本年最後のご挨拶

いよいよ2008年も最後となります。(掃除した後動作不安定だったので、年越しでつけておきます)

なお、今年は喪中なので、元旦に挨拶などはしない予定。新年初書き込みは二日の夜か三日の朝ですね。

今年もいろいろありましたが、はっきり言ってしまうなら、アメリカの無策ぶりに世界が振り回された年であります。
多分、この不況は3年待てば何とかなる世界ではなく、グローバル経済の上では対処不能な、おそらくブロック経済による保護貿易が各所で湧き上がるでしょう。
おそらく政権政党が変わろうと変わるまいと不況は変化なく、失業は規模を拡大させることになるでしょう。

一部識者が「農村に失業者を」と言ってますが、そもそも農家野の方々が出稼ぎをせねば食べていけない実態を無視しているのです。
そりゃ大規模農場による超効率型農業経営でもすれば良いのでしょうが、それとて中国産野菜に勝てる筈もなく、ましてや担い手不足の地域は土地が狭く、昔からの土地所有意識の強い地域なのです。やる前から無理と言うなという意見もあるでしょうが、有体に言えば集団耕作放棄地を大規模開発し、省力・効率化を進めたところでなければ農業だけで食っていける筈もなく、抜本的な体制作りまで含めた提案をすべきだと思うのです。
だから、今の識者が偉そうに言っている限りは、未来が無いと言っても良いでしょう。

ガソリンも今年夏には188円していたので、目が点になっていたのですが、30日に給油したときは99円でした。約半分ですよね。2007年4月の価格です。これ以上下がると、異常です(正直110円台が適正だと思うので、すでに現状は異常だとおもうのです)。

アメフトも、撤退チームが増えました。このままでは将来危ない-学生がトップリーグになり、卒業後の受け皿が存在しなくなる-と思います。そろそろ質を見据えた転換期に入るべきなんだと思うのですが、そうならないところ各チームの意識の甘さが情けないほど溢れていると思うのです。これはチームにマネジメント思考を持った運営担当がいて、チームを仕切っている訳ではないという所に帰結するのではないかと(プレーヤー感覚とマネジメント感覚は別物。どちらが優位ということではなく、両方必要なところが片方しかない、と言っているだけなんです)。

通常、「来年は今年よりいい年になりますように」と言ってお別れするべきなんでしょうが、どうしても今年はこう言わざるを得ないようです

来年は、今年より悪い年にならないように

こんなネガティブ思想ではありますが、まあ何とかなるでしょう。というより、なるようにしかならないです。

それでは、良いお年を。