チケット狂想曲

今季のX1は完全当日前売り制(当日午前0時からWeb販売)という事で、途中から「当日会場での販売無し」という事になりました。
そもそも1000席というのが多いか少ないか微妙な話なのですが、よくよく考えてみれば「X1Superでは富士通とオービックがからまないと1000席いかないのが殆ど」という事を考えれば(※この2チームを除いて昨年の川崎カードで最高はノジマ相模原対オール三菱の972人ですね)おおよそ「片側500席」としていい感じな訳です。
厳密には大半のバックスタンドチームの入りが悪いので、700対300くらいの実売になる筈なので、そういうバランス考えると途上限は1500で行けた気がしないでもないんだが、こればっかりは仕方ない。

で、午前0じきっかりにログインして通し券買おうとしたんですよ。
ところが、色々(入力ミスとか、カードの期限切れ近かったので更新した関係で認証手間取ったり)して0時8分くらいに購入の最後のボタン押したんですわ。
そしたら……

「エラー503」

おおおおおおおおいっ

その後10分ぐらい503でログインすら出来ない事態が。結論から言うと次にログイン出来た際には通し券は売り切れ。単発も売り利け表示有り。
※これ、仕様上「購入意思あり」にした瞬間に席番号が自動採番されるので、申し込み完了まで席がロックされて、集中するとすぐに売り切れ表示になってしまうらしい。実際には午前2時くらいには全試合「まだ空き席あり」です。

これは想像です。既にチーム券先行販売があった事は知っておりますので、多分「先行販売各チーム400席程度」「Web販売メイン+バック170席程度と各先行販売の余剰分」「通し券用メイン・バック各30席程度」の販売だったのではないかと。
※だいたい中央上段の1ブロックで席の間隔に余裕を持たせれば通し券ってそんな感じでしょう。

結局単発の方で「第一試合はメイン」「第二試合はバック」となりました。金額負担マシマシですよ。

多分「コアなファンが40人居た」というよりも「先行販売でチケット取れなかった富士通ファンのクレイジーな人が欲張ってアタックしたので落ちた」という事だと思ってますが、それしそれで嬉しいことではあります。
だって、ファンが、見たくて買う為のアタックしてくれたんですもの。こんなにうれしいことはない訳ですよ。

ただ、こう、望むなら、前年にシーズンパス買った人(多分東西併せて50人いるかどうか)に対しては先行優待して欲しかったなあと思う事はあります。思うだけです、ええ思うだけです……

秋季シーズンの辞退・日程変更

公式発表として以下のものが出ました。

2020年秋季リーグ戦 出場辞退について(オール三菱ライオンズ)
秋季リーグ戦の遠征見合わせについて(東京ガスクリエイターズ)

これにともない日程が変更となります。パナ対ガスが東京開催となります。

月日 曜日 会場 時間 対戦チーム
10月24日 富士通ST 14:00  パナソニック×東京ガス
17:00  富士通×ノジマ相模原
10月25日 エキスポフラッシュ 15:00  エレコム神戸×IBM
富士通ST 11:00  パイレーツ×富士ゼロックス① 
14:00  アサヒビール×警視庁②
11月3日 火・祝 富士通ST 14:00  LIXIL×Bulls③
17:00  電通×ブルザイズ東京④
11月7日 富士通ST 14:00  富士通×IBM
11月8日 富士通ST 14:00  オービック×東京ガス
エキスポフラッシュ 15:00  エレコム神戸×ノジマ相模原
11月14日 富士通ST 11:00  ①敗者×②敗者⑤
14:00  ④敗者×③敗者⑥
11月15日 富士通ST 11:00  ②勝者×富士ゼロックス
14:00  ④敗者×③敗者⑧
11月21日 富士通ST 14:00  オービック×パナソニック
11月22日 富士通ST 14:00  富士通×エレコム神戸
11月23日 月・祝 富士通ST 14:00  IBM×ノジマ相模原
11月28日 富士通ST 14:00  ⑤勝者×⑥勝者
17:00  ⑤敗者×⑥敗者
11月29日 富士通ST 11:00  ⑦敗者×⑥敗者
14:00  ⑦勝者×⑧勝者
12月15日 東京D 19:00  JAPAN X BOWL
1月3日 東京D  Rice Bowl

