現時点での順位予想(第3節終了時点)

順位 チーム 第1節 第2節 第3節 第4節 第5節 第6節 勝星数 S/S 直接
1 パナソニック アサヒ飲料 エレコム神戸 アズワン 富士通 ノジマ相模原 LIXIL 6 18  
○22 – 7● ○44 – 0● ○40 – 0● 18
2 オービック ノジマ相模原 明治安田 LIXIL アサヒ飲料 IBM エレコム神戸 6 15  
○14 – 13● ○54 – 7● ○27 – 13● 15
3 富士通 IBM アサヒビール オール三菱 パナソニック エレコム神戸 ノジマ相模原 5 21  
○29 – 24● ○20 – 7● ○40 – 0● × 15
4 LIXIL ブルザイズ ノジマ相模原 オービック IBM アズワン パナソニック 4 21  
○73 – 7● ○24 – 21● ●13 – 27○ × 9
5 IBM 富士通 Bulls アサヒビール LIXIL オービック アサヒ飲料 3 20  
●24 – 29○ ○61 – 0● ○34 – 27● × × 5
6 アサヒビール 警視庁 富士通 IBM ノジマ相模原 アサヒ飲料 東京ガス 3 17  
○34 – 0● ●7 – 20○ ●27 – 34○ × 7
7 ノジマ相模原 オービック LIXIL 東京ガス アサヒビール パナソニック 富士通 2 27  
●13 – 14○ ●21 – 24○ ○34 – 14● × × 6
8 エレコム神戸 サイドワインダーズ パナソニック アサヒ飲料 オール三菱 富士通 オービック 2 24  
○33 – 7● ●0 – 44○ ○13 – 10● × × × 2
9 アサヒ飲料 パナソニック 名古屋 エレコム神戸 オービック アサヒビール IBM 1 22  
●7 – 22○ ○35 – 0● ●10 – 13○ × × × 2
10 オール三菱 Bulls 警視庁 富士通 エレコム神戸 東京ガス 明治安田 5 17  
○52 – 7● ○9 – 3● ●0 – 40○ 12
11 アズワン 名古屋 サイドワインダーズ パナソニック 名古屋 LIXIL サイドワインダーズ 4 16  
○28 – 0● ○28 – 7● ●0 – 40○ × 6
12 東京ガス 明治安田 ブルザイズ ノジマ相模原 Bulls オール三菱 アサヒビール 3 14 明治1-0
○24 – 10● ○41 – 13● ●14 – 34○ × × 4
13 明治安田 東京ガス オービック ブルザイズ 警視庁 Bulls オール三菱 3 18 東ガ0-1
警視1-0
●10 – 24○ ●7 – 54○ ○24 – 6● × 4
14 警視庁 アサヒビール オール三菱 Bulls 明治安田 ブルザイズ 名古屋 3 14 明治0-1
●0 – 34○ ●3 – 9○ ○28 – 8● × 3
15 名古屋 アズワン アサヒ飲料 サイドワインダーズ アズワン サイドワインダーズ 警視庁 2 14  
●0 – 28○ ●0 – 35○ ○17 – 7● × × 2
16 Bulls オール三菱 IBM 警視庁 東京ガス 明治安田 ブルザイズ 1 17  
●7 – 52○ ●0 – 61○ ●8 – 28○ × × 0
17 サイドワインダーズ エレコム神戸 アズワン 名古屋 ブルザイズ 名古屋 アズワン 1 14  
●7 – 33○ ●7 – 28○ ●7 – 17○ × × 0
18 ブルザイズ LIXIL 東京ガス 明治安田 サイドワインダーズ 警視庁 Bulls 0 15  
●7 – 73○ ●13 – 41○ ●6 – 24○ × × × 0

S/S(シーズンストレングス) は上段が「対戦相手の総勝星」下段が「勝利相手の総勝星」。
意外だったのはBullsが警視庁に負けた事。ここの力量差はもうすこしBulls有利だと思っていただけに……。

