遠くへ行きたい’12夏(4)7/16松江市内

さて、電鉄大社に戻り、今度は出雲市へ移動。

でも大社は式年遷宮で仮社だったんですわ。

で。

乗換駅で見た、南海塗装車両(一畑電鉄では、購入した車両の一部を、元の塗装にする企画を実施しているのです)。
のんびりワンマンで、電鉄出雲市へ。そこからJR出雲市に移動して特急で松江に戻る。

次に目指すは堀川遊覧。
風が気持ちよかったですよ。

推移の関係で、かがまないと通れない橋の下とかあったりして。
で、この遊覧船の終点が松江城前。
この川、松江城の堀な訳で。

松江城。なんか途中に忍者さんいたんですが、写真撮るの忘れて。帰りにはもういなかったんです。
さすが忍者さん。ニンニン。

で、この後ホテルに帰って読書。『絆回廊 新宿鮫Ⅹ』読了。

遠くへ行きたい’12夏(3)7/16出雲大社とか

(今回は写真の圧縮率を変えませんので、もしかしたら表示が重いかも。)


宍道湖の朝です。

さて、朝起きてちょっと早いからと思って、今日のプランを考えた訳です。
・トロッコ列車が運転していたらそっち
・したてなかったら出雲大社近郊。一畑電鉄完乗してから車で移動
……おおなんてアバウト。

ところが、朝8時にJR松江駅に着いてみれば(ちなみに、ホテルの裏が一畑電鉄の松江しんじ湖温泉駅。そこからバスで大回りして10分強かな)、売店締まってるし観光案内所締まってるし、そもそもトロッコ列車のパンフがないっ
※後に、改札内にあることが判明。

……これではアキマヘン。
今度は松江駅から一畑電鉄に向かうバスが判らず。結果、徒歩30分かけて到達したら、電車行った後。
ところが、そこで時刻表を見ると「急行 出雲大社号」というのが走っているのであった。

この車両、実は京王の古い車両を持ってきたんですよね。元々3ドアだったのかな?一枚扉の。くぼたさんが幼稚園に上がる前、千歳烏山に住んでいた頃に走っていた冷房車両ですよ。
ちなみに中は転換クロスシートになってました(しかも、片側二人がけ片側一人がけ)。

まあ本当は一畑薬師にも行きたかったけど、降りると一時間待ちですから(この急行の後20分後に各駅が来るのだが)あきらめて大社まで。

そこにモハニ50形が展示されていたのですが、くぼたさんは中井貴一ではない(映画でモハニ50形を運転するのです)ので省略。
カメラ胸にぶら下げて歩いているとお上りさん扱いされてしまいまして(そろそろバッテリーのへたりが見えてきたコニカミノルタのDiMAGE A200なんで、立派なカメラに見えるんでしょうね)、いきなり地元テレビ局の取材と思われるのにひっかかり。ちょうど一の鳥居からの参道を、特に電鉄大社あたりから石畳風に改装したんですわな。それについて聞かれました(でもぶっちゃけ、似たようなのは善光寺さんとかもあるでなあ)。
さらにその後二の鳥居直前で観光タクシーにひっつかまりました。

このおっちゃんが観光協会の役員さんらしく、初っぱなからハイテンションで。
「ほらここが竹内まりやの実家ですよ写真撮られたらよろしい」
で始まり、色々解説してくれるんですな。

その中から、出雲阿国の墓。
 


日御碕神社。
本当は遊覧船に乗りたかったのですが、この日は海が濁っていた為お休み。

日御碕灯台。ここ、中昇ったんです。階段きつかったです。蒸し風呂です。

岬の近くにある、海に落ち込んでいるところ。絶対ここで船越英一郎とか片平なぎさが「奥さん、あなただったんですね」って言っているに違いない(笑)

で、タクシーの運ちゃんにお願いして連れて行ってもらったのが、旧JR大社駅。

道曲がったときに突然現れたこの衝撃。迫力凄いですよ。

という訳で本日の前半です。写真貼りすぎたので、後半は別投稿で。

遠くへ行きたい’12夏(2)7/15 松江へ

それにしても、今回はとにかく宿の選択枝が狭かった。JTBナイスギフトの使える宿で、一人で泊まれる場所の少ないこと!(但し温泉宿に限る)。それでとにかく宿の選定をして、いざ出発!

