2022年11月6日横浜スタジアム第三試合

 

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 アサヒビール・シルバースター SS 10 
 胎内ディアーズ TD 0   7 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 SS 7:05  #11ロックレイ→#83林2Yard Pass   #2梅垣Kick
2 SS 3:59  #2梅垣35Yard FG×    
2 TD 8:18  #9加藤40Yard Run   #14青木Kick
4 SS 10:41  #2梅垣22YardFG    
  アサヒビール ディアーズ
1stDown(Run-Pass-Foul) 19(9-10-0) 10(2-7-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 37-119-0 18-60-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 27-17-1-254-1 19-12-1-100-0
Total(ATT-Yard) 64-373 37-160
反則(Att-Yard) 8-55 3-11
Punt(Att-Yard) 3-79 5-188
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 1-0-0 1-1-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-7-0 3-0-80-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 0-0
攻撃時間 31分40秒 16分20秒

第一試合と同様「この獲得距離・攻撃時間で、何でこの点差なの」という、競っていて良い試合の筈なのに、第一試合よりも塩っぱい試合になってしまっていた。

これを「要所を締めたディアーズ守備」と呼ぶのか「ちまちまもたもたしただけで各個人の能力が攻撃として反映されないシルバースター攻撃」と呼ぶかは自由だが、ま2:8位の割合だったなあというか。
いや辛辣に言うと「どっちもプレーオフ出ちゃ駄目なレベル」という感じ。

2022年11月6日横浜スタジアム第二試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 富士通フロンティアーズ FF 21 
 オービック・シーガルズ OS 12  18 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 OS 4:05  #12山﨑18Yard FG    
1 OS 6:40  Safty(パントのスナップがホームラン) 
1 OS 9:28  #29李1Yard Run   #12山﨑Kick
2 FF 1:03  #18高木→#85松井24Yard Pass   #5納所Kick
2 OS 5:08  #6スミス→#85ハフ25Yard Pass   #15小林Pass×
3 FF 7:15  #2ニクソン6yard Run   #18高木→#19小梶Pass
4 FF 3:15  #5納所28Yard FG    
4 FF 12:00  #5納所41Yard FG    
  富士通 オービック
1stDown(Run-Pass-Foul) 19(10-7-2) 12(6-5-1)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 38-123-1 21-106-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 19-12-0-132-1 20-14-2-154-1
Total(ATT-Yard) 57-255 41-260
反則(Att-Yard) 3-40 7-45
Punt(Att-Yard) 5-149 5-228
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 2-1-2 4-0-26
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 2-0-36-0 5-0-111-0
Fumble(Att-Lost) 1-1 1-0
攻撃時間 26分24秒 21分36秒

正直、最初の富士通攻撃の場面を見て「こりゃ勝てないわ」と思った。それほどまでにシーガルズ守備は完璧に仕上げてきた。2シリーズ目のパントスナップの乱れあたりはもう為す術なかったからなあ。あのまま続けば、というのは1Qの感想。
そしてシーガルズの凄かったのは「ハイプレス守備でQBグダグダ」から「とにかくハフで要所を仕留める」という方向に切り替えた事で、スミスへのプレッシャーが減った所である。
とにかく要所でハフが止まらないので、前半はドライブを継続されてしまう。
逆に富士通はもう「困ったときのニクソン様頼み」に突入する。だってランパス併せて29キャリーって、全プレーの半分越えてるんだからもう。
ところが後半からシーガルズの攻撃が止まり始める。これは最初のダウンのランプレーが下げられてしまい、3rdロングという判りやすい状況にしてしまった為だと思う。同時にそれは富士通の守備が狙い所を変えてきた事に起因する。

シーガルズの方は、逆にニクソン無双を止められなかった。エースターゲットの松井とセカンドターゲットの小梶はそれこそ「良く抑えた」と思うが、要所で柴田を止められなかったのが痛かったかな。

とにかく、前半の嫌になるほどの不安が後半に感じられなかったのは、オービックがまだなにか隠しているのか伸びしろか有るという事なのか。プレーオフが楽しみである。

2022年11月6日横浜スタジアム第一試合

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
 東京ガス・クリエイターズ TC 17 
 エレコム神戸ファイニーズ EF 19 
Q TEAM TIME  PLAY  TFP
1 EF 1:52  #16谷川35Yard FG    
1 TC 4:46  #17高橋45Yard FG    
1 EF 8:12  #16谷川48Yard FG    
2 EF 11:36  #16谷川36Yard FG×    
3 EF 6:30  #81内田6Yard Run   #16谷川Kick
3 TC 6:51  #31富田92Yard K.O.R   #17高橋Kick
4 EF 4:59  #5ピンデル→#1フィリップス13Yard Pass   #16谷川Kick×
4 TC 7:18  #17高橋53Yard FG×    
4 TC 11:53  #18若林→#80ノア2Yard Pass   #17高橋Kick
  東京ガス エレコム神戸
1stDown(Run-Pass-Foul) 9(3-4-2) 18(6-12-0)
ラン攻撃(ATT-Yard-TD) 15-50-0 36-183-1
パス攻撃(ATT-Comp-INT-Yard-TD) 22-12-3-85-1 29-18-2-242-1
Total(ATT-Yard) 37-135 65-425
反則(Att-Yard) 5-30 9-59
Punt(Att-Yard) 2-79 1-23
PuntRet(Att-FC-Yarrd) 0-0-0 2-0-0
KickOff(RetAtt-FC-RetYard-TD) 5-1-186-0 3-0-79-0
Fumble(Att-Lost) 0-0 1-0
攻撃時間 17分41秒 30分19秒

このスタッツでこの点差……をどう解釈するかという、その一点にかかっちゃった試合。
そもそもがこの試合の時点でエレコム神戸は20点差以上付けて勝ち、オービックが16点差以上で負けた場合に2位(初戦は大阪)だったし、東京ガスは買って久留米の試合が福岡が6点差以内で勝てばトーナメント出場、だった訳なんだけど。

結果から言うと「ロングドライブしてFG失敗・インセプ・ギャンブル失敗」と詰めの甘さを発揮してしまったエレコム神戸の「負けに等しい勝ち」だった訳で。
逆に3回もインターセプト喰らってこの点差で収めた東京ガスの粘り腰守備に感嘆すべきなのだろうが……キックオフリターンTD無ければどうなっていたか。
結果から言うと走らせて貰えなかった東京ガス攻撃の問題点が露呈したという事で、次がオール三菱戦というは正直言って厳しいかな、という印象。
またエレコム神戸は次節がIBMという事で、少しでも詰めが甘いと大差になるので恐ろしいというか何というか。どこまで締められるかな、という感じ。

追記:オンサイドキックの際のキッキングチームのオフサイドが、最初「蹴り直し」とアナウンスされて訂正された件。私勘違いしてました。
キックオフのボールが蹴られる前の反則の場合、攻撃側のプレー前の反則で、相手チームの選択権がないと思ってましたが、実際は「キックオフのフリーボールの場合、キッキングチームは守備側と同じ扱い」で、デッド後にリターンチームに選択権がありました。