今回の4チーム昇格という荒技についても、アサヒ系2チームが昇格できる仕組みだと揶揄されても文句は言えない訳で、恐らく協会協賛を含めて厳しい内示があったという妄想が出ても文句言えないですよね。

これらの事を考えてしまうと、これならもう1シーズン、Super8チームでやっても良かったのではないかとさえ思う。

まあ今後、チームの方針として「手弁当の範囲で日本一」という姿勢のチームがリーグから離脱する事になる(か、そういう人たちがリタイアする事でチームの方針が変わるか)と思う。
というのも、昨年オフシーズンあたりから「2023年までにX1昇格を目指す」というチームが複数現れた事で、X1AriaとX2東の改革が2024年にあるのではないかという気配を感じている。
そこに目指してリーグ運営も変化する事が予想されるので、そこに期待することにしましょう。

なお、X1AriaとX2改革については、別途時間を取って書きます。

社会人春のスケジュール(4/24現在)

現時点で判っているX1関東地区のチームの試合日程です。

日付 曜日 会場 時間 対戦チーム 予定
5月1日 富士通ST※1 10:45 ノジマ相模原 × アサヒビール ×
5月8日 富士通ST 14:00 電通 × 三菱商事
5月15日 富士通ST※2 10:30 ★オービック × アサヒビール  
5月22日 富士通ST 14:00 オール三菱 × ディアーズ
アミノバイタル 15:00 ☆東京大学 × 富士フイルム ×
5月28日 富士通ST 14:00 警視庁 × 電通
17:00 ブルザイズ × 三菱商事
5月29日 富士通ST 14:00 IBM × 東京ガス
オービック習志野※3 未定 ★オービック × 未定 ×
6月4日 富士通ST 14:00 富士通 × ディアーズ
6月5日 オービック習志野※3 未定 ★オービック × 未定 ×
6月12日 富士通ST 14:00 東京ガス × オール三菱
久留米総合スポーツセンター陸上 ※4  イコールワン福岡 × ノジマ相模原 ×
6月18日 富士通ST 14:00 警視庁 × ブルザイズ
6月19日 富士通ST 14:00 富士通 × IBM

※1当日午後スプリングボウルあり。この試合は前日までの事前申し込み必須
※2当日午後スプリングボウルあり。詳細未定。
※3観客招待制。
※4福岡SUNS公式ストアにてチケット購入必須。同日九州学生の試合あり。
★合同スクリメージ形式
関東学生リーグの電子チケット購入サイトで発売予定

社会人春のスケジュール(関東)

2022年度は社会人協会主催の春期試合への参加は「任意」という事で、東日本では以下のチームが不参加表明をしています。

ちなみに富士ゼロックスは5/22に東大との試合が関東学連の公式日程に出ていますが、その他については各チームから随時発表されるようです。

日付 曜日 会場 時間 対戦チーム 予定
5/8 富士通ST 14:00 電通 × 三菱商事
5/22 富士通ST 14:00 オール三菱 × ディアーズ
アミノバイタル 15:00 東京大学 × 富士フイルム ×
5/28 富士通ST 14:00 警視庁 × 電通
17:00 ブルザイズ × 三菱商事
5/29 富士通ST 14:00 IBM × 東京ガス
6/4 富士通ST 14:00 富士通 × ディアーズ
6/12 富士通ST 14:00 東京ガス × オール三菱
6/18 富士通ST 14:00 警視庁 × ブルザイズ
6/19 富士通ST 14:00 富士通 × IBM

2022年関東学生スケジュールの予想の答え合わせ

2022年の大会方式について

という事で順位決定のプロセスが異なりました。

つまり2022年に於いては
①1部TOP8/BIG8は10チームを2ブロックに分割して実施。
②まず各ブロック5チーム総当たりの4試合を実施する。
③その結果、ブロック上位3位までが反対側のブロック3チームと試合をする(計7試合)
④ブロック下位2チームは、相手ブロック下位2チームと計3試合(従って同ブロック内と1試合の再戦がある)を実施する。
⑤9位・10位が自動降格、7位・8位が下位リーグとの入替戦。従って2023年度はBIG8が10チームのまま。2023年度はBIG8が自動降格2チームありとなる。

まあ、大凡予想通りでした。

マンセーによるマウント問題

某ヤフコメで、くぼたさんを示すと思われる揶揄の言葉が以下のものだった。

Xマンセー、関東マンセー、関西コンプレックスの御仁

いやさそれくぼたさんの事だとしたら、逆に発言者が「関西マンセーで打たれ弱い」だけですが……

実際問題、マンセー(朝鮮語で「万歳」を意味する言葉。用法としては相手を見下して小馬鹿にしている時に使うが「無条件でその世界観を受け入れる」とか「非論理的に盲信して他者の言葉に耳を貸さない」ように見える状態を揶揄して使われる。根本的には北朝鮮系の方の「将軍様万歳」にひっかけている、っぽい)という言葉で示されるほど関東学生に肩入れしてないし(観客席と喧嘩してから試合会場に一切足を踏み入れていないし、関東学生の運営そのものを全肯定しているわけでは無い)、Xに関しては「今の規模で恰度良いくらい」としか思ってないし(リーグ批判者に関しては、その人のスタンスが違い過ぎるので一緒くたに語れないからね。どっちよりとかないのよ)。

正直くぼたさんがアンチなのは「関西学生マンセー」なお花畑満開の人たちが、他地域やXにマウント取りに来る点に対してであって、関西学生の環境やら何やらに憧憬や嫉妬している訳で無いですぜ。

