2016年10月9日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 0 28 13 7 48
LIXILディアーズ LD   0 17 14 21 51
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 LD 8:54  #14青木19Yard FG☓    
2 IB 0:08  #10末吉15Yard Run   #8小田倉Kick
2 IB 0:54  #27森47Yard Fum.Ret   #11佐藤Kick
2 LD 4:26  #14青木37Yard FG    
2 IB 6:41  #3クラフト2Yard Run   #11佐藤Kick
2 LD 10:14  #9加藤→#18永川8Yard Pass   #14青木Kick
2 IB 10:34  #3クラフト→#81栗原72Yard Pass   #8小田倉Kick
2 LD 11:49  #9加藤→#2中川10Yard Pass   #14青木Kick
3 IB 2:14  #10末吉12Yard Run   #8小田倉Kick☓
3 LD 4:36  #31岡部12Yard Run   #14青木Kick
3 LD 6:27  #9加藤→#11前田25Yard Pass   #14青木Kick
3 IB 7:31  #10末吉25Yard Run   #11佐藤Kick
4 LD 2:57  #9加藤→#7宮本5Yard Pa青木ss   #14青木Kick
4 IB 6:12  #3クラフト→#81栗原1Yard Pass   #8小田倉Kick
4 LD 9:43  #9加藤→#15呉田4Yard Pass   #14青木Kick
4 LD 11:18  #9加藤→#2中川5Yard Pass   #14青木Kick

もうね。ノーガードの打ち合い。そして、魅入られたような展開。スコア見てくれれば言葉はいらないよね、というくらいの、何というか、見ていて「お腹いっぱい椀子そば」状態というか、それこそ「お前ら落ち着け」ですよ。
1QはIBMも#14政本か攻めあぐねたが、両チームパントから入るも、この試合ディアーズは前節封印していたヒッチ等浅いパスをがんがんに出す。翻ってIBM守備は#34ジェームズがいないらしく、それでもインサイドの#2ライキームと#31藤井のプレッシャーが攻撃のリズムを崩し。
で、2Q最初のプレーで末吉のランでTDを奪い、次のプレーでディアーズがパスキャッチ後にファンブルロストしたのをリターンTDしてから、試合が急激にパスハッピー路線に舵を切る。そこで受けて立ったIBMが満を持してクラフトを投入する訳で。
さらにクラフトのランで追加点を挙げたIBM、次のシリーズのディアーズをパントに追い込むも、あろうことかカバーチームがファンブルロスト。そこからディアーズが息を吹き返してTDなんだけど、その返しでいきなり栗原にドッカーンとパスが通り(DBがクラフトの動きにつられたか、フリーにしてしまった)一発TD。その返しの加藤も凄いパスでTD奪って。

3Q最初のドライブはIBMで、これもTDに結び付ける。だか返しのディアーズが止まらなくてTD。この返しのドライブで、クラフトのパスが、カバーを読み違えたが、バスコースに入ったDBがINTして、ここから流れがじわじわとずれてくる。
その後またIBMがTDを取り、ディアーズはパント。この返しを着実に攻めたIBM、4Qに入ってTD狙いのリードパスを投げた所、これもゾーンだと思うのだがレシーバーから横距離のあるDBがパスコースに入ってINT。これをまたTDにつなげたディアーズ、3点差ですよ。しかしクラフトのパスは止まらないで、突き放す訳。

しかしその返しのドライブもパスが止まらないディアーズ、またまた3点差。
その家に返しのドライブで、ポストに投げたパスをまたまたま手前で入ったDBがINT。それをTDにつなげたディアーズが劇的な逆転勝利。

ちなみに、#2ライキームは2回のアンスポーツマンライクコンダクトで出場資格の没収。次節は出られないのかな?

とにかく、自分たちで「落ち着け」と言う事が出来なかった事がIBMの敗因。そういう意味ではスポッターとか観客席とかベンチとか、とにかく「口の汚い」人が多すぎ。それではダレも落ち着かないだろう。折角、春のパールで自信を付けたというのに、自滅しては意味ないし。

それでもね。#21高木不在でもここまで攻め抜けた事は自信に思っていいと思うのさ。

それにしても守備陣は、お互いに相手QBにプレッシャーがかかる前にパスが通ってしまうとこうなるという事を身にしみて欲しいわさ。

 

2016年10月8日富士通スタジアム川崎第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
東京ガス・クリエイターズ TC 7 0 14 7 28
Bullsフットボールクラブ Bu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 TC 7:29  #22尾花3Yard Run   #10金親Kick
2 TC 11:40  #10金親27Yard FG×    
3 TC 0:12  #8徳島60Yard Run   #10金親Kick
3 TC 5:42  #18静谷1Yard Run   #10金親Kick
4 TC 1:05  #14室屋 2Yard Run   #10金親Kick

