遠くへ行きたい ’12春(1)

なぜ出かけたくなったかというのはき、細かいことはまだ会社が公示していないのでかけないのだけれど、とにかくそのせいで、5月中旬までみっちりあった仕事が突然なくなった訳ですわ。
はっきりいっちゃえば、ここまで苦心惨憺事業部長が替わったことでなんとか軌道に乗り始めた基幹システムの更新(ただし情シスの横暴ともいえる非常に中途半端な仕切りというか横やりで、認識がグラグラになって「5月一杯とにかく平行入力して、8月までの四半期で調整しちゃえばいいや。どうせ部員のレベルからしても本番で指示指導しないとやってくれないし、理解する気もないから体で覚えるしか手がないから」というところが落としどころなのに、「全然できてない」と事業部長に報告しちゃったからなんだけどさ)新任役員の鶴の一声で、導入中止になっちゃったんですわ。

いや、その判断の是非が問題ではなくて、限界ギリギリまで追い込まれていた(かつそれでモチベーションを維持していた)くぼたさんは、目の前真っ白あーんど真っ暗状態になってしまったのですよ。スケジュールが崩壊して、もう何をやっていいかさっぱり算段つかなくなっちゃったのよ。

このままでは壊れる。実にやばい。

そういう状態になったので、「一度心をリセットしたくなった」のですよ。

本当は3泊くらいしたかったんですけど、うちの職場は5/1~2は出勤でね。休むとそこはそこで自分の月例の仕事がつらくなるのがわかっていたので、振替休日を1日取って、4/27~29で旅行しようと。
どっかの温泉でぼーっとして本でも読んでいればいいさ。
と思って車で行ける北から順番に見ていったんですけど、どうしても28日晩がよろしくない。
奥入瀬が希望の部屋が取れず、蔵王もだめ。
やっぱり一人旅は厳しいなあ、と思っていたところで偶然「磐梯山温泉ホテル」をめっけました。

ここでツインのシングルユースをチョイスして、いざ出陣となりました。

さて、今回は車でダラダラというのもあるんですが、北に行くなら是非とも仙台の牛タン定食を喰いたいなあということで、初日に余裕があれば仙台まで行って、返す足で三春の滝桜行って、とか思っていたんですが。

出鼻でずっこけました。
首都高で事故があったらしく、渋滞が中央道に。 予定なら9時前にあっさり抜けられるはずの東京を抜けたのが、10時半超えてました。

おおお、おのれ何者かが邪悪に。
さらに雨風強くなり、スピードに乗れない。

なお、今までくぼたさんの東北道最北は古河近辺でした。ですからそこから先の所要時間がさーっぱり読めません。
かなり無理矢理な運転をしたのですが(お陰で燃費はさーっぱり伸びません)、どうあがいてもお昼を仙台で食べるのは無理な情勢に。
それでもすっ飛ばしていると、白河あたりで景色が一変。
そう、桜前線に追いついたのですよ。

そこで、あきらめて三春の滝桜へ直行しました。

ちょうどこの日満開だったんです。

天気が悪いのもあったんですが、ちょっと隙間が多く感じられて、あんまり迫力感じなかったというのが本音です。
晴れていればもっと白く輝いて綺麗だったんでしょうけど。

さて、滝桜を満喫した後は、のーんびりとホテルへ。結局午後3時半に投宿。

この日は客がほとんどいなくて、湯船は貸し切り状態でした。

が、逆に食事時が寂しくてねえ。

という訳で、この日はその後『マインド・イーター』を読んで終わり。