サッカー東アジア選手権男子に思うこと

もう呆れて笑うしかない。

監督どうこうじゃない。日本協会の専務理事以上は全員永久追放。
組織として人が育てられない。

誤解無きように言っておきますが、このていたらくの根本は、岡田監督がどうこうというレベルではないです。
スポナビブログで見ていて呆れるアンチ岡田派の安直な更迭論にもげんなり(いや、ヘドが出ると言いたい)なので。
戦術論として岡田サッカーがどうか、という所の話題ではない。それ以前の所の話なのである。

基本、今年の国内2試合+海外2試合のちぐはぐさは、対戦相手の問題に起因しているというのが1つ。そしてもう一つはアジアカップの運営変更に効果的に関与できなかった日本協会の無力っぷりが及ぼしたものであるというのが1つ。そしてブラジル幻想が一つ。最後に、強化ポイントを間違えているのが1つ。
正直、誰が監督しようと大差ないというのが結論。

まず、根本としてアジアカップの予選に出ている事実。これはオシム信者が敢えて避けて通っているが、シードを取れない時点でオシムの罪。その為に無駄な試合をたくさんしている。
これは各大陸が「ワールドカップの間に大きな国際大会を」という事でワールドカップの2年後に試合を設定していたにもかかわらず、アジアではオリンピックと重なるという理由から「ワールドカップの翌年」に変更された(北京オリンピックに配慮したというのが正しいのだろう)。この結果、チーム作り初めて1年ないうちに重要な試合をさせられるオシム・ジャパンはチームの核がないままシードを取れなかった。

そしてオシムに代表監督をさせるのは間違っていたという事。実際に必要だったのは、U-21監督か、あるいは強化部長であったという事である。
※逆に言うと日本において、オシムは代表監督には不向きである。っつうか「新しい日本のサッカーを構築する」のは強化部長とかアンダー年代の代表監督の仕事。

ついでに日本のサッカーが躍進するのは常にヨーロッパの指導者がいつた時。ブラジルの指導者がついた場合には伸びない。
メキシコ五輪の時は西独のクラマー氏が中核だった。ところがその後読売クラブなどかブラジル式サッカーを広めてしまった。中途半端にブラジル人を集めてサッカーしてコンセプトがないまま強化していたから最後の一線を越えられなかった。
そこで代表監督にハンス・オフトを入れた。その結果、ドーハの悲劇に至ったが、少なくとも4年前の日韓戦の敗北よりは遙かに上のステップに上った。
続いてファルカンが来たが、実はここでステップアップに失敗している。
次は加茂-岡田だが、ゾーンプレスはヨーロッパ型。ちなみにこの当時海外指導者としてヨーロッパの監督が来日していたことも影響していると思うが(ただ、聞くところによれば「古くさい」戦術らしいが)。
そこで次がトルシエ。彼は一つ下の世代にも自分の戦術を浸透させる事で、底上げに成功した。※とはいえ、コーチを育てる点で成功したとは言い難い。
その次のジーコは明らかにスペックダウンさせている。
さて、この流れを見て考えた場合「南米は、厳しい生存競争の中で叩き上げられた基礎があるから、監督が決め事を少しだけ定めれば動いてしまう」という特質があると思う。逆にヨーロッパでは教育の一環として取り上げられて来たこともあり「定められたルールの中で、いかに結果を出すか」というスタンスで取り組んでいる。
勤勉な日本人、いや愚直で言われたことに固執してやりとげる日本人としては、ヨーロッパ型のシステムで規律重視の方式の方が好ましいのである。

ところが残念なことに、現在のサッカーは無駄にブラジル幻想に寄りかかっている。小学生から生存競争(クラブから切られてしまえばストリートチルドレン、くらいの厳しさ)にさらされている所ならともかく、アメリカ型スポーツ教育の中でもまれた日本は、ヨーロッパ型でなければ伸びない。

