2016年10月23日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total OT
IBM Big Blue IB 3 0 7 7 17 6
オービック・シーガルズ OS 7 7 0 3 17 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 3:14  #15ニューハイゼル→#84西村4yard Pass   #49星野Kick
1 OS 7:55  #49星野34Yard FG☓(BLOCK)    
1 IB 9:55  #8小田倉32Yard FG    
2 OS 0:06  #15ニューハイゼル→#85萩山 24Yard Pass   #49星野Kick
2 IB 14:37  #8小田倉18Yard FG☓(BLOCK)    
3 IB 5:24  #3クラフト→#40スタントン2Yard Pass   #11佐藤Kick
4 IB 1:03  #3クラフト→#40スタントン 2Yard Pass   #11佐藤Kick
4 OS 11:28  #49星野 25Yard FG    
OT OS 1TOP  #15ニューハイゼル→#85萩山14Yard Pass   #49星野Kick
OT IB 1BOT  #3クラフト→#40スタントン28Yard Pass   #8小田倉Run☓(ホームランスナップ))

 なんかね。もうまとめるのに困っちゃう、いい試合だったというのもちょっと違うというか、とにかくあのオチはいたたげまへんなあ、という所しかまとめることが出来ない。

なので、まずは気になった試合に直接関係の無い問題から。

1.IBMはコーチの人格をなんとかした方がいい。
まあ外国人コーチ含めてなんだけど。スポッター席での言動がそうとう「ガラの悪いヤンチャな中年」。つられて近くで見ている元関係者も相当ガラが悪い。あれでは新規に獲得できた筈のファンも二度と来なくなる(前節までの話ではあるが)。
もっと酷いのはヘッドコーチ。あんだけ試合中にタイムアウト申告以外でサイドラインを越境する反則行為(厳密にはノンコンタクトファウルの対象で2度目の警告から5ヤード罰退に出来る)を平然と繰り替えする派あんただけだろうが。
酷すぎるので、シーガルズ側で見ていた時に指摘が複数出ていた。

2.川崎の芝生席にテントを持ち込んだ輩がいた。あれ許可取ってないだろう。ポールだけならまだしも、芝生に金具打ち込んでただろ。
走れ廻る子供達に対する危険行為でもあるし、混雑時に迷惑過ぎる。たまたま混まなかったから良いのではなく、そもそも「論外」なのではなかろうか。
こういう親が、大挙して小学校の運動会でバーベキューしたりする愚劣ぶりを発揮するんだろうと思うと、なんとも情けなく悲しく思うのである。

まず試合前確定情報として#34ブルックスが前節に引き続いて欠場(スタイルすらしていない)。#2ライキームは前節2度のパーソナルファウルによる資格没収だったので、前半出場できないかと思ったら出ていた(一発退場の人が次の試合前半の出場停止だったらしい。誤報で迷惑をおかけしました)。オービックは#14藤本がスタイルせず。
試合はシーガルズが後半の選択をチョイスし、IBMがリターンで試合開始。
IBMは政本を先発に送り込むが。あっさりパント。
シーガルズは#15ニューハイゼルが先発。2プレー目に#18木下へのロングパスが決まり敵陣に入り、2プレーでTDに。
次のIBMk攻撃は#10末吉のランで前進するも#14政本のスクランブでロス、さらに#21高木のランであろうことかファンブルロスト!なんとIBM陣28Yardからの攻撃となり、ここをショートパス2回で19Yardまで進むが、#21中西のランを止められ、そこでワイルドキャットから#37加藤のダイブを試み、ギャンブル成功。
ただ、このギャンブル入り前と直後にタイムアウトを消費してしまっている。さらに効率が悪いことにパス失敗、ラン、パス失敗でFGになり、かつはじかれて失敗。
この返しのドライブ、3プレー目にすたんとんへのヒッチパス。これをスタントンが一気にポストに投げ込む。そこに#21高木が走り込み、敵陣15Yard。ただ、そこから攻撃が出ない。結果はFG。

