とにかく、スタンドの近くの席の人が作り出す雰囲気が最悪だったので、我慢できずに帰りました。
試合よりもスタンドが悲惨であるというのも情けなく珍しい。

前半は武工大サイドで見ていましたが、酒の入ったおっかさんが選手の気合いを入れようとしていることを馬鹿にしてるは、あれこれブツブツと選手の努力を馬鹿にするような発言を連発。

後半それが嫌で早稲田側に移動したら。こっちはこっちでＯＢが「あのハーフ(CBの事です)は駄目だ」と３Ｑ中ずっと偉そうに言いやがって。

胸くそ悪いったらありゃしない。

試合的にも、早稲田最初のドライブで、残り10yardの4thをギャンブル(失敗)するというのは如何なものか。確かに弾みをつける意味でギャンブルしたいという気持ちも理解できるが、では法相手に同じ事をしなかったら、そんなコーディネーターはとっとと辞めてしまえと言いたい。(弱い相手にだけやる、というのは相手を馬鹿にしている証拠。人間性を疑うね)。
だから、別段前橋や藤堂がすばらしい走りをしていようと、3Qで前橋がタックルされてファンブルロスト、しかも怪我で戻ってきた時に他の選手がヘルメットを二度も叩いたのを見て「手出してんじゃねえよ馬鹿」と思ってしまう(喝を入れるにしては傲慢不遜な態度であった為)。

なんかこう、「見られている」って意識が欲しいのよ、こういう所では。

武工大は、はっきり言ってスピードに対応し切れていない。せっかくスクリメージ割っても、そのギャップにＲＢが入ってくるのに反応できない選手や、タックルが高かったり甘かったりするのでロングゲインを許してしまったり。
でも、攻守それぞれ出来る範囲で緊張感を切らさず、色々挑戦してファンブルロスト2回をさせたのは見事だと思う。
なんだか、昇格して来た頃の関東学院を彷彿とさせるチームでしたな。