実際、そういうコーチ理論を海外に学びに行くコーチが異様に少ない(ジュニア世代の指導者が、もっと多く海外に学びに行く必要があるという事)。従って中手半端「形から指導する」事になる。その結果、パターンに固執する。得点ではなく安全に点を取ることに固執する。従ってうまくいくはずがない。

結果として言えば、ジーコを選んだ時点でこの結果は見えていた。多分、オシムが監督をしてもこの結果は変わっていない。(ちなみに、ジーコ最大の失策は、W杯の直前にピークを持っていた所。しかも気候の変化を織り込め成った為にバテてしまった事である)

まあ日本のサッカーを駄目にしたのはマスコミと評論家なので、特にテレビ朝日はサッカー界永久追放である。
※ついでに松木安太郎も。彼が評論家でもっとも質が低い。
今回がフジでまだ良かった。※清水秀彦は凄くまともに「シュートしない」事を指摘していた。セルジオも言ったと思うが、少なくとも松木は言わないだろう。

正直に言うが、岡田さんが今辞めても意味はない。「南アフリカはともかく、その次につながる布石を打つから、南アフリカ開催の成績は問わない」という条件でのみ、巨額のリベートを払って強化権限すべて渡して引退直前の監督を連れてくるしかない。その監督の最後の花道として(日本が伸びても監督の経歴にハクがつかない。トルシエもジーコもそうでしょ)。

まあ、あんだけフォローが遅くて相手の厚い守備にひっかかっちゃっていたなら、シュートも糞もないのは認める。というよりも、サイドで囲まれた時の対応が悪すぎ。それだけの話でしょ、すべては。
そういう散らしが出来たり、当てが出来たりする選手でスタミナがあるのがいないというのが事実なんだから。
そういう試合でしょ、これは。
だから、これで監督がどうこうより選手が自覚しないと話にならない。頭で判っても体がついていかない、という状態において監督は無力ですもの。

二つの終わりを迎えて

先日、二つの仕事が一応の区切りを迎えました。

1つは、今の職場に移ってからずっとやって来た、過去からの蓄積データの実査。まあ、システム移行時にぐちゃぐちゃになったデータ(っつうか、原因が判らないまま2年も放置したあたりが凄いのですが。実際に作業して言われていた理由だけでは説明が付かない事が判明して、そこから過去7年間の売り上げデータの照合をしたのですから)を全部理由付けて会計上の処理をすませたんですよね。
正直、ほめられる仕事ではないです。出来て当たり前です。
でも、この仕事ずっとしてきた中で、一度も「よくここまで調べたね」とか、苦労が報われるような言葉が一度もなかったのも事実で。っつうか、この問題については個人的に色々上司にかみつきたいことが鬼のようにあるのだけれど、それはともかく。
一応のめどがついたので、力ががくっと抜けた感じです。

もう一つは組合。
企業内組合なので上に政治関係があるとか、上部団体があるといった訳ではないのですが、5期10年。長かったです。
やっと降りることが出来ました。

肩の荷が二つも同時に降りたのですが、祝杯を挙げることも出来ず。風邪がぶり返してしまいました。

新年のご挨拶

ライスボウルの観戦記はちょっと待って下さいな。映像で確認したいところがありましてね。

さて、新年に当たりましてご挨拶。

今年は昨年末に体調は崩しDVDレコーダーは壊れという流れの中から何とか立ち上がろうとしておりますが、あんまり出だしから良くないようで(回復したと思った体調があまり思わしくない)。

そういう点ではまだNFLの10週目までをざっくり見ただけになっていますし、これから追い込みに入らないと。

一応今年の活動は、春秋の社会人(関東学生は、去年懲りたので本数減少か確定。スタンドの質の改善がなされるまでは我が母校には一切応援などするものか)を軸にまったりと見ていきます。
但し、会社の仕事が順調なら、の話ですが。