事前にコースを調べた上で、所要時間を算出すると「10時間半くらい」と出たので、朝8時少し前に出発。
ルートは「現住所」→「東名川崎」→「新東名」→「名神」→「中国」→「米子自動車道」→「山陰自動車道」

ぶっちゃけー、この日はひたすら運転してました。特にイベントもなく、18時45分頃にチェックイン出来ました。

ので、写真類何もなし。

では実際に走ったときの感想をつらつらと。あんま長くしないからね。

まず東名川崎。あっという間に渋滞突入。この渋滞は大和バス停付近から始まっていた。
さらに東名御殿場出口からの渋滞もある。

覚悟していたので、ここは渋滞イライラ撃退用品として「リラックスパイポ」。

かりかりこりこり噛んでいると、イライラから気がそがれるのですわ。

さて新東名。一応全SA入ったんですが。
なんですかこれ。
正直、SAについて言うと、従来では駄目な理由が判らない。PAはいいですが、SAはガッカリ。詳細は最終日に。

ちなみに。まったくプリウスの燃費計が伸びません。0クリアしてスタートして、だいたい22.1くらいでした。
これは新東名のSA出口直後に急な上り坂が続いた事が遠因だと思います。

なお、満タンでスタートした筈ですが、松江まで持たず、色々逡巡したけれど不測の事態を避けるため、勝央SAで給油。頑張れば松江ですっからかんという事でも行けたかもしれないが、怖いのでやめ。

食べ物的に言うと、SAの焼き物コーナーが、だいたい名古屋圏を境に練り物になるというのが驚き。豚串・牛串・鳥串、唐揚げなど大半が名古屋圏から先にない。ってか、そもそもじゃがべーがどこにもない!
さらに衝撃なのは、こちらから向かうと「富士宮やきそば」「蒜山やきそば」に出会えない!という衝撃の事実。とくに蒜山SAで食べられないのは、そりゃないだろうである。
なお、こちらから向かっていく新東名には串焼きがほとんどないってか、喰いたい感じがしない。ソフトクリームもね。
結果としてお昼は浜松SAで「洋食屋のハヤシライス」。入っているのもうどん屋はあるが蕎麦がないってどうよ。
正直、旅グルメとしては不満たらたら。

あ、旅グルメと旅行グルメは違うのよ。

旅と旅行が違うようにね。
そこの語感を無視して言いやすさで「旅グルメ」とか降っちゃうテレビのバラエティが不見識なんですからね。
(まあニュアンス的なところが強いので、「だから何?」とか言われちゃうとそれでおしまいなのだが)。
この件については、新東名SA感想と併せて、最終日に。

お宿はホテル一畑。この日は宍道湖の日没を撮影できず(着いたときには駐車できなかった為)。
外に出るのも面倒(というか繁華街から遠い)という事で、食事は全部ホテルのレストラン。
では初日終了です。

遠くへ行きたい’12夏(1)何故に出かけるか

えー、実は今年、去年貰えなかった永年勤続の記念品(表彰自体は昨年受けていた)として、20万円相当のギフト券と、7日間の有給休暇を貰ったんです。ちなみに7日間は7営業日だから、まとめて取れば通常11日間の連休(ゴールデンウイークとか年末年始と組み合わせればもっと、となるけれど)になります。
あ、勤続20年でした。

