五輪招致について

今週いきなり実家から「ネットに接続できない」という泣きが入り、金曜の晩から実家に行ってメンテナンスしましたので、土曜日は観戦休養しました。(ちなみに、ルーターの電源を入れ直しました。管理画面からでは効果がなかったので、おそらくフレッツ網のメンテナンスで切断された後に不測の事態が発生したのではないかと。もう5年もたっているルーターなのですが、あと8年は維持しないと-8年もすれば、両親が引っ越す筈なので-)。

で、深夜に見ていたテレビ中継で、五輪開催地の投票を見て。
まあ予想通りの結果ですが、これでまず五輪招致に必要な条件とプロセスがはっきりしたと思います。
 1.赤字を許さないだけの国家的補助の存在
 2.複数回開催する為の「レジェンド」としての価値
 3.あまりに近い距離での投票直近で開催された事への忌避
 4.都市と言いながら国で決まるロビー活動
この4点を精査しないといけないですな。

1.について。これはモントリオールによって路線が定まったものですが(大赤字で、それ故に市民が20年以上の間の増税による支払いが発生した)、今回に関してはそこが弱かった事がシカゴ落選の一因です(但し、そこがすべてではない)。

2.に関しては、確かにアテネやロンドンといった大会が21世紀に入り2度目の登場を果たしていますが、バルセロナから20年近くヨーロッパ開催がない事が影響していると思います(冬のトリノはありますが)。しかし日本開催は「長野」があり、かつアテネやロンドンのように「かつての栄光の開催地」というインパクトがないのです(それは、幾多の国際大会が開催されている事も影響していると思われるが)。

3.についてですが、平たく言うと「北京のあと8年後に東京? アジアはいらねーよ」てという感情ですね。だから、今回本気で取りに行ったというなら、そこは無能の極みという事です(2024年を狙う為のロビー活動の一環ならですが、だったら落胆してはいけないのです)

4.についてはもはやオリンピック招致は「国家プロジェクト」です。オリンピック委員会という団体の独自の活動ではない、という事につきます。それはすなわち、アマチュアリズムとはかけ離れた金権支配と権力闘争の世界です。滅私奉公型アマチュアリズムを全面にしているこの国のスポーツ界(かつ一部の人で既得権を独占するちっぽけな野心で満たされている支配層)では、到底かなう筈もありません。

でもね。個人的には「現在の五輪をとりまく環境からして、東京では絶対にムリ」と思うんですがねえ。
真夏の外気30度超・湿度檄高があたりまえの東京都心でフィールド・グラウンド競技が可能か。
選手の移動は原則専用バスだが、渋滞対策がなにもないのに出来るのか(選手に、この複雑な東京の公共交通機関を乗りこなせなどという暴論を吐くのか?)。
ゲリラ豪雨に対応できるのか。
開催期間中に他のスポーツイベント(インターハイ、インカレ、高校野球、国体)が開催出来ない。
アメリカ基準で人気競技が開催できるのか(NY時間で時差が12時間ある訳だ)
などなど。
とにかくどうして楽観視できるのか、不思議なんですわ。

まあそもそも久保田的には日本開催地が東京に決まったプロセスがとても嫌だったので、はっきり言ってしまえば「石原、ざまあみろ」なんですよね。
※主観的な言い回しですが、「福岡が立候補して着々と準備していたのに、石原慎太郎が名誉欲剥き出しに横やりを入れて、JOCに政治的な圧力をかけて報告書を東京有利に書かせて奪い取った」ようにしか見えなかったのですよ。事実かどうかは別として、石原慎太郎が政治力を行使しなければ福岡が候補地だった筈なのです-そもそも東京五輪開催に向けては、施設建設予定地の築地市場移転の問題が解決していないのに、それを無視した答申だった訳だ-。

もう、次の選挙では石原慎太郎を候補にしてはいけないのです、政党は。別に彼が右翼思想の強い人だからではなく、新銀行東京といい今回の招致といい、ハコモノ思想と名誉欲で無計画に風呂敷を広げるだけの人だと言うことが判ったから、です。そして、正直に言えば新銀行東京の執政責任は都知事にあるので、石原慎太郎は都民に対して全資産をもって追加投資分の返済をする事と、政治舞台から消えて無くなるべきです。
彼のせいで、東京は、10年を棒に振ったと思います。