最後まで諦めずに全力で戦うブルズのすごみというのは、見る者を引きつける何かがある。

あるんだけど、この試合に関して言うならばDLの力不足であったと、もっと言うとDTが相手にサイズ負けしてそこのギャップを突かれた結果こうなった、というべきか。

そこに層を厚くすると、徳島に走られてしまう。

ただ、されでもDTは必死に食い下がるのよ。押し込まれても、必死に他の選手を巻き込むまいとふんばるのよ、それが功を奏して2Qは失点なしだった訳で。もっと失点していても不思議がなかった訳で。

 東京ガスはこの試合の勝利で、残り1勝すればプレーオフ圏内、2勝すれば確定になる。だが、もしエッジの効いたDEがオプションの走路を潰しにかかったなら……そこを乗り越えられる力があるかどうか、特に残り2試合の相手が相手がそういうチームだけに、たいへん興味深い。

2016年10月8日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 7 7 7 7 28
警視庁イーグルス KE 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 MP 9:10  #8田上12Yard Run   #44赤津Kick
2 MP 3:42  #21海島60YArd Fum.Ret   #44赤津Kick
3 MP 6:42  #2西澤12Yard Run   #44赤津Kick
4 MP 11:44  #8田上 7Yard Run   #44赤津Kick

雨対策の準備をしていたので出遅れ、席に着いたときに丁度パイレーツが先制。

すごい雨でした。 いやもう両チーム可哀想になるくらい、いやスタッフが一番可哀想か。

途中、反対サイドのサイドラインにいる選手の背番号がよみとりにくくなるくらい凄い雨で、RaspiNoteが壊れるんじゃないかとビビったくらいでしたよ(それはともかく)

そうなってくると、足場の悪い中でギリギリの戦いをさぞるを得ない警視庁が後手を踏んだというか。特に2QのパイレーツのTDは、FGのスナップが乱れた結果だったから、もし失敗でも蹴れていたら、後半のキャッチアップの際の展開が多少違ったかも知れない。

が、この試合で一番気に入ったシーンはそこらではない。

パイレーツ4Q8:28のプレー、リードを奪っていたパイレーツはランプレー中心の展開でQBが左にスクランブル、何度かパスを投げようとしてからスクランブルでフェイントを入れて、もう先に出られないと思ってサイドラインを自ら割った際のこと、かなりルーズにボールを持っていて、それを見た主将#41蔀がサイドインを駆けながら「ボールちゃんと持てよ!」と怒鳴って活を入れてに行ったシーン。

これ、すごく大切な事で。無意識のうちに腰から下にだらーんとした手でボールを持っていると、なんかの弾みでボールがスッぽ抜けたり、後ろから叩かれたりするので、危険なのである。こういう慢心プレーにすぐさま喝が入るというのは(言われた選手は面白くないかも知れないけれど)とってもとっても重要な姿勢だと思うのである。

残り2試合、パイレーツは全勝すると4勝チーム内での「対戦相手の総勝ち数」で2位以上(ライオンズが東京ガスに勝つと2位、負けると1位)になるので、アズワンと東京ガスが全勝した場合を除きワイルドカード出場。一敗でもしたらアウト。
そういう厳しい中で、こういう自分たちを律する発言は素晴らしいと思う。

2016年10月2日彦根陸上競技場第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
アズワン・ブラックイーグルズ AB 7 21 7 7 42
名古屋サイクロンズ NS 3 0 7 10 10
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 AB 0:14  #11矢部85Yard K.O.R   #1中西Kick
1 NG 5:09  #54山口24yard FG    
2 AB 0:06  #28山上8Yard Run   #1中西Kick
2 AB 5:24  #24沖田2Yard Run   #1中西Kick
2 AB 7:40  #11矢部→#5山本15Yard Pass   #1中西Kick
3 NC 3:11  #9井戸 11yard Run   #54山口Kick
3 AB 9:06  #18立間→#86川畑64Yard Pass   #6浦Kick
4 AB 8:28  #26久野 7Yard Run   #6浦Kick

この日、色々あって暑さにばてて第1試合から見ていたんだけど、ここで激萎え。
試合そのものは愛知ゴールデンウィングスが精度も体力も圧倒していたんだけど中盤でダレて来て、もっとゴールデンウィングス無双になるかと思ったもののそうもならずにひたすらに退屈な試合になってしまった。
そもそも三重ファイアーバード自体が「上に上がる事を強く意識した」チームではなく(いい意味で)フットボールをする事に重きを置いているようなチームなのに対して、前年度X2だった愛知とが、噛み合うはずがない。なのに途中からだれておつきあいしてしまったのでは致し方ない。