で、ちょっと特殊な事情があって、くぼたさん12月から部署が変わる予定なんですってか現在籍は新所属で、現所属布瀬所の業務事情で11月末までは現業務を行う事になっているんですわ。
※これは会社が公示しているので事細かに書いてもいいのですが、個別の事情から会社名がバレたくないので一応8月に予定しているサーバダウン後に、出来ればその後の事情の変化もあると思うので、何事もなければ12月になってから書く事もあると思うし、書かずに済ませたいなあ。

その異動先の部署に、永年勤続が3人いるもんで、そこの課長から「悪いけれど、現所属にいるうちに永年勤続休暇は消化してよ」と言われました。
ところが、くぼたさんの仕事に「月3回、経理に提出する書類」だったり「時期的に回収予算を出す」仕事があったりするので、とにかくまとめた休みが取れない。

そこで、今回この7月の三連休に休みを絡め、また8月に一部消化するという形で休みを取ることにしました。
一応言っておきます。この計画は5月に上司の許諾を得ています。

ところが、1週間前になってあれこれ仕事が割り込んでくる。途中ではっきり先方課長さんには言いましたよ。
「じゃあ俺はいつ永年勤続の休み入れられるの。毎月の仕事なのに直前に締め切りが決まるのはおかしくないか」
とかさ。
「ここで取らす事が出来ないなら、そもそも管理職として永年勤続のあり方について会社に意見具申すべきだろ」
とかさ。

……まあ、休みあけてから怖いですよ。色々言われそうですから。(なので、21日は休日出勤して状況探ってきます)

まあそれはいいです。

さて、それで今回どこに行こうか迷ったんです。

元々乗り鉄なくぼたさん、行ったことがないのが山陰地方(山陽は九州行くときに通過したので、本当は陰陽連絡区間全域行った事がないのだが、そこはさたておき)。また定点訪問したい場所として「岡山の、横溝正史記念館のあたり」とか「象潟」とかあるんです。
でも、今回ちょっと言えない理由で「車で遠距離移動になれておかないといけない」という判断と、夏の盛りであることと、もらったクーポン券の使えるところというので色々迷ったのです。

結果、象潟はクーポン券が使えずアウト。岡山は「巡・金田一耕助の小径」イベントで行きたいと思うので今回はパス(確か秋のイベントだよね?)。
そこで、出雲大社近郊+鳥取砂丘というコンビで決定。
飛行機なり電車で移動して現地でレンタカー、という手もあったのですが、今回は「事故っても自分が不愉快になるだけだし、前述の通り長距離乗れる体験をしておきたい」という事で、東京から車で移動という事になりました。

なお、今回は「翌日の日付で、前日の行動を書く」ことにします。

すーっかりサボっておりますです

サボっていた原因は、ゲームやってたからです。

ってか、6月末に色々しゃべっていいことになったんですが、その関連で色々煮詰まりかかりまして、逃避してました。

さらに、来週は勤続20年休暇をもらって、松江・鳥取近辺に旅行します。

という訳で、旅先からアップ出来ればいいなあと思いつつ、車で行くのは無謀かなあと悩む今日この頃でした。

油断しました

いえ、26・27の観戦時に日焼けしまして。

その為肌が痛くて眠れないとか、いろいろあったか関係で、観戦記遅れてます。

※皮膚がヤワなので、すぐ赤くなります。数日はひどいでしょう。

でもちゃんと書くつもりです。

そう、ちゃんと、起きていた範囲では……

……だって、クローバーの花が満開で、ピクニックシートご自由にって言われて一人で一枚使っちゃうとゴロンと横になれて、そうなるともうクローバーと芝が最適なクッションになって、ねえ。
なんか天使が駆け回って(小さなお子様が試合に関係なく遊んでいて)綺麗な天女が舞い踊って(選手関係のお姉さんとか、明らかに選書の奥さんとおぼしき人とかが近くを通過して)、ああ天国ぅ……

すみません、試合の行く末見えた時点で寝不足解消の為のヨガの眠り(特撮ヒーロー「レインボーマン」で主人公が超人的な活動をする代償として肉体が石のような状態で仮死化する状態となる事)に突入してしまいました。