ちなみに……テレビで「残念ですぅ」と脳天気に言っている街頭インタビューの人たちは、推進賛成派ではなく「単なる傍観者」です。本当の賛成推進派ならば「信じられません」と言う筈ですから。

このところさぼり気味な理由

ははははは。気がつけば先週の試合からもう1週間経過してしまった。

何故さぼっているかというと。
この所の東北楽天ゴールデンイーグルスの試合がすごいことになっているからです。

楽天が教団創設したのって、ちょうど久保田が一人暮らしを始めた時で。
あの最初のシーズンのボロボロはねえ。かわいそうでしたよ。明らかな既得権の嫌がらせ分配ドラフトで。
最初にオリックスが20人、次に楽天が20人、を交互に選ぶ。従って発生したのは「1軍でトップレベルはオリックス、その他大勢+1リーグ化に反対した選手会中心人物が楽天」「2軍で伸び盛りな選手はオリックス、イマイチ伸びきれなかったのが楽天」となるあの分配ドラフトは、絶対に間違った行為です。
実際に行われるべき分配ドラフトは以下の通り。
・母体は両チームの引退以外の全選手
・投手と捕手で、3人ごとに交互にドラフト。
・内野手とDHで、4人ごとに交互にドラフト。
・外野手で、3人ごとに交互にドラフト
・ドラフト会議で1~3巡に特別指名枠を両チームに+2し、かつ選手とのトレードを認める

明らかに嫌がらせだった中で、本当に球団社長以下、温情トレードなどで厳しい利益感の中でやりくりし、野村監督の元で選手を育てた訳だ。
ちょうどバールボウル見たくてスカパー!に加入した直後。6月の試合で9回裏4点差、打者関川がボテボテの内野ゴロを打って一塁にヘッドスライディングしてガッツポーズ!というのを見てから、なんだか泣きたくなるような試合を重ねて必死で戦っているのを見て、胸打たれましてねえ。
個人的には三木谷さんという人があまり好きではない(基本ホリエモンが地雷踏んでゴタゴタした所を後からおいしい所だけさらっていく。失敗したのはTBSの買収だが、まあ本当はTBSオンデマンドをやりたいので、と言っておけば良かった筈なんだよね)のでアレですが、現場に罪はありませんから。

実際、2008年度の5位にしても、清原引退で盛り上がったオリックスがつい調子こいて上に行った分下に追いやられた感じの5位だから(つまり、去年のオリックスは実力ではないといいたい)、実際にはそれなりに自力をつけていた事は明白。
やっとここでクライマックスシリーズに出れそう、どころか首位と5.5ゲーム差ですよあーた。実はあと日ハムが4連敗して楽天が4連勝したら(お付き合い可)、マジック消えますわ。
さらに山﨑武史が、ホームラン2本差、打点9点差ですよ。おいらと同じ歳ですぜ、旦那。

毎日しびれる試合ばかりしくさって。
ここ数日のリリーフ崩壊は、杉山コーチのインフル離脱による、作る準備のタイミングが狂った事が原因と見た。
だから、みんな腕がちぢこまって変化球が甘くなったり腕が縮こまっていたり。
それでも徳俵に残って勝っているのは、すごいことですよ。

ノムさんが監督に残留するには、実は優勝ではない。クライマックスシリーズ第2ステージ最終戦、僅差で敗北する事。
優勝しちゃうと「その遺産で数年は」となってしまうし、これ以下の負け方だと「目先を変えて」となる。そもそも75歳になってまで監督して、ポックリ逝かれる方が日本球界には損失だ。
それならNPBのコミッショナーになってもらった方がいい。

そんな思いで毎日テレビにかじりついてます。試合終わったらニュースのハシゴさっ

だもんで、色々滞ってます。

サッカー日本代表の対オランダ戦を見て思うこと

ネット上では岡田監督けちょんけちょんであるが、そのポイントをはっきりしておきたい。

基本、岡田監督は試合前に大風呂敷を敷き、終わってからしたり顔のコメントを出す事が多い。
でもこれについて言えば、広報がしっかりしていない日本協会の不誠実な対応に業を煮やして大風呂敷を広げざるを得ないのではないだろうか。
前回監督だったフランス大会の時、スポークスマンが岡田監督だった(マスコミがぶら下がり、それを協会が良しとしたままフォローすらしなかった)事がそのまま続いているのである。
その逆、岡田監督が強化委員を通じてチームに強化ポイントを指示しようにも、そこでチームが乗ってこない(というより強化委員の権威が全くないと言っていい、人材発掘とマッチメークにしか能力を発揮できない)という事で、責任を全部監督が背負い込む仕組みにしているところが問題なのではないか。