この色のセルはX1Super、同太字車体着色文字は関西開催、こちらの色のセルはX1AriaのEast・Centralトーナメントです。

まー、個人的には8月のリーグ再会決定時点でリーグ戦辞退、9月頭で遠征辞退を決めていたら
 X1Superは6チームによる総当たり、1位2位でJXB
 X1Ariaトーナメントに東京ガスに参加(来期に影響しない)→明治安田
とか出来たのかなあと思うのですが……

ギリギリまで努力して来たチーム関係者の無念ことを思うとさ、これをょ声高に主張する訳なんていかないじゃん。
だから、責めない。嘆かない。ただただ、残念と念じるのみ。

X1の観戦に関する発表

2020年シーズンのチケット販売概要決定のお知らせ【プレスリリース】

という事でチケット発売についてのお知らせが出ました。

要点を書きますと

  1. 収容人数の上限。富士通スタジアム川崎は1000人、エキスポフラッシュフィールドは750人(いずれも当該会場公式収容人数の25%)。おそらくはメインとバックで半々。
  2. 座席は富士通スタジアム川崎は完全指定。エキスポフラッシュフィールドは着席禁止マークあり。
  3. チケットは「試合ごと」に発券。試合ごとの入れ替え制を採用する。複数試合を見る場合は専用の通し券が必要。
  4. チケット購入は当日券のみで、オンラインサイトで当日午前0時から、または会場で試合開始1時間前から。
  5. シーズンチケットは販売されない。

料金体系は以下の通り

  X1Super X1Aria 
1試合の場合 2000円 1300円
通し券の場合 2500円 1500円

※オンラインチケットはシステム利用料込み、なので会場払いと差額無し。

さて……

①人数制限の件
まあ妥当な人数かなと。昨年の実績で言えば富士通とオービックが絡まないと1000人超えてないようだし(オール三菱×東京ガスは東京ドーム開催の為含まず) 。※そういう意味ではノジマ相模原頑張れ感が強い訳で。
ただ、傾向としてはメインスタンド7:3バックスタンドなので、半々にするのはどうかなと。

②座席の件
東でもエキスポ同様の措置が執れなかったのかなという疑問が。それとも関東の客のマナーから見てこうしないとダメだと言う判断なのか、それとも政府の指針で指定席可能なら指定席にしてという事なのか。あまり良い印象は無いです。ブロック指定でいいんでない?(チーム券と一般を分けるくらいで)

③チケット種別の件
まあ当日券のみとしたのはチーム券対策で、当日チケット引き替えで座席指定させるのが狙いだと思うのですよ。
さらに富士通とオービックの試合は早めに「完売」出したいんでしょうねえ。
ただね。ぶっちゃけシーズンパスだった人からすると「値上げ」感半端ない。
まあ日程上関東ではX1Superは1日しかない複数試合なんだけど(関西は全試合複数)、それでも値上げ感強いですよ。

④入れ替えの件
うーーーーーーーーーーん。まあトラブルはX1Super第1節だけだと思うのだけれど、出来るのかね。いつも30分であんだけ混乱しているんだよね。
逆にこれで可能なら次回以降チーム券の入場制限は実施されなくてはならないという事ですよ(多分そう騒ぐ輩が増える)。そういうリスク考えているとは思えないんだよねえ。
更に言うと、入れ替えにするんだったらチケット単価下げて欲しかったなあ。

いやね、個人的には「だからダメ」というつもりはさらっさら無くて、単に「来季以降の地雷仕込んだねえ」な感じなんで。

アメフトに関する情報まとめ

まず残念な話から

PentaOceanパイレーツが2020年秋季公式戦出場を辞退【プレスリリース】

スポンサーからの活動許可が出ないそうです。併せて17名の移籍・引退・休部が公開されています。
そして何より残念なのは(情けないと言ってもいい)、XLeagieのニュースリリースに載っかるかたちでチームのリリース(同じ内容が掲載されるならまだしも、協会リリースの通り、というなんかチーム運営サイドとして気が抜けた、いややる気すら感じないもので、かつ本当は前面に出すべきものなのにお知らせに埋没させてる残念なコンテンツ公開姿勢)が為されているという所。

「2020年度秋季リーグ戦棄権について」(愛媛大学)

地方大学はもっと厳しいけれど、果たしてどちらに好感が持てるかという話であります。有るべき姿として社会人の方が凜として背筋か伸びたような感じのリリースであって欲しいです。

スケジュールの話です。

公式戦の日程について(関東学連)
2020関西学生リーグdiv-12試合方式について
2020年 中四国学生リーグ 秋季試合について
関東と中四国は10/10開幕、関西は10/17or10/18開幕。ほかは未定です。なおTOKYO BOWLは今年は中止です。