ちなみに、この試合IBMのキックオフはスカイキックばかりで、攻めてない。
FGの返しのドライブ、3ブレー目でニューハイゼルカら萩山へのミドルのパスが通り、そこから萩山が大きくゲインし敵陣33Yardまで進む。パス2回続けて、仕上げは萩山へのパスでTD(これが2Q最初のプレー)。
ここいらへんかで両チームともパントを一度づつ蹴る。両方とも守備ラインが強烈で、これまで好調ょキープしていた政本が為す術なくプレッシャーに屈していくのは、ちょっと残念だったのだが……
続いてのIBMの攻撃で、遂に#3クラフト登場。が。ここから巣およしのラン3回でダウンを更新すると、地下気のランを一度挟んで末吉2回のラン、高木のランで敵陣侵入。もう全くリズムもテンポも違う攻撃にシーガルズ側スタンドも騒然。とにかくまあこうも変わる者かという軽快な攻撃で敵陣に入るととたんにスタントンや栗原にパスを決め、なんと1Yardまで攻める。だがここでシーガルズもプレッシャーを与え巣およしのランは止めるしパスは失敗に追い込むはで、FGにまとめさせた所でまさかの、この距離このハッシュで、まさかの、まさかのFGブロック発生。結果、前半は10-3でシーガルズのリードで折り返す。

後半最初のシーガルズ攻撃はイリーガルフォーメーションがあったりして、結局あっさりパント。そのリターン中にレイトヒットがあり敵陣22Yardからの攻撃となったIBM、スタントン中心に責め立ててTD、追い上げムードになる。
ここからシーガルズはパス中心、というパスハッピーな攻撃スタイルでぐいぐい進めるのだが、敵陣3Yardから木下に投げたパスを、なんと読み切ったDBが前に入ってインターセプト、一気にシーガルズ陣49Yardまで戻してしまう。(ここで4Q)いや、あっさり書いてますけどね。これシーガルズの後半2ドライブ目ですからね。いかに両者の攻守の密度か高いか。

さらにここでスタントンへのパスの後末吉のラン2回で一気に14Yardまで攻め込むと、スタントンへ2回パスを投げ、2回目がTDにつながり、遂にIBMが逆転する。
もうね。こっから両チームの守備がもの凄い濃密なプレーで試合を支配するのよ。
返しのドライブでハーフウェーまで攻めたシーガルズは4th1Yardのギャンブルを攻めきれず、その返しの2プレー目をシーガルズがインターセプトで仕留め。この攻撃をパントで終わらせ、さらの返しのドライブで敵陣20Yadまで攻め込んだIBMを、KJがサックした上にファンブルロストに追い込み。
これはもう現場にいないと判らない、この奇妙な興奮。
ファンブルからの攻撃を、相手に阻まれながらパスで繋いでいったシーガルズは、最後攻めきれずFGで終わるも時間を使い切って同点、ついにタイブレーク突入。

タイブレークは1回表がシーガルズ。やはりパス主体で攻撃して、TD。
1回裏のIBM。こちらは相手守備が激しいプレッシャーをかけてきて全く進めず、ついにはギャンブルに。ここでも強烈なフレッシャーの中、クラフトがサックされかかりながら左エンドゾーンに殆ど見えてない状態ではパスを。そこにはスタントンが。
サイドラインギリギリ。この時、多分DBが少し気を抜いた。多分外で捕球と思ったに違いない。しかし、スタントンが捕球した。サイドラインギリギリで。

うそでしょおおおおおおおおおおおおおお!? あれ獲るかよおおおおおおおおおおお!!!!!!!!
奇跡ですよ、必然かも知れないけど、すごいもん見たですよ。こんなのアリエナイェェェェェェェェェェェ!

一応、全神事先例を持って感嘆しています。驚愕しています。呆然としています。本当に、本当にそれだけ素晴らしい、本当に素晴らしいプレーだったんです。

しかし……TFPでいきなりホールディングでもりさがる。いや一気に盛り下がった。そこで、冒頭のヘッドコーチの傍若無人な態度(ちゃんとタイムアウトしてから指示しろよ)につながり、結末が、結末が……ロングスナッパーのホームランスナップ……

うそでしょおおおおおおおおおおおおおお!? こんなのアリエナイェェェェェェェェェェェ!