元来「W杯ベスト4を目指す」というのは、監督の発言であってはならない。それは強化委員長の発言であり、それに基づいてコーチングスタッフが選ばれる事になる。
ところが今回は、そもそもオシム監督の時点でそういう方向は丸でなかった。というより、J発足前後から現在に至るまでオフト・トルシエ以外すべての監督においてこのポリシーを感じられない。
すべて最初に人ありき、なのだ。

ちなみに今回のオランダ戦は、別にバテたから交代させる必要があった訳ではない(ここで勝負にのみ拘って無駄に交代を増やしても意味がないからである。それをすれば、スタミナ切れが起きた後の対処を考えさせる機会が奪われる)。従って交代枠を使い切らなかった事が非難の対象になるのはおかしい。
結局ジーコ時代から言われていた「ペース配分」に対してあまりに選手(および所属チーム)が意識せず、クライマーズ・ハイのごとくプレスかけまくれば、当然バテる。岡田監督が「90分間プレスをかけつづけられる」と行っているのは、実態としては「90分に至る迄の要所要所で、相手にプレッシャーをかけて相手いやがられるプレーが出来る」であるはず。

次いで本田についてだが、彼を使うならダブル中村は使えない、というのが本質ではなかろうか。つまり、攻撃の選択肢を本田にのみ預ける為、それ以外の仕事をさせる為には中村俊は使い物にならず、中村憲は位置的に本田の邪魔となる。
ついでに言うと、今のシステムをそのまま使うに当たって要となるのは、遠藤である。遠藤とのバランスを考慮した場合、本田は適切ではない(遠藤から組み立てる場合、本田とのコンビではボランチが追い越すことが出来ない。本田がボールを奪われたとき、守備をしないから中盤をフリーにしてしまうので)。

ちなみにフォワードについては、現在のシステムでは岡崎と玉田が同時に出ているようでは駄目。巻兄弟のようなセンタータイプを置いた上で、中村俊をトップ下にして組み立てるようにしないと効果が出ない。

いずれにせよ、現状の日本代表の欠点は監督とか戦術とかにあるのではなく、基本的な強化指導を出来ない強化委員会のほうに強くある。だいたいドイツの総括があんなので、その後を組み立てる事なんて出来るはずがない。

だから、今から岡田監督を更迭しても何も変わらない。それを外国人コーチは判っているから、よほどの大金でも積まない限りは来ない。それでも更迭してもらったとしても、何も価値が生まれない。いっそ岡田監督に3戦全敗してもらった方があきらめも悪態もつきやすい。

そう思うことにしている。
少なくとも岡ちゃんは、日本代表に関して言えば、上司に恵まれていないと思うのだけれど。

色々今日を振り返る(試合以外で)

寝坊しといてそれはねえだろう、という意見は承知で。ええ、寝坊したから第1試合見損ねました。

まず、昨年の10月の観戦記で書いていた「ラスト・サイゴン」さんですが、今日久しぶりに寄ったら、こりゃアカンて。改装中なのかも知れませんが、店半分しか開いてないし(甲州街道側の席に行けない)、メニューがフォーとカレーバイキングだけですよ。これではどうも、ねえ。
次いで今まで和食ファミレスだったところが居抜きでステーキハウスになっていたんですが、帰りに寄ろうとしたら、空席あるのに待ちがゾロゾロですわ。これは客さばきが悪すぎるですよ。
※気がつけばいつの間にタコライス屋も撤退していた。もしかしてあそこってものすごい立地悪いのか?