さらに滅入ったのが試合進行。
試合開始前にゲームクロックが片側しか動かない。ごちゃごちゃが自分の席の近くであるとなんだか嫌な気分。
さらに片方のチームの装備について審判が注意をした事に監督が噛みつき、審判がスタンドに届くくらいの大声で半ギレで監督を叱りつけるように諭すか、それでも食い下がる監督。
ゲームクロックが試合開始前に、テカッちゃって見えない。記録員と審判団(ゲームクロックはその横で審判が操作。プレークロックはメインスタンドで協会スタッフが操作)がやりとりするもとにかく審判団がいまの位置に拘って時間ばかりが流れていき、結果として反対サイド(東南側)に移動してから、さらに動作確認。
既に片方は選手入場する為に10分以上ゴールポスト下で待機。
プレークロック担当と場内放送担当があきれた声で愚痴をこぼし初め、ついにはゲームクロック担当が周辺の客に聞こえるくらいの大きさで「あと4分なのに何やってんだよ」と吐き捨てる。
試合が始まって1Q残り4分20秒くらいになってあるチームの監督がなにかカンファレンスしたらレフリーがウォータータイムアウトを宣言。しかし、ゲームクロック担当と場内放送の人が「えー、あいつ今ウォーターって言ったけど」と言い始める(従って場内にはウォーターの説明なし)。これは2Qにも続くが、2Qも4分30秒代でウォーター。もし取るなら5分にもっと近いタイミングで入れられた筈なんだが……4Qはウォーター取らないし。
さらに4Qになると終盤にゲームクロックの電源が落ちる(ウォームアップ中の選手が電源ケーブルを踏んだ-3回も落ちた)。

げんなりである。

そんなゲンナリ君な中で始まった試合だったんだが、まあブラックイーグルス攻撃をサイクロンズ守備が止められない。タックルが外されてしまうのだ。
ただし、ここで興味深いのは「ダイアグラム的には止まっている」プレーがいくつもあるのだ。
つまり。サイクロンズのフットボールIQはかなり高いという事になる。

攻撃も決して悪くない。実際これだけの点差になったのは、1つには2Q本目のTDの後に、オンサイドをブラックイーグルスが成功させた事、3Qのバブルスクリーンを止められずにTDを許したことが響いている。また、攻撃も要所でスピードラッシュによるサックを許してしまっているが、それ以外はかなり出来が良かった。
かなりげんなり感を吹き飛ばしてくれるサイクロンズ攻撃陣の奮闘はお見事と言いたかった。

た、だ、し。

体幹と腕力だね、サイクロンズに足りないのは。タックルしても簡単に振りほどかれては意味がない。相手をしっかり引きずり倒す腕力と、相手のぷつかりに負けない芯の強さが必要なんだと思う。

可能なら、ゴールデンウィークに関東トップのチームにトレーナーを短期留学させてもらい、トレーニング方法の改善をしたら、もっと面白いと思うんだよね。

そんなわけで、暑さにやられた上に昼飯くいっばぐれた(いや駅前すぐにコンビニも何もないし、彦根城からコンビニまで歩いて6分くらいかかった上にそこから15分歩いたんだわ。そのうえ場内に売店もなくてね)試合ではあったけれど、結構楽しむことができました。
そもそもこの試合はX1で唯一見たことのないサイクロンズ目当てだったんで、期待以上の出来で満足しました。

なおアズワンに触れていないのは、攻撃が無双状態だったので、これで実力云々と語るのは失礼な気がしたため。前回見た時のエースQB田原も出てなかったし(矢部はとてもいいパサーでしたが)、システム的にはまだまだ何か隠してそうだし、逆にサイクロンズにここま攻められた守備をどう評価していいか悩ましい為。次節のLIXIL戦が一つの評価基準だと思う。

2016年10月1日エキスポラッシュフィールド 第三試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
エレコム神戸ファイニーズ KF 7 0 0 7 14
オール三菱ライオンズ ML 0 7 0 10 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 KF 4:34  #11糟谷42Yard FG×    
1 KF 9:50  #11糟谷→#81酒本4Yard Pass   #11糟谷Kick
2 ML 10:55  #15谷口→#19吉田6Yard Pass   #41谷澤Kick
2 KF 12:00  #11糟谷50Yard FG×    
4 ML 0:06  #28萩原2Yard Run   #41谷澤
4 ML 6:32  #41谷澤18Yard FG    
4 KF 9:27  2#11糟谷→#84常包1Yard Paass   #10仲田 Kick