2016年9月25日フロンティアサッカーフィールド(秋津サッカー場)第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
オービック・シーガルズ OS 0 17 10 0 27
LIXILディアーズ LD  0 6 0 7 13
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
2 LD 0:55  #14青木34Yard FG    
2 OS 6:07  #49星野42yard FG    
2 LD 7:40  #14青木37Yard FG    
2 OS 754  #18木下98Yard K.O.R   #49星野Kick
2 OS 11:45  #12畑→#86前田7Yard Pass   #49星野Kick
3 OS 0:15  #18木下 86Yard K.O.R   #49星野Kick
3 LD 1:38  #14青木47Yard FG×    
3 OS 6:05  #49星野37Yard FG    
3 OS 10:08  #49星野37Yard FG×(Block)    
4 LD 8:24  #9加藤→#2中川14Yard Pass   #14青木Kick

いい試合でした。はい、いい試合でした。でしたけど……なんとも奥歯に物が挟まったような展開、というか。
まず、そもそもの前提として。リクシルの攻撃は、どちらかと言うとシーガルズの守備に噛み合ってしまっていて、分が悪い。なのでこの試合、正直に言ってシーガルズの攻撃次第で35対17くらいかな、と思っていた。
ぶっちゃけ特典としては木下の2本のキックオフリターンの差、という事になってしまったので、シーガルズ攻撃がまだまだ、という事になる。

最初はディアーズがリターン。これをあっさり止めるシーガルズ。しかしこの返しのドライブで、ニューハイゼルのパスアタックが順調に出たと思ったら、敵陣26Yardで初めてパス失敗すると畑にスイッチし、畑がキーパープレーで進むと、給水タイムを挟んで菅原にスイッチこのパスが、強烈なラッシュを受けて弱くなったところ、レシーバーとの間に入ってカットしようとしていたディアーズの選手が ジャンピングキャッチ。
この返しと次のドライブはお互いにパント。
次のディアーズの攻撃の際に守備側のインターフェア(視線はボールに行っていたが、身体がレシーバーに体当たりしていた事や手がボールに関与せずレシーバーのフェイスマスク付近を叩いている事から、これはアウトでしょう)で前進すると、パス失敗の後ランプレー(2プレー目のの加藤のスクランブルでダウン更新)で前進を図り、ディアーズが先生のFGを決める。
この後のシーガルズの攻撃で、ニューハイゼルのパスがリズム良く決まりだ゜した所でロングパスを投げた所、守備がバスコースに入り込みINT。しかし次の加藤のパスをDLがはたいて塚田がINT。
ここからニューハイゼルが思ったように投げられず、なんとかダウン1回更新するもホールディングで下がってしまいFG。
次のキックオフがなんかあさっての方向に飛んでしまい、自陣43Yardからの攻撃となったディアーズは、ランパス織り交ぜて前進し、FG。
この拮抗した流れを木下のキックオフリターンTDで振り切ったシーガルズ。次のディアーズの攻撃でタイミングが合わずにはじかれたボールをインターセプトして自陣35Yardからの攻撃とし、ニューハイゼルのりパス中心に攻め込み、仕上げは畑のQBキープフェイクからのパスでTD。

で、後半1発目のリターンで木下がリターンTDしたところまでが、シーガルズ攻撃のハイライト。
返しのリターンで前田にシーガルズ陣25Yardまで行かれ(FG失敗)、返しのドライブも途中から畑のキープ(これが良く出たのは事実だが)で前進してFGを決めるがなんかモヤモヤ。
この返しのドライブでギャンブル失敗したディアーズに対して一気にロングパスで石人深くに攻め込むも、FGブロックで追加点取れず。
最終的には中川へのTDは取られたんだが、守り切ったシーガルズの勝ち。

ただし、気になったのは2点。

1つはシーガルズの組み立て。最近カレッジでははやりなのか、QBをコロコロ変えるの。どうも上手くいってない気がしてならない。まあ、これはいい。完成度が上がればいいんだから、さ。

2つめは、ディアーズの攻撃の手数だ。もともとディアーズの得意プレーに「ヒッチやバブルスクリーンを早いタイミングで多用する」というのがある。実はシーガルズのDEが早くて高くて腕が長いので、よくひっかかるのは事実だ。以前、カップの縁でBJがもぎ取った事があったと記憶している。
それを踏まえてなのか、それともシーガルズの守備が選択させない守り方をしたのか、あるいは故意にプレーを伏せたのかは不明なんだけど、そういう「広げるプレー」がほぼ無かったのが、非情にモヤモヤするのである。
……もしかして、プレーオフに向けて隠したのかな?