もっと見ていたかったよ。もっとしびれさせて欲しかったよ。これはないよこれはないよこれはないよ。

……

……

一応ちょっと冷静になろうか。
IBMの守備は、特に#2ライキームに尽きる、ようの思えるけれど(いやこれでジェームズいたらどうなってたか判らなかった)、実はこの試合、DB、特に新人#42宮川#37坂梨が、時折負けてはいたものの、よく相手の全日本級(主に木下だが、西村にも付いていた)のレシーバーをタイトにカバーしていた。比較できIBMのCBは他のポジションに比べて格が下がっていた印象があったが、フロントのプレッシャーの助けがあったものの、実に試合を引き締める効果を上げていた。実に素晴らしい。
またIBM攻撃は、シーガルスの誇るKJ/BJのスピードラッシュに対抗するためにクラフトの早撃ちに賭けた。4Qまではそれが功を奏していたのも事実。

それに対してシーガルズ守備。基本カバー2だと思われるのだけど、あの素早いパスをよくあそこまで耐えきったというべきか。
シーガルズ攻撃のパスハッピーはどうかと思うが(市愛鳥に原が負傷していたので、ますますパスハッピーだと思うが)、それでもこの接戦を、制したのは素晴らしい事だと思う。

あーーーーーーーーー、でもやっぱりこの終わり方はねーーーーーーーーーーよなーーーーーーーーーーー。
IBMの次の試合での激闘に期待したい!

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本日までの結果を受けての予想

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 19  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● ○34-0● 18
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 15  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● 15
3 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 5 19  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● ○51-0● 13
4 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 4 19  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ ○24-17● 8
5 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 4 17  
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● 8
6 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 23  
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ × 6
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 23  
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ ●0-34○ × 2
8 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 28  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ ●17-24○ 3
9 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 1 20  
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ 1
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 18  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● ○44-17● 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● ●0-51○ 4
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 15 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● ●17-44○ 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 19 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● ○27-0● 5
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 15 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ 3
15 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 18 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ ●0-27○ 1
16 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 16 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● × × 1
17 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 1 14 サイ1-1
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ ●7-10○ × 1
18 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 13 名古1-1
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ ○10-7● × 1b

ちょっと意外だったのが、サイドワインダーズが名古屋に勝ったこと。
パナ対LIXILは、今節の結果を踏まえたもの(デュプリーと頓花不在が次節にも響くという前提。次節復帰した時点でほぼ互角の予想)。
現時点でSUPER9の成績では富士通の2位以上が確定(最終節に相模原に負けてもS/SでLIXILを、直接対決でパナを抑える)。
という意味では来週のIBM-オービックはランク決めでかなり重要なカードとなる。もしオービックが負けた場合、最終節に富士通が負けてもS/Sの都合で2位どまり。自身がエレコム神戸に負けると4位になる(S/SとIBMに負けたことが響く)。
Battle9になると、オール三菱の今節の勝利でワイルドカード確定(直接対決で明治安田に負けても、S/Sの関係でアズワンを、直接対決の結果で東京ガスを、それぞれ上回る)。アズワンは最終節の勝利とともに、オール三菱の勝利と東京ガスの敗北が絶対条件とっなっている。
明治安田は自身の勝利の上に、東京ガス敗北が必要。
こっちのほうが盛り上がっていますねえ。

2016年10月16日キンチョウスタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
パナソニック・インパルス PI 6 0 8 10 24
ノジマ相模原ライズ SR 14 3 0 0 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 PI 5:43  #8高田→#2岸本13Yard Pass   #11佐伯栄Kick☓
1 SR 9:46  #98ガードナー→#17志水1yard Pass   #29望月Kick
1 SR 11:08  #98ガードナー→#13ギャロン6Yard Pass   #29望月Kick
2 SR 6:38  #29望月28Yard FG☓    
2 PI 11:15  #11佐伯栄44Yard FG☓    
2 SR 12:00  #29望月33Yard FG    
3 PI 0:15  #1ドレイバー95Yard K.O.R   #33横田Run
3 PI 11:10  #11佐伯栄44yard FG☓    
4 PI 7:19  #8高田5Yard Run   #11佐伯栄Kick
4 PI 10:01  #11佐伯栄42Yard FG    

まず最初忘れてはいけないのが、この試合のパナソニックはデュプリーと頓花が出ていない、という事。逆にライズは伊倉が途中治療退場。
結論だけ端的言うと、敗因は攻撃、それも3Q後半における選手起用のあり方だ。