アメリカンフットボール日本選手権開催のお知らせ
日本協会としては辞める理由がなかったという事で安堵したのでしょうが、一部報道では「感染状況次第では無観客でも」というのがあったのでその点についてのみ。
正直言って無観客前提なら、中止でいいんじゃね?
そもそもリーグ戦は「選手のため」にあると言えるから観客の有無は問わないんだけど、エキストラゲームは「他人の目線にサラされる」事は必要なんですわ(それが目的だから)。なのでJXBは無観客でも意味はあるが、甲子園とライスは無観客なら中継ありの場合でもその必要性は無いよね、と。
というのも、当該地域の中でもごく一部の人だけが望むコンテンツなんだから、無理にやる威儀があるとは思えないのですわ。
いやそれこそ「オープン戦」としてそこいらの河原でやってもいい訳じゃないですか、この場合。
ですので、やることは嬉しいですが心の底から喜べない自分が居ます。

社会人秋期日程公開

2020年秋季公式戦の開催について

いち早く対策を発表してきた日本社会人協会の皆様には頭が下がる思いで、かつ1部に関しては有観客試合という判断をされた事に感謝しかない訳でございます。
有観客ですが人数制限有りが予告されています。想像ですが、片側700人程度、チーム券は完全入れ替え、などに制限される可能性が高いです。
この根拠は東開催の日程。10/24もホントはなんとかしたかったのでしょうが、超人気カードたる富士通×オービックがないようにしてある事、その次に集客率が高い富士通×IBM、オービック×パナソニックを1日1試合でスケジューリングしている事、またアサヒビール×LIXILが起きにくい組み合わせ(現行では最終節までないのかな?)である事など「密になりにくい」仕組みを作っているあたりにあります。

ま、裏を返せば甲子園の日程固定(意図的か不作為かは別として)によって日程がロックされちゃったわけで、忸怩たる思いがあるとは思うのですが、なにはともあれ。
2部以下の無観客という苦渋の決断までしたわけですが(多分スタッフ手配のコスト的問題からかな)、何よりもつらいのは昇格降格がないという事で、今年こそ昇格/復帰をと努力していた皆様の気持ちを思うと如何ともしがたくは思うのですが……

現時点ではX1Aria西、二部以下が日程不明ですが、とりあえず。

月日 曜日 会場 時間 対戦チーム
10月24日 富士通ST 14:00  富士通×ノジマ相模原
17:00  オービック×オール三菱
10月25日 エキスポフラッシュ 12:00  パナソニック×東京ガス
15:00  エレコム神戸×IBM
富士通ST 11:00  パイレーツ×富士ゼロックス① 
14:00  アサヒビール×警視庁②
11月3日 火・祝 富士通ST 14:00  LIXIL×Bulls③
17:00  電通×ブルザイズ東京④
11月7日 富士通ST 14:00  富士通×IBM
11月8日 富士通ST 14:00  オービック×東京ガス
エキスポフラッシュ 12:00  パナソニック×オール三菱
15:00  エレコム神戸×ノジマ相模原
11月14日 富士通ST 11:00  ①敗者×②敗者⑤
14:00  ④敗者×③敗者⑥
11月15日 富士通ST 11:00  ②勝者×①勝者⑦
14:00  ④敗者×③敗者⑧
11月21日 富士通ST 14:00  オービック×パナソニック
11月22日 富士通ST 14:00  富士通×エレコム神戸
11月23日 月・祝 富士通ST 14:00  IBM×ノジマ相模原
17:00  東京ガス×オール三菱
11月28日 富士通ST 14:00  ⑤勝者×⑥勝者
17:00  ⑤敗者×⑥敗者
11月29日 富士通ST 11:00  ⑦敗者×⑥敗者
14:00  ⑦勝者×⑧勝者
12月15日 東京D 19:00  JAPAN X BOWL
1月3日 東京D  Rice Bowl(予定)

この色のセルはX1Super、同太字車体着色文字は関西開催、こちらの色のセルはX1AriaのEast・Centralトーナメントです。

個人的には10/25と11/8は大阪遠征したい気分なのですが、多分許して貰えないでしょうねえ。気になる。

甲子園ボウルと関西学生の日程の決定

今季の「甲子園ボウル」08年までの方式に戻す予定(日刊スポーツ)