気持ちよかったあぁぁぁぁ

その代償で手の甲がとんでもない状態になりました。

うおっと、報告忘れてました帰ってきました。

ははははは、疲れててすーっかり忘れてました。

ちょっとばかり、会津に温泉でのーんびりしたくて行って参りました。

書く日付毎に何か書くようにしますはい。

ただ、最終日に思い立って仙台まで足を伸ばし(松島遊覧+牛タン喰いに。松島って、東北本線で通過しただけなんだよね)たのですが、その日の朝にあの関越道の痛ましい事故が起きてしまいました。

個人的な意見ですが、長距離で格安で時間が変わらないってのは、正直言って自己責任の範疇だと思います。
鉄道のように何重にもフェールセーフ計っていながら事故したら、そりゃ鉄道会社の責任ですが、こんなことを言っては失礼ですけど、「安かろう悪かろう」だと思いますから。

ですから、正直に今回被害に遭われた方のご冥福をお祈りしますが、だからといってバス会社の責任を問うつもりはサラサラありません。
考えれば判るでしょうに。設備も時間も差が無くて料金だけが違うって事は、どういう事かって。

※ことさら大げさに報道するマスコミの姿勢が嫌なんです。既に行政で議論されて結論が出ていたにも関わらず、囲み記事以下の扱いでさらっと流してきた民放の姿勢が許せないのですよ。

ですから、正直に申し上げれば「安全と保証は金で買え」と言っておきます。
少なくともディズニーランドで一日楽しみたければ、東京近郊に宿を取って前泊しなさいって事です。
くぼたさんは、夜行列車なくなってから、絶対前泊主義です。車で深夜にすっ飛ばすなら、絶対仮眠が前提です。帰りが遅くなったなら別ですが、自分が運転する人なら判るはずだし、それを指摘するのが家族の勤めな筈。

事故が防げなかったかどうかは別として、被害者にならずに済む方法は、あった筈です。

※金沢発についてのみ、寝台列車のの廃止と紐づける報道をするのもどうかと。寝台列車が廃止された理由が格安高速道路ツアーバスにあるのに、「廃止されて拍車がかかる」とか言うマスコミの痴的水準(誤変換に非ず)はどうしたものか。

ええっと、ただ死ななくて済んだ命が散ってしまう事だけは、何らかの対策によって回避して欲しいなあと切に願うのであります。

連休前半で湿っぽくて申し訳ないですが、判で押した内容を垂れ流すワイドショー以下民放の痴的水準にあきれ果てた次第です。

遠くへ行きたい ’12春(3)

最終日は快晴でしたが、朝のニュースでバスの事故が(この件についての主観的な意見は4/30参照のこと)。

気をつけないと、と背筋を伸ばして今日の日程を再検討。
・チェックアウトぎりぎりまで読書して、あとはそのまま帰る。
・さっさと出て松島で観光。
の二択。というのも、松島って行ったことがないのよ。仙石線も乗ったことがない。
軽く逡巡して、松島行き決定。ついでにお昼も牛タン定食で決まりである。

まず、くぼたさんと東方方面の関係。
・中二の夏、一筆書き旅行で上野-北上-秋田-新潟-柏崎-直江津-大宮 というルートで旅行。
この時、台風直撃なのに夜行で出かけて、大幅に遅れた上に仙台の車庫に拉致られる(当然ながらこの当時は牛タン定食なんぞ知りもしない)。リトライ時に初めて松島海岸を遠望。
・中三の春休み。友達と卒業旅行(三陸鉄道全通前にそのへんを乗りつぶし、その上で途中で友達と別れて秋田から新潟に出て上越新幹線で帰る)。
・大学時代に北海道ワイドの行程で、何度か通過。ただし行きも帰りも日が落ちてから。
・就職後、祖父が死んで介護の手が離れた母の希望により、八幡平・小岩井、盛岡・花巻、青森・奥入瀬など数回訪問。
・アメフトで現ユアスタに3回(仙台グリーンボウル、第1回東日本王座決定戦、鹿島のオープン戦)。