多分、内需に期待できない我が国は、今年前半はズブズブでしょう。正直自民党が対応を誤ってしまいそう(政策レベルで対応すればいいのに、その手前で主導権争いしてタイミングを逸する。予算などは正直自民党はさっさと賛成して参議院選で盛り返す事を考えるべきなのに、絶対そうしないで鳩山下ろしに固執する筈なのだ。なぜならそれは、自民党総裁選と同じ構図だから)なので、すべてに於いて後手に回ること間違いなし。そこで国民新党と社民党が空気を読まない足の引っ張り合いをして悪化させること必至。
今年の景気回復は、あっても後半。それも海外需要に依存した危ない状況。

そう予測しているので、まずおとなしく生活することにします。

ああ。当たれtotoBIG。

ここ数日の久保田さん

現在会社が期末会計監査中。そんなこんなで会計士から直接事業部に質問が来て、売掛債権に関してはほとんど久保田が受け止める事になってしまいました。が、その大半は経理が事前に把握していなくてはならない事柄ばかりなので、そこについては非常に不満があるのでして。

そんなこんなで仕事が増えていらいらが募っていたら、23日(当社は28日とバーターして23日を出勤日にしている)に体調が急変。
当日午前中に2回ほど社内で(当然、トイレでですよ)嘔吐しました。
その後昼休みに仮眠を取ったところがまるで良くなる気配無く、そのまま早退したのですが、帰宅後数度にわたり嘔吐し、その後微熱に悶絶(腰と肩が異様に痛く寝転がっても痛みですぐにもだえるが痛くない姿勢がない!)し、本日まで体調不良で休んでしまいました。

ちなみに医者の診断は「感冒性胃腸炎」。微熱は残るし吐き気は残るし大変です。

何より23日に嘔吐したとき、最終的は前日の晩ご飯の未消化部分くらいまで戻してしまったという事態でしたから。真面目な話つらかったです。

実際23日朝まではなんともなかったんですがね。

 

空気の読めない党首

社民党・福島と国民新党・亀井の両党首の事。

まず福島党首。自分では正義のパフォーマーだと勘違いしてるところが露骨で嫌なんですが。
※一応、以下の意見は「政治的に」という所だけの論点です。それ以外の視線は一切挟みません。
正直、60年も居座った基地をどかすというのは大変なことで、正直落ち目の「保守右派に反対するしか能がない」政党が出たとこ勝負で妄言吐いても即実行できるはずがない(少なくとも、沖縄以外の人が真剣に検討したのではなく、こと福島社民党以降は単にアンチ自民右派としての沖縄撤退論しか聞いた事がないのである)。
しかも、それなら政権交代直後から声高に叫べばよいものを、何をトチ狂ったかこの年末のギリギリになって言う事はなかろうに。こういうところがパフォーマンスでしかないのである。
最近、執行役員が偉そうに「前から硫黄島かグアムと言っていた。昨日今日行って見てハイハイでは納得できない」とホザいていたが、社民党議員団が硫黄島施設やグアム施設について今回の防衛大臣以上の密度の視察を行ったのかと言えばNOな筈ですが。第一、そういう目的で基地視察させてくれる筈がないからね。

誤解無きように言うと「沖縄の基地はもっと減るべきだ」とは思っているし、それは速やかに施行すべきだとは思うが、今回の社民党の行為はパフォーマンスに過ぎないと言っているだけです。
政権発足当時やオバマ来日時点で断固たる回答をするといったような、そういう姿勢に結びつけるような活動を何一つしてないだけで、もう救いがたい。社会主義を目指している訳でもなく(だから何度も言っているが、社民党のスタンスはアンチ自民党右派に成り下がっている。まだ共産党の方が筋が通っている)、そろそろ党執行部は自分が何をしでかしたかよく考えて欲しいのである。