もうね。途中から頭の中では「ゴーリキショーライ」でじっとて黙って耐えるのみ。予想以上にファイニーズが迫力満点。
※石ノ森章太郎原作の特撮ヒーロー『イナズマン』。超能力を開花させるために主人公が受けた暗示が「幼虫から蛹に、蛹から蝶に」というものだったため、超人化するプロセスで「ゴーリキショーライ」のかけ声と共にやたら頑丈で馬力だけしかないサナギマンに変身し、ひたすら時間を経過するまで雑魚と戦い、時間が来たら「チョーリキショーライ」のかけ声でサナギの殻を爆破してイナズマンが登場する。 ちなみに後半の『イナズマンF』になるとパワーアップに成功して「ゴリーキショーライ・チョーリキショーライ」で一気にイナズマンになる。が、パワーアップツールのセーバーがダサいのよ。

試合はライオンズのリターンで始まる。QBは試合を通して#15谷口。しかし最初から3回でパント。そのリターンのファイニーズは、なんとリターナーがそのままQBに入る。「んなアホな」と思ったものの、試合が進むうちに「納得の選択」と思うようになる。速いし頑丈なんだよ。
まず最初に#87高尾にパス通してから#1ドレイバー(イヤーブックではDBになっていたが、この試合ではRB/SBで登場)のヒッチパス(公式記録ではバックワード扱い)で一気に敵陣30Yardまで侵入する。交代違反で下がったものの#1酒本にパスを通して25Yard。QBキープと#84常包へのパス失敗ではあるが、いきなりFGで先制チャンス。しかしこれを糟屋が失敗してライオンズは事なきを得る。
次のドライブでフォルススタートと無資格捕球者ダウンフィールド(パス失敗だったのでディクライン)と反則をしてしまったライオンズ。守備フロントも堅いぞファイニーズ。
この返しのパントリターンが敵陣48Yardからとなったファイニーズは常包へのパスから#33長谷のランでダウン更新、#20中島、#21稲毛とランを交えつつ常包へのパスでダウン更新。さらに長谷のランで4Yardまで迫るが、かつて「守備だけでご飯三杯いけちゃう」と言わしめた(言ったのは私です)ライオンズ守備が、パス、ラン、ランと釘付けに成功してFGやむなし、かなと思った4thダウンに#81酒本へのパスが決まり(見事なムーブで守備を外した)ファイニーズ先制。

相変わらず3回で攻撃を終えるライオンズ。自陣28Yardからの攻撃で(2ブレー目から2Q)常包へのロングパスで敵陣34Yardまで進むフィニーズだが、ディレーで下がってしまいこれがひびいてパス失敗2回が重なり、結果パント。しかしまたライオンズは攻撃が3回でパント。
なんとここまでダウン更新なし。こんなライオンズ見たことがない。
返しのファイニーズは自陣23Yardからだが、#1ドレイバーへのスクリーンは守備か読み切りロスタックル。だがQBドローで28Yardまて進まれると、パスを試みた際にポケットが潰されたに反応したスクランブルでぬダウン更新。ドロープレーを挟んで#80南本への筈が決まりダウン更新自陣45Yard。ドレイバーのジェットスイープで敵陣に入ると、稲毛のランで44Yardまで進む。しかし次のプレーでラッシュが届いてサック、50Yardまで下がる。
さらに次のプレーで右ロールアウトした糟屋にバックサイドのラッシュが届いてサック、しかもこれをファンブルロストさせ、かつ敵陣35Yardからの攻撃とするライオンズ。
しかし初っぱなにトリッピングで下がってしまうが、そこを#28萩原のオプションピッチで僅かにゲインすると、#7佐伯へのパスが成功し、さらにレイトヒットで敵陣20Yardまで進むと(この試合初のダウン更新!)ファイニーズのタイムアウト明けに#19吉田へのパスが決まり6Yar、最後には吉田へのアウトのパスが決まりTD。

ところがここで残り2分5秒。ファイニーズの2ミニッツ攻撃が炸裂して、というより糟屋がガンガンにスクランブルして、最終的には50YardFG失敗には終わったが、まあ怖い怖い。

