2014年9月14日川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オール三菱ライオンズ ML 3 10 3 14 30
太陽ビルマネジメント・クレーンズ BC 0 0 0 7 7
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 4:16  #17松山27Yard FG    
1 BC 7:13  #16福田 50Yard FG ×    
2 ML 0:06  #15谷口→ #85祖父江10yard Pass   #17松山 Kick
2 ML 4:24  #17松山32Yard FG    
3 ML 4:06  #17松山 34Yard FG    
4 ML 5:16  #11 田中1Yard Run    #17松山 Kick
4 BC 6:17  #84前川→#24家亀61Yard Pass    #16福田 Kick
4 ML 10:22  #33鈴木7Yard Run   #17松山Kick

詰めの甘さでFG止まりとなったライオンズ攻撃陣は、もうちょっと細かいところをなんとかしないとね、という感じで。特に普通に開始したあたりのドライブはとても良いのに、奥がつまると行き詰まってしまうのはいかがなものかと。せっかく整ってきた戦力を生かし切れていないという印象になってしまった。
守備の方が相手に合わせちゃった感が強いので、なんとかしないと。
谷口がスクランブルに積極的に行かなくなったのはいい効果だと思いますが(案外リズム壊していたと思っているので)、もう一歩二歩、鍵になるプレーが増えるとより効果的だと思うんですよね。

クレーンズはフリーフリッカーで度肝をぬいて一部初得点となりましたが、こちらももう少し攻守ともに頑張っていかないと厳しいかな。

2014年9月7日宮川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 20 28 10 10 68
ハリケーンズ Hu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 3:07  #3キャメロン→#81中村 22Yard Pass   #11西村Kick
1 FF 5:10  #3キャメロン→#22宜本(潤)50Yard Pass   #7藤田Fun.Rec×
1 FF 9:55  #3キャメロン 5Yard Run   #11西村Kick
2 FF 0:07  #98南Yard Punt.Block.Ret   #11西村Kick
2 FF 2:36  #32後藤 5Yard Run   #11西村Kick
2 FF 5:11  #12平本→#81中村 34Yard Pass   #11西村Kick
2 FF 9:01  #20高野橋4Yard Run   #11西村Kick
3 FF 2:55  #20高野橋6Yard Run   #19吉田Kick
3 FF 8:04  #19吉田29Yard FG    
4 FF 1:35  #19吉田27Yard FG    
4 FF 7:38  #20高野橋19Yard Run   #19吉田Kick

そもそも個々の力の差があり、このくらいにはなるだろうなという予想の範囲なの結果な上に、試合途中でハリケーンズ#9西村(当日の番号変更による)がラフィンザパサー(クイックヒットのヒッチパスを投げた直後にタックルを受けた。ターゲティング認定を受けて反則した選手が出場資格没収) の際の負傷で退場を余儀なくされ、しかも控えQBがこの日不在だった為に#25佐々木がQBに入ったりQBなしのダイブブレーしたりと、あの手この手を尽くすも試合として全く成立しない感じになった。
それに対して富士通はもう2Qから調整モードなのだけれど、とにかくお付き合いが過ぎて決めきれないのにはがっかりというべきか。
ちょっとねー、やっぱりリーグ再編とかそういう話になっちゃう見本みたいな試合だよねー、という残念な結果に終わってしまった。もうちょっとハリケーンズらしいねちっこい守備とか期待したかったんだけどね。

2014年9月6日宮川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 7 14 7 7 35
東京ガス・クリエイターズ TC 0 0 0 3
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 7:38  #5木下→#7井本12Yard Pass   #8出澤Kick
2 SR 4:49  #2宮幸 28Yard Run   #8出澤Kick
2 SR 8:23  #8出澤28Yard FG×    
2 SR 11:29  #5木下→#87原田17Yard Pass   #8出澤Kickq
3 SR 3:30  #2宮幸13Yard Passq   #8出澤Kick
4 TC 4:39  #4飯島26Yard FG    
4 SR 6:09  #10藤本→#27細野31Yard Pass   #8出澤Kick