次に亀井静香。この人は公共事業万歳主義者でしかないので、早々に退場願いたい。補正予算におけるみっともない醜態は、昔の自民バラマキ政策と同じ事和しろと言っているに過ぎない。
基本、現在の不況はマーケット不在に原因がある訳だけれど、マーケット不在はどこから来たかというと「働けない」人たち-自分の意志で長く働くことをしない上に、それを環境のせいにする人たちの事であって、就労難民をさないので注意のこと-が増えた事から来ている。
たとえば、実際には求人を出しているヘルパーや農業法人といった所でも、定着率が低いのは仕事をえり好みする人が多いからである(本気でその道を究めようと思っている人たちはかなりの確率でその産業内に定着する)。
そういった「贅沢な貧民」をいかにして減らすかが課題なのに、やっている事は逆なのだから恐れ入る。
平たく言うと、現在の「働けない」人は、公共事業の土木工事を増やしても救済できないのである。
この国の産業構造は、そうなっちゃったのである。
そこに気づかない亀井が補正規模を膨らませろとか言うから、問題になるのだ。それだったら自民党の言うとおり、凍結した補正予算を執行する方が効果はある。但し、目くそ鼻くその世界での話だけれど。

こういう政治家には一刻も早く退陣して欲しいものであり、選挙区の地盤の人たちは、こういった無能議員を徹底して懲らしめるべきなのだ、と本気で思う次第であります。

もっとも、前原大臣のような駆け引き下手も困るんだよねえ。

最近の出来事として、大分トリニータの話

大分トリニータの資金ショートの話について、降格が決まってから社長がくそみそにたたかれています。

まあ、基本から言うと「大分という土地の規模から考えて、そもそもまJ規模のチームを支えることが出来たのか」という根本を誰も言ってないのが気に入らないのですがね。
正直、大分はバスケもバレーもチームがある訳で、大分・別府を合わせてね3チームを維持できるとは思えないのですわ、本来は。実際にはバレーは常に最下位争いですしね。
その中で夢見た人がいて、その夢を達成するために精一杯背伸びをした訳です。
その結果、一度たがが外れると最後まで転げ落ちるという事になる。

ところがサポーターと呼ばれる人たちの言動・動向を見ていると、そういう所に触れていないのね。ただチームを破綻させた事と2部に落とした事で糞味噌に言うだけ。カンファレンスを多数開いているにもかかわらず、そういう所に触れた経緯も何もない。
なんか、端から見ていた「よっぱらいのヨタ」にしか見えないのですわ。

確かに、退任した社長さんについては実に官僚的な動きをしていたと思います。つまり官僚的な政策として「成績が良ければ外部からお金が入ってくる」という単純思想から抜けられなかったという事ですよね。
ところが残念なことに、シーズンチケットの売り上げが予想より伸びなかったという事から、思ったほど地元の潜在購買層が膨らんでいなかったという事実に直面したわけです。
これは、熱気の中心の人が熱気に酔った時に起きる現象です。周りが見えてないという奴ですね。
結果論ですが、もしここで冷静に対処していたら、あんな無謀な資金管理は無かったのではないかと。

さらに試合で怪我人が続出。あれは明らかに芝のせいです。よく「芝はいいわけ」といいますが、事実は事実です。あんな劣悪な芝で試合を5ヶ月に渡って開催していた事の責任は、スタジアム管理に所有者(つまり県です)が無頓着であり、結局日本代表戦キャンセルの事態まで放置した訳ですから(長い中断期間に何もしなかったという事実は動かない)、地域の理解がそんなものだったという事を認知しなくてはならなかった訳です。
※実際芝が問題なら、1~2試合を大分陸上あたりで代替開催すべきだったのである。収容人員の問題があろうとも。

このように、基本的には指揮者が陶酔したことで資金がショートしたというのは事実です。それでも試合しなくてはならないから帳簿を操作して資金を捻出した訳です。それでも足りないというのは、もう明らかに経営のミスです。