関西1部も10月中旬の開幕を目指し、甲子園ボウルは東西対決で開催へ(4Years)

1部リーグ、2部リーグ ブロック抽選結果について(プランAの場合:星取表、順位決定戦追加)(関東学連)

……という事で、バッサリ意訳すると

①現時点ではリーグ戦準備が出来るまで予断を許さないので、各協会の日程が確定できないのでスケジューリングできません。
②とはいえ甲子園ボウルという伝統の試合は是非やりたいです。
③という訳で最大派閥の東西連盟(日程調整済)での試合にしちゃいます。
④ただ感染拡大の危険性があるなら無観客で、かつその場合費用の問題から場所は変えるかも。

という事です。
日程に関しては関東の方が先手を打って公開してますので、明らかに関西が後手に廻っている(というより甲子園ボウル主管という事でそっちも調整していたというのが大きいと思うが)のですが、正直な所を言うと「そもそも甲子園の12月第三日曜日開催に固執した結果大学側の過剰反応(神戸大がキャンパスを8月まで封鎖)に抵抗出来なかった」という所なのではないかと。

2020年度の全日本学生選手権の中止報道(Not甲子園ボウル中止)

各所で報道が出ていますが、ここは47News(共同通信/週刊TuenOver)さんの記事にリンクします。

全日本大学選手権は中止へ 「甲子園ボウル」は開催を検討

もともとの第一報が読売新聞の朝刊(読売オンラインに出たの22:44と激遅でした)で、FBで勘違いした人が「甲子園中止」と書いてしまい大騒ぎになりましたが……。
結論から言うと
「甲子園ボウル」という名前の試合は、現時点では実施予定です。
ただし、トーナメント日程が確定できないので、開催予定日(12/13)から逆算して地方リーグとのトーナメントは無理があるので。とりあえず関東王者対関西王者の試合で実施する方向です。
という事です。

まあ春シーズン中止のアナウンスが出た時からこの構想が報道に出ていたので、最初からここが落としどころなのだろうとは思っていたのだけれど。
ただそれが関西の都合の良いコントロールに思えてしまうのはうがちすぎだろうか?

なんとなく来年になると「全日本はやりません。無駄だから」「だってライスだってもう意味ないでしょ」とか言って勝手に切っちゃいそうな気がしてならないのですよ(正直そういう流れを関学中心に作り続けているから)。

今年に関しても、おそらく「後ろ倒し」とかは形だけ考察してはなから「12/13甲子園ありき」で押し通した徒勘ぐってしまうので、来年の言動には注目していかないといけないと思うのであります。

あと、高校野球についてあれだけ盛大に噛みついた某T内サンは、同じ理屈で今回の決定に噛みついたコラムを書く義務があると思います。触れないとか今回の決定を後押しするとかしたら、私はこの人を心から抹殺します。

懐かしい試合1991年パルサーボウル

アメフトを見に行くようになったのは2001年の秋でした。最初に見たのはFinal4Eastのアサヒビール対オンワード。
この前年からNFAは大きな変革の仕上げに入っていました。
それまで「実業団リーグ」「東日本社会人リーグ」「西日本社会人リーグ」に分かれていたリーグを1本化、東西各2ブロック・1ブロック6チーム(1990~1991は関西はブロック5チーム)でリーグ戦を行ったのです。
この為東西の決勝が設定されたのがこの年、Final4だったのです。
実際に初めて現場でアメフトを見たのはこの前の週、関東学生の最終節明治対日大だったのですが、これが面白くなかった(これは私がフットボール知識が無かったからです)ので「学生と社会人見て、両方ダメならバスケとかハンドボールとかも見てみよう」と思っていた訳です。
※既にJリーグは始まっていて、現場に行くにはちょっと気がひけていた。実家から見て一番近いのがヴェルディだったので乗れなかったのである。

この壮絶な試合は史上初のタイブレーク(前年までは同点の場合コイントス)に行くというも素人ながら大興奮な試合で、とても満足してしまってので。翌日の関東学生の決勝、パルサーボウルは行かなかったという大失態をしてしまった訳です。