途中の交通渋滞の為、到着してすぐにライズの先制TDでした。 

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2014年8月31日川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 21 20 24 21 86
太陽ビルマネジメント・クレーンズ BC 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 4:32  #6菅原→#85萩山6Yard Pass   #1金親Kick
1 OS 7:44  #6菅原→#18木下11Yard Pass   #26長尾Kick
1 OS 8:41  #32 原 4Yard Run   #26長尾Kick
2 OS 1:20  #35山崎6Yard Run   #1金親Kick ×
2 BC 5:45  #16 福田40Yard FG ×    
2 OS 8:07  #21中西3Yard Run   #1 金親Kick
2 OS 11:07  #32原51Yard Run   #1金親Kick
3 OS 0:20  #14藤本86Yard K.O.R   #26長尾Kick
3 OS 1:53  #29長尾31Yard FG    
3 OS 8:35  #21中西1Yard Run   #26長尾Kick
3 OS 10:33  #32原64Yard Punt.Ret   #26長尾Kick
4 OS 3:36  #43望月4Yard Run   #1 金親Kick
4 OS 6:37  #6菅原→#26阿南11Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 9:40  #37加藤5Yard Run   #1金親Kick
4 BC 15:00  #16福田 46Yard FG×    

関係のない話ですが、今回レポートにNexus7+BTキーボード使ってみました。結論から言うと仮名入力派にとって、ATOKチューニングされていないデバイスを使うのは非常に難しいという事が判りました。 
BTキーボード、けっこうな確率で接続が切れたり設定が飛んだりするんですよ。
ではUSB接続ならどうか、というとこちらは半角英数への切り替えが面倒くさいけど、設定は維持出来たまま。ただしバッテリーは減る。
暫くは物理キーでやっていく予定としますが、使い勝手があんまり良くないので、専用のキーボード付きカバーもどきを自作しようかな。
(堅めの鞄用の蝶番使って、画面を任意の位置に固定出来るようにする)

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2014年8月30日宮城野陸上競技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 13 21 21 17 72
明治安田パイレーツ MP 0 0 6 8 14
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 4:39  #3クラフト→ #83松尾 5Yard Pass   #8小田倉Kick×
1 IB 8:15  #3クラフト→#17小川41Yasrd Pass   #8小田倉Kick
2 IB 0:05  #21高木 12Yard Run   #8小田倉Kick
2 IB 6:46  #21高木 45Yard Run   #8小田倉Kick
2 IB 11:12  #3クラフト→#11原16Yard Pass   #8小田倉Kick
3 IB 3:29  #3クラフト→#84小林 13Yard Pass   #8小田倉Kick
3 IB 7:07  #3クラフト→#17小川 30yARD Pass   #8小田倉Kick
3 MP 9:48  #25山口4Yard Run   #4広野Pass×
3 iB 11:24  #4多川 16Yard Run   #8小田倉Kick
4 IB 4:37  #8小田倉 22Yard FG    
4 IB 8:43  #4多川→#21高木 48Yard Pass   #8小田倉Kick
4 MP 10:34  #4広野→#1若島 14Yard Pass   #22木村Run
4 IB 11:55  #4多川→#17小川 7Yard Pass   #8小田倉Kick

雨だと言うから雨具持って行かねばならず、その為電車ではなくて車で行くことに。でも結局試合会場他で雨に遭遇せずいらんかった。

ただ、電車より車の方が安いっ。7割くらいですわ。 

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秋期スケジュールが出ました

関東一部リーグ戦(関東学生はTop8のみ)を対象にしています。 そのせいか今年はスケジュールに対象の余裕が出来たので、久しぶりに関東学生も数をこなせると思います。
予定の「○」は観戦予定、「×」は見ない予定、「▲」はどうしようか迷っているモノです。
それにしても9/15のギオンス+ドームの別会場ダブルヘッダーにはびっくり、かつ祝日19時開始にびっくり。
さらに9/27のライズ×IBMが当初予定の川崎から八千代市総合に変更になったのもビックリ。出来れば同日別会場は回避して欲しいんだけどなあ。