さて、今度は当番校さんに文句。
あのね、第1試合から第2試合の間に2時間開いているからって、だらけてだべっていてどうするよ。(ちなみに、こういうのはファーストフードやコンビニの不人気店でもよく見る。)
入場券や物販は企業の受付と同じで、常に「判断の対象」になるポジション。複数人でだらしなく笑い転げているようでは話にならないのである。こういう所は凛として望んでいただきたい。

次にチアリーダー。
私が会場に向かっているとき、飛田給の駅から味の素スタジアムの手前の陸橋まで、某大学チアリーダー部の女子が前を歩いていたのだが、これがまたみっともない。
年頃の娘であるとかそういう事はいいわけに過ぎないのだが、まあけたたましい事。それを誰もとがめない事。げんなりである。
あまつさえ歩道の幅一杯に広がって通行のじゃまになっているのに、気がつかない振り。
団体行動というのは、一般市民に迷惑をかけないように整然と行う事が求められる筈であるが、彼女たちにはそういう思考は全くないのだろうか。
※ちなみに、帰路につく選手にもこういうケースがある。しかし大抵は、人に迷惑をかけたと自覚すれば片側による。彼女たちはそういう事が見ていた範囲ではなかったので、敢えて苦言を申し上げる次第である。

続いて、これはチーム名を出さざるを得ないのだが、横浜国大のチアである。当然、連盟事務局にも叱責が及ぶべき事だ。
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メインスタンド中央ブロックは「お客様優先席」として選手関係者の着席をさせない場所である。

ところが、上記のようにチアが大挙して場所を占拠し、そのまま踊ってコールしていた。
それではそもそも、一般客に失礼だし、それに他チームだってこうしたいと言われたときに統制がとれない。
関係者は何故止めなかったのか。
ちなみに移動しているときだって、一般の客におかまいなしでだらしなく右に左にうろついていた。
他チームはすべて本部棟側20ヤード付近で踊っている。スタンドに上がってあおるときも通路どまりである。
これは、完全なる暴挙に他ならない。これを認めた連盟執行部にも責任はある。

 

おまけ。

いったい何個もらったんだい。悪いけどこのままだと雨風夜露で箱が駄目になるよ。
(おそらく昨日からずっと使っていて、パレット4~5個分しか消化できてないと見た。1パレット4段×1段12箱×1箱12ケース、かな? 管理とか大変そうだぞ。まあ味スタの備品にしちゃえばいいのか)

選挙結果(ほぼ確定)に思う

多分数カ所のマスコミ報道では取り上げられていると思いますが、正直言いますが「民主党が勝った」訳ではない。単に「自民党が自壊した」だけです。

というのも、まず野党構造を見てみましょう。
・民主党→元となった政党のうち「新党さきがけ」「新生党」は自民党分裂型(後の自由党/旧民主党に連なる)
・国民新党→自民党の郵政改革反対派
・みんなの党→「○○では選挙に勝てない」とゴネた人たちが自民党にいられなくなって作った政党
・新党大地→鈴木宗男を中心とした自民党離脱者を軸とした地域政党
つまり、「強かった頃の自民党末期のメンツ」が席取りをしている訳です。
よって自民党に残っていた人というのは、論客が非常に少なかった上に、小泉改革以降の離脱者の姿勢があまりに「幼稚で利権まみれ」だった事が、都市部に反感を巻き起こしたわけです。

基本的に「国民新党」と「みんなの党」が自民党の足を引っ張っただけに終わって(ハナから比例頼みだし)、自分たちの利益がないままに(議席の上積みがない)民主党に雪崩れたという事です。

問題は、それでも自民に票を入れる人の一部です。
典型例として、もっとも救いがたい安倍晋三の当選と森喜朗の当選。この二人が自民党大敗の原因ですからね。
※そもそも森が首相でいる時にしっかりしてない土建バカだったのが救いのない現状をもたらした。なのにキングメーカーぶっている。絶対おかしいのである。

ただ、もうひたすらこのアンバランス選挙は辞めて欲しい訳で、もうちょっと政策が明確な違いになるよう、かつ4年間の任期で達成できるものをしっかり上げてほしいな両方とも。

当たり前のことだと思うんだけどなあ

麻生総理の「失言」として取り上げられている

「金がないなら結婚するな」

って、当然のことだと思うんですが。

「結婚してから金がなくなったら離婚しろ」と言ったわけではない訳で。

結局、結婚って「家庭を持つ」つまり「子供を軸にした支出構造に特化した生活形態を維持する」ことになる訳です。
一般論として「子供が生まれてから大学を卒業するまでにかかる教育費」は1000万、と言われています。生活費を入れたら一人2千万程度ではないかと。
一人あたり月収が手取りで平均30万として賞与4ヶ月相当と換算したら生涯賃金は1億ちょっと。生活費とか(小遣い含めた生活費が月10万として、だいたい5000万が生涯賃金から消費される)を除いた残額で老後まで含めて計算しなくてはならない筈です。