しかし、ではサポは何をしていたか。実はチームに新たにお金を落とすことは何もしていない(つまり、自分の分はお金を落とすが、新たにお金を落とすことに寄与していない)ようなのである。
新スポンサー反対、犯罪歴のある選手獲得反対、フロント批判。全部裏目ではなかっただろうか。
かつて横浜大洋の投手が性犯罪で逮捕・解雇されたが、彼が中日と契約したときに、中日ファンは彼を全否定しなかった。そこから見たら、あまりに稚拙。結果としてサポの心の狭さを見せつけたし、その結果でスタジアムに足を運ばなくなった人もいねのではないか。
スポンサー反対のせいで、新スポンサーは期間を短縮することを宣言した。この結果資金はショートした。
スタジアムに行けば傲慢なサポがいる、という印象を与えた事による客離れは、かつて柏・浦和・広島で発生している。そういった面を全く学習しないまま、「自分たちだけがチームを支える正義の味方である」と振る舞っているサポーターがチーム運営に干渉しているという事実の方が、チームに悪影響なのではないだろうか。

まあ、基本的には経営者がツメを誤ったのは避けられない現実です。だが、自分に酔っているサポが経営干渉をするなら、元々バックボーンのないチームは経営なんて成り立たないのである。
これはJFL時代に横浜FCが何度となく繰り返したお家騒動と同じ事ですが。結果として不満分子が離脱(切り捨てとも取れるが)したことで、横浜FCは今の位置までなんとか維持できている。そういう事を理解した上で、大分サポーターはフロント批判を考え直すべきであると思う。

Jに関しては、地域密着という思想を良しとすべきであるが、その為に必要な経営指南を加盟申請チームには行っていくべきなのだが、残念ながらそういう話は聞かない。
特に最初は行っても、10年目チェックなどをしていない。
現在J1にあるチームの大半が、母体企業のあるチームである。そこから外れたチームは小規模経営で、常に累積赤字である。累積赤字を改善できないチームには、四半期毎の財務チェックが必要であり、もしそれが行われていたら大分の悲劇は止められていたかも知れない。
まだまだJは幼いのである。そこを理解して欲しい。

ちなみに、久保田個人の意見としては、大分は3年で融資返済が不可能なら解散すべきだと思う。そこで地域リーグからまた始めればよい。横浜FCのように、である。その時に、あれだけ経営干渉したサポーターが、どこまで身を粉にする事が出来るか、が本来問われる地域密着のあるべき姿だと思うのである。
本当に愛しているなら、ね。

最近の出来事として、事業仕分けの話題

民主党がやっている事業仕分け。色々話題になりました。
正直に言うと、あんな短時間で専門知識のない人が「はじめに削減ありき」の姿勢だけで官僚たたきをやった事による効果なので、申し訳ないけれど一部に不具合が起きていることは認めなくてはいけないと思いますよ。

ただ、そもそも「公開裁判」とか言われているようなみみっちい根性で反論するのも如何なものかと思います。
普通、企画を通すためには厳しいプレゼンを通過させる必要がある筈です。民間企業では普通そうです。
で、それについて官僚はあまりにも不慣れすぎた訳です。
途中で仕分け人が「そんなに必要ならもっとアピールしてください」と言ったのは正論ですし、理路整然と切り返すことが出来なかった官僚側の不手際でしかありません。
こと、今回の事業仕分けを批判的に報じる記事を多数配信している産経新聞には「貴社の質が低い」という事を言わねばならないと思います。産経さんは企業の企画部門にいた人をスカウトして記者育成をさせた方が良いと思います(だから産経はいつまでたっても一般紙とは呼ばれない、大衆紙に振り分けられてしまうのである)。