というのも、毎試合この時間になるとガードナーが熱くなって試合を制御できなくなる。原因はラインが疲弊して相手のラッシュを強く受けるが、その裏のプレーがない(というよりチームとして信頼していないというべきか)になって、最後にはギャロンばかり探して誘われて投げてカバーが厚くて失敗するかインターセプトになるか、なのだ。
そこを守備がずーーーーーーっと伊倉を欠きながらねばって粘って耐えているという状態だったのが、この試合では最後に高田にしてやられたという、そういう試合なのである。

明らかにガードナーが試合をコントロールできなくなっている時に、一度サイドラインに下げて、プレーとして出なくてもいいから、ランで時間と距離を少しでも有利に持ち込み、その上で今一度4Q中盤に立て直す、という選択肢があっても良かったの筈なのだ(従ってその間、ラインもスターターを下げるだけの覚悟が必要ではあるが)。
結局、後半に試合を落ち着かせることが出来なかったライズの自滅である。

2016年10月16日キンチョウスタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アズワン・ブラックイーグルス AB 0 0 0 0 0
LIXILディアーズ LD 10 14 17 10 51
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 2:26  #32前川1Yard Run   #14青木Kick
1 LD 7:53  #14青木37Yard FG    
2 LD 2:13  #9加藤→#85鈴木1Yard Pass   #14青木Kick
2 LD 10:55  #9加藤→#15呉田33Yard Pass   #14青木kick
3 LD 3:27  #14青木44Yard FG    
3 LD 5:47  #2中川54Yard Run   #14青木Kick
3 LD 11:20  #43小野里7Yard Fum.Rec   #14青木Kick
4 LD 2:43  #12大和田→#15呉田32yard Pass   #14青木Kick
4 LD 8:04  #14青木40Yard FG    

前半の試合展開を見ていたならば、「あれ、どうしていつの間にこうなった」という試合だったわけで。これを見事に要約するなら「ハーフタイムアジャストと、その後の対応」だと思うのですよ。
ぶっちゃけ話、前半に関しては「攻撃は決して悪くなかった」し「守備はまずまず」という展開で、正直に言えば「上手くいけばTD2本は返せるな」と思ったんですよ。
後半攻撃のメンツ落とされるは、守備も3本目主体になるは、かつどちらにもいいようにやられているのではねえ……。
これは、前半キーになった#10田中と#5山本を押さえ込まれた為で、その後の対応に手を打った感じがなかったから。
逆に守備は前半から「正面衝突は止まるけれど、ちょっとねばられてずれると大穴」という事がかなり致命傷。いいようにラインがピックアップされているという事でもあるけれどけ。
そんな訳でLIXIL側では怪我人が出た事が怖いけれど、それを除けば特筆する箇所もなく。 

2016年10月15日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オール三菱ライオンズ ML 14 10 3 17 44
東京ガス・クリエイターズ TC 7 10 0 0 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 1:18  #33鈴木56Yard Run   #41谷澤Kick
1 ML 6:13  #15谷口11Yard Run   #41谷澤Kick
1 TC 8:26  #8徳島→#88岩越38Yard Pass   #10金親Kick
2 ML 0:04  #41谷澤48Yard FG    
2 TC 4:21  #8徳島23Yard Run   #10金親Kick
2 ML 6:35  #33鈴木37Yard Run   #41谷澤Kick
2 TC 12:00  #10金親21Yard FG    
3 ML 3:00  #41谷澤44Yard FG    
4 ML 0:05  #41谷澤41Yard FG    
4 ML 7:22  #15谷口→#81栗原27Yard Pass   #41谷澤Kick
4 ML 9:35  #33鈴木12Yard Run   #41谷澤Kick

この試合は、よく言えば「ライオンズの粘り勝ち」であり、悪く言えば「終盤に競り負けた東京ガス」という構図なのかもしれない。ある意味ゲインを許しても凌ぎきったという点でライオンズ守備陣の健闘をたたえたい……とはいえ進まれすぎやねん。

最初のリターンはライオンズ。ここで初っぱなにキックのアウトオブバウンスがあって膝かっくんだったが、そこから3フレー目で#33鈴木の中央のランが止められず一気に持って行かれてライオンズ先制。
東京ガスは最初3回のランを#22尾花に託したがパント。これが東京ガス陣までリターンとなってオール三菱が#7佐伯へのパスや#28萩原のランで攻め込むと、最後は谷口のキープで追加点。
#44吉島へのパスを足がかりに、なんといつもはオプションプレーヤーの#8徳島が積極的にパスをからめて#88岩越にパスを決めてTD。