そりゃ、お子さんを持たないで「互いに支え合う事に特化した生活形態」を結婚と呼ぶのであれば別です。が、多くの方は子供を持ちますから、この計算を当然して打算の元に結婚しなくちゃいけないのです。当然、グレードアップを図りたい方は努力して「仕事の鬼」になる訳ですがね。

うちの姉もそうなんですが、打算と目先だけでなんとかしちゃおうとしている人が「お金がない」とわめくのは論外です。
そりゃ確かに「就職氷河期」にドロップアウトさせられた人たちは仕方ないのかも知れませんが、実はここにも落とし穴があって。
結局中途半端に夢を追った代償が派遣契約だった、というケースの人たちは、そもそも自動車の期間工同じである事を認識した上で何とかしなくちゃいけなかったのだから、ライフプラン上「生活と職業をバーターした」関係なんです。
よく「同じ仕事をしているのに、俺らの方が社員より仕事が出来るのに」なんて戯れ言を聞きますが、本当に社員より価値が高い生産力を持っているなら、正規雇用されるはずなのよ。逆に言うとその程度の能力なら、正規雇用されない無駄な力なのよ。

なので、この発言って揚げ足とるマスコミの方がみっともない訳です。記者の能力ががた落ちしているなあ、と思います。

なつやすみin2009

久保田の勤務先は完全週休二日ではないので、部門によっては夏休みがありません。 
(生産部門のようにメンテナンスと節電の為に数日工場を停止する部門もあれば、暦通りの休みに近づけようとする職場もあり。ただ、管理部門が工場と一緒というのは戴けないのだが)
ところが今年は、春先の「入札参加資格申請の怒濤の嵐」の都合で、振り替え予定の休日出勤が未消化で残っていた事と、会社の方針で一時帰休を実施する事になった関係で、トータル4日の休みを取ることが出来ました。
※但し、法的趣旨から見ても一時帰休の間は自宅待機です。また、何故か役員レベルで話が食い違っている事態もあって、不公平になりそうな感じがしますけどね。

とはいえ、日頃からの妙なストレスとか仕事のストレス(今やっている仕事が正解のないパズル状態だという事です)などで、バテまくっていた訳です。
そんなこんなで、「キンッキンに冷えたお茶をカパッと飲みたい」という欲望に負けてステンレス製の保冷水筒を買いまして。PCのでそれでグヒグビ飲んでいたら……。いきなり土曜の深夜というか日曜早朝というかに、胃が激しく気持ち悪くなりまして、戻してしまいました。
冷たい物で胃がキュッと閉まる事で負担が増した上に、水分ばかりだから胃酸が薄まるんでしょうね。

で、まあもともと「大掃除しよう」「サーバのOS上げよう」だったのが予定変更になってしまいました。

それで、何もすることがないのは癪なので、ちょっと出かけてみました。ちなみに17日です。
なお、14日に車の12ヶ月点検があったので、14日は出かけていません。15日と16日は近くに出来たPCデポの偵察に(Atomマザー用のケースが1つ欲しかったが、予算の都合で諦め)

前々からうちの母が「みんな良かったって言うからさあ」と勧めてくれた、埼玉県さいたま市大宮の鉄道博物館に。

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朝顔

去年、我が家と裏の家の間に、何故か一つだけ朝顔の茎が伸びていました。うちの敷地内なのですが、裏の家が朝顔を撒いていた様子もありません。放っておいたら、花が咲いて種が出来ました。

うちの母がよせばいいのに種を取っておいて、今年は我が家の南側に植えてみたところ、赤紫の花が咲きました。

ただ、ものぐさにしていたので、とんでもない事になってます。

最初の頃

16日現在。

個人的には濃い青が好きなんですが、濃い赤紫が咲き乱れているのもそれはそれでいいものです。

野放図にしちゃうと、ひとつひとつの花が小さく弱くなる、という話を聞いたので、1つの蔓で近くに芽が複数ある場合は、極力摘花しちゃいます。でも、おっつかねえっす。

また、こんなに沢山咲いちゃうと、種の力が弱くなりそうな気がしています。

うちの母は、姉の子供に種を送るとはしゃいでいますが、さて……

コンタクト顛末

コンタクトレンズを購入して2週間ほど経過しました。

どうも「個体差が激しい気がする」というのが本音ですね。
特に乱視が入ってない右目側の個体差が結構ある気がします。

一応慣れるために毎日着用(原則、平日は帰宅後深夜まで。土日は終日。また、テストで2日間会社に着けて行きました)してみたのですが、まず間違いなく右目側がゆがむ。
本来、右目側だけで見たときにはほとんど像がブレない筈なんですが、何故かブレたりかすんだり。
さらに不思議なのは右目側の脱落率が高い(14日中に8回脱落している)事。