そんななかで、気になったトピックをいくつか。

・スーパーコンピュータの件
科学分野が一斉に反発してますが、申し訳ないけど「なんだかなあ」という気がします。
議論は2つある筈なのに、混同している気がして成りません。
一つは「スパコンを使って分析する」という事。この件については仕分け人の方が正しくて、「別に世界一でなくても、必要な研究は可能である」という事になります。必要なスペックを割り出せば、世界一である必要は何処にもないと思われる為です。その代わり多少速度が劣っても、台数を増やすことが出来れば「順番待ち」を解消することになると思うのですが、こいういう議論は一切聞こえてきません。
もう一つは「スパコンを作る」という事。電算システム開発のための技術力を磨くためには、目標として「世界一であるべき」という姿勢は正しいのです。ただし、現在開発を進めているスパコンが、世界最速になる事は考えられない上に、仕様上に大きな問題を抱えていることが判っている(具体的な事はスパコン漫遊記さんで確認できます)為、現在の予算停止そのものは正しいと思うのです。
つまり「真剣に世界一を目指す為の努力をしているのか、己の技術をごり押ししようとして金を無駄に浪費するのか」を理解していない技術屋が、予備費を含めて大量に金をキープしてないと不安、という予算に対して「そりゃあ駄目でしょう」と言われただけの話です。

・大学予算の削減
もうこれは、「自分たちで飯の種みつけなんよ」と言われた訳で、形態として士はアメリカのように大学スポーツの利益をすべて運営費に回す仕組みを作り、かつそうなる為に大学スポーツのビジネス化と中継の多角化を図るようにするとか、特許で食っていくか、という話にすげ替えられてしまった訳です。
それだったら、大学運営寄付に対する非課税措置も検討して欲しいモノです。お金を貯める事を目標にしてしまった人たちからお金を搾り取る(最終的に現物市場に資金を投下させる)手段としては最適だと思いますよ。

・その他
やはり仕分け人の数が少ない。3グループではなく12グループで、その変わり復活仕分けを実施する形で実施すれば、もっと深い議論が出来たのではないかと(別の視点からも精査できるので)。
そういう意味では蓮舫議員のようなカッコツケ、頭から決めつけ系の人がたたみかけるように言い放つ今回の仕分けには、やや疑問が残ると思いますね。

時間が経過しましたが、先週の関西遠征についてのまとめ報告

アメフト以外で。

まず、宿を取ろうと2週間前から奮闘したのですが、大阪市内は全滅。府内も関空付近にわずかにあったものがあっというまにアウトになる。神戸も全滅。京都・奈良はいわずものがな。
いや、カプセルホテルはあったんですがね。あれは最後の手段と言うことで。

そのうちグリグリ探していたら、三田の奥に神戸三田 新阪急ホテルさんが開いているのを確認。一応、三田付近といえば大阪への通勤圏であるから、良しとしようということで、ここをキープ。(駅は神戸電鉄の「パレットタウン中央」です)

えー、関西の人がちょっと吹いてる可能性も否定できません。
実際に行ってみた感覚として東京で言えば「幕張のイベントの為にわざわざ南大沢に宿を取った」みたいな。
いやいや「横浜のイベントのために印西牧の原に宿を取った」かもしれない。
そんな立地です。つまり問題のパレットタウンというのが、平成8年頃から開発されたニュータウンで、しかも鉄道から見て三田経由大阪都心向け、ですわ。(通常、東京近郊で考えれば、鉄道会社の拠点である神戸方面に直通させる事を考えるだろうが、線路敷設の都合かパレットタウン中央始発はすべて三田行き。駅に折り返し施設がありません)

さて宿が決まった事でふと思いついた事が。

そんな訳で昼過ぎに新幹線に乗り、目指すは新神戸。
何でって?そりゃああなた、アレデスヨ。
ちょっと三宮で買い物して、目指すは新長田。
そう、これです。

 いきなり背後から見たとき、最初はさっぱり判りませんでしたが、いきなり認識したときの迫力はお台場ガンダムの比ではありませんでした。
え?手前のブレてるおばちゃんたちではありませんよ。

よる~のまち~にがお~
という事で、原寸大鉄人28号でございます。

て、色々ある中で、原作版です。(色々ある、とはリメイク版の「太陽の使者 鉄人28号」自称続編の「鉄人28号FX」実写版映画「鉄人28号 白昼の残像」などがある為。個人的には今川版「鉄人28号」は駄作ですね。あれは鉄人でない自作キャラでやるべきです)。