ここからライオンズはランパス配分よく攻めてFGで加点。
だかここから徳島のランと#14室田からのパスでテンポ良く進むと、徳島のキープで追加点をゲット。すぐさま3点差に追いつく。
すぐさまライオンズもパスで責め立てると鈴木へのオプションピッチでTD。あっさり突き放す。
さらのこの返しのドライブで手詰まりになった所での室田のパスがアクセントとなって責め立て、最後にはTDも狙えるかという位置まで来て、惜しくもFG止まり。

後半最初のドライブで、振り返ってみればこれが一番重く仕掛かるケツか担ったプレーなのだが、パントミスが発生する。
弾道が低く、リターナーにダイレクトでキャッチされ、カバーが間に合わないうちに東京ガス陣32Yardまで戻され、そこから攻撃はダウン更新を許さなかったもののFGを許す。
この後東京ガスがパントとなり、その返しのドライブでライオンズがパス主体で攻め込み、それでも最後は東京ガスがしのぎきってFG。
次のドライブも互いにパントとなるが、その次のドライブで自陣深くでのギャンブル失敗が痛かった。さらにここで#81栗原に一発で決められるとは……(最初にランプレーが入るものの、実質このプレーだけだよね)。

この返しのドライブで、尻に火が付いたかのごとく果敢に責め立てる東京ガスだった(パス中心の、それは剣が峰を綱渡りのような勢いで走りきるル瀬戸際のプレー打破会ったが、それでも素晴らしいプレーだった事は間違いない)、最後の詰めが甘く、浅いアウトのパスをDBが狙い澄ましたかのようにパスコースに入りINTどころかそのまま独走。最後に追いつかれたものの東京ガス陣12Yardまで進み、なんとなーく気が抜けた(あるいは時間を残すために敢えてそうしたのかも知れないが)守備を切り裂いて鈴木が追加点。
その後攻めたる東京ガスだが、最後にTDを狙ったパスをDBにINTされて万事休す。

ちなみにこのインターセプト、4thギャンブルだったのではたきおとせばもっと有利な地点からだったとのだが、よくよく考えたら叩く方向にカバーされていたとは言えWRが居たので、下手に叩いてアシストしちゃいけないという心理もあったかもしれない。
結果としてオール三菱は見事に勝利を収めたのであった。

両チームとも決して悪いプレーはしていないので、これはこれで良かったと思う。
それにしても、谷澤をゲットしたライオンズは、実にいいピックアップをした。これで弱点が減った。
確かにトップ6チームくらいとやるには厳しいけれど、FGレンジまで持ち込めば、いい食らいつきになりそうである。

東京ガスは次節シルバースターに勝った場合、アズワンが連勝しなければオール三菱が勝った時点でプレーオフ決定。ちょっと厳しいけれど、まだ道はある。

ライオンズは、今節アズワンが負ければプレーオフ確定。

2016年10月15日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 10 7 3 7 34
エレコム神戸ファイニーズ KE 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:16  #12平本→#6神山24Yard Pass   #11西村Kick
1 FF 9:54  #11西村43Yard FG    
2 FF 4:36  #29ゴードン2Yard Run   #11i西村Kick
2 FF 5:24  #12平本→#15成田5Yard pass   #11西村Kick
3 FF 8:21  #11西村45Yard FG    
4 FF 9:00  #33高口6Yard Run   #5納所Kick

ぶっちゃけ、予想していた中で一番あっけないパターンの結果に終わったのですが……

富士通はこの試合、前の試合で負傷していたキャメロンや中村を温存(キャメロンはスタイル、中村はスタイルなし) 。その結果、土地有から控え選手の虫干しに近い滋養対になっていくのだけれど、 それでも差書のドライブで#29ゴードンのランでビックゲインが出て、その流れで#6神山がレシーバーの一からパスをキャッチして先制。
返しのドライブではあっさりパントで、返しの富士通のドライブはFG。
次のドライブで#19古川へのパスと#21稲毛のランでダウン更新をしたものの、これまたパント。ただしここで富士通もお付き合いしてパント。
ただここで折角の機会を#3木下が#45鈴木にインターセプトを許しそこからFGに繋げる。

