なんて日だ!

昨日、横浜スタジアムに向かっていたときのこと。

そもそも3試合なので、帰りが楽になるようにと車で移動。

稲城から向かうには、中央道から首都高に出て中央環状線(山手トンネル)抜けて湾岸線から狩場線経由で横羽線というのが最短だったんですな。

快調に流れていて、湾岸環八で10時ちょい前。このまま行けば10時半には入れるなあと思った途端にカーナビが「この先、接触事故のため、2車線帰省中です」。

そこから、事故現場(トンネル出口付近)まで1時間かかりましたよ。

ええ、規制のかけ方に問題ありなんですが(ルール上は適切なんでしょうが、もっと手前で左車線に規制かけないと、現場付近で一気に1車線になるのは苦しい)、まあなんとか抜けた訳です。

でまた、そこからリカバリー計ってスピード出してしたら、パトカーに呼び止められまして。

はい、スピード違反で切符切られました。

トホホでございます。(この件については言い訳は致しません。悪いのはスピード出しすぎた私なんですから)

その結果、第1試合2Q中盤に入場でございますわよ。何が起きているのかさっぱり判りません。

さらに、もうなんて言うか、ガラノ宜しくない客が第1・第2試合にいやがりまして。何度「うっせえ」と叫ぼうとしたか。

もう、全く、なんて日だ!

2016年11月12日横浜スタジアム第三試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
LIXILディアーズ LD 0 6 3 7 16
IBM Big Blue IB 7 14 9 7 37
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 3:39  #11佐藤52YardFG☓    
1 IB 11:27  #3クラフト→#81栗原6Yard Pass   #11佐藤Kick
2 IB 2;09  #3クラフト→#10末吉2Yard Pass   #8小田倉Kick
2 LD 2:16  #11前田98Yard K.O.R   #14青木Kick☓(Block)
2 IB 11:56  #3クラフト→#10末吉6Yard Pass   #11佐藤Kick
3 IB 2:21  #3クラフト→#40スタントン1Yard Pass   #11佐藤Kick☓(Block)
3 IB 5:05  #8小田倉23Yard FG    
3 LD 8;07  #14青木32Yard FG    
4 IB 5:47  #14政本68Yard Run   #8小田倉Kick
4 LD 7:31  #9加糖→#18永川19Yard Pass   #14青木Kick

年に3試合も同じカードかあれば、研究されてしまう上に怪我人などの戦力不均衡が発生して、こうなる。
正直今期改革の悪い面が出たという所でもある。

ぶっちゃけ話、IBMの守備外国人が二人揃うという結果に対してディアーズは宮本が復帰ならず。

その中でやはりIBMのキッキングを含めた(プーチキックを多用してリターンさせない。唯一前田のキックオフリターンだけが失敗戦略だった)ゲーム戦略がお見事と言うほかなく、特にディアーズ守備をしっかり研究してドライブする所はお見事と言う他なかった。

まあ、そういう試合です。ある意味攻撃のハーフタイムアジャストは成功したが、守備のハーフタイムアジャストは出来なかった、という事です。

2016年11月12日横浜スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
富士通フロンティアーズ FF 0 22 0 20 42
アサヒ飲料チャレンジャーズ AC 0 0 0 6 6
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 FF 0:05  #33高口3Yard Run   #11西村Kick
2 FF 4:41  #3キャメロン→#81中村 4Yard Pass   #11西村Kick ×
2 FF 4:56  #34樋田 18Yard Int.Ret   #4宜本Run☓
2 FF 11:00  #11西村29Yard FG    
4 FF 2:21  #33高口53Yard Run   #11西村Kick☓
4 FF 5:08  #20高野橋36Yard Run   #11西村Kick
4 FF 6:07  #40アディヤミ60Yard Int.Ret(INTは#53?)   #11西村Kick
4 AC 11:11  #14原口→#88河田6Yard Pass   #17影山Kick☓