近くにマンションがあるのでスケールが判って大迫力でございました。
その後地下鉄経由で神戸電鉄に乗りました。いやー、考えられなかった。
塗装の剥げ落ち方。多分大半がこういう老朽車体なんでしょうね(パレットタウン方面に新造車があるのは見たが)。
そしてホテル近辺はまだ開発されきっておらず、近くに商業施設があるのみ。

ただ、朝はきれいでございました。

遠く山がかすむ美しい景色です。

最後に。今回福知山線で大阪まで移動したのですが、あの事故現場では手を合わせずにはいられませんでした。
事故の犠牲となった多くの皆様のご冥福と、後遺症に苦しむ被害者の方々が一日も早く日常生活に復帰できるよう、鉄道好きとしては祈らずにはいられませんでした。
無邪気に鉄道好きだから、とか言うだけの時代は終わったと思うのです。

11月以降の観戦予定

少し仕事が詰まっているのでどうなるか不透明。

月 日 会  場 開始時間 試合
11/1(日) アミノバイタルフィールド 16:30 東京大学-一橋大学
11/7(土) アミノバイタルフィールド 11:00 関東学院-帝京大学
13:45 専修大学-中央大学
16:30 日本大学-早稲田大
川崎球場 11:00 パイレーツ×オール東京ガス
14:30 富士通×日本ユニシス
8(日) 大井第2球技場 13:45 横浜国立-一橋大学
16:30 立教大学-国士舘大
アミノバイタルフィールド 11:00 東海大学-東京大学
13:45 日本体育-慶應義塾
16:30 法政大学-明治大学
川崎球場 11:00 オール三菱×ブルザイズ
14:30 IBM×パナソニック電工
長居球技場 11:00 エレコム神戸×アズワン
14:30 吹田マーヴィーズ×アサヒビール
平和台球技場 14:00 九州大-愛媛大
14(土) 川崎球場 11:00 ハリケーンズ×オール東京ガス
14:30 日本ユニシス×アサヒ飲料
光明寺球技場   名城大-北陸
15(日) 川崎球場 11:00 富士ゼロックス×ブルザイズ
14:30 オービック×IBM
長居球技場 11:00 アサヒプリテック×アズワン
14:30 吹田×鹿島
駒沢陸上   関東A-小樽商科大
  関東B-仙台大
22(日) 川崎球場 11:00 オール三菱×ハリケーンズ
14:30 パイレーツ×富士ゼロックス
長居球技場 11:00 アサヒ飲料×富士通
14:30 パナソニック電工×オービック
23(月) 川崎球場 11:00 アサヒビール ×鹿島
長居球技場 11:00 エレコム神戸×アサヒプリテック
四日市ドーム 13:00 西日本準決勝
29(日) アミノバイタルフィールド 13:00 東日本決勝
王子スタジアム 13:00 西日本決勝
12/5(土) 長居球技場 14:30 Xleague準決勝
6(日) 横浜スタジアム 11:00 Xleague準決勝(予備
14:30 Xleague準決勝
13(日) 甲子園 13:00 甲子園ボウル
21(月) 東京ドーム 19:00 JXB
1/3(日) 東京ドーム 14:00 ライスボウル

8日は仕事の都合。出来れば法政-明治は見たいが。

今、はたと気づいた

10月、一試合も見に行けなかったっ!!! 来週は絶対日曜日だけは行くんだっ

この所仕事が詰まって(会社および組合)、結果として休日出勤をしたりしてます。ムリをして残業しまくればいいんでしょうが、どうも職場の空気が8時5時の雰囲気が強くて(フレックスですが、標準が9時6時)、なんかやる気がわかないのね。
※久保田の性質上、残業無しなら隔週で6勤1休の方が向いているようです。

その上モチベーションは下がるし。実はNFL録画視聴はまだ2週目が終わったばかり。3週目に入る所で、このクライマックスシリーズのもりあがりで。

あと、なかなか体調が戻らないです。困ったモノですわ。

ははは、もーね、あとはtotoBIGしか楽しみがないですわ。