ついで今度は糟谷が#40アディヤミに狙い澄ましたインターセプトを喰らい、5Yardからの攻撃でランプレーの後にパスで追加点。

以下、厳しい言葉で言ってしまうと、「ランの調整を主に深手を負わないようにラン主体でじりじり攻めた富士通」と「パスコースで対応しきれず、投げられない病に陥ったファイニーズ」のだらだらとした試合展開で、最後に富士通が時間流しに行くかと思ったと頃で不意を突いたパスを#18高木が投げた所から#33高口のランでTDを奪って突き放した、という展開だった訳で。

富士通の場合、日本人QBだとコーチがそういう姿勢なのか、絶対にと行っていいくらいLBのインザイドゾーンでは勝負しない。ほぼアウトサイドのレシーバーに勝負させる。だから実はDBがしっかりやれればパスでは攻められない。
それに対してファイニーズはメインターゲットの#84常包#87高尾#81酒本が、前半は殆どリードに突っかけてカバーされた所をスピードラッシュで潰されて終わっている。
後半かの、それもしばらくしてからフックやカンバックなどの引きはがすプレーを入れたが、富士通#21今井の見事なカバーにぐうの音も出なかった(取れるんだけど、すぐタックルされるのでランアフターキャッチに行けない)。
で、それでおしまいという、もうなんとも後半はグタグダな試合でした。

グダグダが悪というより、こういう機会だからこそチャレンジするプレー、とかそういうのが無かったのがイラッとするだけです。是非の問題ではなく嗜好の問題。

さて、これで富士通の3位以内とファイニーズの4位以下(ただし、最終戦でオービックが勝ち、シルバースターとLIXILが連敗した場合のみ)が確定と同時に、8位以内(最悪の場合-飲料とライズが連勝で、かつIBMが連敗した場合-でも、シーズンストレングスでIBMを上回る)が確定した。

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今後の予想

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 20  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● 19
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 14  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● 14
3 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 5 18  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ 12
4 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 4 20  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● × 9
5 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 4 17  
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● 8
6 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 22  
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ × 6
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 23  
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ × × 1
8 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 28  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ × × 3
9 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 1 22  
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ × × 2
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 18  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● × 4
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 15 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● × × 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 19 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● × 5
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 16 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ 4
15 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 2 12  
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ × 0
16 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 18 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ × 1
17 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 14 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● × × 0
18 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 0 15  
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ × × 0

このまま行くと……

ワイルドカード
11/5
 アミノバイタル 10:45~ ノジマ相模原 対 オール三菱(A)
 王子       12:00~ エレコム神戸 対 アズワン (B)

クォーターファイナル
11/17 横浜
  富士通 対 (A)の勝者(C)
  LIXIL 対 アサヒビール(D)
11/18万博
  パナソニック 対 (B)の勝者(E)
  オービック 対 IBM(F)
※これは予備日が指定されていない為、東対東でも西で試合をすると判断したため
11/26・27
 富士通スタジアム (C)の勝者 対 (D)の勝者
 キンチョウ      (E)の勝者 対 (F)の勝者

もし26日予備日を使用するとしたら、可能性はワイルドカードがアズワン以外の東日本のチームであり、それがエレコムとパナに勝つという来ぞしいシナリオになる。
この場合、(この予想通りの勝ち星で行くなら)アズワンが4勝となる。その場合アズワンを上回るには4勝以上するしかない。
可能性を持つのはオール三菱、東京ガス、明治安田で、奇しくも残り2節で直接対決がある。
この中で2チームが4勝で並ぶと、可能性は以下の通り。
(この前提で明治安田がBullsに勝つのが前提となっているので、明治安田がBullsに負けた場合は、皆さん暗算してください。)

1.オール三菱が東京ガスに負け明治安田に勝った場合で、東京ガスがシルバスターに負けた場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 4 19
× 9
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14
× 9
明治安田 Bulls オール三菱 3 19
× 5

2.オール三菱が東京ガスと明治安田に勝った場合で、東京ガスがシルバスターに勝った場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 5 19
13
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14
× 8
明治安田 Bulls オール三菱 3 20
× 5

この2パターンはオール三菱と東京ガス。

3. オール三菱が東京ガスに勝ちと明治安田に負けた場合で、東京ガスがシルバスターに勝った場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
オール三菱 東京ガス 明治安田 4 20  
× 10
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14 明治1-0
× 9
明治安田 Bulls オール三菱 4 19 東ガ0-1
9