※富士通2つのINTは公式記録に揃えました。

結果的には「守備のスタミナ」が差となって現れた試合で、と同時に控えの層という問題を考えさせるものだった。

ぶっちゃけ、飲料#9ロジャーズの使い方とQB育成、富士通RBの控えについて、だ。

その前に試合の根幹をざっと話してしまえばこうだ。「飲料守備がロジャースのブリッツを使ってプレッシャーをかけるが、ランとミドルパスで散らされて失点」「守備はレシーバーが守備をはがせないしランは出ないし四方八方ふさがった前半にインターセプトで失点」「プレー的にも時間的にも富士通のいいようにコントロール」「終盤に富士通守備がスタミナ切れのいつもの展開」という事で。

まず序盤富士通は#3キャメロンが長めのパスで(失敗してもいいので、これでDBとの能力差とDLのプレッシャーを計ったのだと思う)攻めるが失敗でパント。飲料は#2加納が出て#44川淵のダイブと#9ロジャースへのヒッチパスでダウン更新するも、原口のラン、原口から#85古財へのパス失敗、#22佃のランが出ずにパント。
この返しで最初にロングパスを失敗したものの#22岩松へのクイックパスからのランアフターで敵陣に入る。しかしこのドライブ#9ロジャースがサックで仕留めてパント。

……はい、ここで違和感に気付いた人、正解。この日、攻撃では2割くらいの回数、守備では8割、キックカバーチームとリターンチームとキックブロックチームの全プレーに、ロジャースが出ていた訳なんですよ。
この使いかで、もう少し彼のスタミナを温存できなかったか、というのが疑問点。切り札としてパスレシーバーに使っていたのだが、パスプロが持たないという事もあって記録は最初のヒッチパスのみ。もし前半に出番をもう少し押さえて、後半に攻撃メインで使ったら、と思った訳ですよ。

富士通の先制は、この返しの飲料の攻撃がパントになった後で、ゴードンのランを2本入れてからのQBスクランブルでダウン更新し、敵陣33Yardに入ってからのロングパス、DBにダブルカバーされていた#81中村がインターセプトを避けるようにチップアウトしたボールが相手選手とのからみの中で中村の手の中に入りキャッチしたスーパープレーから、最後はタンデム出場していた#33高口が先制ラン。

返しのドライブはパントに追いやった富士通は、高口とゴードンのラン、キャメロンのQBカウンター、中村へのパス2連発で攻め込むと、ホールディングがあったものの中村へのパス、高口へのラン、中村へのパスで追加点。ただこのドライブでゴードンが負傷。

この後前半は富士通が高口のランを起点に責め立てFG。
後半になるとランプレーと相手反則で攻め上がった飲料が痛恨のインターセプトで攻撃権放棄。さらにここで加納が負傷退場。
次のドライブをあっさりパントに追いやった飲料は#14原口がクイックパスで活路を見いだす、結局敵陣7Yardギャンブル失敗。
次のドライブは互いにパント(で4Q)。とにかくロングゲインのない飲料に対してキャメロンのキープと強へのパスでダウン更新した富士通は高口の左オプションピッチで一発ドカンと追加点。さらに原口のパスをインターセプトして得た攻撃で#22高野橋が左オフタックルをバウンズアウトして抜け出し独走TD。
さらに次のドライブでポストパターンのパスをLBが前に入ってINT。左に流れて詰まったところでアディヤミにピッチバックし、アディヤミがリターンTD(なのでアディヤミの公式記録に回数0回でリターンヤードが出ている)。

