2025年8月29日秩父宮ラグビー場第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 7 14 14 2 37
富士フイルムミネルヴァAFC FM 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 6:30  #18高木→#10グラント8Yard Pass   #5納所Kick
1 FF 10:47  #5納所52Yard FG×    
2 FF 3:16  #18高木→#89福井6Yard Pass   #5納所Kick
2 FF 11:30  #2ニクソン1Yard Run   #5納所kick
3 FF 2:59  #18高木→#10グラント21Yard Pass   #5納所Kick
3 FF 12:00  #香川34Yard Run   #5納所Kick
4 FF 6;45  Safty(エンドゾーン内でのファンブルをリカバー)    

Xリーグプレミアについての私見・承前

前回の続き。

まず「社会人協会の改革」としてやらねばならないのは

  1. リーグ戦力の均衡化(試合レベル)
  2. 下部組織の拡充とJPFFとの統合
  3. 階層ごとの運営の独立
  4. 審判部の拡充

なのよ。

まず「ⅰ.リーグ戦力の均衡化(試合レベル)」について。

サブアカウント(FaceBookやぺけったで乗せるには長すぎる物を置いておく場)で公開している「年度別1部リーグランキング」をベースに2024年の戦力分析を。

このポイントは純然たる「勝ち数」「引き分け」「総得点」「総失点」で複雑な係数を弾き出して計算した物で、ぶっちゃけ「大敗した上位リーグのチームよりも大勝した下位リーグのチームの方が上に立つ」という特徴がある。従って肌感覚とは違う可能性があるのでご了承いただきたい。

順位 チーム ポイント  所属
1 富士通 295.151
 X1SC
2 パナソニック   282.294  X1SW
3 オービック       266.158  X1SE
4 SEKISUI 235.327  X1SW
5 エレコム神戸      225.280  X1SW
6 東京ガス   224.269  X1SE
7 ノジマ相模原 221.234  X1SC 
8 胎内Deers 203.383  X1AC
9 IBM 199.888  X1SC
10 オリエンタルバイオ 192.058  X1SC
11
富士フイルム            
190.342  X1SC
12 電通   187.178  X1AE
13 アズワン 184.022  X1AW
14 オール三菱 175.882  X1SE
15 名古屋 170.422  X1AW
16 福岡 170.176  X1SW
17 パイレーツ 166.626  X1AC
18 J-STARS 165.413  X1AW
19 警視庁 163.795  X1AE
20 アイレクスゴリラズ 160.448  X2E
21
ゴールデンファイターズ  
159.216  X2W
22 琉球 157.292  X3W
23 ブルザイズ 152.872  X1AE
24 TRIAX 152.669  X1AC
25 ラングラーズ 150.091  X2E
26 ハリケーンズ 149.244  X2E
27 バーバリアン 148.264  X2E
28 クラブベアーズ 147.548  X3W
29 西宮ブルーインズ 144.687  X2W
30 Sony Solidstate 143.447  X2E
31
リードエフォートエールズ
142.795  X2W
32 ブルーサンダース 141.392  X1AE
33 横浜ハーバース 140.753  X2E
34 いそのスーパースターズ 138.952  X2W
35 横浜ベイクレーンズ 132.524  X2E
36 BULLS 129.985  X1AC
37 茨城セイバーズ 127.377  X2E
38 サイドワインダーズ 125.400  X2W
39 広島ホークス 124.593  X2W
40 ZERO FIGHTERS 123.196  X2E
41 オックス川崎AFC   122.065  X2E
42 愛知ゴールデンウイングス 121.986  X2W
43 大阪ガススカンクス   117.969  X2W
44 ウォリアーズ 112.189  X2E
45 岡山 107.590  X2W
46 大阪府警シールズ 103.973  X3W
47 トライスターズ 102.337  X3W
49 クラブアイランズ 99.515  X3W
49 三重ファイアーバード 90.918   X3W
 
ざっくり言うとポイントに大きな差が出来る所で区切られるべきであるというのが正しい解釈で、そうなると
カテゴリ1:7位(220ptで区切り)
カテゴリ2:13位(180ptで区切り)
カテゴリ3:22位(155ptで区切り)
カテゴリ4:34位(135ptで区切り)
カテゴリ5:42位(120ptで区切り)
カテゴリ6:43位以下
というのが適正な試合グレードとなる。
 
そこで問題になるのが試合形式で、特にある程度からは「地域内のみ」「地域内+地域外」というスケールを当てることになる。
この為試合数を考慮すると「上からカテゴリ・ブロック内は偶数になるように調整する」必要が出る。

カテゴリ  チーム(東西) 試合形式
X1 富士通 パナソニック オービック SEKISUI エレコム神戸 東京ガス ノジマ相模原 胎内Deers リーグ戦×年間2試合
X2 IBM オリエンタルバイオ 富士フイルム 電通 オール三菱 パイレーツ 警視庁 アイレクスゴリラズ アズワン 名古屋 福岡 J-STARS ゴールデンファイターズ 琉球

同地区各1試合、交流戦3試合
春はトーナメントで各地区3試合以上
X3 ブルザイズ TRIAX ラングラーズ ハリケーンズ バーバリアンズ Sony Solidstate ブルーサンダース 横浜ハーバース 横浜ベイクレーンズ BULLS オックス川崎AFC ZERO FIGHTERS オックス川崎AFC   クラブベアーズ リードエフォートエールズ いそのスーパースターズ サイドワインダーズ 広島ホークス 愛知ゴールデンウイングス 大阪ガススカンクス   同地区同一ブロック内1試合
春は同地区内トーナメントで2試合以上

ここに乗らなかったチームはJPFFと合同の「昇格リーグ」に参加し、その上でX3との「入れ替え戦リーグ(各地区下位3チーム以上と昇格リーグ上位2チームが対抗戦を実施し、勝利数で入れ替えを実施しする)」ということにする。

これはⅰ.を実施するに当たり、「運営資金的にチームを維持できなくても、プレーする環境をJPFFと共に模索する」事、トップチームがセカンドチーム(登録人数を絞るため、練習生などが試合経験を持つ為の場としてセカンドチームを持たせたい)を持つにあたりJPFFと関係を強めて、以前のパレスサイドリーグのような存在を作り、社会人プレーヤーが気軽に(安直にとか軽々しく、ではない事に注意)フルスタイルの競技に参加できるようにしたい訳である。

ⅲ.についてだが、現状西日本のX2以下がそうであるように、それぞれの階層ごとに運営は独立すべきである。優先使用会場の確保から審判部の手配、広報に至るまで、独立して運営することで、そのカテゴリを充実させる事に注力してほしいのである。

最後に審判部だが、どの地域も協会も審判の固定化・高齢化が激しい。現在東日本では高校・大学・社会人・JPFFが共通の審判運用をしているが、実際問題チームロースターに登録されている審判が掲載されているチームの方が少ない。
したがって「各チーム2名以上の審判員の供出」および「年間担当義務試合数の設定」を行い、プレミア化した後に自前で審判を調達できるようにする。

これは全て、プレミア化以前に可能な措置である。

その上で

新X3以下はレギュレーションがX1と違っていてよい

という運用(つまりプロ禁止・外国人禁止ですね)を実施すれば良いのである。

わざわざ事業規模で差別化しなくても、参加可能かどうかで判断できる話である。

※というか、8チームだったスーパーをいきなり12チームにしたのが間違いなんだから、元に是正すればいいのである。

手始めに事業規模で差別化はしたのは絶対的に悪手であるという事だけは絶対に曲げない者の意見である。