後半、最初に糟屋がQBドローをした時、何故かタイムアウトが入り、そこからライズから移籍した#3木下にスイッチし、#33長谷の欄でダウン更新。だが腰から下へのブロックなどがあり一度下がるが#1ドレイバーのジェットスイープで敵陣35YArd。一度木下のQBドローが入って、TD狙いのパスを投げるが、これをライオンズがインターセプト。
ライオンズは乞うチャンスをダウン1回更新で手放してしまうが、守備も噛み合ってきたのか3回でパントに追いやる。
自陣38Yardからの攻撃で、パス失敗も#33鈴木康のランとQBカウンターでダウン更新、#12若林へのパスが決まり敵陣37Yard、#28萩原のオプションピッチで19Yard、谷口のスクランブルで12Yard、#85祖父江(確か今日初ターゲット)へのパス失敗の上で谷口のQBドローでダウン更新2Yard。(ここで3Q終了)
仕上げに萩原のランでTD、ついに突き放す。

さらにこのあとのファイニーズのドライブで、再び糟屋が入ったものの、3回目のパスで#88松島へのパスをDBが手前に入ってINT! 敵陣27Yardまで進むと、ラン主体(一度祖父江に投げた)攻め込むと、最後には1Yard取り切れなかったものの、FGで追加点。
しかししかしここからファイニーズ怒濤の攻撃。自陣28Yard1からの攻撃で松島へのパスが成功してダウン更新すると、#16和田、#89河島、稲毛、高尾へパスを通しさらに常包へのパスがホールディングとなり、6Yard。ここからラン2回の後常包にパスを通してTD。

4Q残り2分半で当然オンサイド。しかし失敗してライオンズが攻撃権を取るが、見事なクロックマネジメントと粘り強い守備の奮闘で、1分18秒残して自陣28Yardからの攻撃権を得たファイニーズ(ただしタイムアウトなし)、常包へのパスはカバーされてカットだが、河島と松島にパスを決めてダウン更新、高尾へのパスは失敗するも、次の高尾へのパスでダウン更新し敵陣48Yard。#16和田へのパスが失敗したが続けて和田にパスを通して36Yardでダウン更新。スパイクを入れて松島へのパス失敗、#80南本へのパスが通って31Yard。
4thダウンギャンブル、残り21秒から。ここで常包への乾坤一擲のパスを投じてTDを狙うが、終盤マークを外さなかったDBが最後のひと伸びでボールをはたき落とし、ファイニーズ万事休す。

ライオンズはエースランナー#25小形が見えず、#27小嶋もあまり出番がなかったあたり、チームとして万全ではなかったのかも知れない。消費時間で10分近い差がつけられていることからも、特に前半は攻撃がほとんど機能していなかったこともあって、守備に負担がかかってしまっていたと思う。
ところが、前半おわりあたりから攻撃にリズムが出て、守備も要所で糟屋にプレッシャーを与えられるようになると、じわじわと来る圧力に対抗して守備もねばれるようになり、終盤に粘りきったあたりで凄い自信になったと思う。

ファイニーズは痛い一敗だが、序盤と終盤のたたみかける迫力には感服する。他のチームも苦戦は必至……おい、次富士通じゃん。やばいよ。

2016年10月1日エキスポラッシュフィールド 第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
パナソニック・インパルス PI 3 7 3 0 13
富士通フロンティアーズ FF 6 0 7 7 20
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 PI 4:53  #11佐伯栄 20Yard FG    
1 FF 5:10  #81中村 99Yard K.O.R   #11西村Kick ×
2 PI 7:11  #33横田1Yard Run   #11佐伯栄Kick
3 PI 5:53  #11佐伯栄 31Yard FG    
3 PI 8:04  #11佐伯栄51Yard FGF×    
3 FF 11:12  #3キャメロン→#17秋山 5Yard Pass   #11西村Kick
4 FF 8:56  #16ニクソン40Yard Fum.Rec   #11西村Kick

 試合は富士通のリターンから。QBは#3キャメロンで、自陣14Yardからの攻撃で、パス3回(うち1回は投げれず自らダウン)であっさりパント。
返しのドライブで#8高田が先発。最初はデュプリーに2回持たせる。2回あわせて5ヤードと、あまり迫力が出ない。しかし続けてのプレーで#15頓花にパスが通り、続いてジェトスイープで45Yaerd走り、いきなり先制のチャンス。しかしデュブリーのランはロス、頓花へのバブルスクリーンは元に戻しただけ、#89小山(だと思うが間違っていたらごめんなさい)へのパスはDBがカット、TDに至らずFG。
ところがリターンで#81中村が一気に持っていて富士通逆転(但しTFP外す)。