※だって考えてみれば、主戦会場のエキスポフラッシュも王子陸上もアミノ程度の施設な訳だし、万博公園なんて西武ドーム的な場所で王子陸上と第一カッターの地理的な関係って差がない訳です。長居球技は羨ましかったけど結果的にセレッソに持って行かれた訳で、そんな地盤沈下した所に、なんでコンプレックス抱かなきゃいけないんですかねえ。自分たちのこそ思い上がりが甚だしくんないですかね。

ついでに言うと、前の会社の大阪勤務の人に言われた言葉が的を得ていて、

「関西学生スポーツ人気1No.1」って言うけど、そもそも関西スポーツ人気の中で学生スポーツがどれだけ人気があって、どれくらい目立つ存在のか判ってる?
それって「ドングリの背比べ」であって、アメフトは関西でもマイナー中のマイナーだって事。

と言う言葉聞いてから、関西マンセーのマウント取りが空虚に見えて仕方ないのですわ。

つまり、くぼたさんの事を示す言葉は逆に「自分たちがマウント取られているというコンプレックスがある、かなり自分たちの信じている物に余裕が無い」事の表れですよ。みっともないというか情けないというか。

全日本選手権のフォーマット変更について

これは関東学連のサイトにあったプレスリリースです。
【プレスリリース】全日本大学選手権の新方式について

まず勘違いしている人が居ると思うが、「日本学生連盟」は統括団体では無くて、連絡運営会であるという事を押さえておきたい。(長くなるから畳むです)続きを読む

さて。今回の場合特筆すべきは「歪でファンにも不評だった西日本の山組が是正された」ことと「原則地方開催」の2点である。(この経緯の考察もとっても長いの上に「関西学生マンセー」な人はとっても不快だとおもう内容なので畳むよ)続きを読む

さて、今回の山型の裏に見え隠れする10年後の姿について。
まず2024年に向けての素案は存在していると思われる(恐らくAB案で準備されている)。
そのうち、採用されるであろう案について、またその後の発展的展開について想像してみよう。

  1. まず、関東1部と関西1部が2チーム(1位と2位)の参加となる。(2024年以降)
  2. 全日本学生選手権(≠甲子園ボウル/呼称と開催場所は変わるかそのままかは別の問題)の開催日を1/3とし、その前の試合との間は2週間以上開ける。(2026年以降。併せて日本選手権試合のライスボウルを2月に移動する)
  3. 関東1部と関西1部が各3チーム(1位~3位)が参加する(2030年度以降)
  4. トーナメントの試合間隔を1週間に再設定し、シーズン開始を9月下旬にずらす。(2032年以降)

図にするとこうなります。

3.の場合、準決勝を関東・関西で実施する事を前提としているので、原則としてその地区のチームが試合に出る事を優先させる案にしてみました。

なお、地域チームについては移動距離はともかく、開催地は前年勝利によって順列を決定する事で、山の左右を動かす事で考えて見ました。

ここまで行けばいいんですが、どうなることやら。

2022年関東学生スケジュールの予想

2022年度リーグ編成について

という関東学連の投稿に、以下の言葉がありました。

2022年シーズンの大会方式について、それぞれ10チームに増える1部リーグTOP8とBIG8は、現在検討しているところです。

これについての考察です。

もともと関東学生リーグは(参加校の増減を無視すれば)2018年度が適正なリーグ編成であると言えます。
すなわち

1部Top8
8チーム
1部BIG8
8チーム
2部Aブロック
8チーム
2部Bブロック
8チーム
3部Aブロック
6チーム
3部Bブロック
6チーム
3部Cブロック
6チーム
3部Dブロック6チーム
エリアリーグ(4チーム×3ブロック)

いやまあ、理想型は別として、2022年はこうなる訳です。

1部Top8
10チーム
1部BIG8
10チーム
2部Aブロック
8チーム
2部Bブロック
8チーム
3部Aブロック
5チーム
3部Bブロック
5チーム
3部Cブロック
6チーム
3部Dブロック5チーム
エリアリーグ(未発表)

これを理想型に戻しつつリーグ戦を正常に戻しつつ、最低限の試合数をこなすという事だと思うので、

 5チーム×2ブロックの総当たり+順位決定戦

はほぼ確実と思われます。
※これは12/17甲子園として、隔週で試合をする事を逆算すると、6節+1試合が限界であると判断した為です。

では次に揉めるのはどういう事かというと、

 1部BIGの2023年度の編成

が影響していると思います。

というのは、特に関西から嘲笑の元になっている「実質2部」のBIG8を、そのまま存続させるのかどうかで降格チームの数が異なってくる為です。

個人的には
「今年のTOP8は、下位9位・10位が自動降格」「7位・8位がBIG81位・2位と入れ替え戦」
は決まっていると思うのですが、BIG8正常化の為に4チーム自動降格は無理があると思うのです。
そこで「BIG8は2部から4チーム自動昇格し、名称を2部に改称し2ブロック制度にする」をするのではないかと。
これにより発生するのは以下の通り。

1部
8チーム
2部Aブロック
8チーム
2部Bブロック
8チーム
3部Aブロック
7チーム
3部Bブロック
7チーム
3部Bブロック
7チーム
3部Dブロック7チーム
エリアリーグ(未発表)

※3部6チーム×4として、エリア自動降格あり、というのも可能性がある。

……という事を考えているのではないかと想像しますが、さて。