今回、ある方からYoutubeにアップロードされている動画を紹介戴きました。これを知ることで、意外な事に気付いたのです。


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この年の日大のエースQBは#10松本で、エースターゲットは#25関だってんですが、他にも鈴木や宮田という優れたレシーバーが居たんですね。
ところがこの試合、日大は8インターセプト喰らっています。
その殆どが関への時間のかかるパス。
これ、明らかに松本にミスリードさせたゾーンカバーですよね。正確にはゾーンとマンツーの組み合わせ。
後半最初こそ鈴木や宮田への決め打ちクイックパスで進むんですけど、焦れてくるとどうしても関に投げたくなる。
結果的には関にTDパス通るんですけど、それ以上に誘われている感が凄いんですよ。

そしてもう一つは専修のブロッキング。最初はストレートプレーが多かった事もありまっすぐ押し込むゾーンブロック。それが徐々に左右に動き出して終盤になるとカウンタープルアウトを織り交ぜてくる。
この見事な伏線の回収。気付いた時には鳥肌立ちました。

当時の選手だった濱崎さんのFBに当時のことが書かれていました。激アツな文章、そして当年の選手たちが未だにあの試合でやりとりしている熱のこもったコメント欄をご覧戴くと、あの2日間が日本のアメフトにおいて大きな転換期だったと言っても過言ではないと思うのですよ。

というのも、この後日大は2007年まで関東を制覇できず(篠竹さん在任中は0回)、社会人は外国人コーチや関西出身コーチの主導したチームが全盛を誇り、かなり色合いが変わった訳です。
※なお日本フットボール界から篠竹さんの残滓が払拭するのはシルバースター最後の優勝の後、ですね。

そういう貴重な時代の映像をご覧くださいませ。

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社会人秋期リーグ戦についての広報

秋季公式戦 通常の「8月開幕」を取り止め、代替案「開幕を10月、期間縮小にて開催する日程案」にて準備開始

つまり1ヶ月遅れで開幕することで調整中、と読めます。

以下は妄想です。この通りにはならないと思いますが。

今回のリスケジュールの最大の難関は、「ライスボウルを後ろ倒し出来るか」にかかっています。

その上で甲子園ボウルの会場・使用時期も影響します。
というのも、何事も無ければ3月初旬にはプロ野球のオープン戦、中旬には選抜高校野球が入る為、芝の養生に1ヶ月は見なくてはいけません。この為、大学選手権を甲子園開催に拘るなら1月中に開催する必要があります。
代替開催場として長居陸上がありますが、うちらもサッカーの国際試合がスケジュールされたりマラソン大会があったりしますからアメフトマニアの思うような都合では行かないと思われます(従って万博陸上または神戸ユニバまたは西京極陸上での可能性が残っていますが)。
さらにが゛区政には期末考査があります。好機期末考査後の学齢は+1される事が前提ですので、4回生は卒業と見なされます。したがって新チームでの活動となるのが原則なので関西学生ファンとかが平気で無視してきた箇所が回避不能な案件なので(以前のラグビー日本選手権トーナメントはかなり例外です)、どうあっても1月中で完結させる必要がある訳です。
※さらに来年の再流行を危惧するなら早め早めに終わらせておいた方が良い。

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2020年秋期シーズンがこうなるのではという予想というか案というか

(FaceBookの某グループに投稿した物からバージョンアップしています)
新型コロナの収束が見えない中で、秋期シーズンをどうするかという課題が各競技団体を悩ませていると思います。

TVでの報道を鵜呑みにするならば、現在治療効果の期待できる薬品が最短で8月後半には認可が下りるとのこと。つまりは「感染しても軽微な段階であれば、大半は短期間で治癒できる」という状況になる、という事で。
※さらに一般的なウイルスが高温多湿にいという傾向から、6月には活動が停滞するだろうとうのも信じたとしてですが

それを念頭に置いて今シーズンを考えると
1.試合間隔をビッチリ詰めて1/3のライスボウルから逆算して10月~12月に集中開催する。
2.開始時期を遅らせ、かつ学生側が「試験期間にかぶらない」事を担保した特別スケジュールで実施する、
3.今シーズンの日本選手権の開催を断念し、各リーグの日程消化のみ実施する。で、全てのボウルゲームをお休みする。
の三択になると思うのですよ。
多分3.になりそうな気がするんですけどね(そして関西学生は旧来の東西王座決定戦としての甲子園ボウルをやろうとして顰蹙を買いつつ関西学生OBの新聞記者に持ち上げられてイキっちまうんだろうなあ)。7
1.に対して否定的なのは、下位リーグのスケジュールが崩壊しちゃいそうだから。特に審判さんが追いつかなくなりそう。

そこで個人的には2.「開始時期を遅らせ。特別スケジュールで実施する」がいいと思っています。

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