このあとキャッチアップした飲料がやっとの事でTDをするが万事休す。

ちなみに、2回TFPがブロックされてますか、どちらもロジャースによる。また1回ホールド失敗しているが、これはいつものホルダーが負傷した事が影響している。
また、2回目のTFPブロックにしてスタンドで理解できてない人が居たので解説。
キックブロックはスクリメージラインをボールが超えない場合はファンブルと一緒。従ってリターンして相手エンドゾーンに持ち込むと得点になる。これがフィールドゴールの場合はリカバーした地点からの攻撃となるが、TFPの場合はデッドした所で次のキックオフに移行する。
従ってこの場合、キックブロックされたボールを確保した飲料の選手がニーダウンしていないまま他の選手にボールを回し、密集から抜け出してラテラルを複数回した上で、最後にタックルを受けてボールデッドとなったので、TFPがそこで終了。次のキックオフに移行する。

さて、富士通はこの試合前半でRBゴードンを負傷で失った。ベテラン神山と金がいるものの、ここでは新人高口を起用し続けた。恐らく、今後来るであろう強力なライン戦の中で、無理なく時間消費が出来るRBの交代枠を探しているのだと思う。
昔のランブロックとスキームが違うのだろう、インサイドのゾーンブロックからのRB個人能力に賭けたカットバックは、逆に選手が怪我しやすいという点もあり、恐らくキャメロンの信頼がないのだと思う。従って昨年は人に強い#32後藤(まだ怪我で万全ではないらしい)の負荷が上がったし高野橋も万全ではない。
その中で高口に経験を積ませることが出来たのは幸運だったと思う。

逆にエースQB加納を怪我で欠いた飲料は、原口が奮戦した。しかし、動きながらのパスの精度であったり、ロングパスの精度だったり、まだまだ課題がある。現状の攻撃ラインでは外国人選手のプレッシャーには勝てないので、早めの克服してほしいものである。

2016年11月12日横浜スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 0 6 15 14 35
エレコム神戸ファイニーズ KF 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 OS 0:17  #49星野 47Yard FG    
2 OS 10:36  #49星野 34Yard FG    
3 OS 4:45  #43望月 1Yard Run   #12畑Run
3 OS 6:07  #15ニューハイゼル→#43望月 4Yard Pass   #49星野Kick
4 OS 1:35  #6菅原→#7池井30Yard Pass   #49星野Kick
4 OS 2:37  #6菅原→#7池井40Yard Pass   #49星野Kick

試合途中からの観戦だったので(理由については後ほど)今ひとつ流れに乗れない中で観戦で、しかも自分の右斜め後ろの方に非情に柄の悪い輩がおりまして。アルコール入っているのかどうかは定かではないものの、非情に口が悪い上に無知さらけ出しすぎ。イラッとしたまま最後まで我慢してました。
※いちおー、無知な点。ウォームアップエリアが独立して存在しない場合、チームエリアを外れたサイドラインで4Qからウオームアップして良い。その為に3Q後半から次の試合の選手がチームエリア後方を通行しているのだが、それに対して野次ること野次ること。そのヤジがチームのファンに向けて放たれた物にも取れるので、私の周囲は一瞬険悪な空気になったよ。最も次の試合の関係者も空気読んでないで試合中に空席確認したりするから余計に空気が悪くなる。お互いにもうちょい考えられないかねえ。

 試合的には、前半ニューハイゼル好みのスタイルのまま無理矢理プレーしている感が強く、それが相手の守備にマッチングしちゃってニューハイゼルのパフォーマンスだけではどう解決しようもなく、プレーコーラーが全く助けてあげていないという感じでプレーが進む訳で。
結果論ではあるけれど、NCAAのパスハッピー型ビストルセットそのままやっても日本のラインやレシーバー全体が追いついてないという事なんだろうけど。

後半、畑のキーププレーを軸にドライブすると、そこで守備側が迷ったようではあるが、何しろ勢いが出たシーガルズに対して木下や糟谷が奮闘するもライン戦で負けていた関係上キャッチアップの前に無理なパスが増えてしまう。3Qの初TDの次のプレーでインターセプトさらたのもそうだったし、4Q冒頭のTDの次のドライブでもそう。
これは関西特有傾向かも知れないが、パナソニック以外のDLにここまでの強力さがないという事なのかも知れない。