8/9月 曜日 会場 時間 対戦チーム 予定
8月25日 東京ドーム 19:00 LIXIL × オール三菱
8月30日 仙台市陸上競技場 13:00 IBM × 明治安田
川崎富士見 17:00 アサヒビール × Bulls ×
8月31日 川崎富士見 17:00 オービック × 太陽ビルマネジメント
9月6日 川崎富士見 14:00 ノジマ相模原 × 東京ガス
アミノバイタルフィールド 14:00 明治大学-早稲田大 ×
17:00 法政大学-中央大学
9月7日 川崎富士見 14:00 富士通 × ハリケーンズ
アミノバイタルフィールド 14:00 立教大学-慶應義塾 ×
17:00 日本大学-日本体育
9月14日 川崎富士見 11:00 オール三菱 × 太陽ビルマネジメント
14:00 オービック × Bulls
9月15日 月・祝 相模原ギオンス 12:30 ノジマ相模原 × ハリケーンズ
東京ドーム 19:00 LIXIL × アサヒビール
9月16日 東京ドーム 19:00 富士通 × 明治安田
9月17日 東京ドーム 19:00 IBM × 東京ガス
9月20日 川崎富士見 10:45 明治大学-慶應義塾
14:00 法政大学-日本体育
9月21日 川崎富士見 14:00 アサヒビール × 太陽ビルマネジメント
アミノバイタルフィールド 14:00 立教大学-早稲田大
17:00 日本大学-中央大学
9月23日 火・祝 秋津サッカー場 14:00 オービック × オール三菱
アミノバイタルフィールド 11:00 LIXIL × Bulls ×
9月27日 八千代市総合グランド 13:30 ノジマ相模原 × IBM
川崎富士見 14:00 富士通 × 東京ガス ×
アミノバイタルフィールド 17:00 法政大学-慶應義塾 ×
9月28日 大井第二 11:00 明治安田 × ハリケーンズ
アミノバイタルフィールド 10:45 立教大学-中央大学
14:00 明治大学-日本体育
17:00 日本大学-早稲田大
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Pearl Bowl2014 6/23 東京ドーム

  1Q 2Q 3Q 4Q Total OT
富士通フロンティアーズ FF 7 7 7 7 28 6
オービック・シーガルズ OS 9 0 6 13 28 9
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 6:10  #11西村34Yard FG×(ブロック)   
1 OS 6:38  #6菅原→#18木下 81Yard Pass   #1金親Kick×
1 FF 7:48  #29ゴードン 35Yard Run   #11西村Kick
1 OS 15:00  #1金親 20Yard FG    
2 FF 6:34  #28石田 26Yard? INT.RET   #11西村Kick
2 OS 14:03  #29長尾 46Yard FG×    
3 OS 5:24  #12畑→#18木下 40Yard Pass   #12畑→ Pass×
3 FF 11:34  #29ゴードン2Yard Run   #11西村Kick
4 OS 1:27  #6菅原→#85萩山 2Yard Pass   #29長尾Kick
4 FF 6:09  #3キャメロン→#1強 10Yard Pass   #11西村Kick
4 OS 15:00  #6菅原→#20古谷9Yard Pass   #1金親Kick×
OT OS 1st Top  #1金親18Yard FG    
OT FF 1st Bot  #11西村 39Yard FG    
OT FF 2nd Top  #11西村 43YardFG    
OT OS 2nd Bot  #6菅原 8Yard Run   (キャンセル)

今、月曜日に半日休暇が取れないのでどうしても到着が厳しい(鉄道利用だと水道橋に最速で18:50着)。そこで会社に内緒で車で出社し、帰りに春日通りをブッ飛ばすという手に出た、のですが、それでも入場したらキックオフぎりぎり。(車は最近、小石川後楽園脇のパーキングチケットに入れてます。どんなに遅く到着しても、環境整備の為に300円払ってます)
それというのも長蛇の列が出来ていた為。
いやー、マジ間に合わないかと思った。また、知人に富士通ファンがいたおかげで、なんとかいい位置をゲット出来ました。
うん、まあ、いろいろ言いたいところはあるけれど、とりあえず、いい試合だったというところから。
苦言はやっぱのノイズのあり方で、やっぱりPAの使い方だよね。ドームの場合、客席に反射してそれが反対側に届いちゃうので、相手にイラッとする事が少々。かつ富士通側はけが人でも音が止められないとか、まあPA高い足場に上げてもあんま意味ない(それこそスポッターみたいなところでコントロールしないと駄目かも)。
まあ、途中からそんなんどーでもよくなってきたくらい試合がすごかったので。
(色々あって、順次書いていきます。時間かかってスミマセン 6/29書き上げました)

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2014年6月7日川崎富士見球技場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
u富士通フロンティアーズ FF 10 7 0 28 45
リクシル・ディアーズ LD 0 0 0 28 28
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 10:50  #11西村30Yard FG    
1 FF 13:07  #3キャメロン→#81中村 7Yard Pass   #11西村Kick
2 FF 14:28  #3キャメロン→#81中村26Yard Pass   #11西村Kick
4 FF 0:09  #3キャメロン6Yard Run   #11西村Kick
4 LD 1:07  #9加藤→#11前田 77Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 5:47  #9加藤→#11前田 54Yard Pass   #14青木Kick
4 FF 6:39  #3キャメロン→#1強 25Yard Pass   #11西村Kick
4 LD 10:24  #29丸田1Yard Run   #14青木Kick
4 FF 11:54  #29ゴードン26Yard Run   #11西村Kick
4 LD 12:18  #9加藤→#25岩井2Yard Pass   #14青木Kick
4 FF 14:43  #29ゴードン5Yard Run   #11西村Kick