返しのドライブでパナソニックは、出だしでフォルススタートしたものの#33横田のラン、頓花へのパス、デュブリーのダイブ、#85大塚へのパスなど(その他#83木下や#80柴田へもパスが通る)色々取り混ぜるのだが(この途中で2Qに入る)敵陣31Yardで一度足踏みし、デュブリーに3回連続持たせた上で(最終的にはギャンブル成功)強引に攻撃を続けるが、富士通#16ニクソンの圧力が最後に物を言い高田をサック、38Yardまで押し戻してパントに追い込む。
富士通も#29ゴードンのランとへゴードンへのパス、キャメロンのキープ、#17秋山へのパスと#81中村#9宜本潤へのパスなど攻め込むが、ホールディングが響いてパント。
返しのパナソニックの攻撃で、2プレー目にデュブリーがオープンプレーでタックルを外し、一気に富士通陣走り込み1Yard。最終的に横田がTDして逆転。
その後両チーム攻撃機会があったものの、富士通は相手守備に阻まれ、パナソニックはホールディングが響き、どにもパントで前半を終える。

後半開始のパナソニックは様子見を含めたのか#18大原をQBにとしてふ送り出すが、ランプレー3回でパント。
しかし富士通のドライブもゴードンや#22岩松への短いパスをに終始してパント。これがパナソニック陣46Yardからの攻撃となり#83木下へのパスで一気に24Yardまで攻め込むが、デュブリーか思ったように走れず、最終的にはFGに終わる。

次の富士通の攻撃の際、自陣25Yardからの攻撃で、キャメロンがリズムをかえるべくQBキープをしたぬものの、次のプレーて#4宜本慎に対して投じたパスをDBが前に入ってINT。富士通陣34Yardからの攻撃隣富士通絶体絶命。横田のランなどで全身を狙うが、高田がサックにあうなどして下げられた上、FGは失敗。
なんとかここで息を吹き返した味通は、まずキャメロンのQBドローで38Yard、続いて岩松へのパスで敵陣46Yard、ゴードンのランと宜本潤のFBダイブ、一回パス失敗するも岩松へのパス、中村へのパスがインターフェアを呼び仕上げは崩れたプレーから秋山へパスが決まり、ここでしあいを振り出しに戻す。

この返しのドライブ(2プレー目から4Q)、デュブリーを使って楔を打つが最初に7Yard出たもののダウン更新には至らずパント。

つぎのドライブから富士通は#12平本にスイッチ(どうも前のドライブでキャメロンが手を痛めたらしい)。平本もゴードン2二回持たせたあと自信のスクランブル、中村へのパスが決まって敵陣25Yardまで進む。このへんでほっとしたものの、ゴードンと#6神山のランで10Yardまで進んだところでもエンドゾーンに走り込んだ!#1強にTDパスを投じた所、追走していたDBが前に入ってINT。タッチバック。

ここでため息が出た上に、途中怪我で下がっていた頓花へのパスが決まって富士通陣45Yard。これはかなりヤバいと思ったとたんにフォルススタート2連発。
デュプリーのランで6Yard前進したものの、次のデュプリーへへのフラットのパスにニクソンが反応してロスタックル。
しかも次のプレーでニクソンが高田をサックして、そのままボールを掻き出した上に押し倒し、さらにボールを拾い上げて独走TD。

残り時間わずかの中で富士通DBが頓花をマークした事でタイミングがずれる、横田へのピッチが乱れてファンブル、ニクソンのラッシュでパス投げれず、最後は頓花のカバーが上手くいきパスカット。こりで時間を流した富士通が勝利。

あまり多くの指摘がないので注意喚起したいのだが、この試合、デュプリーは1プレーを除いて完封状態だった。途中頓花が出なかったときに流れが悪くなっていて時に攻撃で打開できなかったのは、ここに尽きる。
しかも終盤一時期ニクソンを下げていて、ここぞという所で出してきた守備側の采配が大当たりだった、という事だろう。
とはいえあのファンブルリカバーTDはおまけだと思うので、あのままOT迎えていたら、地力の差でパナが勝っていたようにも思う。
富士通ファンとしては幸いにして勝ってしまった、という感じなので、次の対戦でこう上手くいくとは到底思えない。もう一段ギアが上がるような気がしてならないのである。

2016年10月1日エキスポラッシュフィールド 第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
サイドワインダーズ Sw 0 14 0 0 14
ブルザイズ東京 BT 6 8 6 3 23
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 BT 11:20  #13桐原→#7鈴木14Yard Pass   #82中村 Run×
2 Sw 0:25  #11前田→#7木村80Yard Pass   #37坂本Kick
2 BT 0:43  #13桐原→#7鈴木70Yard Pass   #13桐原→#7鈴木Pass
2 Sw 9:52  #11前田→#7木村14Yard Pass   #37坂本Kick
3 BT 3:45  #93長島85Yard Fum.Ret   #82中村Kick×
4 BT 5:29  #82中村38Yard FG    