とにかく、これで如実になった事はオービック攻撃は「ニューハイゼル相手の場合、今年に限っては先制してたたみかけた方が有利」「畑の時はQBドローを警戒したスパイを配置」で暫く追い詰めれば、いずれはボロが出るという事なのでは。但し、守備に関しては今まで同等というか例年以上に厳しい事は事実なので。

駄目だこの人

引き続き「週刊TURNOVER」における中村多聞氏のコラム

駄目だ、あかん。

この人、自分が外様の雇われである事和理解できてない。

そもそも、外国人を連れてくることの課題と問題は、オンワード・オークスの時代から「日本人を見下す」事については言われ続けてきた。
連れてくるときにきちんとそこを理解させることが肝心だという事も判ってた筈だ。

それを、まだシーズンの試合がある時に、こうやって公にしちゃう?

これって明確な運営批判だよね。

※この人は以前このコラムで現役当時のシルバースターの内部暴露してた。関係者が現役の場合、言ったらどうなるか理解できないんだろうか。

結果としてこの人が一番の爆弾火薬庫。

自分が気持ちよく指導したいなら、高校なり下位校の大学や地域リーグの指導者になれば宜しいのです。
飲食店やりながらなら、東京でない方がいい。九州とか東北とかあるでしょうに。

お山の大将が何言っても意味ないでしょ。

とはいえ、ライズはここまで言われたら彼を残すか解雇するかは別として、抜本的な改革が必要でしょうね。改善できないと新しく入団する人が居なくなるよ。

第6節の結果を踏まえて

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 19  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● ○34-0● ○17-10● 18
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 15  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● ○24-23● ○20-14● 15
3 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 5 19  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ ○24-17● ○33-31● 13
4 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 4 20  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● ○51-0● ●31-33○ 9
5 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 22 SS1-0
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ ●23-24○ ○13-7● 6
6 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 3 17 IB0-1
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● ●10-12○ ○38-8● 6
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 25 飲料1-0
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ ●0-34○ ●14-20○ 3
8 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 2 21 神戸0-1
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ ○12-10● ●7-17○ 5
9 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 27  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ ●17-24○ ●10-17○ 3
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 17  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● ○44-17● ○23-18● 11
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 15  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● ●0-51○ ○24-21● 6
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 14 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● ●17-44○ ●8-38○ 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 18 東ガ0-1
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● ○27-0● ●18-23○ 4
15 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 2 14 警視1-0
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ ●7-10○ ○14-13● 3
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 2 15 名古0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ ○28-13 ●13-14○ 2
16 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 17 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ ●0-27○ ○13-3● 1
17 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 15 名古1-1
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ ○10-7● ●21-24○ 2
18 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 14 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● ●13-28● ●3-13○ 1

※この時点でのアズワンーサイドワインダーズの得点記載は仮(公式が掲載されていないので) です。

この結果を受けてX Leagueのフェイスブックで配信があり、ワイルドカードとクォーターファイナルについて、以下の通りとなりました。

間違いが無ければ
ワイルドカード 11/5 王子
 10:45 エレコム神戸 対 アズワン
 13:00 アサヒ飲料 対 オール三菱
クォーターファイナル 11/12横浜
 11:00 オービック 対 エレコムとアズワンの勝者
 14:00 富士通 対 アサヒ飲料とオール三菱の勝者
 17:00 LIXIL 対 IBM
クォーターファイナル 11/13万博陸上
 12:00 パナソニック 対 アサヒビール
また、セミファイナル西日本の会場がヤンマースタジアム長居に変更されています(多分セレッソのJ2昇格プレーオフの可能性の為)。

