2023年9月24日富士通スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 22  21  14  60 
 胎内ディアーズ TD
Q TEAM TIME   PLAY  TFP
1 FF 1:52   #18高木→#4グラント67Yard Pass  #13高津佐→#87福住Pass
1 FF 8:29   #18高木→#19小梶22Yard Pass  #5納所Kick
1 TD 10:06   $14青木50Yard FG×  
1 FF 10:56   #18高木→#11木村58Yard Pass  #5納所Kick
2 FF 3:36   #18高木→#81中村19Yard Pass  #5納所Kick
2 FF 9:02   #18高木→#85松井18Yard Pass  #5納所Kick
2 FF 11:14   #18高木→#4グラント8Yard Pass  #5納所Kick
3 FF 0:14   #11木村94Yard K.O.R  #5納所Kick
3 FF 6:58   #15野沢→#25坂本7Yard Pass  #5納所Kick
4 TD  0:52   #14青木22Yard FG  
4 FF  6:19  #5納所50YardFG  
  富士通 ディアーズ
1stDown(Run-Pass-Foul) 23(6-15-2) 7(4-3-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 20-117-0 29-62-0
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 27-22-1-354-7 22-11-0-68-0
Total(ATT-Yard) 47-471 51-130
反則(Att-Yard) 2-15 2-15
Punt(Att-Yard) 1-37 8-290
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 3-1-18 1-0-4
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-1-129-0 6-0-87-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 22分8秒 25分52秒

いやー、圧倒。
攻守供に、ディアーズ為す術なく(厳密にはいいプレーもあったんだけど)轟沈。
攻守に色々課題が……課題ばっかりが出てしまった訳で、選手の層の薄さ、特にレシーバーが育たないジレンマ。守備もパスにプレッシャーがかからない歯がゆさが溢れてましたな。

富士通はどうしても相手の出来が良くなくて1本目が無双しがちだけど、特にこの試合は2本目の若手レシーバーが目立ったという印象。チーム内競争が適切に行われていて好循環になっている証拠だ。

ディアーズは次節のエレコム神戸戦が一つの山場でしょうな。

2023年9月24日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 東京ガス・クリエイターズ TC 21 
 パナソニック・インパルス PI 28 
Q TEAM TIME   PLAY  TFP
1 PI 3:07   #8石内→#88木戸 13Yard Pass  #11佐伯Kick
1 TC 8:12   #18若林→#19カナワイ19Yard Pass  #7高橋Kick
1 PI 9:18   #11佐伯50Yard FG×  
2 TC 0:29   #4カウラナ68Yard Int.Ret  #7高橋Kick
2 PI 8:06   #11佐伯32Yard FG×  
2 PI 11:11   #8石内→#80レイモンド13Yard Pass  #11佐伯Kick
3 PI 5:30   #8石内→#42立川4Yard Pass  #11佐伯Kick
4 TC  1;46   #15平澤? 24Yard Punt Bloc Ret  #7高橋Kick
4 PI 8:08   #42立川38Yard Run  #11佐伯Kick
  東京ガス パナソニック
1stDown(Run-Pass-Foul) 7(3-4-0) 20(10-9-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 21-30-0 37-202-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 22-11-1-99-1 29-12-2-165-3
Total(ATT-Yard) 43-129 66-367
反則(Att-Yard) 3-15 3-10
Punt(Att-Yard) 6-261 2-44
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-32 5-0-26
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 3-0-48-0 4-0-120-0
Fumble(Att-Lost) 1-0 1-1
攻撃時間 22分1秒 25分59秒

帰宅してスタッツを見てギョッとしてしまうのだが、スタッツの差を感じさせない好ゲームだった。
こうなった原因は、パナソニックのパス成功率を見れば一目瞭然で、前節あのライズ相手に投げまくったチームとは思えないこの成績である。
これは、東京ガスの守備プランによるものだ。つまり「パスターゲットを完全にカバーしてQBが投げあぐねている間に、守備フロントのプレッシャーで相手のパスを封じてしまう・サックしてしまう」というもの。これ、逆にラン守備のサポートを棄てていたので、最初のランが止められないと好き勝手されてしまう(それが後半顕著になるんだけど)というリスクを背負ったプレーコールだったんだけど、これが大当たり。
特に2Q冒頭のインターセプトリターンはその象徴で、その後浅いゾーンには投げられない、深い所で縦に切るパスが投げられない(カンバックしてDBをセパレートすると通る)。時間がかかると外国人を軸にプレッシャーがかかり石内が動かされてしまう、等。
これ飲料とガルズが採用したらどうすんだろ。

残念だったのが攻撃で、まあ元々サイズ負けしている中で色々トライしていたし、若松がQBドローなどで前半は要所でゲインしていたんだけど、後半対策されちゃうとどうしようもなくて。打つ手がなくなって自沈してしまった感じは凄いある。
もう一つ軸になる何かがあれば良かったのだろうが……。

最後のパントの時、パナソニックがパンターの位置を深くしていた(多分5~ヤード下げた)ので、ブロック行くなリターンカバー入れーと思っていたけど、一度ブロック成功させていたから果敢に飛び込んでしまって、間に合わないのに飛び上がってカットしようとしたものの失敗し、そのままパンターにフライングボディーアタックかましてラフィンザキッカー取られた所がそうなんだけど、イケイケが過ぎて火傷してしまったという最後だった。
せっかく若いバックフィールドが揃ってきたのだから、OLのスタミナ付けようよ。

……でもライズ戦とか、もっとやっちゃってくれそうな東京ガスに、期待値大。