あれだ、今日のブルザイズの勝因はSAM値がピンチじゃなかったから、とか?
(※通常ブルザイズは応援団としてブラス隊がいて、状況に応じて曲をならす。その中に、アニメ『這いよれ!ニャル子さんW』のオープニング「恋は混沌の隷也(こいはかおすのしもべなり)」がある。この曲のコーラス部分に「SAM値がピンチ」というのがある。ちなみにニャル子さんはクトゥルフ神話をモチーフにした萌えラブコメで、SAM値というのはテーブルトークRPG『クトウルフの呼び声』にあるキャラクターパラメーターの一つで「正気度」と訳す。ちなみにSAM値が0以下になると発狂して入院することになる。この試合にはブラス隊がいなかったので……というネタ。あくまでネタです)

それはさておきコイントスで後半の選択をチョイスしたサイドワインダーズ、リターンはプルザイズ。1Qはお互い攻め手を欠いてパントの蹴り合いになったのだが、11:10に投じたパスを、ブルザイズがインターセプトしてサイドワインダーズ陣14Yardからの攻撃。ここで一発TDとなりブルザイズ先制もTFPのスナップが乱れてキック失敗。
返しのドライブ2プレー目で、スクランブルプレーからのロングパスが決まってあっという間に逆転(実際は一度TFPをブロックされているのだが、オフサイドでチャラ)。
しかししかし、今度はブルザイズが一発ロングパスで再逆転し、2ポイントも成功させる。
この後互いにパントになり少しゲームが落ち着いたところ、サイドワインダーズがパスを通して攻め込み、同点に追いつく。
後半出鼻にいい感じでランパス攻撃で攻め込み、ここでリードを奪うかと思えた3Q3:45、ブルザイズの渾身のパスラッシュがQBサックとなり、しかもファンブル。それを拾い上げて一気にリターンでブルザイズか突き放す。

ここから両者パントの蹴り合いになったものの、4Qに相手を押し込んでいた筈のサイドワインダーズが痛恨のインターセプトを喫して、そこからFGに繋がれて万事窮す。

サイドワインダーズの敗因は、OTが完全にやられている所。ぶっちゃけ取られたのは1回だけだが、見ていてパスラッシュはホールディングの疑いの強いプレー(たいてい相手守備の動きについていけずに、スピンしたりまくろうとしたりするとショルダーパットを正面下から掴みに言っている、ように見える)。だから要所で動きからのパスが慌てたものとなりインターセプトに通じる。また、流れに乗れろうとした所で2回のインターセプトは自滅に近い。

逆にブルザイズはパントが好調で、相手に長居攻撃を強いる事になったのが良い結果となった。

ところで、この試合1Qは普通に進んでいたのだが、2Q6分過ぎにどらちかのチームがタイムアウトを取った際にに、肉声で「ウォータータイムアウトに近い時間帯なので、少しに長めに取ります」と審判が言った途端、レフリーがチームタイムアウトをキャンセルしてウォータータイムアウトに変更。その後3Q4Qはウォータータイムアウトを入れるが、なんとも時間がちぐはぐだった。
そういう取り方をしていいのだろうか? と思ったら、次の試合はウォータータイムアウトなし、翌日の第一試合でまったくちぐはぐな時間にウォータータイムアウトが突然入り(10/2iに触れます)、その時スタンドにいた協会スタッフの苦笑っぷりから異常事態なのではないかと疑念が鎌首もたげてきてしまった。
前述のホールディングくさいのとかと相まって、なんとも嫌ぁあな気分になったので、一応ここで触れておく。

現時点での順位予想(第3節終了時点)

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 6 18  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● 18
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 15  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● 15
3 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 5 21  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● × 15
4 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 4 21  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ × 9
5 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 20  
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● × × 5
6 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 3 17  
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ × 7
7 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 2 27  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● × × 6
8 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 24  
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● × × × 2
9 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 1 22  
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ × × × 2
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 17  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 16  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ × 6
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 14 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ × × 4
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 18 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● × 4
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 14 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● × 3
15 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 2 14  
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● × × 2
16 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 17  
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ × × 0
17 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 14  
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ × × 0
18 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 0 15  
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ × × × 0

S/S(シーズンストレングス) は上段が「対戦相手の総勝星」下段が「勝利相手の総勝星」。
意外だったのはBullsが警視庁に負けた事。ここの力量差はもうすこしBulls有利だと思っていただけに……。