……ちょっと待てや。
WCとQFに関する予備スケジュールに関する記載、どこにもないやろ。
あの書き方なら、「西日本のチームがいたら西開催が原則」になるでしょうに。いつから「西が上位なら西で」とかになってんねん。
WC見に行けないだろうが関東人は。
QFなんざ1試合だったら行かないよ(お金の問題もありますが、この時期関西は秋観光のトップシーズンなので、宿もや夜行バスも予約いれづらい。ギリギリりまで待って予約をするのはマジ無理ですから)。
俺いろんな人に「オービックが万博」って言っちゃったよ(関係者の皆様、まことに申し訳ありませんでした)。
→夜行バスの予約はキャンセルしました。QFでのこの結果は費用対効果が薄い為。

本当にファン大事にしとるん? こうなる可能性くらい考えてるん? この後Super-Battle入れ替え戦だってあるんでしょ。西の場合アズワンと飲料が負けたらプレーオフするの? 東野場合オール三菱負けたら入れ替え戦すんの? なんか場当たりに見えるんだけどさあ。ぶつぶつ。
(29日第2試合と30日の観戦記は、このダメージが大きいので、一日時間をおきます。)

2016年10月30日相模原ギオンスタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
ノジマ相模原ライズ SR 0 0 7 3 10
富士通フロンティアーズ FF2 9 0 0 8 17
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 FF 2:34  #3キャメロン→#9宜本 4Yard Pass   #11西村Kick☓
1 FF 5:40  #11西村25Yard FG    
2 FF 8:47  #11西村41Yard FG☓    
3 SR 3:00  #98ガードナー1Yard Run   #8出澤Kick
4 SR 0:51  #8出澤32Yard FG    
4 FF 11:38  #29ゴードン13Yard Run   #3キャメロン→#1強Pass

まー、一つだけ言えることは、ライズは新システムの犠牲になったと言うべきか。というより、多分これはチームマネジメントの失敗だよね。
このチームの最大の弱点はOLで、ついでレシーバー。最重要補強ポイントはOLかTE/HB。ここ数年それは判っていなくてはならないはずのポイントだった。
しかし、何故かQBとWRをセットで獲得した。
結果、公式には9サック、実際はパス崩れのプレーを入れたら三倍くらいのパスラッシュによるタックルを受ける結果になった。
OL登録の選手が9人いるが、ルーキー2人と40超2人、これで本当に良いのだろうか? 

レシーバーにしてもそう。シーズン中に臨時RBコーチにけっちょんけっちょんに言われる(シーズン中にメディアの自分のコラムで言ってしまう中村多聞が一番いけない事は当然なのだが。っかてかこの人何の役にも立ててない訳で、エース2枚が負傷退場してもこの人は何の責任も負わない訳でしょ。ラン攻撃が改善したわけでもないのに何を上から目線で言い放つかなあ。言っている事は決して間違っていないが、指導者としては最低の行為である。オフシーズンにいうならまだしも)マークを外せないレシーバー陣たるや、20傑に3人しか名前が出ず成功したパスの7割がその3人、いやさ6割を上位2人で占めている。リクシルは5人、オービックは6人だぜ。しかも均等なんだよね。
結局、チームの補強・改善ポイントと打ち出した対策がかみあってないって事。

言っちゃあ悪いけれど、今の日本のパス守備に対して、日本のQBでは駄目な理由はないんだよね。外国人QBを連れてきて、周りが成長するというならいいけれど、8月合流だとしたら、今シーズンにそれが適うはずがない。少なくとも春シーズンにスタッフとして合流させてとか、そういう事していかないと無理だよね。その上でラインから改善していかないと。

他にも問題は沢山ある。たとえば4Q最後の所。実際タイムアウトの数を考えるなら、キャメロンがQBドローしてライズ陣15Yardに来た時、残り時間56秒だったんだけど、タイムアウト入れるのに時間かかって38秒にタイムアウトが入っている。しかも次のゴードンの時には速攻タイムアウト。おいおい、20秒近く損しただろうが。その20秒がラストドライブにどれだけ影響与えたか判ってる?さらにここで時間を残すために敢えて得点させるという戦略に出たんだけど、さっきのタイムアウトと併せて、30秒は無駄にしている。
もしFGブロックに行くならキャメロンに走らせては駄目。走らせた時点で即タイムアウト入れて、点を取らせる方向に舵を切らせば良かった。
あの場面、クレバーならゴードンも1ヤードでダウンして時計流してFGでも良かったのだが、そもそも1回ブロックしているライズが心理的なプレッシャーを与えていてTD狙いにさせたのである、同じ事を2度目のタイムアウトの時の指示でやっても良かったかもしれないのだ。