さてこっちは 、前半と後半、もとい3Qまでと4Qで全然違う試合をしているというか、フロンティアーズ守備の気持ちの切れ方というか、まあそういう印象になっちゃう試合ですよね。
この試合に関して言うと、#3キャメロンのすごさが改めて判ったというか、まだまだ彼の本領が発揮出来ていないというか(見ている限り#81中村とはかみ合うが、それ以外はまだまだという感じか。宜本兄弟ともフィットしているようにも見えるが、彼らの勝負ゾーンにディアーズの強力LB陣がいたせいか、苦戦していた)。一部の人が言うように、確かにクラりんとは格がちょっと違った、という感じか。
RBも高野橋とゴードンがかなりいい感じで来ている(そのせいか金と神山の出番がない……)。
だが、守備はどうよ。
DLのプレッシャーがかかる間は良かった。4Qになってちょっと緩むと、LBゾーンで前田に勝負されて捲り差し状態になり、そこがあれよあれよとノーガードの打ち合いになって。
おいおい勘弁してくれよ状態。
なんか、これまでのチームのイメージそのまんまな守備だったように思う。それ、ここでやっちゃだめでしょうに。
そんな感じの終盤しょっぱい試合でした。

2014年6月7日川崎富士見球技場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 7 3 0 0 10
オービック・シーガルズ OS 7 7 7 0 21
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SR 3:27  #3 佐久間121ard Int.Ret   #16出澤Kick
1 OS 10:30  #20古谷 8Yard Run   #1金親Kick
1 SR 14:55  #16出澤30Yard FG×    
2 SR 9:53  #16出澤 25Yard FG    
2 OS 14:36  #6菅原→#85萩山 24Yard Pass   #26長尾Kick
3 OS 13:00  #6菅原→#85萩山7Yard Pass   #1金親Kick

ま、ぶっちゃけな話、層の厚さという面において、 ライズが見劣りしたというべき結果なんだろうなあ。
見所は、「ライズOLがどこまでシーガルズ守備のプレッシャーに勝てるか」と「シーガルズOLがどこまで仕上げてくるか」だった訳で。
そういう意味では前半はライズ守備がシーガルズOLを圧倒し、シーガルズ守備がハイスピードプレッシャーに行けなくて、という展開だったと言える。
最初、ライズがリターン。しかしこれは敵陣41Yardでパント。敵陣に入ってからパスがやや手詰まり。
その返しのドライブ、シーガルズは#12畑が先発。しかし2プレー目、右サイドのパスをDBに読まれ、フックした瞬間にその前に入り込みINT、そのままリターンTD。
次のドライブもポケットが壊されたり潰されたり(サック1回)散々な畑。
しかしまあ、ライズもみっともないことをしでかす。それは1Q9:03、パント。この時シーガルズのイリーガルフォーメーションとライズのホールディングがあり相殺、再度パントとなったのだが、この時の風雨のせいかライズのリターナーがボールを確保出来ず(とれると思ったんでしょうが)それをシーガルズが押さえて、ここからドライブして同点。
と、ここでライズに異変が。タンデムで起用されていた#2宮幸がサイドラインに下がったまま、#25東松がテールバック単独で連続起用になる。
そのせいというより、オーソドックスなプロIの多用でレシーバーがタイトカバーになったのが原因だと思うが、パスの精度が下がるライズ。
しかしまたここで、畑が木下に投じたパス、ダブルカバーしていた DBがパスコースに入り込みINT。ライズは敵陣36Yardからの攻撃となるがフォルススタートなどもあり攻めきれずFG、これが失敗。

2Qに入るとお互いにパント。そこかせ5:34から自陣14Yard開始のライズのドライブが、とどまるところを知らずに攻め込む。途中ギャンブルに出たところをシーガルズのホールディングに助けられ、また開いてオフサイドに助けられ、という展開だが最後の最後で攻めきれずFG。
次のシーガルズのドライブからQBを菅原にスイッチしたシーガルズ、しかしその菅原も相手プレッシャーに押し込まれあっさりパントに。しかしその返しの攻撃をシーガルズ守備が止め時間を残して菅原の攻撃。相手の交代違反もあったがサックもされるなど、ライン戦の攻防で「これはこのままでは」と思った瞬間、この日それまで全く目立ってなかった萩山へのパスが決まり(いや、本当に狙い澄ましたかのように決まった)、シーガルズ逆転。