 この場合東京ガスが初戦で勝っている事が効いてくる。直接対決が順位決定では一番重い要素なので、明治安田が脱落。その上でS/S発動、アズワン陥落。

4. オール三菱が東京ガスと明治安田に負けた場合で、東京ガスがシルバスターに勝った場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 3 21
× × 6
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 5 13
12
明治安田 Bulls オール三菱 4 19
8

 この場合東京ガス1抜け、S/Sの①対戦チームの全勝ち星で明治安田。

5. オール三菱が東京ガスと明治安田に負けた場合で、東京ガスがシルバスターにj負けた場合

チーム 第5節 第6節 勝星数 S/S
オール三菱 東京ガス 明治安田 3 20
× × 6
アズワン LIXIL サイドワインダーズ 4 13
× 4
東京ガス オール三菱 アサヒビール 4 14
× 9
明治安田 Bulls オール三菱 4 18
8

 この場合もS/Sの①対戦チームの全勝ち星で東京ガスと明治安田。順列は直接対決で勝った東京ガスが上。

と、こんなところかな。

2016年10月10日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 7 14 7 7 35
アサヒ飲料チャレンジャーズ AC 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 1:46  #15ニューハイゼル→#83小島6yard Pass   #46星野Kick
2 OS 1:54  #15ニューハイゼル→#88安東1Yard Pass   #46星野Kick
2 OS 10:36  #15ニューハイゼル→#84西村4Yard Pass   #46星野Kick
3 AC 4:50  #17影山46Yard FG☓    
3 OS 8:05  #6菅原→#18木下6Yard Run   #49星野Kick
4 OS 5:01  #6菅原→#10森5Yard Pass   #49星野Kick

 試合としては、まあ「前半、飲料守備頑張ったよね」で終わり、という試合で。

序盤はシーガルズがリードのパスが多かったことに対してDBがしっかりマークに入りタイトなカバーでパスを通させなかったのだけれど、1Q後半からフックやカンバックと言った引きはがす系の動きを入れたらそこから守備がじりじり下がり初めて。

攻撃はいわゆるクイックオプションなんだけど、ラインがあっさり割られてほぼ攻撃が体をなさない状態。これはやってる選手からしたら「悔しい」を通り越してどうしていいか判らない、という感じだっただろうねぇ。特に序盤に守備が奮闘していただけに。

 

Raspberry pi 3 にChromeをインストールする

正確にはLinux用なのでChromiumeですが。

Raspbian(NOOBS)では現在公式対応されていないので、通常の方法ではインストールできない。そこで非公式版をコマンド入力でインストールします。

なお、この方法でインストールすると、rootユーザー時は起動しない。かならずローカルユーザーで起動する事。

ターミナルを起動し、以下を入力する。(プロンプト以降)

> wget -qO – http://bintray.com/user/downloadSubjectPublicKey?username=bintray | sudo apt-key add –

> echo "deb http://dl.bintray.com/kusti8/chromium-rpi jessie main" | sudo tee -a /etc/apt/sources.list

> sudo apt-get update
> sudo apt-get install chromium-browser

Firefoxが駄目とかいう訳ではなくて、表示上の文字サイズの設定がかなりこっちの方が楽なので……

あとはATOK(すごい古いがLinux用が販売されている)入れられたらなあ……

個人的にはSharpさんの液晶が10インチ対応して、このATOKが出たら、3Dプリンタ使って専用ワープロマシン作りますとも、ええ。

2016年10月9日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 7 3 8 8 26
アサヒビール・シルバースター SS 13 13 0 3 29
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 0:13  #1ミルズ→#83林75yard Pass   #95飯嶋Kick
1 SR 1:50  #98ガードナー→#13ギャロン25Yard Pass   #29望月Kick
1 SS 7:53  #1ミルズ→#83林 1Yard Pass   #95飯嶋Kick☓
2 SS 0:50  #95飯嶋26Yard FG    
2 SR 3:45  #29望月26Yard FG    
2 SS 5:48  #95飯嶋48YardFG    
2 SR 9:42  #29望月30Yard FG☓(Block)    
2 SS 12:00  #1ミルズ→#83林1Yard Pass   #96飯嶋Kick
3 SR 8:09  #98ガードナー5Yard Run   #98ガードナー→#15出島Pass
4 SR 0:47  #29望月32Yard FG☓(Block)    
4 SS 2:53  #95飯嶋41Yard FG☓    
4 SR 5:45  #98ガードナー→#25東松14Yard Pass   #98ガードナーRun
4 SS 10:57  #95飯嶋30Yard FG    