とまれ、結果論は結果論だ。こうなったのは仕方が無い。3-4位順位決定戦で生き残ることに賭けるしかない。

ところで富士通だが、前半ガンガンにプレッシャーをかけていた守備が、後半押し込めなくなっていた。他チームはしっかり押し込んでいたのだから、こが気になるのだけれど。

 

2016年10月29日横浜スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オール三菱ライオンズ ML 7 7 3 6 23
明治安田ペンタオーシャンパイレーツ MP 0 3 0 15 18
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 ML 4:01  #28萩原 5Yard Run   #87若松Kick
2 MP 3:01  #44赤津 32Yard FG    
2 ML 10:17  #28萩原66Yard Run   #87若松Kick
3 ML 4:51  #41谷澤25Yard FG    
4 MP 0:05  #44赤津25Yard FG    
4 MP 2:23  #33若島 1Yard Run   #2西澤Run×
4 MP 5:39  #2西澤→#80高橋15Yard Pass   #2西澤→#8田上Pass×
4 ML 9:23  #33鈴木4Yard Run   #15谷口→#85祖父江Pass×

いやもう、パイレーツは、初戦の結果一択だったよね。この試合、もう後半の身震いするような守備が、ねえ。
最初のリターンはライオンズ。QBは試合を通して#15谷口。ランとパス使い分け、特にパスで左右に投げ分けてテンポ良く攻めて先制。
返しのパイレーツ。QBは#2西澤で、なんとエースQBの#8田上がSEにセット。もしかしたら前節負傷したのかも知れないが、それと同時に縦に上がるスピードがチーム内でもトップ(QBキープの切れ味はさすが) なので、秘蔵の一手だったのかも知れないが。しかし最初は3回でパント。

自陣26Yardからの攻撃となったライオンズは、途中「フェイスマスクに連続して手を当てる」パーソナルファウルを取られた上でフォルススタートをを犯し、自陣19Yardまで下げられてしまう。ここをラン3回(最後は谷口のQBドロー)で43Yardまで挽回するも6Yard足りず、パントに。ここで谷口がパンターをしている事で必殺のパントフェイキープ。これでダウン更新。
ランプレーを挟んで#85祖父江にパスを通すとそのままゲインした、と思ったらタックルを受けてファンブル、これをパイレーツがリカバー。自陣35Yardからの攻撃に繋げる。
最初にバス失敗するも#33若島のラン、#86紅屋へのパスでダウン更新すると、西澤のスクランブルを挟み#44赤津へのバスで敵陣に侵入、田上へのバブルスクリーンで31Yardまで進むと#22木村のドローで22Yard。(ここから2Q)しかしここからライオンズ守備が堅く1ヤードを取り切れずに4thギャンブルに。ここを若島のパワーダイブで更新に成功する。だが、そこから先が進めず赤津のFGで追撃する。
この返しのドライブ、自陣37Yardからの攻撃となったライオンズは#33鈴木のダイブ、谷口のオプションキープで50Yardまで来るも、両外からスピードラッシュが来て#41蔀がサック。だが続いて#12若林へのパスを決めて敵陣49Yardまで進むと、またしても谷口がオプションキープで34Yardまで進みダウン更新。
しかし、である。次のプレーで#85祖父江へのパスがタイミングが合わず祖父江がはじいた所、マークしていたLBが見事にINTしリターン、パイレーツ陣40Yardまで戻す。
このチャンスをものに出来ずパントとなったパイレーツ、オプションで谷口をマークするとRBに回されるとしいう事で3回連続ラン。ショートヤードが残ったところで全選手スクリメージ配置したパイレーツは、ダイブフレーで一線を抜かれると止めることが適わず、そしてライオンズはこの重苦しい展開を一度楽にする、多分予想外のTDで(前提ではFG止まりでよしだったと思う)突き放す。