だから松島には一度しっかり行っておきたかった訳です。というのも、いつか夏休みに稲葉が映える象潟へ行き、芭蕉が行った「松島は笑うがごとし、象潟は恨むがごとし」という景色に思いをはせるのですよ。緑の海に浮かぶ小島。ああチャリで廻って昔島だったと思われる丘でお昼寝して井上陽水の「少年時代」がエンドレスで脳内にかかって……
はっ、いかんいんか。そこまでドリームしちゃ駄目だって。

ところが、震災報道とかいろいろ見ていると、どうしても松島より上、石巻の方まで行く勇気がない。
そこで仕方ないので、湾内一週の方で行こうと(湾内一週は塩竃発着。松島からは塩竃行きが出ている)。

で、仙台には11時に到着。昼には早いのでさっさと遊覧船乗り場に。

でもね。「津波はここまで来ました」っての見ちゃうと、どうしてもねえ。ちょっとメランコリックになるなあ。
俺なんかがこんなところで遊んでいていいのかなあ。ろくに仙台にお金落としてないしねえ。

という訳で、遊覧船に乗ったんですけど、ここで大ちょんぼ。カメラ忘れました。
もうすこし心の整理がついたら(メランコリーにならないくらい心の整理が出来たら)もう一度行きます!

帰りにインター近くの牛タン屋(チェーン店ですな)に寄って牛タン定食にありついたのが午後2時。

あとは流れが悪くなっても関係なく、ひたすらに家に帰るだけでした。

ちなみに家に帰ったのは夜9時ちょっと前。

翌日一日お休みして体調を整え、5/1出勤したときにはもう綺麗さっぱり心が洗われておりましたので、業務には影響が出ませんでした。

遠くへ行きたい ’12春(2)

翌朝。目が覚めてホテルから猪苗代方面を見ると。

遠くに猪苗代湖。ちなみに湖面には急激な温度変化で霞がかかっています。

これはご機嫌。
さて、本日の目的は、まず五色沼完全制覇。実は猫魔ホテル側から最初のところで、昔断念したんで。

ところが、ホテルから裏磐梯に抜けるところは残雪がすごくて。

途中の展望台から山並みを見ましたがしっかり雪が残っていまして。
路肩を雪解け水が流れていくんですよ。
その結果、今回入り口とした毘沙門沼のところでは

 この有様。周回道路はぬかるみが激しく、あえなく断念。

そこで仕方なくあきらめて、会津若松まで車を走らせる。
今度は目的として「さざえ堂」。篠田真由美の短編で触れられていた「らせん構造のお堂」というやつです。
すると、猪苗代湖沿岸は桜のさの字もなかったのに、若松になると一気に満開。
近くに本陣跡とか石部桜とかあったそうなんですが、駐車場がわからずパス。実はさざえ堂も一回スルーしてしまいました(白虎隊自決の地、の最寄りのお土産屋さんの駐車場に入れれば良いそうです。石部桜はその前らしいですが、まあ万家庭の桜に満足しちゃって行くの忘れました)
で、お堂はこうでした。

もうね。桜満開。すごくてビックリだ。構造は「あ、そうなの」だったけど。

その後、渋滞をもろともせずに会津若松の鶴ヶ城まで行きました。ええ、城の内堀沿いに車道が設定されていて、そのまま石垣沿いに桜満開の中を徐行していくというおいしさ。
その結果、駐車場に入るのに時間かかりましたけど、こんなん撮れました。

もう公園内は花見でごったがえしてましたけど、とにかく凄かったよ桜が。石垣の上を歩くともう桜、桜、桜で。

いやー、ホント偶然とはいえいいもん見せてもらいました。

で、こっから駐車場抜けるのに1時間近くかかって、そこから喜多方まてラーメン喰いに行って(ただ、入ったお店では普通の味でした。もっと下調べしようかな。ただ喜多方入った時点で2時だったし)、そこから宿に戻りました。

