遠くへ行きたい ’12春(2)

翌朝。目が覚めてホテルから猪苗代方面を見ると。

遠くに猪苗代湖。ちなみに湖面には急激な温度変化で霞がかかっています。

これはご機嫌。
さて、本日の目的は、まず五色沼完全制覇。実は猫魔ホテル側から最初のところで、昔断念したんで。

ところが、ホテルから裏磐梯に抜けるところは残雪がすごくて。

途中の展望台から山並みを見ましたがしっかり雪が残っていまして。
路肩を雪解け水が流れていくんですよ。
その結果、今回入り口とした毘沙門沼のところでは

 この有様。周回道路はぬかるみが激しく、あえなく断念。

そこで仕方なくあきらめて、会津若松まで車を走らせる。
今度は目的として「さざえ堂」。篠田真由美の短編で触れられていた「らせん構造のお堂」というやつです。
すると、猪苗代湖沿岸は桜のさの字もなかったのに、若松になると一気に満開。
近くに本陣跡とか石部桜とかあったそうなんですが、駐車場がわからずパス。実はさざえ堂も一回スルーしてしまいました(白虎隊自決の地、の最寄りのお土産屋さんの駐車場に入れれば良いそうです。石部桜はその前らしいですが、まあ万家庭の桜に満足しちゃって行くの忘れました)
で、お堂はこうでした。

もうね。桜満開。すごくてビックリだ。構造は「あ、そうなの」だったけど。

その後、渋滞をもろともせずに会津若松の鶴ヶ城まで行きました。ええ、城の内堀沿いに車道が設定されていて、そのまま石垣沿いに桜満開の中を徐行していくというおいしさ。
その結果、駐車場に入るのに時間かかりましたけど、こんなん撮れました。

もう公園内は花見でごったがえしてましたけど、とにかく凄かったよ桜が。石垣の上を歩くともう桜、桜、桜で。

いやー、ホント偶然とはいえいいもん見せてもらいました。

で、こっから駐車場抜けるのに1時間近くかかって、そこから喜多方まてラーメン喰いに行って(ただ、入ったお店では普通の味でした。もっと下調べしようかな。ただ喜多方入った時点で2時だったし)、そこから宿に戻りました。

宿は前日と打って変わって客が多かったです。

で、この日は有栖川有栖『高原のフーダニット』読了。ってか、この旅行ではこの2冊しか読めなかった。