3Qは最初にパイレーツがパントに終わると、ライオンズはラン主体で攻め込み、FG。
この返しのドライブで、赤津へのパスと西澤のドローを軸にぐいぐいと進むと、4Q最初にFG。
えっ?と思うでしょ。実は3Qはこの3ドライブしかなかったの! 自陣35Yardからなりふり構わない西澤のキーププレーと、どうしてかそこがポッカリあいてしまう赤津LBゾーンへのパスと、この二つを軸にジワジワとリズムを掴んで7分しっかり時間を使ってボディブロー打ちまくったの!

そして、ここからパイレーツがはじける。
最初はダイブでゲインせず、次のパスは左に流れてのパスだが失敗。さらに次のプレーではスピードラッシュが入り、#41蔀がパスをディフレクトし、これをDLが押さえて敵陣30Yardからの攻撃にしてしまう。
これを最初に田上へのヒッチスクリーン、若島へのスイングと浅めのパスを見せて、田上へのリードパスがストライクで1Yardまで進み、最後は若島がねじ込んで追加点。
ここでTFPで2ポイントを選択したパイレーツだが、ポケットムーブ中に西澤が味方選手の足にひっかかて転倒して失敗。

しかししかしこんな所で終わらないパイレーツ。
次の歌詞のドライブも、パスでムキになって攻めてしまって、#1斉藤へのパスで敵陣42Yard入るも次のプレーで谷口がサックされ、倒れる前に無理投げ(捨てようとした?)がパイレーツLBにどストライクでライオンズ陣33Yardまで進むと、このフレー終了時になんとライオンズがアンネセサリーラフネス。一気に下がって18Yard。これを3プレーできっちり仕留めたパイレーツはTDで遂に1点リード。
TFPは2ポイントを狙うも失敗(個人的には! あれは!守備の! レシーバーホールディングであったと! 断固主張する!)

だが、ここでライオンズは冷静になった、のだと思う。軸に据えたのはオプション。DEがコンテインしている時に、ピッチマンらもQBにも行けず、どっちつかずになった所を谷口が、そしてプレーが読みづらくなったところで鈴木のランで、パイレーツの守備を間延びさせてしまった、結果としてTDで再逆転となる。

結果論で言うと、パイレーツには毎年「ディープに釣るレシーバー」不在が響く。この試合も、不思議と赤津が空くのだが、それ以外はDBにべったり付かれて西澤が投げあぐねている事が何度も見受けられた。結果として動くことに時間が取られてパスが投げられない事態になる。
別にスピードの問題ではない。相手を「はがす」動き、例えばシルバースターの#83林が見せる緩急のフェイントなど、レシーバーが鍛えればもっともっと強くなれるポイントはある筈なのね。そこが整備できたら、道は開くと思うんだよね。

ライオンズは4Q、相手の守備に飲まれていた。よく逆転されてからここまで我に帰れたものだと感嘆する。やはりエレコムに勝った事は相当な自信になったのだろう。

※この時点では、パイレーツは翌日のアズワンが負ければワイルドカードの目が合ったのだが。やはり自力で取りに行けるように頑張ろうね!

