2016年9月18日富士通スタジアム川崎第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
IBM Big Blue IB 14 10 10 27 61
Bulls フットボールクラブ Bu 0 0 0 0 0
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 IB 3:40  #81栗原84Yard Run   #8小田倉Kick
1 IB 5:42  #4多川34Yard Run   #8小田倉Kick
1 Bu 11:08  #42畑木43Yard FG×    
2 IB 2:35  #8小田倉35Yard FG    
2 IB 5:09  #15鈴木23Yard Run   #8小田倉Kick
3 IB 0:55  #8小田倉40Yard FG    
3 IB 6:07  #4多川→#84小林31Yard Pass   #11佐藤Kick
4 IB 0:45  #4多川→#15鈴木10Yard Pass   #11佐藤Kick
4 IB 5:14  #15鈴木4Yard Run   #11佐藤Kick
4 IB 5:48  #1563Yard Punt.Ret   #11佐藤Kick
4 IB 10:34  #4多川→#88伊藤15Yard Pass   #11佐藤Kick×

すっごく口の悪い言い方をすれば、「IBMの虫干し」というべきか、普段は出番がないが能力の高い選手がズラズラゾロゾロ出てきた。
いわゆる1本目の選手は1Qくらいで上がってしまって、ルーキーの#28梶川をRB起用したり#15鈴木とタンデム起用したり、やはり新人#30竹村や、#86伊藤あたりを積極的に使ってきて、QBも#4多川によるハイテンポ攻撃で、息つく暇無く攻撃を繰り出した。

ところが、途中で攻撃が少し空回りする。これはだいたい最初にパス失敗するなどしてセカンドロングになった場合に目立つ、呼吸があってない感じの所に起因する。
結果としてそこを相手守備の薄さに対して個人能力で上回ってイニシャルタックルを外してしまえばなんとかなる、という展開に持ち込んだ事で打開した訳だが。
まだまだそういう意味では「仕上げが雑」な控え層なんだろう。

これは初微にも言えて、実際の所、獲得距離などはともかく、体感として「結構Bullsに進まれている」のである。だから、ひういっちゃあなんだけど、「点差ほど圧倒されていない」という、そういう感覚になるのだ。

これは同時にBullsの選手が、毎回主張しちゃっているけど、「基礎体力やサイズの差を、全員一致の諦めない気持ちで補って、届かない距離を縮めようと奮闘している」からなのであって、多くのチームはその姿勢を見習うべきなのである。

とはいえ、やっぱり独走許したりタックル外されたりという所は、もうちょっとなんとかして欲しいけどね。