まだパソコンを利用するときなどは焦点が合わない事が多いし、具体的に言ってしまえば「仕事の時には使えないな」という感じです。
ある程度乾燥した方がフィットするのかも知れませんが、目薬をすると確実に像がぼやけるし、だいたい脱落するのは目が潤っている時。
まあ個人的な体質のせいかも知れないのですが……

コスト的な事を考えて、ここからは休みの日だけ着用になると思いますが、思ったほど使い勝手が良くないというのが正直なところです。

ただ、コンタクトをしていて良かったと思うのは、入浴時に時計が見えること。眼鏡では絶対曇ってしまって見えないので。(それたげの為にコンタクトを毎晩しても良いと思っているくぼたさんでした)

最近のアニメ・ラノベ・ゲームに思う

あのー、誰か「風俗考証」をつけてあげるべきなんではないかと。
特に「時代物」は、ひどかったりする。

・現在東京MX他で放送中の『戦場のヴァルキュリア』。舞台としては第一次世界大戦前後のヨーロッパで、戦車を使った機動部隊が、隣接する帝国か何かの侵略に抗戦する話、らしい。
まず「無限軌道をハンドルでドリフトさせる」という軍事的にもあり得ない(キャタピラではハンドル操作ではなく左右キャタピラの前進後進で方向転換する。ハンドルというのは前輪を曲げることで回転軸を生み出す物であって、キャタピラとは物理的に噛み合わない。一度制止するから砲塔が回転して死角を消すのだ。ちなみにドリフトしようものならそのまま起動が脱輪して動かなくなる。無論、タイヤならこんな問題は起きない)。
この時点でげんなりなのに、ヒロインの女の子を初め女性軍人がみんなミニスカ+ニーソで銃撃をしている。お前さんら、ヨーロッパの田舎町で匍匐前進して見たら判るだろうに。太ももにひっかき傷どころか枝や小石が突き刺さって動脈切るぞ。だから軍服のズボンはダボダボに出来ているのだ。
ついでに女の子の従軍者がミニスカでおかしいのは、看護関係であった場合に雑菌が入るから。戦場で皮膚を露出するのはベトナム戦争くらいからである。
→もう、このツッコミどころ満載の第1話で、見なくなった。時々ザッピングしていると映るが、ビル4階建ての超巨大戦車が砲撃で岩山を破壊した瞬間に吐き気すらにした(戦車は重油によるガスタービン駆動。あんなデカいのを動かす事なんて出来るはずがない。列車砲ならまだしも、だが)

・現在TBS系で放送中の『大正野球娘。』。大正時代に野球に熱中した女の子達の話、らしい。
これもたまたま第一話を見てげんなり。セーラー服のスカートの丈が、何故か膝上。この当事の写真を見て貰えば判るが、基本的に膝下である(膝上は、戦後昭和40年代の文化である)。
何故か。膝上では電車などに座ったときにスカートの内側が見えてしまう(閉じていたとしても、そういう風に思われる)。従ってスカートの丈は座ったときに膝が完全に隠れる程度、というのが正しい。当事、露出が多いというのはそれだけ「はしたない」行為だったのである。※モボ・ホガというのは「不良」。一般の服装ではない。
→もうこの時点でパス。いい話かどうかではなくて、ね。

もうちょっと風俗史勉強しようぜみんな。

ちなみに剣と魔法系のファンタジーでも、女の子の下半身の衣装は風俗考証から見て間違っている。いつまでパルプ時代の残滓を引きずってりゃ気が済むのかね、本当に(「コナン」なんか読んでると、露出の多いのはあくまで南方と室内なのである)
このへんで考証が行き届いているのは『狼と香辛料』くらいかな。

時代考証というよりは風俗考証。当たり前の事が出来てない「チェリーボーイの股間を軽くカチカチにさせてゼニ取る」作品が多くて、嫌になります。