開始1プレー目で、勝負が「決まっていた」のかも知れない。
最初のリターンを取ったのはシルバースター、右ロールアウトしたミルズが縦に動くそぶりを見せたことでDBの足が止まり、そこで一発ロングパスがどフリーの林に決まって先制。
そのお返しに#98ガードナーが#19松尾にロングパスを通すが、これは一発TDにならず(もうちょいでDBはずせたんだけどね) 。しかしあっさり同点に追いついた。
追いついたあとが問題で、最初にロングパスを抜かれたDBが警戒しすぎて下がりすぎ、その手前を攻められ、さらに#10柳澤がテンポ良くカットバックしてゲインする。この連続は前半ずっと止まらない。結果として林へのパスが決まりTDで突き放す。
次のライズの攻撃は不幸な形で終わる。ポストパターンに投げたパスをLBがジャンプ一閃カット。ここまでは良いのだが、そのはじかれたボールがカバーに入っていたDBにストライク。
守備がふんばってFGに止めたものの、次のドライブでFG入れた後に、今度はこの日大当たりしていた#18大澤にロングパスを許しFGを許す。
その返しに攻め込んでFGのチャンスを、なんとブロックされて加点できず。その返しで林と大澤にパスを次々と決めてTD。
いやこのTDの前、柳澤からミルズへのパスというスペッシャルなのがあったんだけど、読みがちで止めてたんだよね。

後半になると、DB陣が頑張って前で競るようになった事もあって、シルバースター攻撃が出にくくなり、ガードナーのキープや#15出島へのパスなどでTDを取る。しかも得点差を考慮して2ポイントに出て成功。8点差にする。
その返しのドライブをパントに追い込んで敵陣49Yardからの攻撃となったライズだが、攻めきれずにFGになると、またしてもブロックされてしまう。(4Q2プレー目)

次のドライブでシルバースターは柳澤へのパスで敵陣に入る。だがここでライズ守備がふんばってFG失敗に納める。
守備の奮闘に答えたいライズ攻撃は#25東松のスクリーンや#84吉田ーのパスを絡めて前進すると、東松へのスクリーンが成功し、かつTFPでガードナーのオプションキープが決まり同点。

この返しのドライブで柳澤のドローが炸裂し一気に敵陣まで進む。ハンドオフ失敗してファンブルしたりするが事なきを得て林へのパスが決まり、19Yardまで攻め込んだ。
次の柳澤のランで、なんとファンブルロスト。拾い上げたライズの選手がリターンを始めたところでシルバースター選手渾身のタックルでまたしてもファンブルロスト。シルバースターがリカバーしてそこから第一ダウン。
※多分解釈上、シルバースターのファンブルロスト攻撃権がライズに移動し、さらにその攻撃でファンブルが発生して攻撃権が移動したので、オールリセットで第一ダウン。
ここで、多分流れが変わったと思う。
この後それでも下がったという事で守備が我慢してランをロスさせたりした30Yard。ここで林へのパスに抜かれたDBがボール見ずにコースを切りにジャンプして、そのまま林に接触してしまいインターフェア。
この後頑張ってFGに止めたものの残り時間ず1分を切った状態でタイムアウト1回。
さすがに攻めきれず(敵陣に入ってからの攻撃に仕上がり不足を感じたが)、ギャンブル失敗で試合終了。

まずシルバースターはこんなものかな、というか。林のフェイントが一級品で、リードに抜けるときにDBをはずす所なんて絶品。
しかし問題はライズ。2回のFGブロックが痛すぎる。また、相変わらずOLの外側が押し込まれすぎている。その中でよくここまで食らいついたというのが見ている側の本音。しかも守備は途中で#90伊倉を欠きながら、だよ。後半のアジャストは素晴らしかった。
それ故に、歯がゆさを感じてしまう。

なお、ライズはこの後パナ・富士通。もし両方負けた場合、飲料が全敗した時のみワイルドカードという厳しい結果になった。
(正直このチームは外国人選手よりしっかりしたOLコーチとDBコーチの方が必要だ。安易に凄すぎる外国人コンビを招聘したマネジメント部隊の責任だと思う)