宿は前日と打って変わって客が多かったです。

で、この日は有栖川有栖『高原のフーダニット』読了。ってか、この旅行ではこの2冊しか読めなかった。

遠くへ行きたい ’12春(1)

なぜ出かけたくなったかというのはき、細かいことはまだ会社が公示していないのでかけないのだけれど、とにかくそのせいで、5月中旬までみっちりあった仕事が突然なくなった訳ですわ。
はっきりいっちゃえば、ここまで苦心惨憺事業部長が替わったことでなんとか軌道に乗り始めた基幹システムの更新(ただし情シスの横暴ともいえる非常に中途半端な仕切りというか横やりで、認識がグラグラになって「5月一杯とにかく平行入力して、8月までの四半期で調整しちゃえばいいや。どうせ部員のレベルからしても本番で指示指導しないとやってくれないし、理解する気もないから体で覚えるしか手がないから」というところが落としどころなのに、「全然できてない」と事業部長に報告しちゃったからなんだけどさ)新任役員の鶴の一声で、導入中止になっちゃったんですわ。

いや、その判断の是非が問題ではなくて、限界ギリギリまで追い込まれていた(かつそれでモチベーションを維持していた)くぼたさんは、目の前真っ白あーんど真っ暗状態になってしまったのですよ。スケジュールが崩壊して、もう何をやっていいかさっぱり算段つかなくなっちゃったのよ。

このままでは壊れる。実にやばい。

そういう状態になったので、「一度心をリセットしたくなった」のですよ。

本当は3泊くらいしたかったんですけど、うちの職場は5/1~2は出勤でね。休むとそこはそこで自分の月例の仕事がつらくなるのがわかっていたので、振替休日を1日取って、4/27~29で旅行しようと。
どっかの温泉でぼーっとして本でも読んでいればいいさ。
と思って車で行ける北から順番に見ていったんですけど、どうしても28日晩がよろしくない。
奥入瀬が希望の部屋が取れず、蔵王もだめ。
やっぱり一人旅は厳しいなあ、と思っていたところで偶然「磐梯山温泉ホテル」をめっけました。

ここでツインのシングルユースをチョイスして、いざ出陣となりました。

さて、今回は車でダラダラというのもあるんですが、北に行くなら是非とも仙台の牛タン定食を喰いたいなあということで、初日に余裕があれば仙台まで行って、返す足で三春の滝桜行って、とか思っていたんですが。

出鼻でずっこけました。
首都高で事故があったらしく、渋滞が中央道に。 予定なら9時前にあっさり抜けられるはずの東京を抜けたのが、10時半超えてました。

おおお、おのれ何者かが邪悪に。
さらに雨風強くなり、スピードに乗れない。

なお、今までくぼたさんの東北道最北は古河近辺でした。ですからそこから先の所要時間がさーっぱり読めません。
かなり無理矢理な運転をしたのですが(お陰で燃費はさーっぱり伸びません)、どうあがいてもお昼を仙台で食べるのは無理な情勢に。
それでもすっ飛ばしていると、白河あたりで景色が一変。
そう、桜前線に追いついたのですよ。

そこで、あきらめて三春の滝桜へ直行しました。

ちょうどこの日満開だったんです。

天気が悪いのもあったんですが、ちょっと隙間が多く感じられて、あんまり迫力感じなかったというのが本音です。
晴れていればもっと白く輝いて綺麗だったんでしょうけど。

さて、滝桜を満喫した後は、のーんびりとホテルへ。結局午後3時半に投宿。

この日は客がほとんどいなくて、湯船は貸し切り状態でした。

が、逆に食事時が寂しくてねえ。

という訳で、この日はその後『マインド・イーター』を読んで終わり。