2016年9月25日フロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 0 17 10 0 27
LIXILディアーズ LD  0 6 0 7 13
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 LD 0:55  #14青木34Yard FG    
2 OS 6:07  #49星野42yard FG    
2 LD 7:40  #14青木37Yard FG    
2 OS 754  #18木下98Yard K.O.R   #49星野Kick
2 OS 11:45  #12畑→#86前田7Yard Pass   #49星野Kick
3 OS 0:15  #18木下 86Yard K.O.R   #49星野Kick
3 LD 1:38  #14青木47Yard FG×    
3 OS 6:05  #49星野37Yard FG    
3 OS 10:08  #49星野37Yard FG×(Block)    
4 LD 8:24  #9加藤→#2中川14Yard Pass   #14青木Kick

いい試合でした。はい、いい試合でした。でしたけど……なんとも奥歯に物が挟まったような展開、というか。
まず、そもそもの前提として。リクシルの攻撃は、どちらかと言うとシーガルズの守備に噛み合ってしまっていて、分が悪い。なのでこの試合、正直に言ってシーガルズの攻撃次第で35対17くらいかな、と思っていた。
ぶっちゃけ特典としては木下の2本のキックオフリターンの差、という事になってしまったので、シーガルズ攻撃がまだまだ、という事になる。

最初はディアーズがリターン。これをあっさり止めるシーガルズ。しかしこの返しのドライブで、ニューハイゼルのパスアタックが順調に出たと思ったら、敵陣26Yardで初めてパス失敗すると畑にスイッチし、畑がキーパープレーで進むと、給水タイムを挟んで菅原にスイッチこのパスが、強烈なラッシュを受けて弱くなったところ、レシーバーとの間に入ってカットしようとしていたディアーズの選手が ジャンピングキャッチ。
この返しと次のドライブはお互いにパント。
次のディアーズの攻撃の際に守備側のインターフェア(視線はボールに行っていたが、身体がレシーバーに体当たりしていた事や手がボールに関与せずレシーバーのフェイスマスク付近を叩いている事から、これはアウトでしょう)で前進すると、パス失敗の後ランプレー(2プレー目のの加藤のスクランブルでダウン更新)で前進を図り、ディアーズが先生のFGを決める。
この後のシーガルズの攻撃で、ニューハイゼルのパスがリズム良く決まりだ゜した所でロングパスを投げた所、守備がバスコースに入り込みINT。しかし次の加藤のパスをDLがはたいて塚田がINT。
ここからニューハイゼルが思ったように投げられず、なんとかダウン1回更新するもホールディングで下がってしまいFG。
次のキックオフがなんかあさっての方向に飛んでしまい、自陣43Yardからの攻撃となったディアーズは、ランパス織り交ぜて前進し、FG。
この拮抗した流れを木下のキックオフリターンTDで振り切ったシーガルズ。次のディアーズの攻撃でタイミングが合わずにはじかれたボールをインターセプトして自陣35Yardからの攻撃とし、ニューハイゼルのりパス中心に攻め込み、仕上げは畑のQBキープフェイクからのパスでTD。

で、後半1発目のリターンで木下がリターンTDしたところまでが、シーガルズ攻撃のハイライト。
返しのリターンで前田にシーガルズ陣25Yardまで行かれ(FG失敗)、返しのドライブも途中から畑のキープ(これが良く出たのは事実だが)で前進してFGを決めるがなんかモヤモヤ。
この返しのドライブでギャンブル失敗したディアーズに対して一気にロングパスで石人深くに攻め込むも、FGブロックで追加点取れず。
最終的には中川へのTDは取られたんだが、守り切ったシーガルズの勝ち。

ただし、気になったのは2点。

1つはシーガルズの組み立て。最近カレッジでははやりなのか、QBをコロコロ変えるの。どうも上手くいってない気がしてならない。まあ、これはいい。完成度が上がればいいんだから、さ。

2つめは、ディアーズの攻撃の手数だ。もともとディアーズの得意プレーに「ヒッチやバブルスクリーンを早いタイミングで多用する」というのがある。実はシーガルズのDEが早くて高くて腕が長いので、よくひっかかるのは事実だ。以前、カップの縁でBJがもぎ取った事があったと記憶している。
それを踏まえてなのか、それともシーガルズの守備が選択させない守り方をしたのか、あるいは故意にプレーを伏せたのかは不明なんだけど、そういう「広げるプレー」がほぼ無かったのが、非情にモヤモヤするのである。
……もしかして、プレーオフに向けて隠したのかな?

今日の川崎

いやいや、今日は凄い天気でした。

試合開始前です。水が浮いてます。

ベンチサイドはもっと酷い。
これが試合中になると、以下のようになります。

ところが、試合終了してから第2試合までの間には。

薄日が差すんだもの。この後雨は止みました。水はけが良いので、浮いていた水は途中でほぼ消滅。
来週の大阪は、もうちょっといいコンディションで迎えたいものです。

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