2016年10月29日横浜スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
Bullsフットボールクラブ Bu 0 0 6 7 13
ブルザイズ東京 BT 3 0 0 0 3
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 BT 5:28  #15藤野25Yard FG    
1 Bu 8:56  #14畑木47Yard FG×    
3 Bu 3:37  #1猿渡6Yard Run   #6藤原→? Pass×
4 Bu 11:33  #6藤原→#19森 27Yard Pass   #14畑木Kick

試合に関して言うと、まあ「しおしお」な試合で、どっちも困ったときのQBキープが要所で決まって前進するものの、反則だったりでリズムを悪くするだけで。
ハーフタイムアジャストに成功したブルズが東日本最下位決定戦を制したという所、なんだけど、評価に困る試合でした。

それよりも強く訴えたいのがブルズ側のハーフタイム。キッズチアが出てきてずーーーーーーっとハーフタイム中なんかやっていたんだけど、ハーフタイム計時が0になっても何かやろうとしている進行の手際の悪さは「許しがたい」失態でありますな。
当然、ブルザイズ側にまるかぶり。事前に申し合わせていたとしても、かなり失礼。
ってかさ、残り2分で演目終わらせるべきでしょ。 
お遊戯の発表会ではない、という事を肝に銘じておくべき。

ちなみに私がマッチコミッサリーだったら、来年1年間の出禁くらいはいいますけどね。

第5節の結果を受けて

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 6 18  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● ○20-13● ○34-0● 17
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 16  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● ○35-0● ○24-23● 16
3 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 5 19  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ ○52-48● ○51-0● 13
4 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 4 20  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● ●13-20○ ○24-17● 9
5 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 23 SS1-0
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● ●48-52○ ●23-24○ 6
6 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 3 18 IBM0-1
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ ○29-26● ●10-12○ 7
7 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 24 飲料1-0
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● ●14-17○ ●0-34○ × 3
8 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 2 19 神戸0-1
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ ●0-35○ ○12-10● 4
9 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 1 27  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● ●26-29○ ●17-24○ 3
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 18  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ ○17-14● ○44-17● 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 13  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ ○42-10● ●0-51○ 4
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 14 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ ○28-0● ●17-44○ 5
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 19 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● ○28-0● ○27-0● × 5
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 14 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● ●0-28○ ○28-13 3
15 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 18 ブルザ1-0
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ ●0-28○ ●0-27○ 1
16 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 1 16 ブルズ0-1
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ ○23-14● ●13-28● × 1
17 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 1 15 サイ1-1
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● ●10-42○ ●7-10○ × 1
18 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 13 名古1-1
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ ●14-23○ ○10-7● × 1

いやー。まさかシルバーが飲料に負けるとは……

これによりSuper9の地殻変動がとんでもないことに。
現時点で1~4位が富士通・オービック(負けても3位以内)・LIXIL・パナソニックで確定。IBMと飲料は直接対決の結果で勝利した方が5位。シルバースターは東京ガスに勝てば6位。ライズは負けた時点で9位。
それ以外て最もややこしいパターンが
ライズ○IIBM○(飲料×)エレコム×シルバースター× の場合。これ、直接対決が煩雑すぎで訳がわかりません。S/Sのみで見たら5位以下はIBM・ライズ・エレコム・SS・飲料。
ライズ○飲料○(IBM×)エレコム×シルバースター× の場合。S/Sのみで行くと飲料・ライズ・IBM・エレコム・SS
さらにこの場合はシーガルズ1位で富士通4位。
なお最終節に下位チームが全部勝つと、SSとライズの直接対決でライズ9位確定。

んでもって結論から言うと、あまりややこしく考える必要は無くて、予想通りでいいのではないかと。

このまま行くと……
11/5
 アミノ アサヒ飲料 対 オール三菱(1)
 王子 エレコム神戸 対 アズワン(2)
※順位決定戦を兼ねて飲料対アズワンの可能性もあるが、素直に組むとこうなる。

11/12 横浜
 富士通 対 (1)の勝者(3)
 LIXIL 対 アサヒビール(4)
11/13 万博
 オービック 対 (2)の勝者(5)
 パナソニック 対 IBM(6)

11/26 富士通 or 11/27キンチョウ
 (3)の勝者 対 (6)の勝者
11/27 富士通
 (5)の勝者 対 (4)の勝者