2023年9月30日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 PentaOcanパイレーツ MP 24 
 品川CCブルザイズ SC 14 
Q TEAM TIME   PLAY  TFP
1 MP 10:32   #1大橋 0Yard Punt Block Ret  #47水村Kick
1 SB 11:36   #92須藤60Yard Run  #38福井Kick
2 MP 6:05   #47水村37Yard FG  
3 MP 10:26   #42草野4Yard Run  #47水村Kick
4 MP 0:48   #42草野 2Yard Run  #47水村Kick
4 SB 7:25   #37石井→#17沖塩3Yard Pass  #38福井Kick
  パイレーツ ブルザイズ
1stDown(Run-Pass-Foul) 8(7-1-0) 8(2-6-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 40-155-2 26-47-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 12-6-0-50-0 29-10-0-128-1
Total(ATT-Yard) 52-205 55-175
反則(Att-Yard) 1-10 5-30
Punt(Att-Yard) 5-169 5-171
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-0-33 2-1-7
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-67-0 5-0-92-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 0-0
攻撃時間 26分31秒 21分29秒

※この試合のレフリーは、X1初の女性審判でした。

両チーム、エースQB不在(パイレーツ#2西澤はスタイルせず、ブルザイズ#3南竹はスタイルするもサイドライン)で控えメインだった訳だが、そこからのアプローチの違いが面白かった。
まずパイレーツは#5松田で試合を通したが、守備のかっちりしたブルザイズのパス守備に苦戦。
元々苦戦を予見していたのだろうか、守備が奮起してブルザイズ#37(登録上は#15)の石井を思ったようにプレーさせない。
結果、最初の得点は守備で相手を前進させなかったパイレーツがパントブロックし、そのボールをエンドゾーンで抑えてTD。
その返しのドライブで一発のランプレーで持って行かれたものの、その後はしっかり相手を押さえ込んだという印象になる。
正直西澤と同じプレーが出来るQBなんてそんなに居るわけでも無く、また故障するわけにも行かない松田を中心とした攻撃は、原則としてランアタックによる消耗戦に切り替えてじわじわと突き放したという事になる。
これが出来るなら、西澤が辛抱強くランをコロール出来るなら、彼の負担軽減に繋がるとは思うんだが……
翻って石井は、時折川島とスイッチするものの後半に向けパスの精度が上がっていき、試合を引き締める事に成功した。
この石井の仕上がりを助ける為にはランアタックの精度を上げる事で、決定機で出ないのはちょっと痛い。ただ、このまま終わることはないだろう。

得点や点差に対して、結構見応えのある試合だったんだけど、どうも集客が……