この後、後半に関して言うと、出島を怪我で欠いてしまい、かつ東松も負傷して少し下がってしまったのだが、その事で攻撃に迫力がなくなったライズは、後半になってハイプレッシャーに出てきたシーガルズ守備を止めきれず攻撃ラインが半壊状態になり、追撃が出来なくなる。
逆にシーガルズは、得点こそTD1回となったが、相手守備ラインのプレッシャーを受け流すことが出来るようになり、比較的安定した試合運びが出来るようになっていった。
だからこの試合、実際に収穫があったのはシーガルズの方だったと言うことになる。よもや実践でここまで仕上げられるとは、というところか。
ライズは、エース・ナンバー2までは揃ってきたものの、その次が出てきてない。レシーバにしても井本・出島・大滝・出澤と駒は揃ったが、その次のターゲットがまだ弱い。RBも宮幸と東松はいいとして、その次あるいは違うタイプのRBを戦術的に投入出来ていない。
秋までに改善出来れば面白い結果を生むことも可能だが、さて……。

とにかくあの雨の中、選手の皆さんご苦労様でした!

2014年5月31日川崎富士見球技場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 14 10 7 14 45
IBM BigBlue IB 0 0 7 7 14
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 2:32  #12畑→#18木下 44Yard Pass   #1金親Kick
1 OS 10:16  #21中西 2Yard Run   #1金親Kick
2 OS 4:16  #1金親 37Yard FG    
2 OS 9:25  #1金親 38Yard FG×    
2 OS 14:22  #6菅原→#18木下 20Yard Pass   #1金親Kick
3 IB 6:58  #3クラフト→#83松尾 2Yard Pass   #8小田倉 Kick
3 OS 9:38  #6菅原→#10森58Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 3:24  #6菅原→#18木下 4Yard Pass   #1金親Kick
4 OS 10:45  #43望月21Yard Run   #1金親Kick
4 IB 14:47  #10末吉4Yard Run   #8小田倉Kick

あっちこっちでいろいろ盛り上がっていましたが、案外あっさりと決着ついてしまいました。
はい、クラりん独り相撲で空回り轟沈、それを諫めることも視点を変えることも出来ずにズブズブ行ってしまったIBMのチームマネジメントの敗北でした。

というのも、シーガルズが先制した後、クラりんは一度もランプレーをコールせず、パスだけで局面打開を目指し、ムキになってパスばかりコールしてました。よってIBMの前半の攻撃は、アップテンポなノーバトルのまま単調になってしまい、自分で泥沼にはまってしまったのであります。
ってか、クラりん潰すのは戦術(方程式)としては比較的簡単なのです。
有り体に言ってしまえば、#40スタントンと#17小川をベタマークするかショートでパスさせて即タックルに仕留められるようにして、あとはスピードラッシュで潰せばいい。今年のメンツで言うと、クラりんのターゲットとして機能するのはこの二人(去年は岸がいたが)。そこをつぶして時間かけなきゃクラりんの選択肢はとても狭まる。
その為にこそ、守備のプレッシャーを弱めるためにはランが必要だったはずなのに、 前半は全く機能しない。秋への伏線なのかそれともここまでなのか、ちょっと考察が必要かも。
さらにそこをBJの幅広い守備範囲にやられまくり(ってか、BJの別名はたぶん「習志野のボラマル」で、ポジションは「前めのボラマル」に違いない)という事になってしまった。もう一つ上に上がりたいなら、そこが肝なんじゃないかな。

シーガルズは#12畑が先発。そつなく1Qこなしてましたが、正直このバックフィールドのメンツで、そこそこ能力のあるQBだったら、楽しくて仕方ないだろうなあ(畑がそこそこ、なのではないので誤解なきよう)。
ちなみに、そういう中で前半ライン戦は見所たっぷりだったのに、紀平が負傷退場するとライン戦は面白みがなくなり(シーガルズ圧勝)、3Q後半からラン主体になってしまった(まあ、INT誘われたプレーが幾つかあったので)ので、守備側の戦力差・能力差がまざまざと見せつけられてしまった感がある。
現状の菅原の欠点は、#18木下がいると第一オプションが木下になり、かなりの確率で木下に投げる。だから誘えばINT狙える(この試合で1本とられた)確率が跳ね上がるのだ……木下の裏をかくことが難しいのでかなりのギャンブルになるんだけど。