で、試合的には３Ｑ最後のTD以降のライズの得点はある程度無視して評価しないといけない。というのも、3Q終盤以降、ファイニーズはすべて4thギャンブルで攻撃し、3回は失敗してファイニーズ陣で攻撃権を明け渡しているから。

で、なんでこうなったか。

原則、ラン守備に問題があったかと。

宮幸のロングゲインが連発されていたが、その時（見ていた範囲で）多分ＬＢかローバーだと思うのだが、大概一対一の時にウェイトが外サイドに乗ってしまっていて、一瞬のカットバックについて行けないが為に、そこを抜かれると独走になる事が多かった。
単純なオープンプレーはロスさせることもあったので、恐らくこういうキレ（プルアウト含むオフタックルから外に素早く展開するプレーで、DEが処理されている場合の動き）が関西には少ないのではないかと。
結果的に、宮幸に293Yard走られてはフナキがどんなに素晴らしくても、失点は止まらないと言うことで。

※もしかしたら目線のフェイクとか入っていたかもしれない。

じゃあライズ守備が凄かったか、というと、凄くはない（いつも通りという意味）で、その上を行くフナキのボディバランスに驚愕。
いや、ラッシュ来てるのよ。タックルされてるのよ。バランス崩してるのよ。
でも倒れないで動き切っちゃうの。

あれは驚愕だわ。

そこにコース取りの良いレシーバー（#84常包、#13松田）がからむので、パスは迫力があったと思いますよ。問題はランで。もうちょっと楔打てたら面白かっただろうけれど、出なかったからねえ。

実際には前半に攻め込んでいたシーンもあり（インターセプトで終わる）、決して極端に弱かったという事ではないので、今後どう調整してくるかが楽しみ。